6-4 Only One Night Dream Away

8/12の週の「小室哲哉 Radio Digitalian」では、
「This is TM NETWORKスペシャル」が組まれました
ちょっと期待していたんですが、たいした話はなかったですねぇ
IP-type04が現れた水辺は沼で、本当に水を張っていたという豆知識くらいでしょうか


ただ「This is TM NETWORK」というのは、
「START investigation」ラストにスクリーンに映されたメッセージで、
このフレーズは小室さんお気に入りのようです
たしかにこのフレーズはいかにもTM NETWORK的で、かっこよかったです
ファンの期待斜め上の演出も含めて(笑)、
「これがTM NETWORKだ」ということなんでしょう


そういえば忘れていましたが、
今回のライブで「Rainbow Rainbow」ジャケット(砂漠に刺さる車の扉)の秘密が分かるとか、
(前々回記事のまさとさんコメントで思い出しました)
二日見るとライブの裏タイトルが分かるとか、
まったく未回収の伏線がたくさんありますね
つうか、むしろ回収している伏線はひとつもないんじゃ…
「HELLO...」「TMETWORK」も結局なんだったんでしょう
まあ細かいこと(?)はいいか!


「START investigation」については、
9/10発売の「Keyboard Magazine」2013年秋号で、
ライブレポと小室さんインタビューが載るそうです
9月はこれを見ながら、9/21のWOWOW放送を見るということになるでしょうか


WOWOWは、23:00~24:30の1時間半放送だそうで
去年の「incubation Period」と同じで、30分カットです
20分のオープニングとか、15分の外国人パフォーマンスとか、寸劇とかは、
中途半端には削れなそうですから、
そうだとすると、TMの歌部分が結構削られるのでしょうか…


8/10には小室さんが念願の「SUMMERSONIC」に出演しました
小室さんも「SUMMERSONIC」の会場にいけるのはうれしかったようで、
メタリカのライブを見に行ったようです


深夜の「Midnight Sonic」では、約50分のプレイを行ないました
冒頭2曲は最新作「globe EDM Sessions」「Digitalian is eating breakfast 3」から、
「Love again」「Watch the Music」を演奏しました
考えてみれば今回は、
「Digitalian is eating breakfast 3」の楽曲を演奏する最初の機会だったんですよね
ただ時間が限られたこともあるのでしょうが、
「Digitalian is eating breakfast 3」からは1曲しかやりませんでした
うーん、良い作品なのにもったいないなあ


次はtrfのメドレー3曲(「EZ Do Dance」「Boy Meets Girl」「survival dAnce」)がありました
そういえば今思うと、
小室さんが「START investigation」でシンセプレイで曲間をつなぎつつ歌を一部カットしてメドレー形式にしたのは、ウツの体力を考慮したものと思っていましたが、
それだけでなく、ここ2年くらいのDJライブのやり方を一部導入したものなのかもしれませんね


その後は「Wow War Tonight」「You're My Sunshine」「Self Control」「Over the Rainbow」
「You're My Sunshine」はソロライブでは珍しい選曲ですが、
ストレートな作りで、ライブで盛り上がるには良い曲ですよね
かなり長くやっていました


他の3曲はソロライブの定番ですが、
今までのライブとはトラックがまったく異なりました
たとえば今までインストで演奏された「Wow War Tonight」ではボーカルトラックも一緒に流れました
「Self Control」も新しいアレンジです
「START investigation」では演奏されませんでしたが、
ここでEDMバージョンが披露されました
来年の30周年でもこのバージョンやるかな?


最後は「Get Wild」です
音源は「START investigation」を元にしたもので、
そこにウツのボーカルトラックを部分的にかぶせていました
ボーカルは「START investigation」ライブ音源だそうです
小室さん、8/5には「SUMMERSONIC」「Get Wild 2013」演奏している夢を見たそうですが、
実際にやりましたね


以上が全演奏曲です
ってあれ?
「Digitalian is eating breakast」の曲のEDMミックスをやるんじゃなかったの
まあ6月頃に言っていたことだし、気が変わったんでしょうか
聞いてみたかったけどなあ


しかしともかく、「Get Wild」以外は全演奏曲新音源という気合いの入り方で、
今の小室さんはやる気満々のようです
たぶん今、楽しいんでしょうね
体の問題からソフトシンセを導入したのも、
新しいことにチャレンジする意欲をかきたたせているのかもしれません


なお小室さん、9/21には新木場Studio Coastで「ザンジバルナイト」に出演します
あまりアテになりませんが、
「Digitalian is eating breakfast 3」から「The Generation」やると言っています


その他、まだ計画段階のようですが、小室さんはソロツアーも計画しているようで
これは是非やってほしいですねえ
つうか、小室さんがソロツアーできて、ウツもソロツアーできるんなら、
来年TMのツアーも可能なんじゃ?


ウツ木根については、
magneticaのSTAFF Diaryによれば8/21にフォークパビリオンのリハがあったようで、
選曲もだいたい決まったと思われます
本番後、触れるべき話題があれば次回更新時に触れますが、
私は参加できないので、ほとんど情報は入らないかなあと思います
(情報提供など歓迎!)
あと病気以来長らくウツが現れなかったmagneticaのサイト(UTSU Bar)、
ライブ後しばらくして、ようやくサイト内に写真が復活しましたね


さて、本題に入ります
「START investigation」をはさんで、一ヶ月半ぶりの通常記事です
前振りの話はほとんど小室さんでしたが、
本題の方はウツ木根話になります


なお都合により、次回の更新は1ヶ月後になります
どうぞご了承下さい<(_ _)>

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1996/11/25は、TMNの3人の再結集を予感させる日だった
TKプロデュースで、宇都宮隆ソロシングル「discovery」と、
木根尚登ソロアルバム「Remember Me?」がリリースされたのである
11/19にはこれに先駆けて、ウツ・木根2人でオールナイトニッポン特番が組まれ、
TMN再結成をにおわせた


そしてこれと連動して、ウツ・木根はファンも驚く意外なイベントを開催した
TM NETWORKの前身バンドSPEEDWAYの一日限りの復活ライブが、
11/24渋谷On Air Eastで行なわれたのである



このライブの発端は、ウツがソロツアー「Tour easy attraction」で、
SPEEDWAYの「Close Your Eyes」を演奏したことで、
ウツがSPEEDWAYのライブをもう一回だけしてみようと思ったためらしい
これをウツが木根に提案し、木根が他のメンバーに連絡した


この時に集まったメンバーはウツ・木根の他、
小室加入前メンバーの樋口潔志・岩野光邦・杉本ユウ・荒井カツミ、
小室加入後に加わったハタケンで、
かつてのSPEEDWAYメンバーは小室以外は全員揃ったことになるが、
大したものだと思う


その他には、この頃木根のレコーディングやライブに関わっていた嶋田陽一がキーボードとして参加した
以上全員合わせて8人の編成である
なお木根はSPEEDWAY時代の通り、ギターではなくキーボード担当である


本イベントはウツ・木根のFC限定イベントとして、
800人の観客を入れて開催された
緊急の開催告知から受付までわずか1週間だった
CDを10万枚以上売っていたウツのFCから数百人だから、
相当の倍率だったと考えられる


このライブのタイトルは、
彼らのデビュー曲「夢まで翔んで -Dream Away-」にちなんで、
「夢まで翔んで -Only One Night Dream Away-」となった
90年代とは思えないダサさ満点のタイトルだが、
意図的なものだろう


このライブ、演奏は13曲に過ぎない
全曲やっても21曲なんだし、やっちゃえばいいのに…
楽曲は、さすがに発表当初とはアレンジが変えられており、
多少とも現代仕様になっている
特に「夢まで翔んで」など「The Esther」楽曲は、
このライブで聴くとかなり印象が変わるだろう


ちなみに演奏されなかった曲には、
シングル曲「Rockin’on the 月光仮面」「Dancing Rider」も含まれる
これはあとで触れる通り、ウツが恥ずかしすぎたためらしい
(個人的には「夢まで翔んで」の方が恥ずかしいと思うが)
私としては「神話」「Michael」が除かれたのが残念である


前後にはColorsのパフォーマンスと、
藤井徹貫のアコギソロが行なわれた
またMCもかなり長く、しかも1~2曲に一回入った
だいたい5~10分演奏して10~20分話すくらいの感じで、
ほぼ木根の「Talk & Live」のノリになっている
この結果このライブは、3時間近い公演になった
でもコントとか徹貫とかいらねえだろ…


まあそれはともかく、以下ではこのライブの様子を軽く見てみよう
最初は藤井徹貫がステージに現れる
これほど嬉しくない前座も珍しいだろうが、
ステージ上でアコギソロを一曲演奏した
この頃徹貫は木根のラジオ「ミュージックパルス」に、
毎週レギュラーで出演しており、その縁だろう
嶋田とともに、木根関係で追加されたお友だち人脈である


ついでColorsという三人組が現れ、コントを行なう
Colorsはかつて「CAROL Tour」のバックダンサーを務めた石山博士が結成したユニットである
石山はこれ以前、「CAROL Tour」でダンサーとして共演した小林幸弘とU2Rocketを結成したが、
これを解散した後に結成されたのがColorsである
(なおU2Rocketの「U2」はウツに由来)


以上の前座が終わると、
いよいよSPEEDWAYのライブである
まずは楽器を演奏する7人がステージに現れ、
SPEEDWAY唯一のインスト曲「ACT 810」を演奏する
会場の99%以上(おそらく100%)は、
ライブで初めて聴くSPEEDWAYだろう


そして2曲目に入ると、ウツが登場する
当時の格好に近づけようと、ジーンズ姿である
客席から歓声が沸き起こる
いよいよライブ本番のスタートだ
まずは本企画のきっかけになった曲、
「Close Your Eyes」を演奏する


曲が終わるとMCが入る

ウツ「えー、SPEEDWAYです。といってもですねー、SPEEDWAYを知る人が本当はいないはずなんですよね。もうこれだけ来てくれて、すごい感謝しています。最後にこのバンドが解散したのは、15,6年くらいですかね、木根君」
木根「いつだったかな。すぐしゃべりすぎるクセがね」
ウツ「あのね、リハはえっと、2日だったかな。2日間、わりと昔のメンバー、特にあの人(荒井)なんてね、(木根の)マネージャーですよね。ミュージシャンじゃないわけですよ何年も。大変だったと思いますよ、もう。何週間?」
荒井(よく聞き取れず)
木根「でもみんなえらかった。ちゃんとみんな練習してきたよ」
ウツ「なんかこう、はじめてね、みんなで15年ぶりに集まって、もちろん最初はちょっと、とまどい気味でやってたけど、でも徐々に演奏もいい感じになってきたんだけど、一人なかなかいい感じにならないやつがいるんですよ。木根ね。(客席笑い)」
木根「この10年、反省している。俺いかにTMの時に、音楽やっていなかったかって分かった。音を出せばいいだろうっていうんだけど、でもね、演奏しないと、いろんなことが出てこない」
ウツ「忘れちゃうでしょやっぱり」
木根「忘れちゃうんだよね。ソロとかでもやってたけども、弾き語りとか、演奏する時になると…」
観客「もっと練習して!」(客席笑い)
木根「ねえ、練習するよ。また小室哲哉の曲が難しいんだよ!」

(中略)

ウツ「でね、どうやって歌いながら動いていたかとか、全然わかんなくってね」
木根「まだ今の曲なんかいい方でしょ。次の曲なんかどうしようと思うでしょ?」
ウツ「戸惑いモードに入ってます。でもまあ、楽しんでやっている感じになってきたからね。もうみんなオッサンなんですよ40前後の。すごいんですよもう、楽屋というか、そういうところに、入れ替わり立ち替わり、当時の友だちからミュージシャンから何から、いろんな人たちが出入りしてね、もうぐしゃぐしゃ。ここ(客席)と同じような感じ。メインのフロアに座ってられない」
木根「できればここを楽屋にしたかったよね」
ウツ「アルバム的には2枚しか出してないのに、ここから一応選曲の神様としてはですね、なんかね…」
木根「でもまあ、恥ずかしい曲からやめてったよね!」

観客、歓声

ウツ「まあ恥ずかしい…うん、まあちょっとね、やりにくいという…」
木根「でもね、みんな的には「月光仮面」とか聞きたいと思う」

客席、大歓声
ここでバンドが「Rockin’ on the 月光仮面」のイントロだけ演奏

木根「いやいや、これからやるのは、もっとノリの良いロックンロールです」
ウツ「どこの誰かは♪」

観客、キャー! 「歌って!歌って!」の声

ウツ「すごい歌ですよね。(恥ずかしそうに)一応、シングルなんですけど」
木根「でもテレビで流れた。プラッシーの曲」
ウツ「さすがにちょっとそれ、外さして…」

観客、エー!!

ウツ「ちょっと待って、みんな、やる方の身にもなってよ。こんな年ですよ? でもみんな、ちゃんと歌知ってるんですか?」

観客イエー!

ウツ「僕もまだ覚えていないのに。いや、なんかねえ、でも先ほどヒロシ率いるCOLORS、盛り上がってましたよねえ。普通、昔SPEEDWAYていう時には、ライブハウスでやるんですね。ライブハウスっていうと、だいたいよほどお客が入らないと、対バンていうのがあって、他のバンドと一緒にやるのが多かったんですが、(中略)異色なお笑いと音楽という大衆劇をしたんです。ナレーションがよかったんですよ。…じゃあ次、行ってみようか?」
木根「変わったよねウツ、やっぱりね。だって昔のSPEEDWAYのMCってあの人だった(荒井を指す)」
ウツ「そうなんですよ、昔はですね、パーカッションの荒井カツミで」
木根「それ理由が、一番ヒマだったから」
ウツ「何の話してたんだっけ?」
木根「ウツが話さないって」
ウツ「僕はもともと無口な人間ですから」

観客、エー!


そんなこんなで、長くなったMCも終わり、演奏に戻る
まずは「Weekend Life」
デビューシングル「夢まで翔んで」のカップリングである
次いで「今夜はゲーム」「Super Star, Good Morning」と、
1stアルバム「The Esther」の楽曲が続く


ここらへんの楽曲はやはり歌謡曲的な印象はぬぐえないが、
それでも原曲よりは改良され、聞きやすくなっている
特に「Super Star, Good Morning」は、
なかなか良い曲に聞こえる


3曲の演奏が終わると、MCでウツが曲紹介
客席からよかったという反応があり、
ウツが「気に入りましたか?」と答えると、
木根が「なんでリアルタイムで聞いてくれなかったかなあ」と絡む
ウツ「知らないって! 生まれていないか」
客席から自分の年齢をアピールする観客たち
やはりリアルタイムに聞けた人はほとんどいなかったようだ


ここでウツが、SPEEDWAY時代のエピソードを話す
京都のライブハウスでライブをやる時、
客が「ホントに集まらなかった」ため、
ウツが小室の提案で、
リハーサル中に抜け出して「ナンパ」に行くことになった
そこで2人で京都の駅ビル地下に行ったのだが、
その時は2人から声をかけるのではなく、
かけられるのを待つという戦略だった
ところがこんな杜撰な計画でも2人の客が来たという


次いで、今回のライブが決まった経緯として、
ソロツアーでSPEEDWAYの曲をやったこと、
「Close Your Eyes」のこと)
その後一日くらい楽しんでできるライブをやってみたいと思い、
SPEEDWAYリーダーの木根に声をかけたこと、などを語った


次いで2ndアルバム「Base Area」から、
木根バラ「Love Goes On」を演奏する
その後MCで、曲紹介

ウツ「あの、歌ってみるとですね、とてもいい曲ですね」
木根「ああ、よかった」
ウツ「この感じがたぶんなんかこう、TMサウンドにつながっていくんでしょうね」
木根「やっと成長してきた感じで」


その後木根が、SPEEDWAY時代の話をする
「2枚目作って、よし出来た!っつって、新宿RUIDO! SPEEDWAY! Base Area! で、なんだろうね、(小室が)「解散しようか。なんか見えなくなっちゃった」って」
ウツ「その姿勢は今もずっと変わってないよね。飽きちゃあ…」
客席、笑


ついで「The Esther」の木根バラ「彼方より」を演奏し、またMC
ここらへん、ほとんど一曲ごとにMCが入る
ここでの話題は杉本ユウ関係の昔の女性話である
ライブも中盤に入ってきて、
バンドメンバーも話の合間に即興演奏を入れて絡んでくるようになる


「The Esther」から、「ドア」「Just Love Story」
長いMCとバラードでだれきった会場だったが、
ここでアップテンポの曲で、少しだけ締める
演奏の後は曲紹介


ウツ「結構、曲やりましたね」(*この時点で歌入り8曲)
客席、エーー!!
木根「皆さん知らないうちに佳境に入ったみたいで」


なんかもう終わらせようとしているウツ木根に対し、
客席からブーイング
確かに曲少なっ!

ウツ「またね!」
木根「またねって。ドームツアーでもやるか」
観客、イエー!
木根「いやいやいや、globeの前座でさ」
ウツ「こんな曲でね」
木根「こんな曲で」
ウツ「でも引くと思う」


この後、木根が各メンバーに軽く話を振り、演奏に入る
「Smile Again」「Nobody Knows」「Captain America」
の3曲で、すべて「Base Area」の盛り上げ曲である
特に後の2曲では、
なかなか聞けない熱いウツのボーカルが聞ける


以上、11曲(インスト入れて12曲)を終え、
メンバーは退場する
客席からのアンコールに対して、
SPEEDWAYとColors(前座のコントグループ)が登場し、
一緒にコントをやるという、どうでも良い演出があった


この後、木根によるメンバー紹介があり、
各メンバーから一言ずつコメントがあった
特に岩野の、
「(こんなことしたからもう)何やっても全然恥ずかしくない」
というコメントと、これに対する木根の、
「恥ずかしくないでしょ。生きていけるよね」
という相槌は面白かった


一通りの紹介が終わると、ウツからさらに報告があった

あのー、実はSPEEDWAYにはまだメンバーが一人、今日足らなかったじゃないですか。やっぱそのことは彼もやんでいてそのことに。コメントくれるっていってたらね、忘れちゃったらしくて、なーんだといってたら、ちょうどね、楽屋にいる時に電話がかかってきたんだよね、ニューヨークから。で、一人一人メンバーが話してもらってね、全員でね、携帯で。そういえばこの携帯てさ、録音できるじゃん、て。先生にこのまましゃべってって。十秒ちょっとなんで、途中で切れちゃったんですけど。ちょっとそれ聞いてください。流れますか?


ここで小室の携帯メッセージが会場に流れる

はい、はい、いきます。あのー卒業写真のマルの中に…え? そうですね、やりたい曲…んとね、「Captain America」。あとは「Smile Again」ですね。(ピピ)


なんとも中途半端で終わってしまった感じだし、
そもそも「卒業写真」が何を言いたかったのかよく分からないが、
ウツによればこの後小室は、
「そこに行きたかったけど、来てくれたお客さん、楽しんで下さい」
ということを言っていたらしい


この後はSPEEDWAYのデビュー曲「夢まで翔んで」を演奏し、
「どうもありがとう」と言って、3時間近いライブを終えた
この時は原曲のホイッスル音やシンセドラムのポコポーン音は無く、
相当マシに聞くことが出来る
やはりかなり時代を感じる曲ではあるが、
それだけにこれを聞けたファンは、一生の思い出になったことだろう

(2013/8/23執筆、2016/4/30加筆)

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この記事へのコメント

kuri566
2013年08月23日 21:17
そういえば「DECADE」に収録されていた昔のプロモ映像の中にCome on Let's danceをBGMにFANKSのロゴが現れ、「the SOUND is called the FANKS! and This is the TM NETWORK」という男性ナレーションのやつがありましたね。あれって15秒CMでしょうか。85年でしょうから、あの頃から「This is TM NETWORK」というキーワードを使っていたことになりますね。
イノ
2013年08月25日 17:20
卒業写真のくだりは、「(てっちゃんも来てね、という声に対し)はいはい、行きますよ。だって、行かないと写真撮影に現れなかった人として、左上に個別の写真はられちゃうの恥ずかしいもん」みたいな感じのことを言おうとしたのではないでしょうか(伝わりますか?)。要するに、ただの雑談(笑)。

徹貫氏の前座は、まぁこれもコントの一部なのでしょう。
Cyan
2013年08月27日 00:40
青い惑星さん、こんばんわ☆UPありがとうございます。
1996年11月にSPEEDWAYの一日限りの復活ライブがあったのですね、知りませんでした。。。
詳細が聞けて嬉しいです。MCも多くて、アットホームで楽しそうな感じが伝わってきます。
小室さんの携帯メッセージもおもしろいですね。
このイベントに参加された方、とてもうらやましいです。
なかなか聞けない歌も聞けて、ホント一生の思い出になりますね。
GAUZE
2013年08月27日 17:58
SPEEDWAYの再結成ライブは僕も大分後になって知ってビックリした覚えがありますね。もう二度とはないであろうレアなライブ、素敵な時間を過ごした方々が本当に羨ましいです(徹貫のステージは余計ですが…)。

そういえば、ロックステディという音楽雑誌の1979年4月号に「ROCK MAP/三多摩地区編パートⅡ」というページがあって三多摩地区のロックバンドをいくつか紹介しており、その中にSPEEDWAYが写真付きで掲載されていました。ちょうどレコードデビュー直前のタイミングで紹介されていて、デビュー記念のライブの情報も掲載されていました。元々別の記事目当てで手にした雑誌だったのでこの記事を発見して喜びました(^^)。ここら辺りの音楽雑誌は侮れませんね。
kuri566
2013年09月13日 20:35
9/10発売の「Keyboard Magazine」2013年秋号見ました。ライブレポ書いた人はライブ見てませんね。内容デタラメもいいところです。曲順表見て、人から聞き伝えで書いてるとしか思えません。TM知らないから、アンコールやらないくだりも、あんなレポになっちゃうんでしょうね。

小室センセのインタビューは読み応えありました。セットリスト、やはり苦しかったんですね。ウツへの配慮で構築されているんだということが、メンバーのコメントで再確認できたので、まあ、歌数が少なかったのもやはり許してあげないとなんだなあ、と溜飲を下げました。
まっきー
2013年09月22日 00:23
お仕事しながらブログお疲れ様です。いつも楽しませていただいております。
最近、深夜の天気予報の曲がTM NETWORK のFANTASTIC VISION である事に気づいた私です。
え? これっていつから???

TMの事が本当に好きで、彼等が若々しい時も、そして年齢を重ねていった今も、その変化も含めて愛着を感じてしまいます。何度かの再結成以降の曲も、大きなヒットにはならなかったかもしれませんが、彼等らしい良い曲がたくさんあると思います。MTRみたいな大曲もとても好きです。確かに若い時は彼らのアイドル性というか、ファッション性というか、ルックスなどに気をとられがちでしたが、年をとったのでそれらを除いた彼らの音楽を聞けるようになった気がします。
ウツさん、痩せすぎでちょっと心配ですが、30周年頑張ってほしいです。
青い惑星の愚か者
2013年09月25日 03:02
長い間放置していてすみませんでした!

>kuri566さん
Come on Let's DanceのTVCM、そういえばThis is TM NETWORKって言っていました!
シングルのCome on Let's Danceのサブタイトルも「This is the FANKS DYNA-MIX」でしたしね
あの頃をイメージしたフレーズだったんですかね

キーマガのレポは残念でした
ネットニュースのレポの方が読み応えありましたね
ライブの事情は、やはりそういうことかという感じです
たぶん万全な体制でやりたかったのはメンバー当人たちこそが一番だったと思いますし、来年に期待しましょう

>イノさん
徹貫演奏もコントの一部って、ひどい(笑)
この頃の徹貫、木根さんやべーあんのアルバムにも関わっているんですよね
「卒業写真」のくだりは、だいたいおっしゃる通りかなと思っています

>Cyanさん
SPEEDWAY復活ライブはホントにひっそりと行なわれたから、メディアなどでもまったく騒がれなかったと思います
というか、SPEEDWAYなんてよほどのツワモノファンでないかぎり知りませんしね
小室さんのコメントのマイペースぶりはほほえましいですね
青い惑星の愚か者
2013年09月25日 03:02
>GAUZEさん
ちょっと! そのロックステディって雑誌、すごいお宝じゃないですか!
前はサウスウェルの情報とかも提供いただいたし、ホントにすごいコレクションですね…

>まっきーさん
福岡在住ですか?
FANTASTIC VISIONはテレビ西日本のキャンペーンソングとして作られて、現在まで天気予報で使われ続けている曲ですよ!
私も録画で見たことはありますが、リアルに見たことはないです
うらやましいなあ

ウツは今、順調なように見えます
来年の30周年、楽しみにしていましょう

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