7-5 Laugh & Peace Premium Night
気付いたらトップページのアクセスカウンター、75万を越えていました。
どうもありがとうございます!
ウツは5/29、2ヶ月弱続いた「「それゆけ歌酔曲!!」ξIdiosξ」を終えました。
私は参加していないのでよく分からないのですが、今回は一部演奏曲のイントロをいじる企画があり、一部会場では小室さんの曲っぽいのを付けていたそうです。
ウツの次の活動は、現時点では告知されていませんが、例年通りならば秋にバンド形式のソロツアーが用意されているのでしょう。
木根さんは5/30にライブDVD/Blu-ray「キネバラ」をリリースしました。
去年12/2のソロ25周年ライブを収録したものです。
選曲はTMを含む木根さんの代表曲のヒットメドレー的内容です。
TM曲としては「大地の物語」「Fool on the Planet」「Time Passed Me By」「Winter Comes Around」の他、ゲストの小室さんと一緒に演奏した「Dreams of Christmas」「Christmas Chorus」が収録されています。
長時間に及んだ2人のトークはカットされています(残念)。
ステージ上だからということもあるのでしょうけど、このライブでの小室さんの表情を見る限り、素で楽しそうにしていたように見えます。
この1ヶ月半後の悲痛な会見と比べると…
「Dreams of Christmas」は、小室さんがTM曲を演奏した最後の映像となります。
また「Christmas Chorus」は、小室さんが歌、木根さんがギターを担当していますが、これは実はこの曲の初めてのライブ映像です。
「THINK of EARTH」などTV放映された未商品化映像も含めれば、これで小室さんの歌入りソロシングル曲は全部ライブ映像が出そろったことになります。
本DVDについては、5/29mu-moステーションに、木根さんのインタビュー記事が掲載されました。
演奏された曲について、結構いっぱいコメントしてくれています。
これによれば小室さんのゲスト出演は、木根さんがお願いしたのではなく、小室さんが自分から言い出したことだったそうです。
ゲスト出演の告知が9/26だったので、この話が出たのは8~9月頃でしょうか。
まだ引退とか考えていなかった時期ですよね。
私が買ったBlu-ray(限定盤)には、サイン入りフォトカードとテイクアウトライブカードなるものが入っていました。
テイクアウトライブカードには「木根テレ!」の写真が付いています。
(ライブカードでダウンロードできる「木根テレ!」特別版の様子)
これは木根さんと徹貫が並んでいる記念写真なんですが、徹貫いらねえ…
しかも私の持っている端末はライブカードに対応していないという始末です。
ブツブツ…
木根さんは6/2、HMV&BOOKS SHIBUYA 6Fで、ミニライブ&サイン会を開催します。
HMV&BOOKS SHIBUYAでは「キネバラ」を購入した先着50名に整理券を配るので、それを持っているとイベントに参加できるそうです。
同日には「2525ツアー」の一般発売が始まるので、その宣伝も兼ねたイベントでしょう。
小室さんの話題では、ベスト盤「TETSUYA KOMURO ARCHIVES」の収録曲が、小出しに発表されています。
新曲としては、梅田彩佳 「MY HISTORY」と、Tetsuya Komuro feat. Beverly 「Guardian」も収録されるとのことです。
9枚組盤のみの特典ディスクの情報はまだ出ていません。
「Guardian」を主題歌とするスマホゲーム「ガーディアンズ」の配信日が、6/5に決まりました。
これをプレイすれば、小室さんの曲が聞けることになります。
「SUNNY」もそうですが、サントラ盤は出るんでしょうか。
小室さんの近況について、5/22に「女性自身」のインタビュー記事が出ました(1・2)。
小室さん、5月上旬から2週間入院していたそうです。
退院の時に記者が待ち構えて質問したところ、小室さんは「これが本当に最後です」と言って回答してくれました。
引退撤回の可能性については、きっぱりと否定しています。
重要な情報として、引退会見前に引き受けていた作曲の仕事がすべて終わったと言うものがあります。
本当にもう終わりですね…
今後発表される楽曲はあるそうですが、「ガーディアンズ」「SUNNY」以外にもあるのでしょうか。
5月上旬の入院は、おそらくすべての仕事が終わり、自由の身になった上で行なったことなのでしょう。
5/7のインスタグラム更新は、仕事を終えたタイミングでのことだったのかもしれません。
「体調を改善すべく静養」しているとのことも書かれていましたから、入院後に病室から更新したものでしょうか。
小室さんほどの人の仕事収めとしては、寂しさがぬぐえません。
入院の理由は、引退の一因になった突発性難聴とのことで、会見当時よりも悪化しているそうです。
会見までは女性看護師による精神ケアがありましたが、それすら許されなくなった環境下で、精神状態が悪化していたことは容易に見当がつきます。
KEIKOさんとは電話で何度かやり取りをしているとのことですが、つまりまだKEIKOさんは大分の実家にいるということでしょう。
今の状態で2人で暮らし出したらどうなるか怖いですし、そこらへんは良かったです。
小室さん、今後の生活について聞かれると、「どういうふうに2人でやっていけるものなのか。そして、どういう道があるのか。まだまだちゃんと決められてないんです」と答えており、悩んでいるようです。
仕事が続いている間と入院中は別居するとしても、その後はどうするか、そろそろ考えないといけないのでしょうけど、それもまたストレスになりそうですよね。
というか、小室さんが仕事という責任から解放された今、スタッフのケアもないままで2人だけで暮らし始めたら、生命的な意味での破局すらあり得るのではないかと、割と真剣に思っています。
継続可能な老後の生活設計、じっくり考えてほしいです。
マスコミから何か言われるかもしれませんが、施設など利用しても良いと思います。
最後に音楽面での小室さんの発言もありました。
自分では最新鋭のことをやっているつもりなのに、小室ぽいと言われるのが苦痛だったとのことです。
PANDORAでは、90年代の小室サウンドを意図的に盛り込んだと言っていましたが、これは新しい試みが受け入れられないという諦めの発言だったのでしょうか。
2017年の小室さんが、音楽史を振り返ることが役目として求められていると言っていたのも、やはり同じ背景から来た発言だったのかもしれません。
2017年から今年までは、自信を失いながらだましだまし曲を作ってきた1年間だったんでしょうか。
以上、暗い話題で近況が終わってしまいましたが、本題はお笑いイベントの話題です。
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「Castle in the Clouds」をキャンペーンソングとした「Laugh & Peace 笑いはニッポンを救う。」は、日本テレビと吉本興業の共同企画だった。
本企画を通じて、TMのメディアでの露出も期待されていたと思われる。
そのような中で開催された「Laugh & Peace Premium Night」では、約2年ぶりにTM NETWORKの演奏が披露された。
このイベントは2002/10/1に開催されたもので、会場は当初SHIBUYA-AXの予定だったが、後により規模の大きい東京厚生年金会館に変更された。
もっとも「Premium Night」はTMを中心としたものではなく、メイン企画は吉本絡みの映画「明日があるさ The Movie」の上映だった。
この映画は10/5に全国ロードショーとなったが、それに先立つ試写会がこの時に行なわれた。
試写会の前には吉本芸人らのトークショーも行なわれ、その後にはTMのミニライブも催された。
それにしても吉本芸人とTMという組み合わせ、なんとも食い合わせが悪そうである。
両方を期待していた来場者はあまり多くなかっただろう。
試写会後のイベントの様子を見てみよう。
映画上映が終わってしばらくすると、スクリーンに映画とは別の映像が流れ出した。
これが初公開の「Castle in the Clouds」PVである。
そもそも曲自体が、この時初公開だった。
ROJAM期の3枚のシングルはPVが作成されなかったため、このPVは1999年のTRUE KiSS DiSC期以来3年ぶりのものとなった。
ただTRUE KiSS DiSC期のPVと同様に、本PVも曲はショートバージョンで、2番がカットされている。
本PVは現状で「Your Song」のドラマ版PVとともに、商品化されていない数少ないPVの一つである。
吉本時代の作品ということもあり、今後も商品化される可能性は低い。
ただこのPVを欲しがるファンはそれほど多くはないだろう。
それは歴代のPV中でも特異な内容であることによる。
すなわち本PVには、TMが出演しないのである。
(一応最後にCDライナーで使われたメンバーの写真は出るが)
PVに出演したのは、森三中の3人だった。
森三中がTM3人の役で出演し、演奏する演技をしているというものである。
TMの吉本移籍を印象付ける意味もあったのかもしれない。
撮影は9/25で、レコーディングが終わった9/20の5日後のことである。
この撮影日程は、スタッフとしては大変だったと思う。
レコーディング完了以前、デモテープの段階で、映像の制作作業に入っていたのだろう。
以下、PVのおおまかな内容を見ていこう。
イントロで、椅子に腰かける人物の後ろ姿が映り、「小室哲哉 ロス在住」と表示される。
その人物が携帯電話で「TM NETWORK RESTART」と発信する。
TM再始動の指令をメンバーに伝えているのだろう。
発信が終わると、その人物の横顔が映る。
満面の笑みの大島美幸である。
以後、大島が小室役を演じる。
ついで森三中3人がTMに扮して演奏しているシーンが映り、本PVが森三中によるTMのパロディであることが示される。
1番の歌が始まると、PVのストーリーが再開する。
なぜか暗いテレビの前で踊っている村上知子。
「宇都宮隆 ロンドン在住」と表示。
村上がウツ役であることが分かる。
村上は大島と同じ形の携帯電話を取り出して「TM NETWORK RESTART」のメッセージを受け取り、笑みを浮かべて、また踊り出す。
ついで黒沢かずこが登場。
「木根尚登 祖師谷大蔵在住」の表記。
木根だけ渋い住所なのは、オチに使われているのだろう。
黒沢も大島のメッセージを受信する。
本棚の前でなぜかヘッドマイクを付けている。
メッセージ発信を終えた大島が黄色い上着を脱ぎ、黒のジャケット姿になる。
大島は背中から金属製の翼を生やし、国道を高速飛行で移動する。
飛べるならわざわざ車が多い道路を使わなくても良いと思うのだが…
村上は相変わらず無駄な動きを続けながら走り出す。
黒沢は大量のサングラスからどれを使うか選んだ上で、悠然と歩いて移動。
多分東京で集合するから、祖師谷に住む黒沢だけ徒歩なのだろう。
なお黒沢だけ頭上に浮かぶ雨雲から雨を浴び続けるのだが、この演出の意味がいまだに分からない。
こうして3人がどこかのビル街で合流する。
夜になると、3人のために用意された車が現れる。
3人は報道陣をかき分けて、黒人ガードマンに守られながら車に乗り込む。
ここは「Rhythtm Red Live Wolds's End Ⅱ」のオープニングや、「Decade」エンディングを意識しているのだろうか。
その後は演奏シーンが続くが、歌が終わると3人はソファーに座りこむ。
すると同じソファーに同じ衣装で座るTM3人の写真が映されて、PVは終わりとなる。
このPVについて、3人がコメントをしている。
どうでもいいことばかりだが、メンバーの発言も少ない曲なので、以下に引用しておこう。
なおDJ DragonはこのPV撮影現場に居合わせたらしく、自らのBBSにそのことを以下のように記載している。
今見ると、「三人がまるで別人」「 TKはいつもよりたくましい」はその通りである
Dragonの煽りの通り、このPVを見たいと思うファンはあまりいないだろう。
正直私もこの記事を書くために見ながらうんざりしている。
PVの演出についてはもっと詳しく書くこともできるが、それをしようという意欲も起こらない。
だが森三中が代役を務めることを抜きにすれば、TM再始動と言うコンセプトはよく分かる。
半透明のバーチャルな携帯電話や、背中から生える金属製の翼など、近未来的な演出は、典型的な80年代TMのイメージを惹起させようとしたものといえる。
そして実はこのPVの大まかな流れは、比較的評価の高い「I am」(2012年)のPVとほとんど同じである。
片やR&C、片やavexへの移籍直後の作品だったという環境も同じである。
「Castle in the Clouds」PVを真面目に再現したのが「I am」PVとも言えるし、
ある意味では「I am」PVは「Castle in the Clouds」PVのパクリとも言える。
さて、イベント「Premium Night」の話に戻ろう。
このPVが流された後に司会が、「わざわざ今日駆けつけてくれました、こちらの3人を紹介したいと思います。TM NETWORKの皆さんです!」と言って、会場を盛り上げようとした。
会場には「Castle in the Clouds」が流れる。
だがそこに登場したのは、PVでTM役を務めた森三中だった。
3人はPVにまつわる話など、どうでもいいトークを行なった。
TM目当てのファンからすればあんまりな流れだが、もとより吉本の企画なのだから、仕方ないことでもあった。
ただステージには楽器がセットされており、TMが登場することは観客も分かっていただろう。
スタンバイが完了すると司会から、「正真正銘のTM NETWORKの皆さんです!」。
ステージにはサポートメンバーに加えTM3人が登場する。
小室はパッチワークの下地に数字の柄の入ったシャツ、ウツは黒地に模様の入ったYシャツの上に黒の革ジャン、木根は黄色地・模様入りのYシャツの上に黒のジャケットを着ている。
サポートはギター北島健二、ベース吉田建、ドラム村石雅行である。
吉田・村石はレコーディングメンバーとして参加したものだろうが、TMのライブで二人のサポートは初めてのことである。
特に村石のサポートは、史上この時だけと思う。
ステージ上での配置は、観客から見て左に小室、中央にウツ、右に木根で、小室の後ろに北島、ウツの後ろに吉田、木根の後ろに村石がいた。
TMはまず「Castle in the Clouds」を演奏した。
10日前に完成したばかりの曲である。
「Castle in the Clouds」はシングルであるにもかかわらず、現在までTMのフルライブで演奏されたことがない。
これはリミックスではないシングル表題曲では唯一の例であり(リミックスシングルでは「Get Wild Decade Run」もある)、その意味では歴代シングル中でもっとも扱いの悪い曲となった。
「Castle in the Clouds」のこれまでの演奏例は、この「Premium Night」を除くと、2003/9/6・7に苗場プリンスホテルで行なわれた「Fan Event in Naeba」くらいである。
そう考えると「Premium Night」の演奏は意外と貴重なものとなった。
「Premium Night」ではこの後数分、3人のトークが行なわれた。
とはいっても、PVの感想とメンバー紹介程度で、あまり深い話はなかった。

深くない話中の木根
メンバー紹介が終わると、ウツが最後のMCをする。
ということで、本イベントは「君がいる朝」を披露して、終幕となった。
実は本イベントの最重要事項は、この「君がいる朝」の演奏であり、TM史上この曲が演奏されたのはこの1回のみである。
(TM以外では2007年「Spin Off from TM 2007」やウツソロ「20 miles」「Phoenix Tour」「Fan Party & Live Through 2017」などで演奏例あり)
リリース前の初披露と言うことで、特徴的なアレンジはなかったが、ウツは安定した歌を披露した。
この一ヶ月後、10/30の「Castle in the Clouds」のリリースに合わせ、メンバーは各地で販促活動を行なった。
再始動直後の1999年~2000年にはそうした活動はほぼ皆無だったが(「Major Turn-Round」リリース前後のラジオ出演くらい)、この時はそれなりの意気込みがあったということだろうか。
あるいは吉本側の要求によるものかもしれない。
詳しくは書かないが、10/30には3人が渋谷TSUTAYAで、11/1にはウツ・木根・徹貫が銀座山野楽器本店で、11/3にはウツが荻窪の新星堂で、トークイベントを行なっている。
またこの前後にはメンバーのラジオ出演も数件確認される。
11/22には日本テレビの「FUN」に出演して、「Castle in the Clouds」を演奏している。
サポートミュージシャンもいるが、音はCD音源+口パクと思われる。
PVと同じく、2番カットのショートバージョンである。
曲の最後、「今日のドアを開けよう」の部分では、ステージセットの後ろに設けられたドアが開いて、光りが差し込んでくる演出があった。
番組の収録は11/7だったらしい。
小室は白のTシャツの上に迷彩柄のシャツ、ウツは黒のTシャツの上に革ジャン、木根は白のYシャツの上に紫地に白線の入ったジャケットである。
ウツの革ジャンは「Premium Night」の時と同じものだろうか。
番組では数分のトークがあったが、肝心の曲についてのコメントはまったくなかった。
同日放映された小室・KEIKOの披露宴とあわせて企画されたものだったため、話題が結婚に集中してしまったためである。
またこの番組の恒例企画らしいが、ファンを集めてトークなどをする「ふぁんBOX」というコーナーがあり、演奏+メンバートークよりも長い時間が取られた。
「Love Train」を歌う67歳老女、小室・ウツコスプレをするファン、TM歴代シングルを暗唱するファンなどが登場したが、本当にどうでも良い時間だった。
以上のように、久々の新曲リリースだったにもかかわらず、これを受けてTMが行なったのは、数回のトークイベントとラジオ出演、1回のイベント出演、1回のテレビ出演のみだった。
キャンペーンソングのタイアップも、リリースの半月以上前にほぼ終わっており、リリースされた頃には巷でまったく聞かれない曲になっていた。
いまいち盛り上がりを欠いた新曲リリースだったと言わざるを得ない。
キャンペーン特番「Laugh & Peace!! 笑いは日本を救うスペシャル」翌日の10/6に、小室とKEIKOの結婚が発表されたのは、おそらく「Castle in the Clouds」の宣伝に対する効果も意図していたのだろう。
結婚披露宴と「FUN」の放映を同日にしたのも、同様の意図によるものと考えられる。
しかしこうしたメディア発での話題提供によるプロモーションによってTMの活動が話題になった印象は、当時まったく感じることがなかった。
むしろ小室結婚の話題にTMが埋没してしまった印象である。
結論として「Castle in the Clouds」による再始動は、極めて印象の薄いものにならざるを得なかった。
どうもありがとうございます!
ウツは5/29、2ヶ月弱続いた「「それゆけ歌酔曲!!」ξIdiosξ」を終えました。
私は参加していないのでよく分からないのですが、今回は一部演奏曲のイントロをいじる企画があり、一部会場では小室さんの曲っぽいのを付けていたそうです。
ウツの次の活動は、現時点では告知されていませんが、例年通りならば秋にバンド形式のソロツアーが用意されているのでしょう。
木根さんは5/30にライブDVD/Blu-ray「キネバラ」をリリースしました。
去年12/2のソロ25周年ライブを収録したものです。
選曲はTMを含む木根さんの代表曲のヒットメドレー的内容です。
TM曲としては「大地の物語」「Fool on the Planet」「Time Passed Me By」「Winter Comes Around」の他、ゲストの小室さんと一緒に演奏した「Dreams of Christmas」「Christmas Chorus」が収録されています。
長時間に及んだ2人のトークはカットされています(残念)。
ステージ上だからということもあるのでしょうけど、このライブでの小室さんの表情を見る限り、素で楽しそうにしていたように見えます。
この1ヶ月半後の悲痛な会見と比べると…
「Dreams of Christmas」は、小室さんがTM曲を演奏した最後の映像となります。
また「Christmas Chorus」は、小室さんが歌、木根さんがギターを担当していますが、これは実はこの曲の初めてのライブ映像です。
「THINK of EARTH」などTV放映された未商品化映像も含めれば、これで小室さんの歌入りソロシングル曲は全部ライブ映像が出そろったことになります。
本DVDについては、5/29mu-moステーションに、木根さんのインタビュー記事が掲載されました。
演奏された曲について、結構いっぱいコメントしてくれています。
これによれば小室さんのゲスト出演は、木根さんがお願いしたのではなく、小室さんが自分から言い出したことだったそうです。
ゲスト出演の告知が9/26だったので、この話が出たのは8~9月頃でしょうか。
まだ引退とか考えていなかった時期ですよね。
私が買ったBlu-ray(限定盤)には、サイン入りフォトカードとテイクアウトライブカードなるものが入っていました。
テイクアウトライブカードには「木根テレ!」の写真が付いています。
(ライブカードでダウンロードできる「木根テレ!」特別版の様子)
これは木根さんと徹貫が並んでいる記念写真なんですが、徹貫いらねえ…
しかも私の持っている端末はライブカードに対応していないという始末です。
ブツブツ…
木根さんは6/2、HMV&BOOKS SHIBUYA 6Fで、ミニライブ&サイン会を開催します。
HMV&BOOKS SHIBUYAでは「キネバラ」を購入した先着50名に整理券を配るので、それを持っているとイベントに参加できるそうです。
同日には「2525ツアー」の一般発売が始まるので、その宣伝も兼ねたイベントでしょう。
小室さんの話題では、ベスト盤「TETSUYA KOMURO ARCHIVES」の収録曲が、小出しに発表されています。
新曲としては、梅田彩佳 「MY HISTORY」と、Tetsuya Komuro feat. Beverly 「Guardian」も収録されるとのことです。
9枚組盤のみの特典ディスクの情報はまだ出ていません。
「Guardian」を主題歌とするスマホゲーム「ガーディアンズ」の配信日が、6/5に決まりました。
これをプレイすれば、小室さんの曲が聞けることになります。
「SUNNY」もそうですが、サントラ盤は出るんでしょうか。
小室さんの近況について、5/22に「女性自身」のインタビュー記事が出ました(1・2)。
小室さん、5月上旬から2週間入院していたそうです。
退院の時に記者が待ち構えて質問したところ、小室さんは「これが本当に最後です」と言って回答してくれました。
引退撤回の可能性については、きっぱりと否定しています。
重要な情報として、引退会見前に引き受けていた作曲の仕事がすべて終わったと言うものがあります。
本当にもう終わりですね…
今後発表される楽曲はあるそうですが、「ガーディアンズ」「SUNNY」以外にもあるのでしょうか。
5月上旬の入院は、おそらくすべての仕事が終わり、自由の身になった上で行なったことなのでしょう。
5/7のインスタグラム更新は、仕事を終えたタイミングでのことだったのかもしれません。
「体調を改善すべく静養」しているとのことも書かれていましたから、入院後に病室から更新したものでしょうか。
小室さんほどの人の仕事収めとしては、寂しさがぬぐえません。
入院の理由は、引退の一因になった突発性難聴とのことで、会見当時よりも悪化しているそうです。
会見までは女性看護師による精神ケアがありましたが、それすら許されなくなった環境下で、精神状態が悪化していたことは容易に見当がつきます。
KEIKOさんとは電話で何度かやり取りをしているとのことですが、つまりまだKEIKOさんは大分の実家にいるということでしょう。
今の状態で2人で暮らし出したらどうなるか怖いですし、そこらへんは良かったです。
小室さん、今後の生活について聞かれると、「どういうふうに2人でやっていけるものなのか。そして、どういう道があるのか。まだまだちゃんと決められてないんです」と答えており、悩んでいるようです。
仕事が続いている間と入院中は別居するとしても、その後はどうするか、そろそろ考えないといけないのでしょうけど、それもまたストレスになりそうですよね。
というか、小室さんが仕事という責任から解放された今、スタッフのケアもないままで2人だけで暮らし始めたら、生命的な意味での破局すらあり得るのではないかと、割と真剣に思っています。
継続可能な老後の生活設計、じっくり考えてほしいです。
マスコミから何か言われるかもしれませんが、施設など利用しても良いと思います。
最後に音楽面での小室さんの発言もありました。
自分では最新鋭のことをやっているつもりなのに、小室ぽいと言われるのが苦痛だったとのことです。
PANDORAでは、90年代の小室サウンドを意図的に盛り込んだと言っていましたが、これは新しい試みが受け入れられないという諦めの発言だったのでしょうか。
2017年の小室さんが、音楽史を振り返ることが役目として求められていると言っていたのも、やはり同じ背景から来た発言だったのかもしれません。
2017年から今年までは、自信を失いながらだましだまし曲を作ってきた1年間だったんでしょうか。
以上、暗い話題で近況が終わってしまいましたが、本題はお笑いイベントの話題です。
------------------------------
「Castle in the Clouds」をキャンペーンソングとした「Laugh & Peace 笑いはニッポンを救う。」は、日本テレビと吉本興業の共同企画だった。
本企画を通じて、TMのメディアでの露出も期待されていたと思われる。
そのような中で開催された「Laugh & Peace Premium Night」では、約2年ぶりにTM NETWORKの演奏が披露された。
このイベントは2002/10/1に開催されたもので、会場は当初SHIBUYA-AXの予定だったが、後により規模の大きい東京厚生年金会館に変更された。
もっとも「Premium Night」はTMを中心としたものではなく、メイン企画は吉本絡みの映画「明日があるさ The Movie」の上映だった。
この映画は10/5に全国ロードショーとなったが、それに先立つ試写会がこの時に行なわれた。
試写会の前には吉本芸人らのトークショーも行なわれ、その後にはTMのミニライブも催された。
それにしても吉本芸人とTMという組み合わせ、なんとも食い合わせが悪そうである。
両方を期待していた来場者はあまり多くなかっただろう。
試写会後のイベントの様子を見てみよう。
映画上映が終わってしばらくすると、スクリーンに映画とは別の映像が流れ出した。
これが初公開の「Castle in the Clouds」PVである。
そもそも曲自体が、この時初公開だった。
ROJAM期の3枚のシングルはPVが作成されなかったため、このPVは1999年のTRUE KiSS DiSC期以来3年ぶりのものとなった。
ただTRUE KiSS DiSC期のPVと同様に、本PVも曲はショートバージョンで、2番がカットされている。
本PVは現状で「Your Song」のドラマ版PVとともに、商品化されていない数少ないPVの一つである。
吉本時代の作品ということもあり、今後も商品化される可能性は低い。
ただこのPVを欲しがるファンはそれほど多くはないだろう。
それは歴代のPV中でも特異な内容であることによる。
すなわち本PVには、TMが出演しないのである。
(一応最後にCDライナーで使われたメンバーの写真は出るが)
PVに出演したのは、森三中の3人だった。
森三中がTM3人の役で出演し、演奏する演技をしているというものである。
TMの吉本移籍を印象付ける意味もあったのかもしれない。
撮影は9/25で、レコーディングが終わった9/20の5日後のことである。
この撮影日程は、スタッフとしては大変だったと思う。
レコーディング完了以前、デモテープの段階で、映像の制作作業に入っていたのだろう。
以下、PVのおおまかな内容を見ていこう。
イントロで、椅子に腰かける人物の後ろ姿が映り、「小室哲哉 ロス在住」と表示される。
その人物が携帯電話で「TM NETWORK RESTART」と発信する。
TM再始動の指令をメンバーに伝えているのだろう。
発信が終わると、その人物の横顔が映る。
満面の笑みの大島美幸である。
以後、大島が小室役を演じる。
ついで森三中3人がTMに扮して演奏しているシーンが映り、本PVが森三中によるTMのパロディであることが示される。
1番の歌が始まると、PVのストーリーが再開する。
なぜか暗いテレビの前で踊っている村上知子。
「宇都宮隆 ロンドン在住」と表示。
村上がウツ役であることが分かる。
村上は大島と同じ形の携帯電話を取り出して「TM NETWORK RESTART」のメッセージを受け取り、笑みを浮かべて、また踊り出す。
ついで黒沢かずこが登場。
「木根尚登 祖師谷大蔵在住」の表記。
木根だけ渋い住所なのは、オチに使われているのだろう。
黒沢も大島のメッセージを受信する。
本棚の前でなぜかヘッドマイクを付けている。
メッセージ発信を終えた大島が黄色い上着を脱ぎ、黒のジャケット姿になる。
大島は背中から金属製の翼を生やし、国道を高速飛行で移動する。
飛べるならわざわざ車が多い道路を使わなくても良いと思うのだが…
村上は相変わらず無駄な動きを続けながら走り出す。
黒沢は大量のサングラスからどれを使うか選んだ上で、悠然と歩いて移動。
多分東京で集合するから、祖師谷に住む黒沢だけ徒歩なのだろう。
なお黒沢だけ頭上に浮かぶ雨雲から雨を浴び続けるのだが、この演出の意味がいまだに分からない。
こうして3人がどこかのビル街で合流する。
夜になると、3人のために用意された車が現れる。
3人は報道陣をかき分けて、黒人ガードマンに守られながら車に乗り込む。
ここは「Rhythtm Red Live Wolds's End Ⅱ」のオープニングや、「Decade」エンディングを意識しているのだろうか。
その後は演奏シーンが続くが、歌が終わると3人はソファーに座りこむ。
すると同じソファーに同じ衣装で座るTM3人の写真が映されて、PVは終わりとなる。
このPVについて、3人がコメントをしている。
どうでもいいことばかりだが、メンバーの発言も少ない曲なので、以下に引用しておこう。
小室「ぼくもやっと…(昔は)すごい細かったんですけど、少し最近ちょっと体重が増えてきて、ぽっちゃりしてきたんですけど、そのレベルではなかったんでね、うれしかったです」
木根「なぜかぼくのところにずっと雨が降ってたんで、きっとこれ、おそらくもしかして、いつかライブでやる時って、この曲でぼくは雨が降ってくるのかなって、ちょっと心配しています」
ウツ「ボーカルの人のリズムの取り方が、とってもなんか、リズムを取ってんのか、体を揺らしてんのか、よくわからない感じが楽しかったです」
小室「十何年活動して、この曲でやっと脚光を浴びたバンドみたいなイメージでがんばっていますので、よろしくお願いします」
なおDJ DragonはこのPV撮影現場に居合わせたらしく、自らのBBSにそのことを以下のように記載している。
今見ると、「三人がまるで別人」「 TKはいつもよりたくましい」はその通りである
きょう偶然、TKスタジオでTMのプロモ撮影に遭遇!
かなり力が入った感じ!すごい!三人がまるで別人!
とにかくすごかった、TKはいつもよりたくましいし
驚きのひとこと!往年のTMファンにはたまらない感じ
まさしく新生TMでした。はやく完成がみたい!
Dragonの煽りの通り、このPVを見たいと思うファンはあまりいないだろう。
正直私もこの記事を書くために見ながらうんざりしている。
PVの演出についてはもっと詳しく書くこともできるが、それをしようという意欲も起こらない。
だが森三中が代役を務めることを抜きにすれば、TM再始動と言うコンセプトはよく分かる。
半透明のバーチャルな携帯電話や、背中から生える金属製の翼など、近未来的な演出は、典型的な80年代TMのイメージを惹起させようとしたものといえる。
そして実はこのPVの大まかな流れは、比較的評価の高い「I am」(2012年)のPVとほとんど同じである。
片やR&C、片やavexへの移籍直後の作品だったという環境も同じである。
「Castle in the Clouds」PVを真面目に再現したのが「I am」PVとも言えるし、
ある意味では「I am」PVは「Castle in the Clouds」PVのパクリとも言える。
さて、イベント「Premium Night」の話に戻ろう。
このPVが流された後に司会が、「わざわざ今日駆けつけてくれました、こちらの3人を紹介したいと思います。TM NETWORKの皆さんです!」と言って、会場を盛り上げようとした。
会場には「Castle in the Clouds」が流れる。
だがそこに登場したのは、PVでTM役を務めた森三中だった。
3人はPVにまつわる話など、どうでもいいトークを行なった。
TM目当てのファンからすればあんまりな流れだが、もとより吉本の企画なのだから、仕方ないことでもあった。
ただステージには楽器がセットされており、TMが登場することは観客も分かっていただろう。
スタンバイが完了すると司会から、「正真正銘のTM NETWORKの皆さんです!」。
ステージにはサポートメンバーに加えTM3人が登場する。
小室はパッチワークの下地に数字の柄の入ったシャツ、ウツは黒地に模様の入ったYシャツの上に黒の革ジャン、木根は黄色地・模様入りのYシャツの上に黒のジャケットを着ている。
サポートはギター北島健二、ベース吉田建、ドラム村石雅行である。
吉田・村石はレコーディングメンバーとして参加したものだろうが、TMのライブで二人のサポートは初めてのことである。
特に村石のサポートは、史上この時だけと思う。
ステージ上での配置は、観客から見て左に小室、中央にウツ、右に木根で、小室の後ろに北島、ウツの後ろに吉田、木根の後ろに村石がいた。
TMはまず「Castle in the Clouds」を演奏した。
10日前に完成したばかりの曲である。
「Castle in the Clouds」はシングルであるにもかかわらず、現在までTMのフルライブで演奏されたことがない。
これはリミックスではないシングル表題曲では唯一の例であり(リミックスシングルでは「Get Wild Decade Run」もある)、その意味では歴代シングル中でもっとも扱いの悪い曲となった。
「Castle in the Clouds」のこれまでの演奏例は、この「Premium Night」を除くと、2003/9/6・7に苗場プリンスホテルで行なわれた「Fan Event in Naeba」くらいである。
そう考えると「Premium Night」の演奏は意外と貴重なものとなった。
「Premium Night」ではこの後数分、3人のトークが行なわれた。
とはいっても、PVの感想とメンバー紹介程度で、あまり深い話はなかった。

深くない話中の木根
メンバー紹介が終わると、ウツが最後のMCをする。
せっかくなんで、10月30日(のシングルには)、もう一曲、木根の曲が入ります。とても良い曲で。聞いてください。「君がいる朝」。
ということで、本イベントは「君がいる朝」を披露して、終幕となった。
実は本イベントの最重要事項は、この「君がいる朝」の演奏であり、TM史上この曲が演奏されたのはこの1回のみである。
(TM以外では2007年「Spin Off from TM 2007」やウツソロ「20 miles」「Phoenix Tour」「Fan Party & Live Through 2017」などで演奏例あり)
リリース前の初披露と言うことで、特徴的なアレンジはなかったが、ウツは安定した歌を披露した。
この一ヶ月後、10/30の「Castle in the Clouds」のリリースに合わせ、メンバーは各地で販促活動を行なった。
再始動直後の1999年~2000年にはそうした活動はほぼ皆無だったが(「Major Turn-Round」リリース前後のラジオ出演くらい)、この時はそれなりの意気込みがあったということだろうか。
あるいは吉本側の要求によるものかもしれない。
詳しくは書かないが、10/30には3人が渋谷TSUTAYAで、11/1にはウツ・木根・徹貫が銀座山野楽器本店で、11/3にはウツが荻窪の新星堂で、トークイベントを行なっている。
またこの前後にはメンバーのラジオ出演も数件確認される。
11/22には日本テレビの「FUN」に出演して、「Castle in the Clouds」を演奏している。
サポートミュージシャンもいるが、音はCD音源+口パクと思われる。
PVと同じく、2番カットのショートバージョンである。
曲の最後、「今日のドアを開けよう」の部分では、ステージセットの後ろに設けられたドアが開いて、光りが差し込んでくる演出があった。
番組の収録は11/7だったらしい。
小室は白のTシャツの上に迷彩柄のシャツ、ウツは黒のTシャツの上に革ジャン、木根は白のYシャツの上に紫地に白線の入ったジャケットである。
ウツの革ジャンは「Premium Night」の時と同じものだろうか。
番組では数分のトークがあったが、肝心の曲についてのコメントはまったくなかった。
同日放映された小室・KEIKOの披露宴とあわせて企画されたものだったため、話題が結婚に集中してしまったためである。
またこの番組の恒例企画らしいが、ファンを集めてトークなどをする「ふぁんBOX」というコーナーがあり、演奏+メンバートークよりも長い時間が取られた。
「Love Train」を歌う67歳老女、小室・ウツコスプレをするファン、TM歴代シングルを暗唱するファンなどが登場したが、本当にどうでも良い時間だった。
以上のように、久々の新曲リリースだったにもかかわらず、これを受けてTMが行なったのは、数回のトークイベントとラジオ出演、1回のイベント出演、1回のテレビ出演のみだった。
キャンペーンソングのタイアップも、リリースの半月以上前にほぼ終わっており、リリースされた頃には巷でまったく聞かれない曲になっていた。
いまいち盛り上がりを欠いた新曲リリースだったと言わざるを得ない。
キャンペーン特番「Laugh & Peace!! 笑いは日本を救うスペシャル」翌日の10/6に、小室とKEIKOの結婚が発表されたのは、おそらく「Castle in the Clouds」の宣伝に対する効果も意図していたのだろう。
結婚披露宴と「FUN」の放映を同日にしたのも、同様の意図によるものと考えられる。
しかしこうしたメディア発での話題提供によるプロモーションによってTMの活動が話題になった印象は、当時まったく感じることがなかった。
むしろ小室結婚の話題にTMが埋没してしまった印象である。
結論として「Castle in the Clouds」による再始動は、極めて印象の薄いものにならざるを得なかった。
この記事へのコメント
キネバラへの出演は小室さんからの話だったのを呼んで、
むしろ自分の引き際を考えて最後の木根さんへの気遣い的なものなのではと思えてしまいました。
また、ファンとしては小室っぽいのが好物なわけですので、
それ自体を本人が苦痛と捉えてしまっていることにショックですよね
あと、前妻との子供の養育費の問題があるからそれもくりあになってるのでしょうかね。少なくともあと2、3年は養育費の支払いがありますからね。
身体的な問題はあるにせよ、休養をしながら小室哲哉という名前は伏せでも活動せざる得ないと思いました。
小室さんはもう、体調的にもなかなか思うようにいかないのかもしれません。肝炎も2回発症していたことを考えると、完治は難しかったのかも…
「小室っぽい」のが、90年代頃のサウンドを表すのだとしたら、小室さんを苦しめたというのはわかる気がします。そうではなく、「常に最先端をめざす」のが「小室っぽい」ということだと私は思っているのですが。
まだ誰も発掘していない、新しいメロディーを小室さんは探しているのでしょうか。引退であっても、ネット上で新しい音源発表という形は可能ではないかと思っています。あるいは、音楽業界ではない新しいフィールドでのデビューなんてことも…
カラー化、続きといいますか2014年、30周年以降からも掲載されるようですね。
苦手ではないのですが、やはりもっと読みたい記事や見たい映像を優先的にしてほしいと思う一方で小室さんの心情を察するといなくなった途端のビジネスは悲しいものかもしれません、、。
もちろん皆様にも。
小室さんのキネバラ出演話は、木根さんの話がどこまで真実なのかという問題もあるんですよね。
ただ出演時には、あと1年とは思っていたんだろうと思います。
小室さんの苦悩については、新しい試みをしても良い反応がなかったことが、自信喪失になったんでしょう。
具体的にはglobe remodeとdefwillだと思いますが。
インスタレーションでの音源作成の仕事が最後のよりどころだったと思いますが、形になるまで間に合わなかった感じですね。
>kuri566さん
Castle~は曲だけでなく、関連イベントが本当にお寒い状況でした…
SPIN OFFでやっていましたね。
ウツ的には、double decadeで演奏されず浮かばれない曲を救ってあげたいという思いだったんでしょう。
SPIN OFF 2007では君がいる朝もやりましたが、ウツソロでの演奏頻度が多かったので、
ウツがこの曲好きなのかな?て思います。
TKアーカイブズは、特に2010年以後の分が、「こんなのあったの?」てのがたくさんありますね。
>やまびこさん
ウツバーは微妙でしたか(私は行ってもいませんけど)。
ウツが歌う歌謡曲は絶品だとは思うんですが、お金と時間をかけてそれを聴きたいかどうかでしょうね。
プレミアムナイトは、そもそも満員になったんでしょうか?
多分FC先行とか使わなくても、普通に行けたと思うんですが…
2002年前半のglobeは、逮捕前の小室さんの最後の華だったんだと思っています。
あの先が見つからなかったんだろうなあ…。TMとは関係ない話ですけど。
avexも、小室さんについては様子を見ているんだと思います。
少なくとも引退イベント的なものは最後に挙行したいんじゃないかな。
とりあえず生活が軌道に乗って、難聴と耳鳴りが治ってからだと思います。
ちなみに養育費については、2005年から毎年1億円ずつ、
支払い予定額からの強制差し押さえが行なわれており、それも2012年には完了したはずです。
その他の借金はavexが整理したはずで、それは今後発生する印税から回収されるでしょうから、
金銭面で強制労働させられることはないと思います。
>pocoさん
村石さんの件、気付いていませんでした。
組曲を担当していたんですね。
見落としていました。ありがとうございます!
Easy Listeningでは、Castleの生ドラムは全部消されているみたいですね。
Quitのドラムはそんな悪くはないし、Castleの微妙さはやっぱりミックスの問題かな。
>Mさん
書籍発売情報、ありましたね。
やはり微妙な商品ではありますが、TKアーカイブズよりは欲しいかな…
キーマガ、パチパチ、GB、Arena37の他の雑誌も資料集を出してほしいものですが、
なかなか簡単じゃないんでしょうかね。
What's In?、B・PASS、新譜ジャーナル、CDでーたとか。
あとGB別冊とかも、TIME MACHINE BOXには入っていないんですよね。
しかし仰る通り、このタイミングで引退ビジネスというのも寂しさは感じるところがあります。
テレビで歌うのはリスキー過ぎたのでしょう。
Christmas Chorusは、当時のワイドショーで一瞬流れたことはあるんですけどね。
小室さんシングルのライブ映像は以下のようになるでしょうか。
うっかりしていましたが、マジックは映像なかったですね。
・ランホラ=デジタリアンDVD
・グラ・天地=THINK of EARTH(WOWOW)
・クリスマス=キネバラ DVD
・デイドリーム=EXPO ARENA(WOWOW)
・背徳の瞳=Virginityビデオ