7-10 TM NETWORK tribute LIVE②

10/19、avexの松浦勝人さんのtwitterに、「大先輩の前ではいつも緊張してしまう。」のコメントとともに、小室さんの写真がアップされました。
松浦さんの前後のtweetを見るに、avex関係者のパーティがあった模様です。
小室さんは松浦さんの横で、リラックスした表情で赤ワインを飲んでいます。


小室さんの写真はゴシップ誌に出たものを除けば、小室さんが自分で5/7にInstagramにアップしたものが最後でした。
感覚的なものですが、今年の写真では顔色は一番優れているように見えます。
休養中に状態が改善したのでしょうか。
それならば嬉しいことです。
耳鳴りも軽くなっていると良いですね。


ウツ恒例の年末ディナーショー「Fan Party & Live Through 2018」の開催が、10/12に告知されました。
12/23ヒルトン東京お台場で行なうそうです。
まあFC限定なので、ここで書いてもしょうがないんですけども。


ウツは「Tour Thanatos」の最中です。
実は私、10/19のZepp Namba公演を見に行きました。
ツアー中なのでセットリストに言及することは控えますが、小室さんの曲をメインに持ってくる曲順になっていました。
「こっちのバージョンか!」と思ったのもありましたが、それなりに楽しく聞かせてもらいました。
あとウツの声はとても良かったです。
この点はホント、大したものだなと思います。


木根さんは、来年Sing Like Talkingの佐藤竹善さんとコラボライブを行ないます。
会場は2/1名古屋の日本特殊陶業市民会館、3/19神戸国際会館です。
木根さんが竹善さんのラジオ番組に出演していることは前回書きましたが、こういう企画があったんですね。
意外な流れになりました。


では本題に入ります。

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「TM NETWORK tribute LIVE -Utsu&Kine's Selection from TM Songs-」は、2003/5/27~6/27の1ヶ月間開催された。
当初は6/20まで7会場9公演の予定だったが、後に6/26・27のZepp Tokyo公演が追加され、8会場11公演となった。


規模の上では10都市15公演を回ったTMの「Tour Major Turn-Round」には及ばない。
「Tour Major Turn-Round」ファイナルは5000人の東京国際フォーラムだが、「tribute LIVE」は最大でも3600人のNHKホールであり、この点でもスケールダウンしている。
小室不参加が決まった時点で、大型の会場を小規模な会場に変更したのかもしれない。


サポートはTMN時代と同じ面々で、キーボード浅倉大介、ギター葛城哲哉、ドラム阿部薫である。
葛城は「Tour Major Turn-Round」にも参加したが、阿部の参加は2000年「Yes To Life Festival」以来となる。


浅倉は「4001 Days Groove」のゲスト出演を除けば、1992年「EXPO Arena “Crazy 4 You”」以来11年ぶりのサポートだった。
この時の浅倉は葛城・阿部とは別格の扱いで、浅倉ファンの動員も期待されていたらしい。
浅倉のFCでもチケットの優先予約が行なわれている。


ステージ上では中心にウツがおり、観客から見て左に木根、右に葛城が立ったが、その間隔は広めに取られ、観客からはウツ・木根の間に浅倉、ウツ・葛城の間に阿部が見えるようになっていた。
つまり左から木根・浅倉・ウツ・阿部・葛城と、並んで見える配置となっていた。


前章で触れた通り、本ツアーのコンセプトは、オリジナル通りのアレンジで過去の曲を演奏する、というものだった。
基本的に「終了」以前の曲をなじみのあるアレンジで聞いて楽しむライブだった。
したがって演奏面で特筆すべき点はない。
ただ「The Point of Lovers' Night」「Self Control」「Dive Into Your Body」などは、「終了」前のTMのライブバージョンを意識した演奏となっている。
凝った演出も特徴的なステージセットもない。
ステージ上方にはミラーボールがあり、曲によってはここから照明が出たが、取り立てて珍しいものでもない。


ウツは本編序盤・中盤・終盤で上着が替わり、序盤では白黒のチェック柄のジャケット、中盤では黒地に白の模様の入った上着、終盤では紫地に白の模様の入った上着となっている。
木根も前半ではストライプ模様のジャケットを着ていたが、終盤では白単色のシャツを羽織った。


アンコールでは5人とも、ツアーグッズのシャツを着てステージに現れた(ウツ・木根はその上にジャケットを羽織っているが)。
アンコールでツアーグッズの宣伝をするというあたり、いかにも「普通」のライブである。
こうした分かりやすい営業活動は、それまでのTMでは見られないものだったが、ウツ・木根は自らのソロ活動での経験から、抵抗はなかったのだろう。


ツアーグッズにはサイリウムが登場したが、これもそれまでのTMにはなかったと思う。
DVDを見ても、観客がサイリウムを振る様子は、あたかもジャニーズのライブの如き様相を呈している
おそらくサイリウムはそれまでも需要はあったのだろうが、小室抜きとなったことで制約がなくなったのだろう。


演奏曲は全19曲で、公演時間は2時間余りだった。
ツアータイトルに「Utsu&Kine's Selection」とあるように、選曲はウツと木根が行なった。
二人のミーティングですぐに決まったらしい。
日付はウツ側の資料では3/11、木根側の資料で3/16とされている。


セットリストは「終了」以前の楽曲から幅広く選ばれており、通常のTMのライブと比べて、ファンの方を向いていると思えるラインナップである。
ミニアルバムやリプロダクションアルバムを含む全アルバムから、最低1曲は選ばれている。


これに先行する同様の趣旨のライブとしては、2000年の「Log-on to 21st Century」があったが、その時は5thアルバム「humansystem」の存在感が大きかった。
それに対して「tribute LIVE」では、3rd「Gorilla」と4th「Self Control」の存在感が大きく、前者からは4曲、後者からは5曲選ばれており、これだけで約4割を占めることになる。
なお「humansystem」から演奏されたのは、「Kiss You」のみである。


「Log-on to 21st Century」との曲のかぶりは意外なほど少なく、「永遠のパスポート」「Kiss You」「Self Control」「Get Wild」「Beyond The Time」「Dive Into Your Body」の6曲だけである。
しかも「永遠のパスポート」「Dive Into Your Body」は日替わり曲だった。
この点は意識して、かぶりを減らしたのかもしれない。


このライブで演奏されたレア曲としては、バラードがある。
たとえば「Girl」はシングルであるにもかかわらず、「TMN 4001 Days Groove」の選曲から漏れた曲だった。
「Tour TMN EXPO」のフォークパビリオンを除けば、これが演奏されたのは、実に1987年「Kiss Japan Tour」以来のことである。
ウツが好きな曲ということで選ばれたのだろう。


「Fool on the Planet」も人気曲であるにもかかわらず、1988年「Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」以来演奏されていなかった。
2002/12/24NHK FMのTM NETWORKスペシャルで、小室とウツがこれを良い曲と言っているが、そうした評価も選曲の背景にあろう。
この曲は翌年「Double-Decade Tour」でも演奏されている。


「1/2の助走」もレア曲で、TMのフルライブではこれ以前に7回しか演奏されたことがないが(1984年5回、1985年1回、1994年1回)、「TMN 4001 Days Groove」の映像が存在していることもあり、上記2曲ほどのレア感はなかったかもしれない。


ファンにとってもっとも嬉しかった曲は、「Spanish Blue」かもしれない。
これはウツが好きな曲だったが、「Fanks! Bang The Gong」の初期数公演と「Fanks Cry-Max」「LIVE TOMATO」での特別ライブの、合計10回前後しか演奏されたことがない。
冒頭と終わりの手拍子は、一度やってみたかったファンも多かったはずだ。


「終了」前の定番曲でも、再始動後初めての演奏となった曲は少なくない。
「Come on Let's Dance」「You Can Dance」「Don't Let Me Cry」「Love Train」などはその例である。


「Get Wild」「'89」バージョンで演奏されたが、実は「Get Wild '89」が演奏されたのは、1989年「CAROL Tour」「Camp Fanks!! '89」と1994年「TMN 4001 Days Groove」くらいしかなく、しかもそれらはCDとはかなり異なるアレンジだった。
CDのままの「Get Wild '89 」がステージで演奏されるのは、かなり珍しい光景だった。


ライブ本編中盤では、「帰ってきたフォークパビリオン」コーナーが設けられた。
これはかつて1991~92年の「Tour TMN EXPO」で、ウツ・木根・浅倉の3人で昔の歌謡曲とTM曲を、アコギとピアニカで演奏すると言うものだった。
このツアーでは小室がいなかったこともあり、このコーナーを復活させたのである。


このコーナーでは「Tour TMN EXPO」の時と同様に、歌謡曲もTM曲も日替わりとされた。
ただ「Tour TMN EXPO」では曲が毎日変更されたが、「tribute LIVE」ではTM曲は3曲が交替で演奏された。


また「Tour TMN EXPO」では、歌謡曲もTM曲も数曲ずつ1番だけを演奏したが、「tribute LIVE」では1曲ずつフルコーラスを演奏した。
この点では「EXPO Arena」のフォークパビリオンと共通する。


このコーナーでは、長時間のMCもあった。
歌謡曲とTM曲の前にそれぞれ10分程度、合計20分も設けられた。
曲の演奏も入れれば30分であり、実にライブの1/4はこのお遊びコーナーだったことになる。


本ライブのリハーサルは5/16から行なわれた。
浅倉はaccessのツアー中だったから、そのスケジュールの合間を縫って断続的に行なわれたものだろう。


以上がライブの概要である。
以下ではライブDVD「TM NETWORK tribute LIVE 2003」を参照しつつ、おおまかなライブの流れを確認しよう。


会場に「Give You A Beat」のCD音源が流れ出す。
幕が掛かったステージが一瞬明るくなった後、会場全体が暗転し、「Give You A Beat」がカットアウトする。


「Wild Heaven」冒頭の「Just Wild Heaven」の声のSEとともに、幕にウツの影が映し出される。
客席の歓声が上がるとともに、幕が落ち、「Wild Heaven」イントロが始まる。


「Wild Heaven」の後は「Get Wild '89」。
この曲は2005年の「Spin Off from TM」でも演奏されており、浅倉が好きなのかもしれない。
浅倉はゲゲゲゲのサンプリングボイスを楽しそうに弾く。
葛城のギターも光る曲である。
次の「Don't Let Me Cry」では、浅倉が間奏でシンセをウィンウィン言わせている。


以上、冒頭の盛り上がり曲3曲を終えると、ウツのMCが入る。

どうもこんばんは! 「TM NETWORK tribute LIVE」へ、ようこそ! えーみなさんも御存知だと思いますが、今回のライブはですね、えー木根君と僕とで、TM NETWORK、TMN、「終了」間近(の曲)までの中で、2人で選曲したライブです。えー、ということでね、いろんな曲が飛び出てくると思うので、最終日ということもあって、もう、思い切り楽しんでいってください。


ここからはミディアムテンポの曲が続き、「Beyond The Time」「Fool on the Planet」「The Point of Lovers' Night」が演奏された。
「The Point of Lovers' Night」のアウトロは、TMN時代のライブアレンジを意識したものだった。


ウツが一時退場し、ステージ前方に椅子が並べられる。
「帰ってきたフォークパビリオン」コーナーである。
ウツは上着を替え、木根と並んで座りトークを始める。
ここでは「Tour TMN EXPO」時代のフォークパビリオンに因んで、日替わりでフォーク風のグループ名とウツ・木根の芸名が決められた。
これは2008年以後開催された「EXPO Folk Pavilion -Revival-」でも行なわれている。


このコーナーでは途中から、浅倉大介もピアニカを持って登場し、トークに参加した。
合計10分ほどトークが続くと、歌謡曲の演奏に入る。
演奏曲は毎日替わった。
以下に各公演のグループ名と演奏曲をまとめておこう。


・5/27大阪厚生年金会館:なんでやねん!
 久保田早紀「異邦人」
・5/28大阪厚生年金会館:チャウチャウ
 ペドロ&カプリシャス「五番街のマリーへ」
・5/30愛知県芸術劇場:きし麺問屋
 ゴダイゴ「ガンダーラ」
・6/5渋谷公会堂:東海道五十三次
 杏里「オリビアを聴きながら」
・6/7NHKホール:年末塾
 山口百恵「いい日旅立ち」
・6/8NHKホール:BS隊
 荒井由美「冷たい雨」
・6/13Zepp Sendai:離宮
 ヴィレッジ・シンガーズ「亜麻色の髪の乙女」
・6/15Zepp Sapporo:いっこくどう
 沢田研二「危険なふたり」
・6/20Zepp Fukuoka:どんたくス
 桑名正博「セクシャルバイオレット№1」
・6/26Zepp Tokyo:東京台場カシコマリーズ
 テレサ・テン「時の流れに身をまかせ」
・6/27Zepp Tokyo:海浜ウェストゲートパーク
 岩崎宏美「聖母たちのララバイ」


歌謡曲が終わると、葛城と阿部も登場し、五人で横一列に並んで座った。
以後10分ほど、「ごきげんだよ」のコーナーが設けられた。
このコーナーでは参加者がサイコロを振って、出た目に書かれたテーマでトークを行なった。
これはTV番組「ごきげんよう」のパロディである。
木根がツアー前の2003/3/18~20に同番組に出演したため、この企画を思いついたのだろう。


以上が終わると、TM曲のアコースティック風演奏が行なわれる。
浅倉はピアニカではなくシンセを演奏し、ウツ・木根・葛城はアコギ、阿部はカホンである。
このライブで唯一、オリジナルと異なるアレンジを聞くことができる部分だった。


初日5/27には「Just One Victory」、2日目5/28には「永遠のパスポート」、3日目5/30に「Fantastic Vision」が演奏され、以後この3曲が順番に演奏された。
特に「Just One Victory」はオリジナルとかなり印象が異なる。


なお「Just One Victory」「Fantastic Vision」は、かつて「Tour TMN EXPO」のフォークパビリオンでも演奏されたが、「永遠のパスポート」はこの時初めてフォークパビリオンでの演奏となった。
最終日6/27には「永遠のパスポート」が演奏されたため、DVDにはこの曲が収録されている。




以上でフォークコーナーは終わり、5人それぞれ持ち場に戻る。
この後は「1/2の助走」「Girl」と、レアなバラードが続く。
この2曲が終わると、ウツが両手を上にあげ、観客と一緒に手拍子。
「Spanish Blue」である。
この手拍子は、曲の終わりのサビ繰り返しの部分でも行なわれた。


ウツ・木根が退場し、浅倉に照明が当たる。
曲は「組曲Vampire Hunter”D”」
浅倉も一度自分で演奏してみたかった曲だろう。


導入は「魔物たちの夜」である。
ついで「Dのテーマ」「約束」では、シーケンサやドラムなどを入れず、じっくりと手弾きを聴かせる。
最後は阿部のドラムと葛城のギターも加わり、「Dのテーマ」を荘厳な雰囲気で演奏した。


「Kiss You」イントロが流れる。
ウツ・木根が着替えて再登場。
ライブ終盤の始まりである。
「Come on Let's Dance」「Love Train」「You Can Dance」と、盛り上がり曲が続く。


「You Can Dance」間奏では、木根が浅倉ブースに入ってシンセを少しいじった。
ウツは観客にボールを投げたり、握手したり、阿部に食べ物を食べさせたりと、お遊びの時間となっていた。
この点は80年代FANKS時代のライブの再現を志したものだろう。


本編最後は「Self Control」
イントロを間奏のフレーズで始め、ライブバージョン特有の手弾きフレーズも加わっている。
以上5曲の盛り上げ曲連発でライブ本編は終わり、ウツが「どうもありがとう」と言うと、メンバーはステージから退場した。


アンコールではメンバーがツアーグッズのTシャツを着て、ステージに再登場した。
そして「Seven Days War」を演奏すると、メンバーはまた退場した。
初日公演はここでライブ終演となった。


だが公演2日目の5/28以後は、この後にダブルアンコールが設けられた。
5/28は「All-Right All-Night」、5/30は「Dive Into Your Body」が演奏され、その後はこの2曲が順番に日替わりで演奏された。
なお「Dive Into Your Body」の2番の後は、「Camp Fanks!! '89」などのライブバージョンに準じたアレンジで演奏された。


ダブルアンコールの部分は、6/26・27の追加公演でさらに変更された。
まず6/26には「Time To Count Down」が演奏されている。
この曲は全公演の中でも、この日しか演奏されていない。
ただしこれ以前からこの曲は、リハーサルでは演奏されていた。
投入するタイミングを逸してこの日まで来てしまったのだろう。


6/27には通常に戻り、「All-Right All-Night」が演奏された。
その後メンバーは退場したが、この日だけの特別サービスがあった。
トリプルアンコールとして「Dive Into Your Body」が演奏されたのである。
この日だけ、演奏曲が1曲多かったことになる。


以上でライブが終わると、メンバーは観客に手を振ったり、物を投げたりし、ステージ脇に退場していった。
客席にはBGMに「Castle in the Clouds」が流れ、終演を告げた。

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この記事へのコメント

kuri566
2018年10月26日 23:16
更新ありがとうございます。まあホント、演出からアレンジからMC等々・・・、ごくごく普通のアーティストのライブに成り下がってしまってましたよね。それでも、本家では聴けない楽曲がちりばめられると嬉しいモンです。かくいう私も光るスティック、買ってしまいましたが・・・。TMロスが長く続くとこういう形態でもいいからTM曲を聴きたいなあと感じてしまう自分がいます。もちろんその先には正規の3人での活動があると信じて。ウツ・木根でなんとかTMの延命をお願いしたいところです。そういえば、久しぶりにWOWOWのTMNスペシャル、92年頃の成人式にからめた特番を鑑賞していて、成人式には出席しなかったというウツと木根が「そういうチャンス、あとは還暦までないよ」「木根なんかは、もうすぐだよ」と当時ウツにいじられていましたが、ほんとあっという間にそういう時が来たかと感慨深くなりました。
poco
2018年10月28日 21:19
"CAROL"、"EXPO"、"Incubation Period"からの"QUIT30"… その時代ごとに斬新なコンセプトと先鋭的な音を提示し続けてこそ、TM NETWORK。
Tributeは、TMとはまったく似て非なるものとすら思っていました。申し訳ないけど、コピーバンドくらいの感覚。哲ちゃんの代理は大ちゃんが務め、演奏的には申し分ないけど、やはりスリリングさが足りない。
やはり、最後は小室・宇都宮・木根の3人のコーラスワークがないと、TMの音にならないのです。
哲ちゃんがこれからどう動くかわかりませんが、Tributeのような形で細々と続けるくらいなら、もうTMを封印してもらってかまわないと思います。やるなら過去曲をまっさらなアレンジで、原型を壊し続けながら新曲のように聴かせ、MCは無しで。そんなライブなら見てみたいと思います。
C
2018年10月28日 22:09
Tributeの様な形でも観たいと思うのはやはり昔からのFANKSではないからなのかなぁ
わざわざTributeと銘打ってるくらいだから本家TMとは別物だと勿論思っていたけれど、FANKSの方々から見て「残念なモノに成り下がった」と感じられるくらいなら、それは無い方が良かったのかなぁ
(今やそのTributeすら実現しなさそうですが)
他の方のコメントに対する感想で申し訳ないですが、FANKSの方々が失望されているという事が辛い

・・・というかこの記事、これほどのレポートというか内容書き出し(←他にいい表現が浮かびません)、物凄いです、ありがとうございます。
ジルラココ
2018年11月01日 19:41
tribute①でもコメントさせていただいたのですが、このライブに対して、いろいろなご意見やお気持ちがあるんだな、と改めて気づかされました。
当たり前のことですが、自分のようにtributeライブに対して否定的な意見ばかりではないんだな、と。
ぼくはTMと同じくらいチャゲアスのファンだったのですが、チャゲさんやアスカさんがソロ活動をするときは、「ソロ活動はソロ活動」と、本体のチャゲアスの活動とは別物として楽しんでいました。
しかし、チャゲアス本体が活動休止をし、ソロ活動が本格化した時に、それぞれがソロアルバムやソロライブでチャゲアスの曲を堂々と歌い出したときは、正直に言ってショックでした。
ああ、もう元には当分戻らないんだな、とか、このまま活動しないのかな、という感じです。
または、ソロなのに新曲を作らず、チャゲアス本体の曲をリメイクしてお茶をにごしているように思えたというか。
だって、チャゲアスの歌はチャゲアスで歌うからいい歌であるように作られているはずなので。

話が長くなってすいませんが、TMにも同じことを感じたのでした。
どうせやるならTM本体でやるのがいいに決まってる。
でもやらないというのは、もう活動しないってことなのかとか、小室さんにとってTMはメインじゃないのかなとか……
勝手な意見ですいませんでした。
今回も知らない情報ばかりをアップしてくださり、管理人さん、ありがとうございました。
サキコ
2018年11月03日 21:34
お久しぶりです!本日11/3広島クラブクアトロでのTour 2018 Thanatos に行ってきました!青い惑星の愚か者さんが行かれたと読んで、「はっ!」と思い立ち行ってきました!ウツのソロコンは、Water Dance 以来!おっしゃる通り、ウツの声は健在でした!そしてやはりTM曲の盛り上がりは異常でした!一部曲名出して申し訳ありませんが、これを今読んで下さっている皆さん!Open Your Heart (Opera Night)のAメロを思い出してください・・・。切ない小室節にウツの優しい声で、もう涙出ました。画用紙に「先生をよろしく」と書いて行って掲げればよかった。本編最後のRunning to Horizon も客席すごい盛り上がりで、大ちゃん始めバンドメンバーの皆さんも小室さんをリスペクトしているんだという雰囲気が伝わってきてうれしかったです。
haru
2018年11月04日 15:23
こんなこと書き込んでいいのか分かりませんが…。

 今日“あの日”から丸10年が経ちました。

 私が小6だった86年秋、ラジオから流れた「All-Right All-Night」に衝撃を受けてから一度も気持ちが離れることなく聴き続けてきたTM NETWORK(TMN)。なのにTV番組で事件を伝えた後、小室さんの活動を振り返るVTRでまず流された「Get Wild」ほど辛いものはありませんでした。事件後しばらくはTMのCDを出して聴こうとすることも出来ないくらい、私自身ショックだったことを今でも覚えています。

 事件直後の管理人さんのブログを今日改めて読みました。終わりの方に記してあった“TM NETWORKの歴史は2008.11.4を以ってひとまずの区切りを迎えたと言って良いでしょう”。当時私も「TM NETWORKはもう…」と思うしかなかったです。

 しかし小室さん自身の罪を償おうとする姿勢と手を差し伸べてくれた方々のおかげで、2012年から3年間TMとして十分活動してくれました。島根県の山の中で育った田舎者の私にとって、それぞれのライブを会場で見ることが出来たのは本当に嬉しかったし感謝の気持ちしかありません。

 今年初めに小室さんが引退を表明したこと、メンバー3人とも還暦を迎えた(る)ということで、嫌でも“終わり”を意識させられてしまいます。

 出来ればもう一度TM NETWORKとしての活動を…。これが本音ではありますが、奇跡を起こすためにも個々の活動を元気に一年でも長くやってもらいたいと切に願っています。

 “あの日”のことは思い出したくない人もいるかもしれないのに、こんな書き込みをして本当に申し訳ありません。ただ決して悪意を持って書き込んだのではないということだけでも理解していただけたら幸いです。
やまびこ
2018年11月04日 20:27
ご無沙汰しています。私も昨日、広島でウツのライブを見てきました。朝8時に香港発の飛行機に乗って、12時過ぎに関空に着き、広島着は16時頃、会場で当日券を買ったのは17時でした。どうしようかなと思っていたのですが、行って良かったです。上に一部曲が出ていますが、やはり感動しました。そして、本編最後の曲ではあのブツが出てきて「うぉぉぉぉぉぉ」っと来てしまいました。私があのブツを見たのは、29年前、、、初めてTMのライブに行った時だけでした。今も現物があるとは思ってもいませんでしたし、やはりTMにとっては象徴的なブツだと思います。なんとか、何らかの形でもう一度TMを見たいですね。トリビュートのMC冒頭の「どうも、こんばんは」は、私が最も嫌いなウツのMCなので、昨日はそれがなかったのも良かったです。また、FCに入ろうかなと思いましたよ www
サキコ
2018年11月04日 22:09
やまびこさん
コメントありがとうございます!同じ時間を共有してたんですね!今回、小室さんの引退を受けて、TMファンが多かったのではないかと思われませんか?Fanks というTシャツ来た人もおられましたよ。やっぱり小室さんの曲ってセンスが違うというか、心を揺さぶります!ウツの、寡黙ながらも小室さんを思う気持ちがひしひしと伝わってきて、小室さんを救ってくれるんじゃないかと少し期待しました。ウツなら、ひょうひょうと小室さんと接し、面倒なこと全て忘れられそうです!あの色気ある声にまた歌わせたいと思ってくれたらうれしいです。
青い惑星の愚か者
2018年11月10日 02:17
>kuri566さん
WOWOWの還暦発言、そんなのありましたねえ…
tribute LIVEで強く感じたことの一つは、M-tresスタッフの発想力の無さ、というか、小室さんのアイデアが出ないとTMにならないということでした。
こう言うと反発も受けそうですが、ウツ木根スタッフて、やっぱり普通の人なんですよね。


>pocoさん
浅倉さんの演奏については、求められた役をこなしているということは理解した上で、おっしゃる通りスリリングさの有無が小室さんとの大きな違いでしたね。
いつミスタッチするかというハラハラ具合も含めて(笑)。
小室さん的なものを求めて聞くと、物足りないんですよね。
もちろん小室さんではないしTMでもないのだからそれで良いのですけど。


>Cさん
多分なんですが、私がtribute LIVEについて微妙な立ち位置で書いているから、tribute好きな方が書きづらいのだと思います。
私自身は、tribute LIVEを見たがっていたファンの方も知っています。

ただ当時もこのライブについては、ファンの間で話題を出すときも変な緊迫感はありました。
特定のメンバーの評価にも直結してしまうので、ファン全体が納得する評価がしづらいんですよね。
今のアメリカや日本で言われる「分断」みたいな状況に近かったのかもしれません。
青い惑星の愚か者
2018年11月10日 02:18
>ジルラココさん
チャゲアスの状況は知りませんでした。
まあTMの場合、3人ともソロライブで初期からTMの曲をやっていましたが…
私もTM曲のライブをやるならTM本体でやってほしいと言う気持ちでした。TMは復活していたんだし。
今思うと、TM全員が参加できないから、できるメンバーだけでやろうということだったんですけど。

あと2003年の時はともかくとして、2005年のSPIN OFFの時は、TMは自然消滅することも想定したものだったんだと思っています。


>サキコさん
Thanatos行かれたんですね。
私のブログで動員が1人増えたなら良かったです。
しかしWater Dance以来とは、また随分と久しぶりですね(笑)。
Open Your Heartは嬉しかったですね!
LOVE-iCE Tourのバージョンでしたね。


>haruさん
10年経ちましたね。
正直10年前は、小室さんの判決がどうなるかはともかくとして、TMはもう無理なんだろうなと諦めていました。
ていうか、自衛行動として自分を諦めさせないと、つらくてしかたなかったんですよね。
それを思うと、今後は措いておいて、30周年の活動は本当に奇跡でした。
…と思っていたら、少し可能性が出てきた模様ですね。また見守っていましょう。


>やまびこさん
香港ではすれちがいだったみたいですね。
本編最後のブツとはKXのことでしょうか?
あのシーンはセットリスト以上に、小室リスペクトを感じました。
出張帰りからの直行ライブが満足行くものだったみたいでよかったです。

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