小室哲哉逮捕(書き直し)

*諸事情により、本記事の一部を削除いたしました(2009/2/26)


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昨日編集中に書きかけをうっかりアップしてしまいました(手違い)
今日ブログを見たら、アップされていて驚きました
続きを含めて再アップします
(追記:11/8・11に少し追記しました)


大々的な報道がありましたから、
ここにいらした方は今回何があったかはもうお分かりと思いますが、
小室哲哉さんとトライバルキックス社の社長平根昭彦・監査役木村隆が逮捕されました


今更事件の概要を繰り返すことはしませんが、
まず倫理的な問題は措いて、
最初に私の気持ちを書いておくと、
非常に残念な気持ちでいっぱいです


テレビの報道を信用すれば、現状でも5~10年の懲役刑は免れず、
余罪が出ればさらに長引く可能性もあるようです
地検も確証を持って動いているようですから、無罪はないでしょうし、
小室先生(今回だけはこの呼び方を使わせてください)はもう観念しているようですから、
裁判で控訴するつもりも多分ないでしょう
来年くらいに判決が出て、出所は2014~19年頃となるでしょうか
仮に借金の整理は出来てきれいな状態で出所できても、
懲役年数によっては先生の音楽活動は事実上終わりという可能性もあります


なぜこのようなことになってしまったのか…
先生が悪事に手を染めてしまったこと、償わなければいけないことはそれとして、
そこにいたる過程については、ワイドショーや新聞などで繰り返し触れられていますが、
情報が断片的で、通時的な流れは分かりづらいです
そこでそれを推定してみるため、年表を作ってみました

・1996/12 ルパート・マードックのNews Corporationとともに、台湾にTK NEWSを設立、アジア進出を目指す
・1998/1  TK NEWSを発展させ、Rojam Entertainmentを設立
・2001/5  香港のベンチャー市場GEMに上場 直後に株価暴落
・2001/9  著作権を担保に富士銀行から10億円の融資
・2002/3  asamiと離婚 巨額の養育費・慰謝料の支払いを契約(支払額7億8000万)
・2004/5  Rojam株を全部売却して会長辞任 損失は70億という
・2004/6  トライバルキックス社設立、大分トリニータとスポンサー契約
・2004/8  asamiの家賃支払いストップ
・2005/1  asami、家賃など未払いを理由に、著作権使用料一部差し押さえが東京地裁に認められる
・2005/7  これ以前に海外の別荘や車を処分(車は5月以前)
・2005/9  asami未払いの件を公表、トリニータスポンサー料未払いも発覚
・2006/3  A.Cホールディングスより3億円を受領
・2006/7  トライバルキックスの木村隆の紹介で、小室と投資家Sが知り合う
・2006/8  A・Cホールディングスの借金返済のため、806曲の著作権を10億で売却することを投資家Sに持ちかけ5億円を詐取 この頃TKトラックス・トライバルキックス社に、300曲近くの著作権を譲渡し、文化庁に登録
・2006/9  TKCOM(代表取締役:小室哲哉)が、Sheen KidZと販売代理店契約、契約金20万ドル中14万ドル未払い
・2007/8  イーミュージックと原盤権契約
・2007/9  小室のマネージメント会社Empire Play Musicと、原版権契約(二重契約)
・2007/10 投資家Sを名誉毀損で大阪地検に告訴、5億円返済義務ないことを確認の上、名誉毀損として1億円を要求
・2008/2  投資家Sが小室を反訴、また小室の住民税滞納(4000万)により、港区が著作権使用料を差し押さえ
・2008/7  9/30までに小室から6億円を支払うよう、大阪地裁から和解調停案(実際の支払額は600万)
・2008/8  イーミュージックと契約解除
・2008/10 小室、投資家Sによって大阪地検に刑事告訴される
・2008/11/4  小室哲哉逮捕


先生転落のきっかけとしてはRojamの失敗がやはり大きいのでしょうが、
Rojamへの出資に当たって借金を負ったのかどうかは、
現状でははっきり分からないです
Rojam上場の数ヵ月後に著作権を担保に富士銀行から融資を受けているのは
くさいっちゃくさいんですが、現状でこれに関する問題は報道されていません
ただ少なくとも、資産を減らす原因にはなったはずです


また香港でのRojam上場という冒険を行なった頃には、
先生の周りに妙な人脈が形成されているという情報は、
業界に広まっていたようです
2001年5月に吉本に移籍する時、
吉本は先生にその点を確認したとも言われています


先生の財政難が明るみに出るのは2004年です
一つはRojam株の売却、一つはasamiへの養育費・慰謝料支払いの停止です
その背景には収入の減少もあったに違いありません
納税額を見ると、先生の収入は2003年に1/3程度に激減しています
脱税などしていなければ、年収は1~2億程度になっていたはずです
長者番付が廃止された2005年以降は分かりませんが、
仕事量を見るに、2005~07年が2004年よりも高収入だったとは思われません

1997年  11億7342万
1998年  アメリカで納税
1999年  アメリカで納税
2000年  アメリカで納税
2001年  1億8393万
2002年  2億4020万
2003年  7575万
2004年  5537万


この状態は2004年の間には解決し切れず、
2005年にはasamiによる著作権使用料の差し押さえという、
致命的な事態に至ることになりました
asamiは先生の著作権使用料の内、毎年1億円分を受け取る権利を得ます


もちろん著作権使用料で取られるのは一定額ですが、
収入源まで奪われてしまったことで、
ジリ貧状態になることは目に見えています
後のことになりますが、
2008年には住民税未払い分4000万円のカタとして、
港区にも著作権使用料が差し押さえられますし、
いつかは分かりませんが、
TKトラックスへの借金返済にも5000万円分が充当されたようです
つまり1~2億といわれる印税収入は、
現状ではすでに先生の手元にはほとんど入らない状態になっていました


2003年の段階になると、先生の収入になる活動は、
単発の吉本芸人プロデュースを除けば、
globeだけだったはずです
いや、後述するavexへの借金の存在を考えれば、
globeの収益は先生には支払われなかった可能性もあるでしょう
KCOソロをavexではなくユニバーサルミュージックから発売したのは、
そのためかもしれません
DJTKもありましたが、まとまった収入にはならなかったでしょう


asamiに著作権を差し押さえられた2005年には、
海外の別荘や車を処分しています
先生は資産を処分しながら急場をしのいで行かざるを得なくなったのでしょう
2億5000万円のベンツは8000万円で叩き売りされたといいます
しかしこんな方法で確保できる資金は限界があります
しかもこの期に及んでも生活水準を下げられなかったことは、
報道されている通りです


先生がおかしくなっていることは、
2004~06年頃には指摘されていましたが、
経済的に追い詰められていくなかで、
半ば引きこもり状態になっていったのでしょう
2004~05年頃にすべてを受け止めて、
根本的にやり直す方向で考え直していたら、
まだ間に合ったのではないかと思うのですが…
今思うと、丸山さんがmf247でDJTKの配信をやらせたのは、
チャンスをくれたんだろうなぁ…って思います
その気持ちは全部無駄になってしまいましたが


そして2006年を迎えます
この時点で先生は、asamiへの慰謝料・養育費未払い分の他、
avexより受け取ったプロデュース料未返済分6億9000万円、
銀行より借り入れた5億円、消費者金融から借りた8000万円、
などを抱えていました
先生はこの頃に「抜本的な再スタート」を宣言する所信表明を債権者にしたといいます
覆面DJ"DJTK"の活動を開始するのも、その一貫だったのかもしれません


しかし泥沼状態の解消を願っても、
生活費の節約や財産の整理という方向には必ずしも向かわなかったようです
ビジネスパートナーとの縁切りも決意したといいますが、
その結果生まれた人脈も、やはり悪質なものでした
いつ破滅するか分からない先生には、
すでにハゲタカ・山師のような輩以外は寄って来なくなっていたのかもしれません


2006年3月、A.Cホールディングス社から3億円の融資を受けましたが、
月5%、年間6割という、法廷金利を上回る利子を設定されました
ここは以前は南野建設と名乗っていました
株価操縦でその業界で知られた企業で、
2007年には西田晴夫が金融商品取引法違反罪で逮捕されています
ここの事実上のトップ河野博晶は、その世界では知られた人のようです
なおこの頃リリースされたglobeの「maniac」「new deal」のライナーにある、
「Special Thanks To Mr.&Mrs.Kawano」は河野夫妻の可能性が高そうです


おそらく相手が相手だけに、ここへの返済はかなり切迫した問題だったのでしょう
A.Cホールディングスへの返済時期直前になって、
報道の通り先生は著作権譲渡を持ちかけ、
18億円を10億円に値切った上で、自称国際投資家のSから前払い分5億円を詐取するわけです
しかし実際には著作権は先生は管理しておらず、譲渡は行なわれませんでした
そこでSは、先生関係の各所に電話して、5億円の返還を要求します
支払い義務の存在しないKCOの実家にもたびたび借金取立ての電話をかけていました
一年近く前というから、2007年の秋頃でしょう
先生側も右翼とのつながりをほのめかしてSを脅迫したそうですが、
おそらくS側の取立てもそれに類するものだったため、対抗措置だったのでしょう
(ただしこの点は擁護する気はありません)


おそらく先生は2004~05年、一般の融資先からは金を借り尽くししてしまい、
さらに借金を返す宛てもなく、
危険を覚悟でこれらのところに手を出したということだと思います
結局これが最終的な破滅の原因だったわけですが、
正直言って、この段階に至った時点で、破滅は時間の問題だったでしょう
典型的な自転車操業のパターンで、
ここまでくればいついくらという違いこそあれ、
借金をかかえて破滅することは免れなかったはずです


その意味で、少なくとも自分やKCOの体が無事のままで逮捕されたのは、
まだ良かったのかもしれません
先生は最後まで逃げ切れたはずと本気で思っていたのかもしれませんが、
時間が経てば経つだけ負債も大きくなりますから…


以上の流れを見るに、
先生の罪状は言い逃れできないでしょうし、
また音楽しか能がないとは言っても、
やはり自分の身から出たサビである以上、
大人として責任を取るべきだろうとは思います
そして、この点については、
先生もすでに覚悟しているものと信じています


しかしその上でなお確認したいのは、
どうも先生にとって最後のとどめになったこの事件、
不可解な点が散見することです
これについては2ちゃんねるをはじめすでに各所で論じられており、
特に2ちゃんねるのひろゆき氏もほのめかしています
そこらへんの調査結果を参照して、確認してみましょう


―諸事情により削除―

*あれ?こんなところに昔の魚拓が? 困りましたねえ…


またトライバルキックスの平根社長も、かなり怪しい人物だったようで、
以前も債務の踏み倒しなどをやっていたそうです
これについては、「NEO女子プロレス社長のブログ」をご参照下さい
少なくともトライバルキックス社の幹部は、かなり裏がありそうな気がします


他にも最後に先生の周りにいた人を見ると、
2007/8~2008/8に先生が所属したイーミュージックも怪しく、
宗教法人平和寺と代表・住所・FAXが同じです
商号 : イーミュージック
本店 : 東京都港区芝4-4-20グーゴルプレックス・ミレニアムビル7F
資本金 : 21,350円
代表取締役 : 川村 弘敏
決算期 : 8月
TEL : 03-5765-7757
FAX : 03-5765-0530
URL : http://emusic.co.jp/

http://emusic.co.jp/profile.php?PHPSESSID=9609f5119bcf2760d9476affce6c4c6ewebsite画像(2008/11/6)


平和寺本山
本山  静岡県伊豆市大平柿木1008番地37
東京事務所 東京都港区芝四丁目4-20グーゴルプレックス・ミレニアムビル7F
TEL:050-6860-5350
FAX:03-5765-0530
役員
 代表役員:川村 弘敏
 住職 東光院 智應

http://www.heiwaji.jp/gaiyou.htmlwebsite画像(2008/11/6)


またこちらは先生に金を取られた方ですが(1億6千万投資)
イーミュージック取締役の和田百合は、
灑羅(selaと読むらしい)の名前で、
カルトっぽい占い師もやっている人です
「Sela World」のサイトからプロフィールを引用しておきます
 法 名   灑羅 sela
 本 名   和 田 百 合
 職 業   Future Manager &  魔女(笑) & 会社役員
 略 歴   1967年5月 生まれ
 1988年3月 国立 工業高専 卒業
 以後、28歳まで人工衛星中継器や航空無線等の設計開発に携わる
 ハード系エンジニアとして生きる。
 27歳で人生初のオカルト体験(^^;
 自分の持って生まれた才能に気付くも、利用する手段を知らず
 以後、自分探しと才能を活用するための道探し。

 1998年2月 サイト「Sela World(旧名称:太陽と月の挟間)」スタート
 1999年3月 天台證門宗 修験道にて法名(灑羅)を頂く。
 2001年6月 お嬢誕生
 2003年4月 占いの教室をスタート 

 様々な紆余曲折と出会いを通して
 2006年9月 株式会社SVT 取締役 就任 
 2007年7月 株式会社イーミュージック 取締役 就任(兼任)
 2008年春 灑羅としての新たな活動を開始

 きっかけ   人生でのターニング・ポイントは2つ。
 27歳で始めて経験したオカルトの体験。
 そこからが今の自分を作り上げた原点の一つ。
 師と呼べる人もなく、様々な本と自分の中にあった”記録”を
 照合しながら手探りでの自分探し。
 そして見つけた自分のスタイルとスタンス。
 一般的な魔女の概念とは異なりますが、それが一番合う呼び方かと。
 第2のターニングポイントは33歳
 「人は”成功者”の言葉しか聞かない」と示唆された時。
 その時から「成功哲学」を含めた学びと実践(?)を開始。
 結果は今現在、私のおかれているポジションということで。

 そして今年は第3のターニングポイント。
 自分の中にあった記録と四柱推命の学びを通じて
 新しい転機として待っていた年。
 大いなる期待を込めて、これからの人生を楽しみに。


またイーミュージック関係者としてテレビでインタビューに答えていたゴッドプロデューサーKAZUKI(岡村博行)ですが、
ブログで先生にかこつけた自分の宣伝を書いています
11/5の記事より

みなさん。天の声を聞きに来てくれて感謝するぜ!
各テレビ局、新聞、雑誌などのマスコミ取材でコメントしているが、
オレの言った事が抜粋されるので、ブログで言う。
小室を復活させたい一心で、
オレの作ったキャラクター「MARS BABY」を
世界的に有名なレイ・パーカーJr.(ゴーストバスターズを歌ったアーティスト)と
オレがプロデュースするSIZUKUをフューチャリングさせる企画で、
編曲を小室に依頼し、
復活を試みたが、実現しなかった。
小室本人は「素晴らしい企画なので、是非やりたい。」
と言ってたのに、残念だ!


この記事の内容はどうでも良いですが、47NEWSによると、
この人は2004年に作家の竹内義和を脅迫したことで逮捕されており、
やはり裏を感じさせる人物です
竹内義和さんに脅迫電話 大阪府警、タレント逮捕
 関西を中心に活動する出版プロデューサーで作家の竹内義和さん(48)=大阪市城東区=に脅迫電話をかけたとして、
大阪府警浪速署は25日、脅迫容疑で兵庫県西宮市神垣町、タレント「KAZUKI」こと岡村博行容疑者(37)を逮捕した。
容疑を認めているという。  同署は仕事や、事務所の貸し借りで竹内さんが協力を拒んだことを逆恨みしたとみて、動機を追及している。  
調べでは、岡村容疑者は2003年10月上旬から今年1月上旬にかけ、竹内さんに「詐欺師か」「おまえなんて一握りやぞ。うそつき」「おまえの家にいつでも行ったるぞ」などと電話をかけ続けた疑い。
 竹内さんは「ナニワ金融道」で知られる故青木雄二さんの著作をプロデュースしたほか「大映テレビの研究」などの著書がある。朝日放送(大阪市)のラジオ番組で、タレントの北野誠さんと一緒にパーソナリティーも務めている。


こうしてみると、末期の先生の周りには、
魑魅魍魎のような輩しか残っていなかったと言って良いです
吉本から離れた時点で、先生はすでに四面楚歌だったといわざるを得ません
まともな協力者は、mf247に誘ってくれた丸山茂雄さんくらいだったのではないでしょうか
スタッフについても、DJTKプロモーションの様子を見れば、
その質の低さは明らかでしたが、
まっとうな人脈はすでに絶たれていたのかもしれません


ただ先生が2007年に吉本から離れたのは、
「いろんな投資家たちと知り合いになった」ために自ら申し出たことだったといいます
いうなれば、自分から墓穴にもぐりこんでいったというところでしょうか
今世紀、先生は新しい可能性を追求するたびに、
どんどん悪い方に向かっていっている印象です
こうなってしまったのは先生自身の人の見る目のなさも大きいのでしょうが…


ただし先生はこうして設立したイーミュージックやEmpire Play Musicの関係者から、
しきりに金の無心を繰り返したといいます
彼らは先生が真に再生するための協力者としてはまったく無価値な存在でしたが、
先生からすればある意味で「利用価値」のある存在だったのかもしれません
もちろんこんなのは多重債務者の末期状態であり、
転倒後の傷を深くするだけの愚行です


ともかく2006年、A.Cホールディングスと関わった時点で、
先生の破滅はもう時間の問題で、
あとはその破滅を伸ばし伸ばしにするだけの二年間だったと言えます
手帳・印鑑の管理すら自分でやっていなかった先生だけに、
個人的に今回の詐欺行為や著作権の二重登録が先生の発想とは思えず、
(文化庁に登録するという発想なんて、専門家以外浮かびっこないでしょうし)
少なくとも何らかの手引きをする者がいたんではないか?と邪推してしまいます


しかしそれでも今回の件は、明らかに先生の責任です
財産管理を人任せにした結果だったとしても、
それを監督できなかった責は、一成人である以上先生が負うべきです
しかしそれにしても、
まさかこんなことになるのを望んでいたわけではなかったはずで…
金策に追われて追い詰められていく先生なんて、
一番見たくないものでした


今思うと、20周年の、
「Screen of Life」「Presence」「Green Days」の先生の歌詞、
いかにも疲弊している感じが出ていました
それでもなんとかがんばりたいという意志も書いていましたが…
「Screen of Life」の歌詞を挙げておきます
あなたはこの国の戦士 どれだけ戦いを強いられて
そして生きがいを見つけ糧として 愛すべき人をやっと思い出し
手遅れな人は山積みに スクラップのようにこの国の
土地のために埋め立ての材料に されてゆく様を見てますよね?
目覚めてるんでしょう? 動かないのですか?
明日からでもいいんです 今日からじゃなくてもいいんです。
大人になればなるほど よぎることいくつもの顔が
よぎることのいくつもの顔が 浮かぶんでしょう?


そして最近は過去をふり返ることが多くなりましたが、
追い詰められる中で昔の幸せだった時代を懐かしんでいたのかもしれません
「SPEEDWAY」の作品の歌詞は、「Red Carpet」など過去への憧憬が見て取れます
それにも関わらずがんばりたいという気持ちを歌ったのが「Action」だったのでしょうが、
一方で当時の自分に対するふがいなさを自悔する気持ちを、
もっとも直接に表していたのは「Pride in the Wind」だったと思います
こらえきれずに涙する どこかあなたに知ってほしい
いつの間にか甘える術 身にしみついている自分が悔しい
名も知れずそっと息をして 若者をうらやむ気さえ失せて
名前をそっと呼んでみる かすかに届かない声で
pride in the wind 誰もが思う 真っ暗な希望なき明日
pride in the wind 誰もが願う まっすぐなあなたとの明日
凍える方が様になる どこかあなたと触れ合える
雪よ!どうせなら降りつもれ すべて真っ白に染めて欲しい
何度繰り返し遠回り なぜか導かれていった
そろそろ迷路訪ねても 誰も考えてはくれない
pride in the wind 誇りさえもてない 真っ暗な希望なき明日
pride in the wind 誰もが願う 風と共に消える過去


今後どのような判決が出るのかは分かりませんが、
しっかりと務めを果たして、我々の前に帰ってきて欲しいです
もしも音楽を続けてくれるのならば、その時まで待ちますし、
もう疲れたのならば、引退しても良いと思います
ただ借金とともに変な人脈との付き合いは清算して、
安らかな老後を過ごして欲しいです


ちなみにこの事件を受けて、関係者の方々のコメントも出ています
やはりTM NETWORK期の付き合いは深かったんだと思います
特にコメントなどはしませんが、以下をご参照下さい
(はじめ全部引用していたんですが、まずいと思ったので消しました)

・木根尚登(11/4・抜粋) →Oricon Style
・宇都宮隆(11/4) →magneticaサイト
・立岡正樹(11/4) →magneticaサイト
・小室みつ子(11/4) →miccos.com
・久保こーじ(11/4) →Buzz League
・西村麻聡(11/5) →Masatoshi Nishimura Blog
・阿部薫(11/4・6) →振り向けばトコヒョツ!11/411/6
・葛城哲哉(11/4) →葛城哲哉の公式ブログ
・原田大三郎(11/5) →d-site
・DJ dragon(11/4) →DJドラゴンBLACK JAXXブログ!
・KEIKO・Marc Panther(11/5・抜粋) →毎日jp


今後の先生絡みのリリース予定として、
globeの「Get Wild」「Self Control」、ソロ曲iTunes配信、
TM NETWORK「The Singles 2」があったわけですが、
これらはすべて発売中止です
「The Singles 2」は残念でしたね…
「The Singles 1」のライブ音源が、
TM NETWORKとしての最後の音源発表ということになりました


avexは、globeの全音源の配信も停止しました
今後どのようになるかは分かりませんが、
最悪の場合、先生・TM関係の作品が廃盤・配信停止になる可能性もあります
いずれ買うかもしれないけれどまだ持っていないという商品がある場合、
今のうちに入手しておくことをお勧めします
特に配信のみの音源は、配信が停止されたら中古CDの入手という手段も困難ですので…


ちなみにiTunes限定配信の「Far Eastern Wind」シリーズは、
11/5~6にはエレクトロニック部門で1~4位を独占し、
アルバム全体でも2~5位でした
トップアルバム100

1. ASKA SYMPHONIC CONCERT TOUR 2008 “SCENE"at The Bay(Singapore) - ASKA
2. Far Eastern Wind - Autumn - 小室哲哉
3. Far Eastern Wind - Summer - 小室哲哉
4. Far Eastern Wind - Winter - 小室哲哉
5. Far Eastern Wind - Spring - 小室哲哉



さて、このブログはTM NETWORKの歴史をふり返るということで始めました
これは2004年で活動は終わりと判断したため、
それまでの20年間の歴史を見ていこうということでした
かつて栄光を極めたTM NETWORKの歴史を、
文字の上だけでも記録しておきたいということでした


2007年には予想外の復活があり、
25周年に向けての期待も高まりましたが、
TM NETWORKの歴史は2008.11.4を以って、
ひとまずの区切りを迎えたと言って良いでしょう
4.21、5.19、6.24と、TMの記念日的な日はいくつかありましたが、
11.4も、今後TMの歴史を語る上で、忘れられない日になると思います


今回の事件によって、このブログの当面の着陸目標は決まりました
2008.11.4です
現在は1989年まで書いていますから、あと19年ですね
今後テレビやラジオなどでTM NETWORKが封印される可能性もありますから、
その意味でこのブログはなんとしてでも書き上げようと思います
(そんなたいそうなものでもないですけど)


そしてもしも先生が音楽活動を再開する時、
参照すべきアーカイブ的なブログになればと思います
またその時には、
是非とも2009年以後の歴史も書き継いで行くつもりです


もちろん今回の犯罪は、それとして裁かれるべきですが、
今までの音楽の価値がそのことによって落されるべきではありません
音楽の価値は音楽そのものから判断されるべきです
本ブログでは、可能な限り客観的な視点から書くことを心がけたいと思います


みなさんを心配させるといけないので、
今後の予定を書いておきます
目下1980年代記事の再確認作業中で、
新記事アップは中断していますが、
現在のペースで行くと、この作業は12月中に終わるはずです


その後で1990年代記事に入りますが、
実は1月中旬から3月まで海外出張があります
可能ならばその間も更新したいのですが、
速報程度ならばともかく、新記事掲載は難しいかもしれません
なので、1月中旬の次は4月から再開ということになるかもしれないということで、
よろしくご了承下さい


ちなみに1月中旬までは記事の更新を続けると思いますが、
更新範囲は多分1990年前半の小室ソロ期だけと思います
TM NETWORK→TMNの活動は、春からということになります
大変時間が掛かってもうしわけございません


以上、長くなりましたが、本記事は終わりにしたいと思います
来週からはまた過去記事の更新を続けますので、よろしくお願いします


Dragon The Festival Tourの小室先生(1985/10、26歳)

この記事へのコメント

M
2008年11月06日 09:04
こんにちは。僕も本当に残念な気持ちでいっぱいです。
こういった形で終止を打つことになるとは・・・考えられなかったです。色々なサイトを見たりすると「待ちます」とかの意見が多いのですが青い惑星の愚か者さんは
どうされますか?歴史を振り返るという趣旨ですとこのまま(もちろん青い惑星の愚か者さんの体調も考えてですが)続けていただいたとしても良いのではないかなとも思います。というのは、最後の記事というか結末がもう分かってますから。つまりは「小室逮捕」となるわけですね。そこに向かって書くことは容易です。ただ精神面では辛い・・・のではと思います。もちろんどうされるのかはご自由です。まだどうされるのか分からないうちからこういう話をしてごめんなさい。僕としてはまだまだ読みたい時代の記事や意見が読みたいです。
ただ、そのためにはひとつ。青い惑星の愚か者さんのことが心配です。大丈夫でしょうか?またお元気になりましたら更新(されるかどうか分かりませんけども)楽しみにしています。元気を出して、とは無責任に言えませんがどうかどうぞ気を落とさずに・・・。ごめんなさい。
NUTROCKER
2008年11月06日 10:36
どの様なコメントを出されるかと11/4以来毎日ブログを覗きに来ていました。冷静な文章の行間から悲しいお気
持ちが伝わって来る気がしました。私は出戻りFANKSですが、特に最近小室さんについてかなりしつこく情報収集しておりました。最近の小室さんの様子があまりにも変なので動向が気になって仕方がなかったからです。でもまさかここまで酷い状態だったとは・・。
TM時代の小室さんは、優しく穏やかな人というイメージで人を騙したりする様な人には全く見えなかったし、
90年代のバブリーな小室さんを苦々しく見てはいても、根はきっと昔のままなんだろうなと思っていました。
今の小室さんの本質を私がわかるはずもありませんが、お金の事が原因で昔の彼ならやらなかったような事をや
らざるを得なくなったり、その事で精神的にも歪みが出ていたのかなと想像しています。原因や経緯はともかく
彼がここまで落ちた、いうのはどうしようもない事実で、日が経つにつれ悲しみが深くなります。好きだった
TMの曲を聴いていると泣けてきます。青い惑星の愚か者様が今後どの様な事を書いてゆかれるか気になります。
GAUZE
2008年11月06日 13:57
今回の事件の報道をTVであまり見ないようにしているのですが、ここのブログである程度のいきさつが分かりました。青い惑星の愚か者さんが辛さを堪えて冷静に時系列の整理と分析をしていただいた事に大変感謝しております。今回の事は本当に残念ですし、これからの世間の風当たりは相当キツいものになることでしょう。でも僕はTMのファンを辞めるつもりは毛頭ありませんし、TMの復活が何年先になっても待ち続けます。"FOOL ON THE PLANET"の歌詞のように、たとえ愚か者と言われても・・・。青い惑星の愚か者さんの心中や体調を察すると無理にとは言えませんが、できればこのブログを続けてほしいです。もちろん気持ちが落ち着いたらでもかまいません。ゆっくりでもいいですから更新を続けていただけたらと思います。辛口ながらも愛情あふれる記事を期待しています。

P.S.
僕が手伝ってるレコード店のTMコーナーはもちろん継続します。気が向いたらでいいので遊びに来てください。いつでもお待ちしております。
蒼い惑星の愚か者
2008年11月07日 02:33
書きかけでうっかりアップしてしまった記事にコメントが(笑

>Mさん
ご心配ありがとうございます
本文で書きましたが、今後もコンスタントに書き続けようと思います
結末が悲しいですけどね…

>NUTROCKERさん
TM時代の小室さんを知っていると、やはりどこかで信じたくなりますよね
ただ色々と事件について想像はできるし、擁護もしたい気持ちもありますが、あまり感情的に妄想を書き散らすのもどうかと思い、自分としては最低限の事実関係の確認をしておこうと、今回の記事になりました
ともかくも正しい事実関係が知りたいところですね…

>GAUZEさん
先の記事は書きかけの未整理状態だったので、改めてご拝読いただければと思います
もちろん私もファンは続けていきます
小室さんが罪を犯しても、曲の価値は不変ですし、小室さんの楽曲で楽しんできたことまで否定しようとは思いません
M
2008年11月07日 07:28
こんにちは。どうかこれからも頑張ってくださいね。
ぺら
2008年11月07日 15:53
今年の夏くらいに深夜テレビで七日間戦争をみてから個人的リバイバルがきまして、こちらのサイトも発見し、大変重宝しておりました。
この事件を最初に聞いたときにした行動は、中古CD探しでした。
小学生当時、兄のメタルテープ(笑)でリズムレッドをよく聞きました。で、うらやましくなった私は小遣いはたいてEXPOを買うわけです。当時の記憶が懐かしく思い出され、2枚あわせて確保しました。
小室ファミリーの台頭と時期を前後して興味は洋楽へ移りました。その時出会ったクリムゾンなどのプログレにすんなり入っていけたのは幼少期に小室氏の「教育」を受けていたからだとあとから気づくのです。
事件は事件として、公正に審理されるべきですが、彼の復帰を待望するものがここにもいます。
蒼い惑星の愚か者さんのサイトは私のような出戻り、もしくは新規ファンの助けになるものです。ち密な情報収集には頭が下がります。
私に出来るのは旧譜を中古やレンタルで収集することくらいで、小室さんの助けになるものではありませんがただ信じて待つだけです。管理人さんも頑張って下さい。
NAX
2008年11月07日 20:33
今回の小室さんの事件は大変ショックでした。



かなり精神的に参りましたがウツ、木根さん、みっこさん、葛G、べーやん、KEIKO、マーク、まっとしさんのコメントには本当に救われました!



事件の背景に闇社会のどす黒い匂いを感じととっています!




あとイーミュージックもかなり怪しい連中とは今回の一件で露見したのは驚きました!




とにかく罪は罪です!



司法の裁きがいずれ下されると思いますが小室さんの楽曲には偽りはないです!




僕もTM NETWORKファンである事を誇りに思います。
g2m
2008年11月08日 00:02
今回の事件は本当に驚きでした

青い惑星の愚か者氏がどんなコメントをアップするか気になっていましたが
ご指摘の通り怪しい匂いがぷんぷんしますねww

でも、ワイドショーはここまで突っ込んだ報道はしないでしょうね

もちろん、てっちゃん自身に非が無いとは思いません
あれだけ派手な生活をしていて生活レベルを下げる事などできないでしょうし
金の亡者達がてっちゃんの財産を奪ったと同時に、てっちゃん自身も散財をしたんでしょうね
一社会人として反省をして罪を償って欲しいと願っています

木根氏、宇都宮氏を始めTMファミリーの皆さんのコメントも素晴らしいと思いました
久しぶりに立岡氏の名前を拝見しましたよww
てっちゃん!!たくさんの仲間やfanksが待ってますよ

2008年11月4日がブログの終着点では無く
いつか来る20XX年XX月XX日TM復活の日を終着点にして頂きたい

これからも読み応えのあるブログ楽しみにしています

そしてTM復活の日を共に待ち続けましょ♪
告訴は安易な行動だった。
2008年11月08日 01:50
公判過程でとんでもない結末が起きると思う。社会正義の実現が検察の任務であるなら面子等にこだわらず再度事件の真相を洗いなおしてもらいたい。被害者で告訴人である人物はことさらに自分を被害者にし同情を乞い地検までも操っているそう言う一面を持つ人物だ。この告訴人の過去の経緯やしていることから小室は、間違いなくはめられたと思う。真相はそんな簡単な詐欺事件じゃない。真の被害者は小室であろう。
tomi
2008年11月08日 02:43
はじめまして、
青い惑星の愚か者さんの詳細な内容でやっと詳細がわかりました。
メディアはてっちゃんばかり叩いていて、早く真実が分かることを願います。
そしててっちゃんには罪を償い戻ってきてくれる事を待ちます。
私は、ずっとfanksでありつづけます。
でも、周りやファンの期待や応援が逆にてっちゃんを追い詰めたのかも知れません。
そう考えると、心安らかな余生を送って欲しいとも思いました。
蒼い惑星の愚か者
2008年11月08日 04:06
>べらさん
今年の夏に復帰したなんて…タイミング悪いですね(泣)
私もプログレを知ったのは、やっぱり先生経由でした
これから一緒に事件のなりゆきと先生の今後を見守っていきましょうね

>NAXさん
楽曲には偽りはない
私もそう思います
事件後メディアから消されるであろうTMの痕跡を、文字の上だけでも残していきたいです
せめてEXPOまでは、早く書き上げないと!

>g2mさん
執着点という言い方はよくないですね
もちろんその先もあるはずです
2008年11月4日の事件まで書き上げて、続きは先生とTMの復活を待って…ということで
蒼い惑星の愚か者
2008年11月08日 04:06
>告訴は安易だった。さん
結局肝心のところは分からないのですが、事件にはまだ何か裏がありそうな気はしますよね
それと、私としてはなぜ先生がこのようなことになってしまったのかという点を知りたいと思います
これからの公判待ちですね

>tomiさん
周りやファンの期待がプレッシャーになったというのはあるのかもしれませんね
特に2004年頃とかはつらそうでした
でも今の逆風の中で、せめてファンくらいは復帰を待ち続けていても良いだろうと思います
出所後にも音楽を続ける意志があれば、またついていくつもりです
you
2008年11月08日 05:53
とにかく今回は辛いの一言です。。

真実を明らかにし、罪を償いまた戻ってきてくれることを
望むばかりです。

僕らが彼を待てるのは、彼の、TMの、作品がパフォーマンスがキャラクターが素晴らしかったからに他ならず、
それは誇れることだと思います。

今後もTMを、彼の作品を聴き続けると思います。


そして、今後の更新も楽しみにしています。
ricken
2008年11月09日 21:24
はじめまして。
小室氏の事件の真相を探るべく、調べていたらここにたどり着きました。

純粋に音楽だけを追求していれば…その想いだけが残ります。昔からの仲間のコメントには本当に胸が痛みます。こんなに素晴らしい仲間がいるのに…。本当に残念でなりません。

これからもいち「FANKS」として、彼の音楽に触れていこうと思います。

また、来ますね^-^
まりー
2008年11月09日 23:18
こんにちは。初めてお伺いします。
ブログを読んで、私も青い惑星の愚か者さんと同じ気持ちだったのでカキコさせていただくことにしました。

とにかく事件は残念です
この一週間いろんな情報が入ってくる度、
緩やかにでも確実に私を蝕んでいきました。
綺麗な曲達が傷ついてるように聴こえて、
とてもとても悲しい。

きちんと罪を償って、まっさらになって
純粋な音楽家(音楽少年?)に戻って欲しいです。

タイムマシンはSPEEDWAYまで戻ったけど
そこからどうなるんだろう...
でもFANKSとしてこれからも
応援するきもちは変わりありません。

てっちゃんの、はにかんだ笑顔と
Key弾いてる姿が大好きです。
今までもこれからも。
ks
2008年11月10日 12:52
はじめまして(^^ゞ毎回楽しみに読んでます。おそらく惑星さんとはFANKS歴や世代が同じだと思います。逮捕は信じられないですが、生きてて良かったと思います。並の取り立てじゃなかったろうし、昨年から原点回帰ツアー?を今年前半までやって、なんでかな?とは思いましたが今、FANKSのためにやってくれていたんだと。反面そんな私生活の状況でつらかったろうな先生も。その変化や痛々しさを見ていたキネさんとウツも。とにかくこの三人は誰にも壊せないと思います。TMは自分にとっての音楽入門でした。絶対にこの三人が揃うそのときまで信じて待っています。わけのわからない連中もどんどん浮かび上がり裁かれるでしょう。先生生き抜いてください。惑星さんもブログ読み続けますから頑張ってください!
とおりすがりのFANKS
2008年11月10日 23:55
まとめすごいですね、お疲れ様です!

でもひとつだけ言わせてもらうと、TMがもう終わりみたいないい方やめませんかね?いや現実みるときついのはわかりますが、メンバーも復活はあると信じてるとコメントしてるのにまわりがもう終わりとか言い切っちゃうのはどうかと。せめて、自分の意見ですと付け加えてみては。
こばさん
2008年11月11日 09:23
感動的な文章でした。
完璧な総括だと思います。
僕も信じています、帰りを。
ボヤッキー
2008年11月11日 19:39
いつも楽しく拝見してます TM関連の情報は通史も含めこちらのブログからいただいておりますので 昨年の「SPEEDWAY」発売をこちらで知った時はとても嬉しかったです 惑星さん(略ですみません)も「うがぁ」とかおっしゃってませんでしたか? 25周年も楽しみにしていましたので 事件はとても残念ですが それでもTM NETWORKのたくさんの作品の素晴らしさは今までもこれからも変わることはないと思います 今聴いても埋もれさせるにはあまりにも惜しい曲が木根さんの曲も含めてたくさんあると思います 音楽の好みは人それぞれだし押し付けることはできないけど 小室さんがTM NETWORKで本当にいい作品を残していることをできれば世の中の人に知ってほしい 今はそんな気持ちです 小室さんに罪があるのなら償なって また3人でTM NETWORKをやってほしいですし 今は小室さんが悪い環境の中で体調をくずさないことを第一に祈りたいと思います
蒼い惑星の愚か者
2008年11月12日 01:24
>youさん
また先生の新作やライブが聞ける日が来るかもしれません
気長に待ちましょう

>rickenさん
部外者には分からないこともあるんでしょうが、多分ファンの多くは先生の成功譚ではなく音楽が聞きたかったわけですからね <純粋に音楽だけを
私もTKプロデュース期から、それが残念でした

>まりーさん
考えようによっては、今回の事件は今世紀になって蓄積した膿を出し切る良い機会なのかもしれません
新生小室哲哉に期待したいです

>ksさん
生きててよかったというのは… マスコミでは明言しませんが、本当にそれだけは救いだと思います
何があってもおかしくない状態でしたからね
蒼い惑星の愚か者
2008年11月12日 01:25
>とおりすがりのFANKSさん
「ひとまずの終わり」と書いたのは、「もしかしたらまだあるかも」というのをほのめかしたつもりだったんですけど、「終わり」というのは表現が強すぎたかもしれませんね
私もこれで終わりとは思いたくないのは同じです
内容はあまり変わりませんが、表現を少しソフトにしておきますね
ご指摘ありがとうございました

>こばさん
どうもありがとうございます
また元気な先生の姿を見たいですね

>ボヤッキーさん
「うがぁ」とか言ってましたね
ホント、またTMの新曲が聴けるとは思っていなかったですから…
まあ今回の事件でまた天国から地獄ですけどね(苦笑
TMは本当に多くの名曲を作ってきたと思います
このまま邦楽史から抹殺されるのだけは避けたいです
シーゲル
2008年11月13日 02:11
今回のこと、もちろん残念ではありますが、一番残念なのは、テレビや雑誌などのメディアが伝える情報のほとんどが、とにかく気分の滅入る切り口ばかり・・・。

なぜこんなに気分の悪い取り上げ方しか出来ないのか!? 

とても嫌な気持ちになっていましたが、こちらの内容を見せて頂き、非常にうれしい気持ちになりました。

宇都宮さんや木根さん、小室みつ子さんのコメント等にも、人の暖かさと『信頼』というとても大切な言葉を感じることが出来ました。

僕は今音楽業界で仕事をしています。

間接的ではありますが、小室さんとお仕事もさせて頂きました。

そしてなにより僕の人生を変えてくれた小室さんへの感謝の気持ちは一生変わる訳がありません。

ここで、同じようなお気持ちの方がいらっしゃることが判りましたので、安心することが出来ました。

時とともに、見守っていきたいと思います。
たけ
2008年11月18日 13:44
はじめまして。
とても残念で、初めは信じることのできなかった事件でした。日が経つにつれ、いろいろ知りたくなり、苦手なパソコンに向かって、いろいろ調べているうちにここにたどり着きました。
冷静に、そして愛情を持って書かれていることにとても安心感を覚えました。

わたしはTM時代のファン(FANKS)です。多感な時にたくさんTMの曲に助けられました。ウツもてっちゃんも木根さんも大好きでした。四国に片田舎に住んでいたので、ライブには行ったことないのですが、音がなかなか入らなかったSFロックステーションを毎週聞いたり、テレビ番組も細かくチェックしていました。とても懐かしい思い出です。
今、昔のてっちゃんのビデオをみると涙が出てきてしまします。どうしてこんなことになってしまったのだろうと・・・。
でも、これは変えられない現実なので、未来のことを考えることにしました。
TMが、復活したら、コンサート行きます。中学時代からの夢です。今は、それが実現することを夢見て日々すごします。
また、お邪魔しますね。(変な文章ですみません。)
蒼い惑星の愚か者
2008年11月19日 21:25
>シーゲルさん
テレビや雑誌は視聴者・購読者の関心を引くことが至上命題ですから、下世話な内容になりがちですよね
でもファンの方々は、あまり悪意ある報道にはふりまわされていないかな?という印象はあります
マスコミの関心も薄れてきたし、今後は公判に向けて見守っていくことになりそうですね

>たけさん
四国でSFロックステーション聞いていたんですか!?
すごいですね
復活後のライブ、私も是非行きたいです
たけ
2008年11月20日 12:56
こんにちは。
コメントいただけると嬉しいものですね^^
SFロックステーション聞いてました~。三人、FANKSがいたので、各自が屋上で録音したり、ラジカセを耳に押し当てて聞いたり、苦労しながら・・・。当時、中一くらいだったのであんな深夜番組を聞いてて、一人の子はお母さんに怒られ殴られた、と次の日学校で言ってました。でも、みんなそのくらいしてまで、TMの情報、ほしかったのです。「ハンバーグ&クリームコロッケ」の「恋のながら族」ももちろん持ってます!

曲って不思議ですよね。聞くだけでそのころの気持ちを思い出せるのですから・・・。この事件があってから、また、TMの曲聴きなおしています。当時はレコードで買ってたので、もう一度CDで買いなおそうと思います。

事件は嫌なことですが、TMを再び聞くきっかけになりました。今も大好きです。
復帰コンサートに行く頃、私はいい年なってますが、20年来の夢をかなえたいです。

嬉しくて、長々書いてしまいました。すみません...。
TMN通史、楽しみに待っています。
そして、てっちゃんが一日も早く帰ってくることを祈っています...。
junkers
2008年11月23日 00:44
はじめまして。

グラデミーでググっていたらこちらにたどり着きました。情報量がすごいですネ!

自分もFANKSの一人です。人生の半分以上をTM、小室先生の音楽と共に過ごしてきましたが、まさかこんなことが起きるなんて、、、とても悲しかったです。自分の人生も否定された感じもしましたし、また、先生の音楽が全てゴミ扱いされるのかという不安も感じ、とても落ち込んでました。ここずっと、昔の曲を聴き返してました。いろんなメッセージが響いてくるたび、悲しくなりましたが、やっぱりこんなにいい音楽を嫌いにはなれず、またTMや先生の新しい音を聴きたい、待っていたいという思いになりました。ちなみに、滞納の話があったので、「クリストファー」には思わず(苦笑)でした。

こちらを拝見して事件の詳細がわかりすっきりしました。本当に先生の周りには魑魅魍魎だらけですね。ただ、原因がどうであれ、先生が罪を犯したことは明白であるとわかり、ただただショックです。

昨日先生の保釈された姿を見て、少しほっとしました。今後また大変でしょうけど、自分は待ち続けたいです。

長々すみません。またおじゃまします!
蒼い惑星の愚か者
2008年12月02日 07:26
>junkersさん
グラデミーでググるっていうのも、マニアックなのを調べますね(笑
たしかにあの会社も、色々あったようですが…
私もできれば、先生は本当は関与していなかったと思いたいですが、先生自身が認めている以上、今は事実として受け取るべきだと思います
背後に小室さんを追い込んだりそそのかしたりした連中がいたとしても、結局小室さん自身が行動したんですしね…
でも先生はこれを乗り越えて人間的に成長し、いずれ新しい音楽を届けてくれるものと信じています
adam
2008年12月16日 16:26
始めまして。ちょっと気付いた点についてご指摘します。
まず年表でasamiへの慰謝料支払い停止が2003年8月になっていることについて。wikipediaでは2003年8月とあるのですが、2005年のasamiインタビューに「去年八月」とありました。2004年8月ではないでしょうか?
また車を売ったとして騒がれたのは2005年だったように思います。
余計な指摘だったらごめんなさい。
蒼い惑星の愚か者
2008年12月17日 09:10
色々とご指摘ありがとうございます
その周辺のことをもう一回確認して、少し書き直しました
確かに慰謝料は2004年、車は2005年でした
感謝します!!
やまびこ
2014年01月24日 18:19
TM30周年を迎え、このブログを最初から全て読み直させて頂いています。この事件は本当に辛い時期でした。この時期に行った木根さんのライブで、「Girlfriend」が歌われた時、周りのみんなが涙を流していたのが昨日のことのように思いだされます。こんな時期を経て2012年の「incubation period」の一曲目が「Fool on the Planet」だったのは、管理人様にとっては大変な喜びだったのではないかと思います。その後、ウツの手術や小室さんの病気を経て今年の30周年。発表が今か今かと毎日心待ちにしてしています。今年は一緒に大いに盛り上がりましょう。
青い惑星の愚か者
2014年02月02日 00:50
この頃の状況を考えると、今は本当によく持ち直したと思います
たぶん再結成後で音楽的に一番期待できるのが今ですよね
最高の30周年になることを楽しみにしています
アザラシ
2014年02月05日 23:00
今の状況を語る上で外せないのは、やはりこの事件ですね。

今でも、てっちゃん逮捕の当日のことを覚えています。凄くショックで、ウツや木根さんはどんな思いでいるのだろう、そしてTMはどうなるのだろうと思いました。

そんなFANKSの不安な気持ちを和らげてくれたのが、ウツや木根さんを始めとする音楽仲間のコメントでした。

本当に色々な苦難を乗り越えたからこそ、TM NETWORKを奇跡の3人組と言うんだなって思いました。

今年は本当に楽しみです。
青い惑星の愚か者
2014年02月11日 04:37
この日まで、なんかやばそうというのは感じていたけど、いざ事件が起きてしまったら、やっぱり愕然としました
今記事を見ると、なんかもうおしまいだという諦念も見えちゃいますね
冷静なふりして書きながら、やっぱ動揺していたんだと思います

そういえばこの頃は、25周年企画が動き出していた頃でした
今回の30周年は、3人ともこの時のリベンジという気持ちもあるかもしれませんね
智紗
2016年11月29日 00:59
ウツや木根さんや仲間たちが、罪はよくないと言いながらも、音楽活動をしていた過去も、復活するかもしれない未来を、何より「音楽仲間の小室哲哉」を否定しなかったことが、ファンとして救われました。
小室逮捕時はチャゲアスファンがうらやましかったのに、どうしてこうなった…
青い惑星の愚か者
2016年12月09日 01:25
ASKAは非常に残念でしたね…
一度どん底まで落ちた後、最盛期レベルまで戻ってはいないとしても、安定した立場で音楽活動ができるようになったのは、もちろん周りのフォローもあってのことでしょうが、何よりも小室さん自身の真摯な仕事への取り組みがあってのことだと思います
正直逮捕の頃は、仮に実刑は免れても、音楽家としてはもう終わりの可能性が高いと思っていたのですが、この点では小室さんは本当に頑張ったと思っています ファンとしての欲目だけではなく
とびえもん
2022年05月26日 18:01
この後

上がって(2012-2015)

下がって(2018)

また上がる(2021)

なんて思いもよらなかったですよね

そしてまさかのライブツアーが控えてる2022年5月下旬

惑星さんも諦めないでブログを続けててよかったですよね
青い惑星の愚か者
2022年06月03日 19:49
2008年の後もまた振り回されるとは思わなかったですよね。
この感じだと、まだこれからも何か起こるかもしれません(笑)。

そんなことはともかく、今は待望のツアー、楽しみです!

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