6-12 TM再始動への布石

TM30周年、あけましておめでとうございます!


今年は更新が少し遅れ気味になってしまいました
実はこれには理由がございまして、
年末ディナーショーでウツが、
年明けてからまもなく次のTMの情報は出るだろう、
みたいなことを言ったらしいのです
(伝聞なので正確なニュアンスは不明ですが)


なぬ?
ならば正月明けくらいに何か発表でも!?と思い、
次の更新はその時にしようと考えました
ところが一向にその気配がなく…
そういやあ2012年3月のTM再始動も、告知は1月25日だったし、
ちょっと勇み足だったかなあ


実は私、これから1週間くらい私用で更新ができなくなったりします
そこでもう根負け(何と勝負?)して、今日更新します!


さて、年末から小室さんが30周年のライブのプロットとなる小説を書いていることは、
以前もこのブログで触れたところですが、
今年に入ってからもTM30周年の準備は動いているようです
ひとまず小室さんのTwitterを見てみるに、断片的ながら以下のような動きが分かります

・1/4 小室、CAROL続編執筆再開(大分帰省中。1/5東京帰還か)
・1/6 TMの3人で会う
・1/13 「かなり周到な準備」をしていると発言
・1/17 1984年にさかのぼり、当時のスタッフと準備

先週1/13~19放送の「Radio Digitalian」によれば、
今年はTM NETWORK30周年の活動が軸になること、
ライブももしかしたらここ2年(4公演)の10倍くらい(40公演?)になるかもしれないこと、
今はその前にレコーディングして楽曲を作っているとのことを発言していました


さらにその前の週(1/6~12)にもレコーディングの話をしており、
TMの新音源も近々に出るんじゃないでしょうかね、と言っていました
Twitterでは1/6夕暮れに今年最初の新曲ができて、春までに発表すると言っており、
あるいはこれがTMのニューシングルかもしれません


小室さんは12/30に仕事納めをしてから1/5くらいまで大分にいたので、
1/6完成の楽曲の制作は去年には始まっていたと思われます
もしかしたら12/18に制作中の「来年にお届けする音楽」に当たるものでしょうか


そして小室さんがラジオで新曲の話をした後、
「この曲は非常に関係してくるんじゃないか」と言ってラジオでかけたのが、
なんと「アクシデント」でした


え? 「アクシデント」!?
TMブレイク後現在までほとんど黙殺されてきた「Childhood's End」の曲がここで再評価!?
ここらへんの曲がライブでやられたら嬉しいんだけど、
まあでも実際は大して関係ないんだろうなあ…
と、期待のハードルを下げて、がっかりしないように自己防衛しておきます


なお小室さんの今年第一弾作品は、「EDBF EDM2」と言っています
たぶん「DEBF EDM2」の誤りで、
「Digitalian is eating breakfast EDM Winter」に当たるものでしょう
「Count Down Japan 13/14」の音源のスタジオ版と思われます


2013/12/29「Count Down Japan」についてはあまり情報がありませんが、
小室さんのFacebookに拠れば、以下のようなセットリストだったそうです

M1.WOW WAR TONIGHT
M2.Children of the new Century
M3.The Generation feat. Zeebra, DABO, SIMON / guest : Zeebra, DABO, SIMON...
M4.You're my sunshine
M5.GET WILD with Zeebra, DABO, SIMON
M6.ROCKET DIVE


このうちM2の元は「START investigation」の音源と思われます
M1はソロライブでは定番、M4は「SUMMERSONIC」でもやった曲です
M6はおそらく「Cream of J-POP」バージョンで、2年前の「Weekendless Night」でも演奏されました


M3はようやく実現しましたね
オリジナルラッパーのゲスト付きでの初演奏となりました
ZeebraらゲストはM5の「Get Wild」でも小室さんとコラボしたようです
「Get Wild」+ラップって、今日の更新記事でも取り上げるように過去もあったんですが、
その時はかなり残念な感じでした
今回はどうだったのかな


しかし去年から言えるけど、「Digitalian is eating breakfast 3」の曲が全然演奏されない!
TMとかTKプロデュース作品の方が盛り上がるんだろうけど、
ほとんどライブで演奏されなかったアルバムとして葬られるのは個人的に惜しいです


この「Count Down Japan」の様子は、ウェブ上に簡単なレポがあり
また1/30発売の「Rockin' On」にもイベント全体のレポが出るそうです
さらに12/29「Count Down Japan」は、
2/6の18:30~21:30にWOWOWライブで放送するとのことです
まあ、小室さんのライブが放送されるかは分かりませんが…


この後は2/1にTOKYO FMで、小室さんと坂本美雨さんのコラボライブがあります
小室ピアノ+坂本ボーカルみたいになるんでしょうか?
私も行けることになりそうな雰囲気で… まだ確定ではないんですが
もしも行けたら次回簡単な報告をしますね


一方木根さんは去年大晦日に更新したブログで、
"RESET"の件に触れました


今年はTM30周年に専念すること、ソロも充電期間に入ることは、
以前宣言した通りですが、
「ファンクラブイベントやチャリティーイベントなどでは歌おうとは思います」
と言っており、ソロの音楽活動がまったくなくなることはないようです
去年はニュースでの取り上げ方のためもあって、
大きな話のように見えましたが、
なんかソロを休むのは今年だけになるような気もします


以上、近況でした
では本題に入ります


再結成宣言とか、再始動に向けてとか、再始動への布石とか、
近頃のタイトルを見ると、全然話が進んでいないような感じなのですが、
実際に当時は本当に話がなかなか進まなかったので…
まあでも焦らしプレイは今回くらいまでになるはずですので、
今しばらくお付き合い下さいませ

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TM NETWORK名義での再始動が決まった5/8の後も、
3人はすぐに動くことはできなかった
小室は3月からglobeの「Tour Relation」が続いていたからである


globeは1997~98年、
「globe@4_domes」「Tour Love again」で1ヶ月前後のドームツアーを行なったが、
「Tour Relation」ではより小規模な(とはいえアリーナレベルだが)会場を広く回る方針を取り、
27公演、2ヶ月半に及んだ
「globe@4_domes」「Tour Love again」はともに7公演)
特に5月の公演は13本に及び、2日に1日はライブの日々だったことにあんる
globe「Relation」がL'arc~en~Cielを意識していたことを考えると、
ライブ活動を重視したヴィジュアル系バンドの盛り上がりも前提にあったのだろう


その全日程が終わった5/25、小室の仕事はひと段落した
このタイミングで小室は5/31に記者会見を開き、
TM NETWORK再結成を発表した
そこでは名義をTMNではなくTM NETWORKとすること、
新曲がTRUE KiSS DiSCからリリースされることが明らかにされた


「TM NETWORKという言葉の影響力と言うものを、一番今回は大事にしたかった」とか語る


「終了」前のTMNの所属はEPIC/SONYだったが、
TRUE KiSS DiSCもSONYグループだったから、
この点での抵抗はほとんどなかっただろう
この会見の後、7/22には、
「Get Wild Decade Run」がTRUE KiSS DiSCからにリリースされる
長らく反故にされてきたTM NETWORK復活が、ここについに実現した


当時の小室としては、
TM NETWORK復活は自らが提供し得る最大の話題だった
そしてそのTMをTRUE KiSS DiSCに所属させることで、
自らが主導するこの新レーベルを軌道に乗せ、
売り出し中だったTrue Kiss Destinationに注目を集めるという筋書きも、
おそらく念頭にあっただろう


会見の後、7/1には小室の個人サイトTK Gatewayが、
tk56にリニューアルされた
9月には掲示板も設置され、
小室とファンの間の直接の交流の場となることが期待された
ただこの掲示板は、結果的にはうまく運用されなかった


さて、小室はTM新曲発表に先駆けて、
自らプロデュースする鈴木あみとtohkoにもTM NETWORKの曲をカバーさせた
どちらも「humansystem」の曲である


まず鈴木あみは7/14にシングル「Be Together」をリリースした
これはバックトラックが原曲とまったく異なり、
サビ部分の歌い方も変えてある


この曲はチャートで初動31.7万枚を売って1位を獲得し
最終的に87万枚を売った
なんと1週目には同日発売の浜崎あゆみ「Boys & Girls」を抑えている
浜崎はavexの松浦が小室に対抗して育てた歌手であり、
このリリース日は意図的にぶつけられたものだろうが、結果はあみの勝利となった
(ただし2週目には逆転された)


「Be Together」は1999年度年間チャートでは86.2万枚、年間17位だが
TM楽曲最大のセールスは1991年の「Love Train」だから、
(53.3万枚、年間17位)
売り上げではこれを越えてしまったことになる
つまり記録上、TM NETWORKの曲で一番売れたのは、
鈴木あみ版「Be Together」である


このこともあってか、復活後のTMのライブでは、
「Be Together」「Get Wild」「Self Control」と並ぶライブ定番曲となった
もともと定番曲ではあったのだが、ライブの一番の盛り上がりどころで演奏されるなど、
扱いが明らかに変わっている
ただ一時期鈴木あみ版「Be Together」の知名度が高くなったことは、
昔からのTMファンには複雑なものもあった


鈴木あみの中でも、本作のセールスは自己最高記録である
この次に売れたのが1998年の「White Key」(50.3万枚)だから、
自己記録中でも圧倒的な成績である
「Be Together」を収めたアルバム「infinity eighteen vol.1」は、
2000/2/9にリリースされて106.3万枚を売ったが(年間15位)、
これが小室哲哉最後のミリオン作品となる


ちなみに木根の証言によると、
あみは「Self Control」のレコーディングも済ませていたらしい
だがこれは2001年の「事件」のために、
世に出ることなく埋もれてしまったという


このレコーディングが「事件」直前だったのか、
それとももっと以前にレコーディングされていて、
発表の機会を待っていたのか、
前者の可能性が高いようにも思うが、真相は闇の中である


さて、tohkoの2ndアルバム「cure」にも、
やはり「humansystem」のTM曲カバーとして、
「Chidren of the New Century」が収録された
「cure」は1999/7/23にリリースされ、
15位、5.8万枚の成績だった


tohko版「Children of the New Century」は、
鈴木あみ版「Be Together」よりはTM版に近いが、
ピアノ音色のイントロやポップなシンセトラックなどは、
それなりに新鮮である


「Be Together」「Get Wild Decade Run」リリースの一週間前、
「cure」は翌日にリリースされた
いかにもTM復活を盛り上げようという意図が伝わってくる
他に実現しなかったが、
小室がアメリカで関わっていたBlaque IvoryもTMのカバーをする予定があった


さらに8/21には「Get Wild」のオリジナル版も、
マキシシングルとして再リリースされた
カップリングは「Get Wild '89」「Be Together」である
31位、3.7万枚のセールスを記録した
もっともこのシングルは当時のTM入門者向けにリリースされたもので、
一般のファンの多くは存在すら知らないだろう


さらに、TM再始動とは無関係の企画だが、
1999/1/30にSONYグループ所属の80年代人気ミュージシャンの限定ベスト版が、
「STAR BOX」と題して一挙に10枚リリースされた


その成績を見るに、1999/2/8付けチャートでは、7位ユニコーン、10位X、11位TM NETWORK、14位TMN、16位レベッカ、17位米米CLUB、31位Princess Princess、35位Barbee Boys、78位爆風スランプ、
2/15付けチャートでは、3位ユニコーン、4位X、7位レベッカ、8位TM NETWORK、12位米米Club、16位TMN、18位Princess Princess、27位Barbee Boys、54位爆風スランプという成績だった
(他に両週100位圏外にバブルガム・ブラザーズ)


トップ2組、それに次ぐ4組、その他4組で、
残酷なほど差が付いてしまった印象である
この10組の中でTM NETWORKとTMNが、
それぞれ1枚ずつリリースがあったのは、
TKブームの影響もあるだろうが、
当時TMNへの期待が業界でも高かったことを示すものでもあろう


なお「STAR BOX TM NETWORK」は8.9万枚、
「STAR BOX TMN」は6.6万枚のセールスを記録した
当時としては大した数字でもないだろうが、
今見ると単なるベスト版にしては意外と売れている印象である
ちなみに一番売れたX(SONY時代なのでX Japanではない)は12.2万枚で、
売り切れ後にも要望が多かったのか、
9/5に通常版がリリースされている


最後にテレビ出演について挙げておくと、
1999/7/18、SMAPが司会を務める特番の「27時間夢列島」で、
「サタデーナイトライブ」のコーナーで、
TM NETWORKの3人が出演してライブを行なっている
とはいえ3人一緒に出演することはなかった


同コーナーは、冒頭はSMAP「Fly」で始まり、
後は草彅・ウツ・dj honda「Get Wild」
香取「Time After Time」
稲垣・KEIKO「もっともっと…」
中居・木根・吉田拓郎・坂崎幸之助「ともだち」
木村「Love」「Imagine」と続き、
最後はSMAP「夜空ノムコウ」で締めた
この間小室は「ともだち」以外で演奏に参加している
また、一応TM新曲の告知も行なわれた


この中でウツがボーカルを取った「Get Wild」は、
dj hondaによるクラブミックス版である
dj hondaはかつて80年代後半、
TRFのDJ KOOらとともにTHE JG'sを組んでいたこともあり、
おそらくその縁で小室と共演したのだろう


ただしこの時の歌はむしろ草彅がメインで、
ウツの声はあまり目立たない
イントロでは黒人ラッパー2人によるラップが入り、
歌のところでも随所にラップが挟まる


スローテンポにアレンジされた「Get Wild」はそれなりに面白いが、
正直ラッパーが目立ちすぎて、草彅・ウツの歌とは合っていないと思う
だがそれはともかくとして、この時に「Get Wild」が披露されたのは、
4日後の「Get Wild Decade Run」リリースを意識しているに違いない


7/29にはTOKYO FMの「山田ひさしのラジアンリミテッド」で、
「TM NETWORKがっつり再始動スペシャル」が組まれ、
1時間3人で出演しトークを行なった
「終了」以来5年ぶりのTMとしての3人のメディア出演である
ただしこの時3人は「10 Years After」PV撮影のためにハワイにおり、
国際回線の中継での出演となった


さらにTVでも、3人の出演が始まった
8/3には特番「TK Presents The Hot Days」で、
ハワイのスタジオでのトークが放映されており、
他にも小室の深夜レギュラー番組「哲にいさん」で、
断片的に3人の姿が放映された


ただ3人での楽曲演奏の機会はなかなかなく、
1999/9/25が最初となった
しかも出演番組は「THE 夜もヒッパレスペシャル'99秋」という、
非常に微妙なものだった


この番組は、芸能人がヒットチャートに入っている曲をカラオケで歌うというものである
音楽番組といえばそうもいえるが、
むしろバラエティ番組と言った方が近い
1999年にTM NETWORKが出演したTV番組は、
「哲にいさん」など視聴者が限られる小室関係番組を除くと、
この「夜もヒッパレ」しかない


おそらく再結成当初の注目度を考えれば
他にも出演できる番組はあったはずである
当時のワイドショーなどは、
「Get Wild Decade Run」「10 Years After」リリース後、
TM NETWORK再結成を特集で取り上げており、
一部で言われるようにメディア界の圧力があったわけでもない


当時小室が日本テレビと親密だったことは、
日本テレビ系列の「夜もヒッパレ」に出演する前提と思われる
「哲にいさん」「夜もヒッパレ」のプロデューサーはともに寺内壮)
また木根によれば、小室は、
「80年代のTMのイメージを壊すためにも、僕らは出るべきだ」
と言って反対するスタッフを説得したという


しかしそれはそうだとしても、
なぜ他の番組に出ないのかという疑問は当然残る
私はTM再結成がいまいち盛り上がらなかった理由の一つに、
メディア露出がほとんどなかったこともあったと思っている
何しろ全国枠での音楽番組出演が2001年まで皆無なのである


また1999年のTM楽曲のタイアップの大部分は、
サッカーチームのサポートソングやキャンペーンソングである
安室や鈴木あみを見るに、
CMやドラマなどのタイアップを取る力は、
まだこの頃の小室にはあったはずだ
それだけにこの頃のTMの戦略ミスは非常に残念である
TMが再結成したことが一般にはあまり知られていないのも、
この頃の戦略ミスが一因だろう


なお9/25には「夜はヒッパレ」を盛り上げるため、
午前10:30から1時間の特番が放送された
番組名は「TM NETWORK復活記念 小室哲哉をめぐる100のギモン」で、
事実上「哲にいさん」の特別版だが、
TMの特番なのか小室の特番なのかよく分からないタイトルである
(なおTMに関しては過去映像を流した以外にこれといった情報はなし)


「夜もヒッパレ」でTMが演奏したのは2曲ある
1曲は1999年上半期26位の「Get Wild Decade Run」である
番組では司会の赤坂泰彦が曲紹介をする途中、
もう一人の司会三宅裕司が横からやってきて、
「スタジオの中ですごい人たち見つけちゃったんだけどね」
と言ってきて、TM出演を匂わせる


歌はまず中山秀征・グッチ裕三・モト冬樹が、
Aメロ・Bメロを短縮バージョンで歌うが、
サビのところでカメラが別のステージに移る
そこにはTM NETWORKがおり、
会場がびっくりする(フリ)という流れである
この番組はこういう演出が本当に寒いのだが、
何よりもこの曲の実験性が、
こんな番組でアピールできることはまず考えられず、
実際の視聴者への宣伝効果はほとんどなかったと思う


その後、ウツが歓声の中でサビを歌い、
(歌は「Decade Run」ではなく、オリジナルの歌い方)
さらに中山・グッチ・冬樹が合流して合唱した
なんとも嘆かわしいことに、
ライブ・TVを含め、「Get Wild Decade Run」がCD以外で歌われたのは、
現在までこの時だけである


この後、さらに9位には鈴木あみ「Be Together」がランクインし、
これをTM NETWORKが歌った
これはオケだけでなく歌い方も鈴木あみバージョンであり、
ある意味で非常に貴重な音源だが、
そんなら「Get Wild Decade Run」もCDのままで歌えよ…
なお間奏では小室がTM時代風のシンセソロを披露した


以上、TM NETWORK再始動周辺の事象を見てきた
さらに時期的には少し遅れるが、
木根尚登もこの頃TM NETWORK楽曲を他の歌手に提供している


それは前田愛という声優で(前田亜季の姉とは別人)、
1999/10/8に木根プロデュースで、
「keep on」「Like a Candle」の2枚のシングルをリリースした
この内で「Like a Candle」のカップリングに、
「humansystem」所収の木根曲「Fallin’ Angel」が収録された
このシングルは100位にも入らなかったから、
TMの宣伝にはほとんど役に立たなかっただろうが、
選曲は小室の「humansystem」推しと連動しているのかもしれない


なお木根は1996年に「CAROL-k」に関わって以来、
アニメ声優への楽曲提供も継続的に行なうようになっていた
その中で早くからTM NETWORK楽曲の提供も行なっており、
1998/2/25リリース南央美「Rhapsody」には、
「Fool on the Planet」が収録されている


以上のような経緯の中、1999年7月、
TM NETWORKは待望の復活を果たす
以下数章では、この時期のTM NETWORKの様子を見て行くことにしたい


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2013-09-11
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この記事へのコメント

kuri566
2014年01月21日 07:18
あけましておめでとうございます。すいません、もう2月間近ですが・・・。なかなか情報が出てきませんね。まあ、待たせたあげくにシングルどまりよりは、アルバムとしてきっちり仕上げてもらえる方がありがたいので、期待のハードル上げて待ちます。(インストで埋め合わせるアルバムもご免です・・・。)

さて、この当時、確かにメディア出演は少ないですね。でも、シングル発売に合わせてめざましTVの芸能コーナーでもちょっとしたまとまった時間を割いてくれていましたし、たたみかける意欲の欠如なのか、小室センセの忙しさからなのか、じらされまくってましたよね。この時期、アーティストとしてしっかり線を引いていたB’zと違って、90年代のヘイヘイヘイ以来、小室センセ自身がお笑いやバラエティに興味が向いてしまっていたのが、失敗でしたよね。

ちなみにこまかいですが、前田亜季の方が妹で、姉が愛です。あ、ごめんなさい。ちょっと当時ファンだったので。
青い惑星の愚か者
2014年01月21日 08:10
なんでこんな時間にチェックしているんですか!?
びっくりですよ。
あ、あけましておめでとうございます。

今回の理想は、リードシングル1枚(2曲)出した後、I am、君いて、GreenDays、ニューシングル2曲、計5曲のアルバムミックスにオリジナル新曲7曲くらいのアルバムを出して、アリーナライブ&全国ツアーというところですね
20周年は越える盛り上がりになってくれればと思います

この頃のTMの活動は、メディアではほぼ深夜の「哲にいさん」か朝のワイドショーでしか言及されなくて、若者にはほとんど届いていなかった気がします。
挑戦的な音を作っていた割には、それを届ける活動が皆無という、謎の戦略でしたよね。
何もしなくても注目されるだけのステータスがあると勘違いしちゃってたんでしょうかねえ。

あと前田愛亜季、ごめんなさい!
さっそく直しておきました。
あいと
2014年01月21日 15:08
こんにちは。今回も興味深く拝読させて頂きました。
板違いのコメントになってしまい申し訳ないです、『IT'S GONNA BE ALRIGHT』や『10 YEARS AFTER』がタイアップされた件ですが、サポートソングという点は、昔から多々あります。
例:(永作博美が属してたリボン矢印左右清水エスパルス・カールスモーキー石井矢印左右鹿島アントラーズ)そのアーティストが熱烈なサッカークラブがある場合や選手と親交があると、関係者を通じてなのか、契約がまとまる様ですね。
詳しくはわかりませんが(^_^;)
(リボンは違うかな?)

ただ、当時のヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)は、読売新聞社の撤退による経営不振から、三浦知良、ラモス瑠偉、柱谷哲二などの主力級がごっそり退団し、若手揃いの全く新しいチームになりました。そういった理由もあり、会社を引き継いだ日テレが、話題作りの為、TMN復活を匂わせてた木根さんを起用したのかなとボクは思いました。
木根さんと日テレの関係性もわからず憶測ですが…。
哲にいさんも、日テレでしたっけ。時期が若干ズレるかな(^_^;)

また、話もズレたかな、すみません。
智紗@2014と見るたびにニヤニヤする
2014年01月21日 23:06
2014年、明けましておめでとうございます。とうとうやってきましたね!
個人的にはデビュー時を知らないせいか、ラスグルに行けなかったせいか、「デビュー30周年」というより「終了から20年」な感じです。そう、あれから20 years afterです!
ライブ予定は発表されてないですが、恐らく4/21には何かあるのではないかと思ってます。もちろん有給とりますよ、月曜だけど。
ツアーすべては無理だけど、地元と関西と東京は追っ掛けるつもりです。
またみなさんとお会いできるのを楽しみにしてます。

本文ですが、その時代はリアルタイムなはずなのに、あまり覚えてないですね。バイトに明け暮れてたせい?
何度読んでも理解できないので、年表があると嬉しいです。TMの活動と小室さんのプロデュース活動と二段あれば分かりやすいかも(この頃のTMはリーダーの活動に影響されすぎですね)

2014年、楽しみましょうね。
GAUZE
2014年01月22日 11:13
あけましておめでとうございます。忘年会では大変お世話になりました(^^)。いろいろ情報交換ができてとても楽しかったです。自分の持つ情報が過去記事の更新に役にたっていただければ幸いです。

新年最初の更新が遅れたのはそういう理由だったんですね。僕も今年最初のTM情報を今か今かと待ちわびているので管理人様のお気持ちよーく分かります(^^;)。

TM30周年の今年は一体どんな活動をするのか本当に楽しみですね。小室さんが情報を小出しにしているのがもどかしいですがその度に一喜一憂できるのもそれはそれで嬉しいことですよね。

今年も忙しい最中のブログ活動大変だと思いますが濃い記事が更新されるのを楽しみにしております(*^-^*)。
アザラシ
2014年01月22日 21:17
あけましておめでとうございます。

正直、私は20周年よりも今年の30周年を迎えることの方が感慨深く思います。本当に色々とありましたからね。今年はTMにとっても、てっちゃんにとっても重要な年になりますね。
ワイン好き
2014年01月23日 08:36
今年もどうぞよろしくお願いします。
今回も管理人様の細かい分析力に頭が下がります。

30THライブはデビューの4/21辺りと予想していますが情報が分からず悶々としております。
小室さんも小出しに呟いていらっしゃいますがそろそろドーンとライブやアルバムの発表をされるのを願う日々です。

鈴木あみのBe togetherは結構売れていたんですね。TMの再評価につながって欲しかったけどあの頃は管理人様が仰るように露出も少なく残念です。
当時は全くTMのことをスルーしていましたが再結成のいきさつを知りまた続きを読みたくなりました。
yousuke
2014年01月23日 23:13
現在は小室さんはソロとTMを並行して制作中だと言っていましたね。
シングルは出そうな雰囲気でしたね。
一応木根さんのFCを更新しました。
ライブ情報と30周年企画は発表はいつ頃になるのか楽しみです!
kuri566
2014年01月25日 13:49
30周年でavexが蔵出しできる素材はほとんどないにしろ、そろそろSONYが周年行事にあわせて小遣い稼ぎに動き出しそうな気配ですよね。

市販するとなると、在庫抱えるのはリスクが大きいなら、今、バンダイがプレミアムバンダイといって市販では売れないようなマニアックなラインナップ(しかもけっこう高額でどうみても大人のガンダムファンやライダーファンねらい)を展開しているんですが、mu-mあたりで予約受注生産で昔の蔵出しやってくれないですかね。この方法だと、在庫のリスクはないので。あとは権利関係で松本氏とかがOKしてくれればいいだけのような気もします。

音源的には、もう残っている出せそうなものは、底をついてきたようですので、ありものでやりくりするなら、個人的にはアルバム収録曲も前みたいにボーカルトラック抜いて、インストで出してほしいです。

映像としては、LogーONが第一希望ですが、SPEEDWAY・TK HITSのツアーは一部、前売り券の特典としてつけられたので、完全版はいけそうだと思いますが・・・。あと、終了前のライブは、不完全なものばかりですので、収録に漏れたものを補完してBD BOXにしてほしいです。

このままだと、過去のDVDをまんまBDにして発売というセコい商売しか思いついてくれそうもないので・・・。
mizuki
2014年01月25日 16:39
管理人様 みなさま 
本年もよろしくお願いいたします♪

ツアーがあるのならば
せめて何月なのかだけでも
早めに発表希望(><@)

静岡の田舎者ですので(笑)


ある意味 ど真ん中在住ですが
TMは来てくれそうもないので(笑)
予定を開けて いつでも都会へいけるよう準備万端で30周年参加したいと思います♪

その時に
また皆様と語りたいです(^^)/
あいと
2014年01月25日 18:35
>mizukiさん
はじめまして。あいとと申します。静岡在住だったんですね。私は沼津です
(^_^;

ちょっと驚いてコメントしてしまいました。
mizuki
2014年01月26日 00:05
あいと様
はじめまして。
ワタクシ出戻りFANKSなので,ここの通史に出会えて、自分の空白TM時代がどんどん埋まっていくのがとても勉強になっております♪

去年のさいたま2日間も一人参戦でしたが
みなさまとも語れて楽しく過ごせました(^-^)

早く30周年情報解禁になりなすように♪
青い惑星の愚か者
2014年02月02日 00:18
小室さんと美雨さんのコラボライブに行くはずだったのですが、なんと小室さんの交通事故で延期!
全治一週間程度の軽症とのことですが、後遺症とか残らないことを祈っています

>あいとさん
当時のヴェルディの状況、全然知りませんでした
経営方針をめぐっていろいろと混乱していたんですね
サッカーチームのサポートソングというのも、チームの先行きが不安な状況下での盛り上げ企画だったのかな?
サポートソングというのが他にもしばしばあったということは分かりました
ありがとうございます

>智紗さん
今年はラスグル20周年でもあり、再結成15周年でもありますね
つうか、デビューから現在まで半分が、再結成後のことになるというのは、いまさらながら驚きです
ずいぶん時間が経ったものです
年表は…時間があったら考えてみます
この頃になるとTMがTMだけで動いているわけではないので、事態の把握が難しくなりますよね

>GAUZEさん
おかげさまで、あの日の後、いろいろと過去記事に追記などいたしました
驚きのコレクション、大変な眼福でした
TMの新曲は、少なくとも1曲は完成したようなので、今月中くらいには一部でも聞いてみたいです
青い惑星の愚か者
2014年02月02日 00:18
>アザラシさん
20周年は小室さんが微妙な雰囲気の中での活動でしたから、ファンの間でも不完全燃焼な感じはありましたね
今回は大事件を乗り越えて、2012年以来の意欲的なライブの後の30周年ですから、大変楽しみです
早く!スケジュールを早く!

>ワイン好きさん
4/21に何かやるのは間違いないと思います
その後も、小室さんは1年かけて…とか言っていて、今回は20周年のように短期的・集中的な活動では終わらない気がしています
鈴木あみのBe Togetherは、商業的な意味では、再結成後唯一のTM関係の明るい話題だったりします
ただ本家TMがそれほど売れなかったのは皮肉でしたけどね

>yousukeさん
シングルっぽいのは出来上がったようですね!
あとの2人からも発言があればなあと思いますが、今月のFC会報でいろいろと書かれるんでしょうか
アルバムは出るんでしょうかねえ…

>kuri566さん
正直、再結成後の映像・音源はもうほとんど出すものはないでしょうね
可能性があるのは権利関係が入り乱れていると言われているLog-onくらいでしょうか
キヲクトキロクのノコリカス感もただものではなかったですし…
私もSONYのDVD BOXリリースの可能性に目を光らせています
SONYがTMで稼げる最大のチャンスですし、ここを外さないようにお願いしたいものです
既発売DVDのBOX化とかのくだらないものではなく、本当に未発表完全版映像集なら、相当に高額でも買うつもりです

>mizukiさん
ツアーの予定、早く発表してほしいですよね
私も他のミュージシャンのチケットを予約しようと思いながら、TMが入るかも…と思って、予約に踏み切れませんでした!
早く!早く!
智紗
2014年02月03日 20:44
>管理人さま
てっちゃんの事故、びっくりしました。
全治一週間って一見安心するんですが、そうはいっても完治に2,3ヶ月かかる場合が多いです。しかもヘルニア持ちはヘルニアが痛みを倍増させる場合もあります。
今痛みがなければいいですが…

ライブ日程早く発表してほしいですね。
私もTM気になって他のライブが取れないですし、
右耳がおかしいから、ライブ目標に治したいので。。。
みなさんもご自愛ください。
haru
2014年02月10日 19:35
ご無沙汰しております。

TM NETWORKが30周年に向けて動き始めました。

TM NETWORK 30th FROM 1984 Season 1
http://tm30th.jp/

今回は不完全燃焼気味だった20周年の時とは違って、1年を通して活動するようなので期待したいです。
kuri566
2014年02月10日 22:36
おっ、ようやく半歩、動き始めましたね。しかし、あと2か月で30周年のわりには、情報が少なすぎです。
シングルきましたね。アルバムは、リプロダクトかあ。予告どおりのEDMアレンジですね。でも、オリジナルアルバムもこの1年のあいだに出してくれること期待しています。ツアーはどの程度まわってくれるんでしょうか。ある程度の舞台装置をセットするとなるとそれなりの小屋になると思うのですが・・・。カモン、日本海側!
yousuke
2014年02月10日 23:03
やっと情報が出ていましたね。
新曲とアルバムが来ましたね。
発売日やツアーの日程も気になります。
地元に来たらぜひ参加をしたいです。
青い惑星の愚か者
2014年02月11日 04:03
>智紗さん
首とか腰とかは、外科的には治ったことになっても、痛みは残ったりするらしいですよね
新記事にも書きましたが、小室さん、今年のハードスケジュールをこなせるのか不安ではあります
この年で無理して倒れたら、本当に危ないかもしれませんしね
って、智紗さん、耳が良くないんですか?
できることならば4月までに治せることを祈っています
ライブの大音量は、耳には良くないかもしれないですし、なにとぞお大事に

>haruさん
速報ありがとうございます!
私、haruさんの書き込みの通知で30周年情報を知って、仕事を切り上げて帰宅しました(笑
30週年はちゃんとやってくれそうですね!
楽しみです

>kuri566さん
今回は情報を小出しにしていくつもりなんでしょうかね
先は長いようですし…
おっしゃる通り、オリジナルアルバムは私も出してほしいです
いや、きっと出すはずだ…(訴える目で)
リプロダクトは、1987~88年の作品に集中させず、初期曲から再結成後の曲まで広くやってほしいです
フルアルバム各1曲でも11曲ですからね

>yousukeさん
ツアー日程、私も気になっています
何よりもそれを早く出してほしいのですが…
ファンも社会人が多いはずですし
かっと
2014年08月26日 07:10
過去記事にもコメントを

Count Down Japanいってました
お察しのとおりGet Wildは"これじゃない"感が強く滲み出ていました
ラッパーの一人がしけてんな って言っちゃってますます良くない雰囲気に
周りの反応はラッパー達やもう一曲やる?ではじまった小室さんのじゃない曲に対してさめていた感じでした

他の3曲は盛り上がってました Children of the new Centuryが年末また聞けて盛り上がったのはうれしかったです
このアレンジはカッコいいから、曲を知らないであろうフェスの客層にもうけたのかと
ホールよりは狭いステージでしたがお客さん後ろまでぎっしり埋まっていてびっくりしました。

当日は別のステージでKREVAも出ていたのでviennaやるかな~とものすごく期待してたんですけどね
後日気づいたのは、共演したら双方のファンで席が埋まりすぎるっていう判断でもあったのかなぁと
余談ですがKREVAのステージも少し見たのですがホールが広いからか集客に苦労している印象をうけました

翌年2014年のソロクラブツアー最終日の渋谷VISIONでの反応もみると、やはり小室さんの強みを活かした
かっちょいいアレンジのきいた盛り上がる選曲、シンセ演奏に徹したパフォーマンスのほうが
ファン以外の客層にもうけるんだな と思いました。
青い惑星の愚か者
2014年08月30日 01:23
COUNTDOWN JAPAN、小室さんの曲ではない曲もやったんですか?
じゃあもう一曲あったのかな
Viennaは私も可能性あるかと思っていました
この曲、美雨さんとのコラボライブでもやってくれませんかね

おっしゃるとおり小室さんは、こういっちゃ実もふたもありませんが、DJプレイよりもシンセ演奏の方が向いていますよね
基本的なアプローチがロック志向だし…
ただ小室さんの刺激にはなっているようだから、いろんな形の音楽活動をしていただければと思います
かっと
2014年09月04日 04:29
過去記事にもレスポンスくださってありがとうございます!
小室さんのじゃない曲ってのはhideのROCKET DIVEのことでして、ごめんなさい書き方がわかりづらくで(^^;
小室さんもFacebookのコメント欄で今度のagehaでのプレイスタイルどっちがいいかファンに質問投げかけてますね
青い惑星の愚か者
2014年09月10日 22:50
ああーROCKET DIVE、確かに小室さん作曲ではないですよね
DJTK名義だから小室曲で数えていました
クラブツアー、Season2もやるかな?

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