7-22 Double-Decade Tour "NETWORK"
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
12月にはウツのディナーショーと木根さんの年末ライブがありました。
ウツは1曲目が「Spanish Blue」だったそうですが、聞けた方はうらやましいです。
もしかして「Dragon The Carnival」の候補曲だったんでしょうか。
ウツは2月6・7日に「Dragon The Carnival」追加公演を控えています。
これに絡んで、ローチケの広報誌「O-チケ」にウツのインタビューが出ています。
追加公演については「来年2月までまだ時間があるので、1回頭をリセットしていろいろ練り直す時間はあります」と述べられているので、内容は微調整されるかもしれません。
また今回のツアーで、ウツは当初もっとマニアックなセットリストを考えていたそうで、「Castle in the Clouds」も入れる予定があったとのことです。
「Dragon The Carnival」ではTMのほぼすべてのアルバムの曲が演奏されたにもかかわらず、「Easy Listening」の曲だけは選ばれませんでしたが、もしも「Castle in the Clouds」が入っていれば全アルバムからの選曲になっていたことになります。
12/28のウツのディナーショー「Fan Party & Live Through 2019」では、4/6~5/20の「LIVE UTSU BAR TOUR 2020 それゆけ歌酔曲!!」開催が告知されました。
すでにFC先行予約は受け付け中です。
木根さんは、12/14・15「ニューロマンティックシアター」で公開された「君が生まれた日」のMVが、クリスマスイブの日にyoutubeにアップされました。
ファンから集めた赤ちゃんの写真が使われています。
以上はウツと木根さんの話ですが、他に小室さんについても動きがありました。
ただ小室さん自身の発言があったのではありません。
小室さんと会ったavexの松浦勝人さんが、12/29から12/30にかけて不穏なtweet行なったのです。
その端緒は12/29の16:33の以下のtweetでした
ここでの「あの人」が誰かは明言されていませんが、松浦さんがかつて「あの人」にお金を貸し、「あの人」から「すべてはあなたがいたおかげ」と言われたことが分かります。
この時点で小室さんのことが脳裏に浮かぶ方もいたはずです。
そしてその後になると、松浦さんはより特定しやすい形で情報を出してきました。
たとえば12/30の朝には、「KEIKOをほっておいて、挙げ句の果てに僕にまでそんなこというって、 どういうことなのかなぁ」と発言しており、この時点で「あの人」が小室さんであることがはっきりしました。
以上二つのtweetからは、松浦さんが12/29かその少し前に小室さんと会ったこと、そこで借金を返済しない旨を告げられたこと、それに対して松浦さんが憤慨していることが分かります。
この借金とはもちろん、小室さんが詐欺事件で起訴された時、松浦さんが被害者に対して6億5000万円を弁済してくれた件に当たります。
この弁済は2009年3月のことでしたが、2023年にはこれを一括返済する予定だったことが分かります。
14年間で6.5億円、つまり1年あたり約5000万円の返済が想定されていたようです。
小室さんの印税収入は1~2億円と考えられますので、さほど無理のない計画だったと思います。
ところが小室さん、これを返さないと言ったというのです。
松浦さんはこれに対し、「あなたの得意なあれを差し押さえでもする以外方法はないなぁ」と述べていますが、これは詐欺事件の時に問題になった小室さんの著作権譲渡の話を踏まえているのでしょう。
借金のカタにavexからの印税支払いを止めるか、または法的に印税を強制的に差し押さえする措置を行なうと脅しているわけです。
もっとも松浦さんは、実際には小室さんに返済する財力があると見ているようで、つまり返せるのに返そうとしないことに腹が立っているようです。
どういう流れでこうなったのかはよく分からないですが、もし事実ならば松浦さんが怒るのも当然です。
松浦さんが「そろそろ夢から目覚めろと言いたいね」と言っているのを見るに、小室さんが何か浮わついた(ように見える)話をしてきたのでしょうか。
「いい加減に目覚めて欲しかったけど無理ですね」というtweetも、同じことを言っているのでしょう。
また「KEIKOをほっておいて、挙げ句の果てに僕にまでそんなこという」という発言を見るに、借金以外にKEIKOの問題も絡んでいるのかもしれません。
12/29には松浦さんの手元にKEIKOさんの手紙が届いたそうで、「俺もKEIKOが心配だよ。 昨日手紙もらって泣けた」とtweetしています。
これは最近ゴシップ誌に書かれている小室さんの離婚の意向と関わるものでしょう。
あるいは松浦さんが小室さんと会ってKEIKOさんの話をしたところ、小室さんが消極的な反応をした上に、借金も返せないかもしれないなどと発言してしまったのでしょうか。
もっとも松浦さんも、小室さんへの敬愛の念は随所で見せています。
それにもかかわらず不誠実な対応を取る小室さんを非難しているわけですが、この松浦さんのtweetからは、怒りよりもむしろ悲しみの感情を強く感じてしまいます。
たとえば小室サウンドが好きというファンに対しては、「そこはなんも否定しないし、素晴らしい人」と述べていますし、「小室さんにまた名曲をかいてもらきたいけど無理なのかな」(原文ママ)とも述べており、松浦さん自身、小室さんの復帰を強く望んでいることが分かります。
TMファンが「私はTMの復活を信じています」と伝えたのに対しても、「大好きなんだね!小室さんのこと!」「それは僕もおなじなんだよ」と答えています。
さらに重要な情報と思うんですが、松浦さんは、「小説 Mが出版された時に浜崎あゆみに曲を書いてくれと言ったら、僕は彼女が苦手だからと断られた」ともtweetしています。
この小説「M」は2019/8/1発売です。
つまり2018年の小室さん引退後の2019年に、松浦さん直々に小室さんに復帰の打診が行なわれていたのです。
松浦さん自身、この頃小室さんを復帰させたいと考えていたことになります。
もしもこれが実現していれば、いずれTM NETWORKの再開もありえたはずです。
何もないように見える中でも、裏では様々な動きがあったんですね。
ところが小室さんはこの打診を断りました。
その後しばらく二人の接触はなかったようで、松浦さんが10/12に小室さんのことを聞かれた時には、最近は会っていないと言っています。
おそらく年末の会合は、久々の再開だったのでしょう。
松浦さん自身は、これまでマネージャーを通して小室さんに連絡を取ろうとしていたようですが、そのたびにごまかされてきたそうです。
松浦さんは今回の衝突後にも小室さんに連絡を取ろうとしましたが、小室さんは電話に出ませんでした。
松浦さんは12/30の午前に電話をした履歴のスクショをtwitterに出して怒っています。
結局夜になって小室さんが電話をしてきて、1月に2人で会うことにしたようです。
松浦さんはこれを受けて、以後tweetに小室さんのことは書き込まないことを宣言しました。
ただし「会談が決裂したら知りません」とも付け加え、牽制を加えております。
※u-chanさんのコメントにより、文章を修正しました
以上が二日間の顛末ですが、なぜ小室さんが借金を返さないなんて言い出したのか不明です。
客観的に見ても、人としてありえない発言だと私は思います。
KEIKOさんとの離婚話が絡んでいるのかなとか憶測はできますけど、現時点では憶測にすぎません。
何しろ情報ソースが松浦さんの発言だけで、小室さん側の言い分が分からないので、現時点でことの是非を判断するのは難しいです。
ただ少なくとも、松浦さんと小室さんの関係が危機的な状況にあることは分かります。
逮捕後に活動を再開した小室さんを全面的に支えてくれた松浦さんおよびavexを敵に回せば、もう小室さんの音楽業界への復帰は絶望的です。
私自身、この騒動が始まった時、もう終わりかなと思いました。
松浦さん自身が小室さんの改心を期待してくれていることもあり、今は首の皮一枚でつながっている状況ですが、小室さんがよほど真摯な態度で接しなければ、関係の回復はないように感じます。
実際に松浦さんは1997年に、小室さんとの関係を一度断ち切っており、やる時にはやる方だと思います。
ただそもそも小室さんが復帰を望んでいないならば、その可能性を自ら摘み取ることに躊躇はないかもしれません。
ともかく今月(1月)に話し合いがもたれるはずなので、その結末はどこかで明らかにされるかもしれません。
もしも明らかにされたら、またブログでも言及しようと思います。
では暗い近況はこれくらいにして、本題に入ります。
なお今回は実家での更新のため画像を入れられませんでしたが、後日追加する予定です。
*追加しました(2020/1/5)
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TM NETWORKは2004/4/21に横浜アリーナで「Double-Decade “NETWORK” in YOKOHAMA ARENA」を開催した後、1ヶ月の間隔を空けて全国ツアー「Double-Decade Tour “NETWORK”」を開始した。
5/20~6/9の約3週間で、8会場10公演である。
横浜アリーナ公演の日付はTMデビュー記念日を意識したものだったが、ツアー開始日の5/20はTMN「終了」ライブ「TMN 4001 Days Groove」が開催された5/18・19の翌日に当たる。
さらにいえば、この後に開催される武道館公演「Double-Decade Tour Final in NIPPON BUDOKAN」は6/24・25だが、これはTM初の武道館ライブ「Fanks Cry-Max」開催の1987/6/24を意識している。
2004年の活動は、20周年にしてはいささか寂しいものだったが、スタッフは日程を組む際にTMの歴史を意識して、アニバーサリーイヤーを演出しようとしていた。
「Double-Decade Tour」の開催は2003年中に決まっていた。
おそらく横浜アリーナ公演・全国ツアー・武道館公演の手配は、並行して行なわれたのだろう。
ただ最終的な決定まではしばらく時間がかかったらしく、2004年年始の時点では6都市8公演と予告されていた(実際は8都市10公演)。
小室・ウツ・木根のFC会報でツアーの開催が正式に告知されたのは、2004年2月中旬である。
2/25のシングル「NETWORK™」リリースに合わせて宣伝を行なおうとしたものだろう。
「NETWORK™」のCDにも、横浜アリーナおよびツアーの先行予約の案内が封入されていた(予約受付開始日は3/5)。
8会場10公演という規模は、前回の「Tour Major Turn-Round」の10会場15公演と比べると、かなり絞られている印象を受ける。
TM最初のツアー「Dragon The Festival Tour」(8公演)に次ぐ規模の小ささであり、開催期間も史上最短である。
記念すべき20周年の記念ツアーであるにもかかわらず、随分おちぶれてしまった感もある。
ただこのツアーについては、前後の横浜アリーナ公演1本と武道館公演2本もセットで考えるべきであろう。
その場合動員規模は「Tour Major Turn-Round」と変わらないか、むしろ少し上回ると見られる。
なお東京・大阪・名古屋の3大都市(または横浜・神戸などの近郊都市)に加え、札幌・仙台・広島・福岡の4都市を回るのは、以後30周年までTMの全国ツアーの基本パターンとなる(もちろんツアーによって増減はある)。
これはtribute LIVEやウツのソロツアーもだいたい同様である。
「Double-Decade Tour」のライブタイトルだけ見ると、その後の武道館公演「Double-Decade Tour Final」が近い内容で、横浜アリーナの「Double-Decade “NETWORK”」とは別内容のように感じられる。
だが実際にはツアーの演奏曲は横浜公演とほぼ同じであり、武道館公演とはまったく違うものである。
横浜公演をブラッシュアップしたものがツアーだったと言って良いと思う。
ウツによれば、ツアーは横浜公演を親しみやすくしたバージョンだった。
演奏曲がほぼ変わらないにもかかわらず、観客の評価は横浜よりもツアーの方がおおむね良かった。
演奏曲を具体的に見ると、横浜公演で演奏された曲の中では、「1974」「We Are Starting Over」「Telephone Line」の3曲が消え、代わりに「All-Right All-Night」「Come On Everybody」「Fool on the Planet」が加わった。
曲数は横浜公演とツアーで変わらない。
追加3曲はいずれも再始動後初の演奏であり、特に「Fool on the Planet」は1988年「Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」以来である。
ただ2003年「tribute LIVE」で演奏されたので、それに参加したファンには感激は薄かったかもしれない。
「1974」は本来ツアーでもやる予定だったのだが、「sixteenあのころの気持ち」の歌詞にウツが抵抗を感じたため、セットリストから外されたのだと言う。
これは「Self Control」をいつまでも歌っていられないと言うこの頃のウツの発言にも通じる。
ウツは10代向けのTMの歌詞に違和感を覚えるようになっていたらしい。
演出としては、横浜で使われたオープニング(過去曲を順番に流すもの)がなくなり、代わりに長時間のMCが挟まれるようになった。
公演時間はツアーの方がおおむね15分ほど長く、2時間超となった。
大規模な会場である横浜アリーナではMCを入れず、話しやすいホールでMCを入れると言うのが、小室の考えだった。
サポートメンバーは横浜公演と同じで、ギターの葛城哲哉のみである。
イヤーモニターや大型タッチパネルの導入なども、横浜公演と同様であった
機材も横浜公演とは変わらないが、小室によれば横浜は足し算、ツアーは引き算で音を構築しようとしていた。
それまでのTMのライブと比べると、横浜もかなり音数は絞られていたのだが、ツアーではさらに禁欲的に音を減らすことを試みた。
小室は公演ごとに音のミックスを変えた。
ギター以外の音が大幅にミュートされることもあった。
木根や葛城は演奏のガイドになるものがなく、大変緊張したというが、小室としてはミックスを変えて客の様子を見ることができるのは、ツアーの楽しみだったのだろう。
ウツは白地に赤・青の線で模様の入ったシャツの上に、黒のジャケットを羽織っている。
これは武道館公演の本編後半で来ていたものと同じようだ。
木根は白・赤・黒のストライプのYシャツの上にベージュのジャケットを羽織っている。
これも武道館公演本編と同じものと見られる。
小室は白地のTシャツと黒地のTシャツが確認できる。
以上はライブ本編の衣装だが、アンコールではウツは横浜公演本編終盤と同じ衣装、木根は横浜公演アンコールと同じ衣装、小室は横浜公演本編と同じ衣装を着た(ただし小室は毎日変わった可能性がある)。
なお木根は5月のサッカーの試合で転んで肋骨を痛め、そのままツアーに臨んだという。
10年前の「TMN 4001 Days Groove」の時も腰を骨折していたが、記念ライブで怪我をする運命の星の下にでも生まれたのだろうか。
この時は部位の関係でギブスを付けることもできず、結構大変だったらしい。
ただ武道館公演の前には完治していたという。
このツアーについては、ほとんど資料がない。
ライブDVDや雑誌記事で取り上げられているのが、たいてい前後の横浜公演か武道館公演であるためである。
現在音源・映像で公にされているのは、オープニングの「Time To Count Down (Labo Mix)」のバックステージ映像くらいである。
これは「ETERNAL NETWORK」付属DVDに収録されている。
もっとも演奏曲の大部分は横浜公演と同じなので、本ツアーの映像についてはファンの間にもそれほど渇望感はないかもしれない。
ツアーの演奏曲で横浜・武道館どちらでも演奏されなかったのは、「Come On Everybody」「Fool on the Planet」のみである。
ただツアー後半で「10 Years After」の前に木根が演奏したアコギソロなどは、どこかで見てみたい気もする。
ツアーの3人
以下ではライブの様子を見てみよう。
開演前のステージには薄い半透明の幕が掛かっており、横浜公演と異なり観客からステージを直接見ることができなくなっている。
鐘の音とともにライブが開幕を告げる。
会場に響く「Time To Count Down」の声。
「Time To Count Down (Labo Mix)」である。
音はCD音源をそのまま流したものである。
幕には00:00に向けてカウントダウンする時計とともに、過去のライブ映像やPVが古い時代に向けて次々と映し出される。
20周年を意識させる始まりである。
過去映像を順番に映す演出は、横浜アリーナ「Double-Decade “NETWORK”」のオープニングと同じだが、カウントダウンを唱える曲をBGMに過去の映像が流れるのは、なかなか盛り上がる始まり方だ
カウントダウンが進むとともに、TM3人+葛城がステージに並んでスタンバイする。
その様子は客席からも幕を通じて薄っすらと見ることができ、観客は盛り上がった。
そしてドラム連打とともに時計が00:00を迎え、幕が落ちると同時にウツが「Time To Count Down 風の中~♪」と歌に入る。
この演出は、オープニングとしてはとても良かったと思う。
また「Time To Count Down」でライブが始まること自体かなり意外な演出であり、観客としても面食らっただろう。
この後はしばらく横浜公演と同様の進行となる。
まずは「Sceen of Life」。
横浜アリーナでは4人が並んで立っている中で曲が始まったため、イントロはシンセの音だけで始まったが、ツアーでは葛城哲哉のギターで始まった。
この始まり方はシングルバージョンに準拠しており、次の武道館公演にも受け継がれた。
その後は「Rhythm Red Beat Black」「Kiss You」と続く。
ここは横浜公演と同様の演奏だったが、「音の引き算」が顕著だった部分でもある。
「どうもこんばんは! 20周年を迎えたTM NETWORKです!」と始まるウツのMC。
会場ごとにウツの発言は違ったが、いずれも長いものではなく、今日もがんばるくらいの軽い挨拶だった。
「All-Right All-Night」。
原曲は音の洪水というにふさわしい豪華なオケだが、この時はそのイメージを一新するシンプルなオケだった。
オケの音を禁欲的に構成するというのは、「Rhythm Red Beat Black」「Kiss You」から継続した流れだが、この曲については、特にイントロやAメロの音が抑え目な印象である。
曲の構成は原曲に準じているのだが、アプローチの違いでこんなに変わるものかと感じさせられた。
ただしこのツアーは会場ごとに音のミックスが異なったので、参加した会場次第でこの印象は変わるかもしれない。
「Come On Everybody」。
ツアーでしか演奏されなかった曲である。
これも原曲に準じたアレンジながら、オケはシンプルに作られていた。
以上2曲は、あえて原曲が派手な曲を選んで、音数の変化を楽しませようとしたのかもしれない。
なお「Come On Everybody」では、スクリーンにPVが映された。
木根はイントロや間奏で、PVと同じ姿勢でギターを演奏した。
派手な演出が少なかったツアーだっただけに、客席はこの時少し盛り上がった。
ウツ「どうもありがとう。えー次の曲は、ちょっと懐かしい曲です」。
1988年以来の演奏となる「Fool on the Planet」。
これは原曲のままの演奏である。
横浜公演中盤のキネバラコーナーは「Telephone Line」「We Are Starting Over」の2曲だったのに対し、ツアーはこの1曲だけになった。
木根によれば、横浜公演のセットリストを考える段階で、「Telephone Line」「Fool on the Planet」のどちらにするか迷っていたところ、小室は片方を横浜、片方をツアーで演奏すれば良いと答えたという。
この頃TMを代表する木根バラとして、木根自身がこの2曲を考えていたと言うことだろう。
当時のメンバーもラジオ出演時に、「Fool on the Planet」は良い曲だとコメントしている。
「10 Years After」。
横浜公演ではこの曲の後に木根バラが演奏されたが、ツアーでは木根バラの後に「10 Years After」が演奏されており、順番が逆になった。
アレンジは横浜公演と同じである。
6/3グランキューブ大阪公演以後の4公演では、この曲の冒頭で木根が1分程度のアコギソロを披露する演出があった。
アコギソロの後は葛城のエレキと小室のシンセが加わって「10 Years After」のフレーズを演奏し、そして通常のイントロに入ると言う流れだった。
この部分はとても良い雰囲気だったので、是非商品化して欲しいのだが、難しいだろう。
なお6/4グランキューブ大阪公演では、木根のギターの弦が途中で切れてしまうと言うハプニングがあった。
この後は数分のMCコーナーとなる。
会場ごとに話題は異なったが、おおよそ公演場所と関わる過去の思い出を語る時間となったようだ。
また次に演奏される「Just One Victory」について、口コミで広めてほしいと小室が語ることも多かった。
この頃小室の中で、この曲の認知度を上げたいと言う気持ちがあったらしい。
6/8福岡サンパレス公演の小室MCでは、聞き捨てならない発言があった。
実はツアーでは「Maria Club」を演奏する予定があったというのだ。
「All-Right All-Night」「Come On Everybody」あたりのところに入れる計画だったのだろうか。
しかしこの曲のサビのコードが「10 Years After」と同じなので、セットリストからは外されたという。
いやそんなこといいから、それやってよ…
なおこの日のMCコーナーでは、小室が即興で「Maria Club」のフレーズを弾いて、木根がそれに合わせて「10 Years After」を歌うと言うお遊びも行なわれた。
「Just One Victory (offensive version)」。
ここからトランスコーナーである。
タッチパネルの演出などは横浜と同じである。
「Take it to the lucky(Album Mix)」。
横浜公演ではなかった神秘的なシンセ音から始まり、そこからクロスフェードする形でイントロが始まる。
アウトロとして小室のシンセソロが続くのは横浜と同じだが、この部分は会場ごとにかなり内容が変わった。
次いで「Love Train(Extended Mix)」が演奏された。
横浜公演ではライブ本編終盤が過去曲のトランスミックスを中心に組み立てられたが、ツアーではMC後に3曲のトランスミックス曲を演奏し、
その後3曲のヒット曲を続けて演奏した。
ファンが一番盛り上がるのがトランスではないという現実を受け入れた上での曲順変更だろう。
まずは「Be Together」。
アレンジは横浜公演に準じている。
ウツは「終了」以前でもこの曲のサビ前でクルッと回るパフォーマンスをたびたび披露しており、横浜公演でもやはり回っていたが、この時にはみんなで回ることを提案した。
これは以後30周年ライブまで約10年間、この曲を演奏する時のお決まりのパフォーマンスとなった。
「Get Wild」。
横浜では珍しくオリジナルに準じたアレンジで演奏され、イントロも原曲と同様となったが、この時は「ジャジャジャ」のシンセ連打と「GeGeGeGe」のサンプリングボイスが入れられ、ファンが喜ぶアレンジが復活した。
一方2番後の間奏は、トランス風のフレーズに替えられた。
盛り上がり曲の最後は「Self Control」である。
横浜と同じアレンジだった。
ここまで6曲はアップテンポの曲が続いており、この頃のウツはまだ体力があったことが分かる。
最後は「Presence」で締める。
歌詞最後の「Presence」のところでは、ウツが観客にマイクを向けて合唱を促した。
また最後のアウトロのところでは、ウツが(あまりうまくない)口笛を披露した。
なおツアーでは、サビの繰り返し(We know the crime以下)が二回歌われており、そのため横浜公演よりも演奏時間が長くなった。
以上が終わるとウツが「どうもありがとう」と言って、他のメンバーと一緒に退場する。
その後アンコールで再登場し、何も言わず「Nights of the Knife」を演奏した。
アレンジは基本的に横浜公演から変わっていないと思うが、アウトロが少し加わって引き延ばされている。
この曲は武道館公演では演奏されなかったため、このアウトロはDVDなどで聞くことができない。
最後にはウツが「どうもありがとう」と言って、ライブを締めた。
ピックやタオルを投げたりと、ライブの終わりっぽいパフォーマンスも行なった。
本編ラストとアンコールは、横浜公演とは逆になったが、いずれもしんみりする2曲で締める構成だった。
ここで熱いMCなど挟めば涙も誘えたと思うが、ほとんど何も言わないままアンコールは締められた。
退場曲は「Dawn Valley」。
なおツアー最終日6/9の広島郵便貯金会館公演のみ、本編は「Get Wild」で締められた。
その後アンコールでは、「Presence」「Self Control」「Nights of the Knife」の3曲が演奏されている
曲順は少し変わったが、結局演奏曲は同じだった。

TMネットワーク TMN 20th DVD付本 ETERNAL NETWORK 美品 TM NETWORK
今年もよろしくお願いします。
12月にはウツのディナーショーと木根さんの年末ライブがありました。
ウツは1曲目が「Spanish Blue」だったそうですが、聞けた方はうらやましいです。
もしかして「Dragon The Carnival」の候補曲だったんでしょうか。
ウツは2月6・7日に「Dragon The Carnival」追加公演を控えています。
これに絡んで、ローチケの広報誌「O-チケ」にウツのインタビューが出ています。
追加公演については「来年2月までまだ時間があるので、1回頭をリセットしていろいろ練り直す時間はあります」と述べられているので、内容は微調整されるかもしれません。
また今回のツアーで、ウツは当初もっとマニアックなセットリストを考えていたそうで、「Castle in the Clouds」も入れる予定があったとのことです。
「Dragon The Carnival」ではTMのほぼすべてのアルバムの曲が演奏されたにもかかわらず、「Easy Listening」の曲だけは選ばれませんでしたが、もしも「Castle in the Clouds」が入っていれば全アルバムからの選曲になっていたことになります。
12/28のウツのディナーショー「Fan Party & Live Through 2019」では、4/6~5/20の「LIVE UTSU BAR TOUR 2020 それゆけ歌酔曲!!」開催が告知されました。
すでにFC先行予約は受け付け中です。
木根さんは、12/14・15「ニューロマンティックシアター」で公開された「君が生まれた日」のMVが、クリスマスイブの日にyoutubeにアップされました。
ファンから集めた赤ちゃんの写真が使われています。
以上はウツと木根さんの話ですが、他に小室さんについても動きがありました。
ただ小室さん自身の発言があったのではありません。
小室さんと会ったavexの松浦勝人さんが、12/29から12/30にかけて不穏なtweet行なったのです。
その端緒は12/29の16:33の以下のtweetでした
あの人を助けるためにお金を貸したけど、その人は返す気もないという。 意味がわからん。 2023年に一括返済の予定だけど、あなたの得意なあれを差し押さえでもする以外方法はないなぁ。本当にあの時、全てはあなたがいたおかげだと言ったことを真に受けているならそろそろ夢から目覚めろと言いたいね。
ここでの「あの人」が誰かは明言されていませんが、松浦さんがかつて「あの人」にお金を貸し、「あの人」から「すべてはあなたがいたおかげ」と言われたことが分かります。
この時点で小室さんのことが脳裏に浮かぶ方もいたはずです。
そしてその後になると、松浦さんはより特定しやすい形で情報を出してきました。
たとえば12/30の朝には、「KEIKOをほっておいて、挙げ句の果てに僕にまでそんなこというって、 どういうことなのかなぁ」と発言しており、この時点で「あの人」が小室さんであることがはっきりしました。
以上二つのtweetからは、松浦さんが12/29かその少し前に小室さんと会ったこと、そこで借金を返済しない旨を告げられたこと、それに対して松浦さんが憤慨していることが分かります。
この借金とはもちろん、小室さんが詐欺事件で起訴された時、松浦さんが被害者に対して6億5000万円を弁済してくれた件に当たります。
この弁済は2009年3月のことでしたが、2023年にはこれを一括返済する予定だったことが分かります。
14年間で6.5億円、つまり1年あたり約5000万円の返済が想定されていたようです。
小室さんの印税収入は1~2億円と考えられますので、さほど無理のない計画だったと思います。
ところが小室さん、これを返さないと言ったというのです。
松浦さんはこれに対し、「あなたの得意なあれを差し押さえでもする以外方法はないなぁ」と述べていますが、これは詐欺事件の時に問題になった小室さんの著作権譲渡の話を踏まえているのでしょう。
借金のカタにavexからの印税支払いを止めるか、または法的に印税を強制的に差し押さえする措置を行なうと脅しているわけです。
もっとも松浦さんは、実際には小室さんに返済する財力があると見ているようで、つまり返せるのに返そうとしないことに腹が立っているようです。
どういう流れでこうなったのかはよく分からないですが、もし事実ならば松浦さんが怒るのも当然です。
松浦さんが「そろそろ夢から目覚めろと言いたいね」と言っているのを見るに、小室さんが何か浮わついた(ように見える)話をしてきたのでしょうか。
「いい加減に目覚めて欲しかったけど無理ですね」というtweetも、同じことを言っているのでしょう。
また「KEIKOをほっておいて、挙げ句の果てに僕にまでそんなこという」という発言を見るに、借金以外にKEIKOの問題も絡んでいるのかもしれません。
12/29には松浦さんの手元にKEIKOさんの手紙が届いたそうで、「俺もKEIKOが心配だよ。 昨日手紙もらって泣けた」とtweetしています。
これは最近ゴシップ誌に書かれている小室さんの離婚の意向と関わるものでしょう。
あるいは松浦さんが小室さんと会ってKEIKOさんの話をしたところ、小室さんが消極的な反応をした上に、借金も返せないかもしれないなどと発言してしまったのでしょうか。
もっとも松浦さんも、小室さんへの敬愛の念は随所で見せています。
それにもかかわらず不誠実な対応を取る小室さんを非難しているわけですが、この松浦さんのtweetからは、怒りよりもむしろ悲しみの感情を強く感じてしまいます。
たとえば小室サウンドが好きというファンに対しては、「そこはなんも否定しないし、素晴らしい人」と述べていますし、「小室さんにまた名曲をかいてもらきたいけど無理なのかな」(原文ママ)とも述べており、松浦さん自身、小室さんの復帰を強く望んでいることが分かります。
TMファンが「私はTMの復活を信じています」と伝えたのに対しても、「大好きなんだね!小室さんのこと!」「それは僕もおなじなんだよ」と答えています。
さらに重要な情報と思うんですが、松浦さんは、「小説 Mが出版された時に浜崎あゆみに曲を書いてくれと言ったら、僕は彼女が苦手だからと断られた」ともtweetしています。
この小説「M」は2019/8/1発売です。
つまり2018年の小室さん引退後の2019年に、松浦さん直々に小室さんに復帰の打診が行なわれていたのです。
松浦さん自身、この頃小室さんを復帰させたいと考えていたことになります。
もしもこれが実現していれば、いずれTM NETWORKの再開もありえたはずです。
何もないように見える中でも、裏では様々な動きがあったんですね。
ところが小室さんはこの打診を断りました。
その後しばらく二人の接触はなかったようで、松浦さんが10/12に小室さんのことを聞かれた時には、最近は会っていないと言っています。
おそらく年末の会合は、久々の再開だったのでしょう。
松浦さん自身は、これまでマネージャーを通して小室さんに連絡を取ろうとしていたようですが、そのたびにごまかされてきたそうです。
松浦さんは今回の衝突後にも小室さんに連絡を取ろうとしましたが、小室さんは電話に出ませんでした。
松浦さんは12/30の午前に電話をした履歴のスクショをtwitterに出して怒っています。
結局夜になって小室さんが電話をしてきて、1月に2人で会うことにしたようです。
松浦さんはこれを受けて、以後tweetに小室さんのことは書き込まないことを宣言しました。
ただし「会談が決裂したら知りません」とも付け加え、牽制を加えております。
※u-chanさんのコメントにより、文章を修正しました
以上が二日間の顛末ですが、なぜ小室さんが借金を返さないなんて言い出したのか不明です。
客観的に見ても、人としてありえない発言だと私は思います。
KEIKOさんとの離婚話が絡んでいるのかなとか憶測はできますけど、現時点では憶測にすぎません。
何しろ情報ソースが松浦さんの発言だけで、小室さん側の言い分が分からないので、現時点でことの是非を判断するのは難しいです。
ただ少なくとも、松浦さんと小室さんの関係が危機的な状況にあることは分かります。
逮捕後に活動を再開した小室さんを全面的に支えてくれた松浦さんおよびavexを敵に回せば、もう小室さんの音楽業界への復帰は絶望的です。
私自身、この騒動が始まった時、もう終わりかなと思いました。
松浦さん自身が小室さんの改心を期待してくれていることもあり、今は首の皮一枚でつながっている状況ですが、小室さんがよほど真摯な態度で接しなければ、関係の回復はないように感じます。
実際に松浦さんは1997年に、小室さんとの関係を一度断ち切っており、やる時にはやる方だと思います。
ただそもそも小室さんが復帰を望んでいないならば、その可能性を自ら摘み取ることに躊躇はないかもしれません。
ともかく今月(1月)に話し合いがもたれるはずなので、その結末はどこかで明らかにされるかもしれません。
もしも明らかにされたら、またブログでも言及しようと思います。
では暗い近況はこれくらいにして、本題に入ります。
なお今回は実家での更新のため画像を入れられませんでしたが、後日追加する予定です。
*追加しました(2020/1/5)
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TM NETWORKは2004/4/21に横浜アリーナで「Double-Decade “NETWORK” in YOKOHAMA ARENA」を開催した後、1ヶ月の間隔を空けて全国ツアー「Double-Decade Tour “NETWORK”」を開始した。
5/20~6/9の約3週間で、8会場10公演である。
横浜アリーナ公演の日付はTMデビュー記念日を意識したものだったが、ツアー開始日の5/20はTMN「終了」ライブ「TMN 4001 Days Groove」が開催された5/18・19の翌日に当たる。
さらにいえば、この後に開催される武道館公演「Double-Decade Tour Final in NIPPON BUDOKAN」は6/24・25だが、これはTM初の武道館ライブ「Fanks Cry-Max」開催の1987/6/24を意識している。
2004年の活動は、20周年にしてはいささか寂しいものだったが、スタッフは日程を組む際にTMの歴史を意識して、アニバーサリーイヤーを演出しようとしていた。
「Double-Decade Tour」の開催は2003年中に決まっていた。
おそらく横浜アリーナ公演・全国ツアー・武道館公演の手配は、並行して行なわれたのだろう。
ただ最終的な決定まではしばらく時間がかかったらしく、2004年年始の時点では6都市8公演と予告されていた(実際は8都市10公演)。
小室・ウツ・木根のFC会報でツアーの開催が正式に告知されたのは、2004年2月中旬である。
2/25のシングル「NETWORK™」リリースに合わせて宣伝を行なおうとしたものだろう。
「NETWORK™」のCDにも、横浜アリーナおよびツアーの先行予約の案内が封入されていた(予約受付開始日は3/5)。
8会場10公演という規模は、前回の「Tour Major Turn-Round」の10会場15公演と比べると、かなり絞られている印象を受ける。
TM最初のツアー「Dragon The Festival Tour」(8公演)に次ぐ規模の小ささであり、開催期間も史上最短である。
記念すべき20周年の記念ツアーであるにもかかわらず、随分おちぶれてしまった感もある。
ただこのツアーについては、前後の横浜アリーナ公演1本と武道館公演2本もセットで考えるべきであろう。
その場合動員規模は「Tour Major Turn-Round」と変わらないか、むしろ少し上回ると見られる。
なお東京・大阪・名古屋の3大都市(または横浜・神戸などの近郊都市)に加え、札幌・仙台・広島・福岡の4都市を回るのは、以後30周年までTMの全国ツアーの基本パターンとなる(もちろんツアーによって増減はある)。
これはtribute LIVEやウツのソロツアーもだいたい同様である。
「Double-Decade Tour」のライブタイトルだけ見ると、その後の武道館公演「Double-Decade Tour Final」が近い内容で、横浜アリーナの「Double-Decade “NETWORK”」とは別内容のように感じられる。
だが実際にはツアーの演奏曲は横浜公演とほぼ同じであり、武道館公演とはまったく違うものである。
横浜公演をブラッシュアップしたものがツアーだったと言って良いと思う。
ウツによれば、ツアーは横浜公演を親しみやすくしたバージョンだった。
演奏曲がほぼ変わらないにもかかわらず、観客の評価は横浜よりもツアーの方がおおむね良かった。
演奏曲を具体的に見ると、横浜公演で演奏された曲の中では、「1974」「We Are Starting Over」「Telephone Line」の3曲が消え、代わりに「All-Right All-Night」「Come On Everybody」「Fool on the Planet」が加わった。
曲数は横浜公演とツアーで変わらない。
追加3曲はいずれも再始動後初の演奏であり、特に「Fool on the Planet」は1988年「Kiss Japan Dancing Dyna-Mix」以来である。
ただ2003年「tribute LIVE」で演奏されたので、それに参加したファンには感激は薄かったかもしれない。
「1974」は本来ツアーでもやる予定だったのだが、「sixteenあのころの気持ち」の歌詞にウツが抵抗を感じたため、セットリストから外されたのだと言う。
これは「Self Control」をいつまでも歌っていられないと言うこの頃のウツの発言にも通じる。
ウツは10代向けのTMの歌詞に違和感を覚えるようになっていたらしい。
演出としては、横浜で使われたオープニング(過去曲を順番に流すもの)がなくなり、代わりに長時間のMCが挟まれるようになった。
公演時間はツアーの方がおおむね15分ほど長く、2時間超となった。
大規模な会場である横浜アリーナではMCを入れず、話しやすいホールでMCを入れると言うのが、小室の考えだった。
サポートメンバーは横浜公演と同じで、ギターの葛城哲哉のみである。
イヤーモニターや大型タッチパネルの導入なども、横浜公演と同様であった
機材も横浜公演とは変わらないが、小室によれば横浜は足し算、ツアーは引き算で音を構築しようとしていた。
それまでのTMのライブと比べると、横浜もかなり音数は絞られていたのだが、ツアーではさらに禁欲的に音を減らすことを試みた。
小室は公演ごとに音のミックスを変えた。
ギター以外の音が大幅にミュートされることもあった。
木根や葛城は演奏のガイドになるものがなく、大変緊張したというが、小室としてはミックスを変えて客の様子を見ることができるのは、ツアーの楽しみだったのだろう。
ウツは白地に赤・青の線で模様の入ったシャツの上に、黒のジャケットを羽織っている。
これは武道館公演の本編後半で来ていたものと同じようだ。
木根は白・赤・黒のストライプのYシャツの上にベージュのジャケットを羽織っている。
これも武道館公演本編と同じものと見られる。
小室は白地のTシャツと黒地のTシャツが確認できる。
以上はライブ本編の衣装だが、アンコールではウツは横浜公演本編終盤と同じ衣装、木根は横浜公演アンコールと同じ衣装、小室は横浜公演本編と同じ衣装を着た(ただし小室は毎日変わった可能性がある)。
なお木根は5月のサッカーの試合で転んで肋骨を痛め、そのままツアーに臨んだという。
10年前の「TMN 4001 Days Groove」の時も腰を骨折していたが、記念ライブで怪我をする運命の星の下にでも生まれたのだろうか。
この時は部位の関係でギブスを付けることもできず、結構大変だったらしい。
ただ武道館公演の前には完治していたという。
このツアーについては、ほとんど資料がない。
ライブDVDや雑誌記事で取り上げられているのが、たいてい前後の横浜公演か武道館公演であるためである。
現在音源・映像で公にされているのは、オープニングの「Time To Count Down (Labo Mix)」のバックステージ映像くらいである。
これは「ETERNAL NETWORK」付属DVDに収録されている。
もっとも演奏曲の大部分は横浜公演と同じなので、本ツアーの映像についてはファンの間にもそれほど渇望感はないかもしれない。
ツアーの演奏曲で横浜・武道館どちらでも演奏されなかったのは、「Come On Everybody」「Fool on the Planet」のみである。
ただツアー後半で「10 Years After」の前に木根が演奏したアコギソロなどは、どこかで見てみたい気もする。

以下ではライブの様子を見てみよう。
開演前のステージには薄い半透明の幕が掛かっており、横浜公演と異なり観客からステージを直接見ることができなくなっている。
鐘の音とともにライブが開幕を告げる。
会場に響く「Time To Count Down」の声。
「Time To Count Down (Labo Mix)」である。
音はCD音源をそのまま流したものである。
幕には00:00に向けてカウントダウンする時計とともに、過去のライブ映像やPVが古い時代に向けて次々と映し出される。
20周年を意識させる始まりである。
過去映像を順番に映す演出は、横浜アリーナ「Double-Decade “NETWORK”」のオープニングと同じだが、カウントダウンを唱える曲をBGMに過去の映像が流れるのは、なかなか盛り上がる始まり方だ
カウントダウンが進むとともに、TM3人+葛城がステージに並んでスタンバイする。
その様子は客席からも幕を通じて薄っすらと見ることができ、観客は盛り上がった。
そしてドラム連打とともに時計が00:00を迎え、幕が落ちると同時にウツが「Time To Count Down 風の中~♪」と歌に入る。
この演出は、オープニングとしてはとても良かったと思う。
また「Time To Count Down」でライブが始まること自体かなり意外な演出であり、観客としても面食らっただろう。
この後はしばらく横浜公演と同様の進行となる。
まずは「Sceen of Life」。
横浜アリーナでは4人が並んで立っている中で曲が始まったため、イントロはシンセの音だけで始まったが、ツアーでは葛城哲哉のギターで始まった。
この始まり方はシングルバージョンに準拠しており、次の武道館公演にも受け継がれた。
その後は「Rhythm Red Beat Black」「Kiss You」と続く。
ここは横浜公演と同様の演奏だったが、「音の引き算」が顕著だった部分でもある。
「どうもこんばんは! 20周年を迎えたTM NETWORKです!」と始まるウツのMC。
会場ごとにウツの発言は違ったが、いずれも長いものではなく、今日もがんばるくらいの軽い挨拶だった。
「All-Right All-Night」。
原曲は音の洪水というにふさわしい豪華なオケだが、この時はそのイメージを一新するシンプルなオケだった。
オケの音を禁欲的に構成するというのは、「Rhythm Red Beat Black」「Kiss You」から継続した流れだが、この曲については、特にイントロやAメロの音が抑え目な印象である。
曲の構成は原曲に準じているのだが、アプローチの違いでこんなに変わるものかと感じさせられた。
ただしこのツアーは会場ごとに音のミックスが異なったので、参加した会場次第でこの印象は変わるかもしれない。
「Come On Everybody」。
ツアーでしか演奏されなかった曲である。
これも原曲に準じたアレンジながら、オケはシンプルに作られていた。
以上2曲は、あえて原曲が派手な曲を選んで、音数の変化を楽しませようとしたのかもしれない。
なお「Come On Everybody」では、スクリーンにPVが映された。
木根はイントロや間奏で、PVと同じ姿勢でギターを演奏した。
派手な演出が少なかったツアーだっただけに、客席はこの時少し盛り上がった。
ウツ「どうもありがとう。えー次の曲は、ちょっと懐かしい曲です」。
1988年以来の演奏となる「Fool on the Planet」。
これは原曲のままの演奏である。
横浜公演中盤のキネバラコーナーは「Telephone Line」「We Are Starting Over」の2曲だったのに対し、ツアーはこの1曲だけになった。
木根によれば、横浜公演のセットリストを考える段階で、「Telephone Line」「Fool on the Planet」のどちらにするか迷っていたところ、小室は片方を横浜、片方をツアーで演奏すれば良いと答えたという。
この頃TMを代表する木根バラとして、木根自身がこの2曲を考えていたと言うことだろう。
当時のメンバーもラジオ出演時に、「Fool on the Planet」は良い曲だとコメントしている。
「10 Years After」。
横浜公演ではこの曲の後に木根バラが演奏されたが、ツアーでは木根バラの後に「10 Years After」が演奏されており、順番が逆になった。
アレンジは横浜公演と同じである。
6/3グランキューブ大阪公演以後の4公演では、この曲の冒頭で木根が1分程度のアコギソロを披露する演出があった。
アコギソロの後は葛城のエレキと小室のシンセが加わって「10 Years After」のフレーズを演奏し、そして通常のイントロに入ると言う流れだった。
この部分はとても良い雰囲気だったので、是非商品化して欲しいのだが、難しいだろう。
なお6/4グランキューブ大阪公演では、木根のギターの弦が途中で切れてしまうと言うハプニングがあった。
この後は数分のMCコーナーとなる。
会場ごとに話題は異なったが、おおよそ公演場所と関わる過去の思い出を語る時間となったようだ。
また次に演奏される「Just One Victory」について、口コミで広めてほしいと小室が語ることも多かった。
この頃小室の中で、この曲の認知度を上げたいと言う気持ちがあったらしい。
6/8福岡サンパレス公演の小室MCでは、聞き捨てならない発言があった。
実はツアーでは「Maria Club」を演奏する予定があったというのだ。
「All-Right All-Night」「Come On Everybody」あたりのところに入れる計画だったのだろうか。
しかしこの曲のサビのコードが「10 Years After」と同じなので、セットリストからは外されたという。
いやそんなこといいから、それやってよ…
なおこの日のMCコーナーでは、小室が即興で「Maria Club」のフレーズを弾いて、木根がそれに合わせて「10 Years After」を歌うと言うお遊びも行なわれた。
「Just One Victory (offensive version)」。
ここからトランスコーナーである。
タッチパネルの演出などは横浜と同じである。
「Take it to the lucky(Album Mix)」。
横浜公演ではなかった神秘的なシンセ音から始まり、そこからクロスフェードする形でイントロが始まる。
アウトロとして小室のシンセソロが続くのは横浜と同じだが、この部分は会場ごとにかなり内容が変わった。
次いで「Love Train(Extended Mix)」が演奏された。
横浜公演ではライブ本編終盤が過去曲のトランスミックスを中心に組み立てられたが、ツアーではMC後に3曲のトランスミックス曲を演奏し、
その後3曲のヒット曲を続けて演奏した。
ファンが一番盛り上がるのがトランスではないという現実を受け入れた上での曲順変更だろう。
まずは「Be Together」。
アレンジは横浜公演に準じている。
ウツは「終了」以前でもこの曲のサビ前でクルッと回るパフォーマンスをたびたび披露しており、横浜公演でもやはり回っていたが、この時にはみんなで回ることを提案した。
これは以後30周年ライブまで約10年間、この曲を演奏する時のお決まりのパフォーマンスとなった。
「Get Wild」。
横浜では珍しくオリジナルに準じたアレンジで演奏され、イントロも原曲と同様となったが、この時は「ジャジャジャ」のシンセ連打と「GeGeGeGe」のサンプリングボイスが入れられ、ファンが喜ぶアレンジが復活した。
一方2番後の間奏は、トランス風のフレーズに替えられた。
盛り上がり曲の最後は「Self Control」である。
横浜と同じアレンジだった。
ここまで6曲はアップテンポの曲が続いており、この頃のウツはまだ体力があったことが分かる。
最後は「Presence」で締める。
歌詞最後の「Presence」のところでは、ウツが観客にマイクを向けて合唱を促した。
また最後のアウトロのところでは、ウツが(あまりうまくない)口笛を披露した。
なおツアーでは、サビの繰り返し(We know the crime以下)が二回歌われており、そのため横浜公演よりも演奏時間が長くなった。
以上が終わるとウツが「どうもありがとう」と言って、他のメンバーと一緒に退場する。
その後アンコールで再登場し、何も言わず「Nights of the Knife」を演奏した。
アレンジは基本的に横浜公演から変わっていないと思うが、アウトロが少し加わって引き延ばされている。
この曲は武道館公演では演奏されなかったため、このアウトロはDVDなどで聞くことができない。
最後にはウツが「どうもありがとう」と言って、ライブを締めた。
ピックやタオルを投げたりと、ライブの終わりっぽいパフォーマンスも行なった。
本編ラストとアンコールは、横浜公演とは逆になったが、いずれもしんみりする2曲で締める構成だった。
ここで熱いMCなど挟めば涙も誘えたと思うが、ほとんど何も言わないままアンコールは締められた。
退場曲は「Dawn Valley」。
なおツアー最終日6/9の広島郵便貯金会館公演のみ、本編は「Get Wild」で締められた。
その後アンコールでは、「Presence」「Self Control」「Nights of the Knife」の3曲が演奏されている
曲順は少し変わったが、結局演奏曲は同じだった。

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この記事へのコメント
本編のことじゃなく非常に申し訳ないのですが、松浦さんは「成田空港で小室さんから〜」とツイートされてるので、成田空港にいたのは小室さんではなく松浦さんのほうではないでしょうか。翌日朝7時の松浦さんのツイートではシンガポールにいるとツイートされてるのでおそらく…。
私も先ほどご指摘の点に気づいたところです。
本文を直しておきますね。
なお、後程ここを見に来る方のために、根拠となるtweetのurlも貼っておきます。
https://twitter.com/maxmatsuuratwit/status/1212292685576327168?s=19
・松浦さんが弁済金を立て替えて、avex丸抱えで更生させると宣言したのは、当時からケイコのためだったのか?
・「小室さんのおかげで今のavexがある(から助けたい)」というのは、小室さんのプライドを立てるための方便だったのか?
・復帰当時は、小室さんも心を入れ替えて頑張っていた。狭い賃貸に住んで自ら掃除洗濯したり、近所を散歩して子どもたちと触れ合ったり、出先ではスタッフの用意する麦茶を飲んだり、難病の子どもに慰問したり…。松浦さんのことも「社長」と呼んで、復帰できたことに心から感謝していた様子だった。一体、いつから横柄な態度になっていったのだろうか?
・TM30周年の2014年頃まではやる気に満ちあふれていたように見える。avexのオファーに従って楽曲提供するもヒットせず、華原・亜美・ありさ・TRF・安室などの昔のファミリーに楽曲提供してもほとんど話題にならず、「自分は今の時代に必要とされているのだろうか」と弱音を吐くようになった。
・その時期と並行してC型肝炎や難聴、骨折等に見舞われて満身創痍となったことや、件の不倫もあって、自暴自棄になっていったのか?
・ケイコとの調停で小室さんが言っていた「年収は600万円程度」というのは本当なのか?松浦さんの立替分も含めて、実際には負債はどれくらいあるのか?数億~20億の範囲か。
・あゆへの楽曲提供を断ったというのは、たしかにせっかく仕事をくれた松浦さんに対して失礼だが、あゆ自体の人気が急落している中、今さら小室さんが楽曲提供したところで1万枚売れるかどうかも微妙。このままでは死ぬまで借金は返せないのでは?
いろいろと推測したところで事実はわかりませんが、「松浦くんとはもう10年も付き合いづらい関係なんだ」という小室さんの発言が本当なら、やはり小室さんは何も改心していなかったということですよね。
ただ、もう15年以上経ったからか当時どんなステージングだったか忘れてしまいました…。「TIME TO COUNT DOWN(LABO MIX)」でサビを歌ったのと「COME ON EVERYBODY」の2番の後の間奏で木根さんがPVと同じように前に出てきたのはハッキリ覚えているんですが。
改めて記事を読むと、横浜アリーナと入れ替えた楽曲は3曲だったんですね。当時5曲ぐらい変えたんだと思い込んでいました。
そういうこともあってDVDは横浜アリーナと武道館の2枚組となったんでしょうが、ツアーパンフを横アリ・武道館とは別に色を変えて作ったんだし、個人的にはやっぱりホールツアーを含めた赤・青・緑の3枚組でリリースして欲しかったなぁと今でも思っています。
次回はDDファイナルでしょうか。武道館には24日だけ行きましたが、今思えば25日も生で見ておけばよかったなー、と後悔しています。
…ところで、昨年末小室さんに関する不穏な動きがあったからでしょうか、今回は35周年ベストの2回目の中間発表には触れなかったんですね。
まぁ、1回目と比べてそんなに変動も無かったから割愛されたのかもしれませんが。
数ヶ月後記事になるであろう2004年の「Welcome to the FANKS」の時もそうでしたが、今回も投票はしませんでした。個人的にはどの楽曲にも大なり小なり思い入れがあるし、一般発売されたCDは全て所有しているから、それを出して聴けばいいやと思っちゃうもので…。
でも、新たに発売されたら結局買ってしまうので、ボーナストラックとしてCD化されていない楽曲が一つでも収録されることだけを期待しています。
ひょっとしたらTKはかなり深刻な身体に関する病を抱えている可能性はないかなとふと思ってたりします。あまりにも深刻すぎて人には言えないレベルのね。
確証は持てないけど、案外松浦社長とTKの問題解決にはAKB48でお馴染みの秋元康氏がキーパーソンになりそうですね。過去にはやしきたかじんの遺作となった曲を秋元康氏と一緒に書いたり、秋元康氏の企画イベントにはボランティアという形で参加していますから。
確証は持てないけど何か落としどころがありそうですね。
あとはTKの体調次第かと。
10月の記事では関係ないコメント長々書いてお世話になりまして・・・。
今松浦氏の発言知りました・・・。
う~んアレからず~と憂鬱です。
で、又こんな事が色々ショックです。
余りこういう内輪の揉め事をこういうところで出すのはチョットなと基本思いますけど・・・。
て、いうかまぁ基本借りたら返さないといけないけど、確か同時松浦氏返さなくていいと言われてましたけどね。
こう言ったらアレだけど、TMエイベックスだし回収の仕方は其れなりにありそうだと思ってましたけどね。
だからね、仕事関係に私的な事持ち込むと別れる時にややこしくなるんですよね!
本来なら、ケイコ事は夫婦の問題だし事務所は関係ないけど、globeがあるから色々ややこしくなるんだよね(事実上何方にしても復活はないにしろ)
前から薄々感じてたけど、小室氏は結構衝動的だよね。
何か勿体無い折角こんなにある意味成功者なのに自分の人生を大切にしてほしい、後先を考えて欲しい、何処かやけっぱちなのか後始末を丁寧にしないと、音楽があるから他の事は如何でも良いという訳には特にこのご時世駄目なんだよ、小室さん!
引退しても言うても有名人だし、このままほんとに復活せずフェイドアウトの人生で良いのか・・・。
正直、あの事件が無ければ、というか才能ある人は非常識でも良いと思う方です。
でも、やっぱりあの事件何です。法律に触れてなければ良いんですよ無茶苦茶でも、でもあの件から今の状態何処か正直人として問われてる状態だと思うんです。
兎に角、揉め様とちゃんと会ってケイコもだし松浦氏とも話し合うべきだと・・・。
揉めるというかゴチャゴチャするのが苦手なんだろうけど、そんな事言ってる場合じゃないと、ケイコの事もそうだし弁護士に任せてるだけじゃ駄目だと・・・。
小室氏一人っ子だし何て言うのか喧嘩とか自分のやりたい事や発言を余り否定された事ない様な、ウツさんや木根さんの関係性でも
もう何もかも嫌になったのか?アレなんだけど、年下の私なんかが偉そうに言える立場でもないし、60歳になる人の考え方が
今更変わるとも思わないけど、誰か上手く纏まる様に助けて欲しい・・・。
自分は小室氏の私生活と音楽が全くの別物としてというかそんなにドライには考えられないです。
全く表にそういう事が出なければ分かるけど・・・。
ではでは。
何故23年一括返済なのか?
あの事件から返していってれば返せてるんじゃないのというかもう返してるものと思ってた!
逆に現実的じゃないでしょ一括って?
月々なり半年になり其れこそ一年ずつなりにしないの?
印税でとしたら其れこそ毎年決まった金額でもない年収だろうに、現実年々減っていく方が予想されるのに何か腑に落ちないやり方じゃない!
前のコメでも触れましたが、こういう事を何故ツイッターなの?
以前にも思ったが、松浦氏には確かにお世話になってますけど、何ていうのか守ってくれてる様で守ってない様にも見えるんですよね!
あの事件の時の何かのコメントも昔はモテなかっただったかイジメられる方だったのにとか何かそんな表現で変わったみたいな事、小室氏の事言ってたし
何ていうのか、いうても年上の人に言う言葉なのかと正直当時思った・・。
で、今回も色々あるにしろ、表に出てる人ってある意味商品でしょこんなイメージ良くない事出して其れこそ商品価値がなくなっていく訳で
只でさえハッキリ言って良くはない訳で、曲が良ければ音楽さえ良ければっていう風潮でもないし、現にとっくにピークは終わってる訳だし
小室氏に対し敬意というか其れなりに尊敬はあるのかも知れないが、本質のところで凄く上からというか「あなたの得意なあれを差し押さえでもする以外方法はないなぁ」
って脅しだよね。思ったにしろ、こういう言い方でこういうところに書いちゃうってある意味恐さを感じる(社長やCEOが)する事なのか???
何か逆に一般的に問題にならないかって思うけど・・・。
又、返す返さないより覚悟が欲しいとも松浦氏は言っていると思うんだけど、其れはある意味分かるケイコの事もだけど男義を見せて欲しいんだと思うんだよね。
ケイコの事然り、ケイコも色々あるだろう小室氏もいい訳と言われようが其れはあると思うけど、ここは結果的に色々すまないと出来るだけの
誠意を見せるしかしょうがないでしょうし、もう無理なんだとハッキリ言うべきだし、まぁでも結果的に真相は?何をもって不倫は
さて置きにしてもこれが切っ掛けで今の状態だから其れなりにお金なんだと思うけどしないといけないのかなとは思うし・・・。
古い事を言えば、華原の事も小室氏の事ネタにするたびにストップかけないのとか!
何ていうのか、率直とか社長CEOとファンの距離が近いある意味においてはいい事もあるだろうが、何だかなと思うところもある。
多分、小室氏の気持ちは誰も理解してないし、小室氏も分かって貰う努力してない!基本本心を言えない人なんではないかと思う。
経過というか説明がないから周りは行き成り感が半端ない!自分の中で見切り発射で動いちゃうというか・・・・。
人はその時だけじゃなくトータル的に判断するんだよ色んな意味で評価は・・・・。
1つの物に秀でた人はバランスが悪い典型とも思う・・・。
何でもっと上手く出来ないのだ・・・。
普通若い時なら未だしも歳と共に安定とか色々落ち着きたくないかな?
払わないが本当なら如何いう理由でなのかちゃんと説明してるのか、そういうところが一知が万事抜けてるすっ飛ばすところがあるのでは
ないかと、だから後々揉める。
ぶっちゃけ、今続いてる女性も?お金無ければ付いてくるのかとも思うし、小室さんお金無くても付いてきてくれる人が本当だよ!
色恋より男の友情じゃないけど恩義がある人の方を大切にしなきゃ駄目だと思う・・・。
小室さん本当に分かってる今の状況もう2度はないと思はないと!
身体の体調や精神的な事で出来ないのであればしっかり説明すべきだし!
考えてみれば、言うちゃ何だが今までの女性もじゃあ全く打算がない訳ないと思うし・・・。
特に一回目の離婚後からは・・・・。
なまじ其れなりにあるから直ぐお金の話になる。世間もそう見る・・・。
むしろ世間の方が何時までもそういう見方の様に思うだから8万が如何のこうのと言う訳で・・・。
実際は世間が言う程はない印税1億もないのでは?一般庶民からしたら全然十分な勝組年収だとそのくらいは有ると思うけど・・・。
著作権しかも印税入るのが多い曲らを手放してるんじゃないかと推測する。
其れと、木根さんウツほんと如何にかして動いて欲しいよ、だってTMにもかかってくることだよ!
ヨシキは駄目か?余計後輩に言われればプライドが駄目かな・・・でも誰か小室氏を説得してくれと言いたい!
今更いい歳の人を如何にも出来ないと思っているかもだけど、いうても小室氏を若い頃から知ってるの木根さんウツでしょ。
お門違いかも知れんけど、その続いてる女性?本当に小室氏の事思うなら貴方が小室氏にある意味ケイコの事もお金の事もちゃんとしないと駄目だと言うべきだと思う。
出来るなら小室氏に思いを言いたいし、木根さん、松浦氏にも言いたい!
松浦氏のはツイッターで言えるのかもだけどツイッターが苦手で使えない!
松浦氏に、もし言うならココで書いた事とは正直ちょっと変えると思うけど・・・。
案外ウツが一番小室氏の事分かってる様な気もするけど・・・。
あゆの曲断ったのって正直そういう精神状態じゃないのでは?
自信がない時にいくら助けのつもりでアシストしてももう逆ではないかと思う。
又、穿った見方をすれば松浦氏も一石二鳥の考えもあったとも(まぁ当然かも知れんが)助けるは建前で売れれば働かせればそれだけ貸したお金も返ってくる訳だし
そういう事などを色々小室氏も素直に受け取れない、そう感じれない事が前々から何かしら感じる事があったのなら
「松浦くんとはもう10年も付き合いづらい関係なんだ」の意味というか考えられるし、その他でも何ていうのか小室氏の中の個人的な負い目みたいな事で何処か
付き合いづらいという表現になったのかもだし?
如何いう意味でか分からないし、正直貸してる側借りてる側、年下でもあるレコード会社の社長CEOかという、ホントにお世話にはなってるけど小室氏
からしたらある意味複雑だとは思う。
小室氏って悲しいかな売り上げで自信を保ってたところ多分にあるんだと思うんです。
これが自分が歌って成り立ったるアーティストなら又違ったかも知れませんが
曲ありきというよりこういう題材があってのイメージからじゃないと昔は兎も角自分発信でって感じじゃない訳で・・・。
ある意味やり尽した感、もう60歳だよ!ファンとしても何だかイメージ出来なかった感!
世間的にはまだ60歳若いんだからとも言うけど、自分で小室氏も言ってたけど自分の曲は10代で通って卒業していくと表現していたし
ちゃんと音楽を基礎から学んだわけでもないと言っていたり、松浦氏やファンが思ってるより音楽に対して自信が落ち込みが深刻ではないかと思うところがある。
もう音楽から離れたいのでは、少なくても何年かは曲作りとは・・・・。
またまた長々すいません・・・。
ここらで一つ、新曲でも配信してくれたら、全部吹き飛ばせると思うんですけどね。
個人的には、小室作品の白眉は「マドモアゼル・モーツァルト」「Self Control」、渡辺美里に提供した「JUMP」「BELIEVE」と感じています。鍵盤奏者ならではの滑らかな美しいメロディが小室さんの真骨頂だと思うので、スキャンダルはともかくとして、色あせない作品をこれからもと願わずにおれません。
松浦さんはCEOという立場上、ドライで厳しいことを言わざるを得ないのだとも思います。自身の離婚や浜崎あゆみの極秘出産など、マスコミの食いつきそうな話題からの追及を逸らすために小室さんを利用した?という見方もあるようですが、小室さんが松浦さんと会おうとする元気がまだあることがわかって逆にホッとしました。
https://lite-ra.com/i/2019/09/post-4979-entry_2.html
でも、TKは政治利用されることを非常に嫌がり拒否った。それはウツや木根さんのためにも避けたかった。なんかそんな気がします。
憶測であまり物は言えませんが、松浦さんが小室さんの話をこういう形で表に出してくることが唐突だし、すごく不自然な感じがするんですよね。
どのみち、小室さんの作品に罪はないし、これから小室さんが何か新曲を出すことがあれば、迷わず聴きたいです。
ウツと木根さんさえ小室さんの味方でいてくれるなら、それでいい。
TM NETWORKとしての3人を信じたいと思います。
いつも興味深く拝見しております。
小室さんの引退発表前後にTMが気になり始め、それから本格的に聴き始めたとても年月の浅いファンです^ ^;
Dragon the Carnival の追加公演、一般でチケット購入しようとしましたが、瞬時完売で取れませんでした。。
TM曲への需要が高まっていることの現れなのでしょうか。
いろいろともやもやしたものはありますよね。
これについていずれ何か明らかになる日があるのか、それともこのまま表には出されずに処理されるのか。
あと松浦さんは小室さんの収入などは把握した上で、avexや自分への返済計画を立てていたはずです。
小室さんの仕事の成果に関わらず、過去作品の印税収入で返済は可能と見込んでたんでしょう。
一体何があったんでしょうね。
>haruさん
広島公演に行かれたんですね。最終公演ですね。
私は大宮に行きましたが、TIME TO COUNT DOWNで始まるオープニングは盛り上がりました。
ツアーの情報が商品にはほとんど残っておらず、武道館公演がTOUR FINALとなっていることもあり、後追いのファンには全国ツアーは武道館と同様だったと誤解されてしまう恐れがありますね。
後日その点で誤解されないようにする役割をこのブログが果たせればなと思います。
ちなみにベストの中間発表に触れなかったのは大した意味はなくて、前振りが分量的に長くなってしまったのと、これ以上増やしてまでふれることもないかなと思ったためです。
>やまびこさん
ディナーショー、Spanish Blueを聞けたんですよね! うらやましいです。
DDツアー広島の日の小室さんのスケジュール、実はこの後につながっていきますよね。TM以外の…
まあただ、それ以前の引きこもり状態からは打って変わって、やたらと積極的になろうとしていたことも事実です。
後から見ると何も実を結ばなかった(むしろドツボにはまった)わけですが、小室さんとしてはがんばっていたんでしょう。
セルコンはサビ繰り返しの前のオケからギターやドラム音が消えました。仕様変更は福岡公演からであることが、ETERNAL NETWORKの映像から分かりますね。
>アザラシさん
松浦さんがあえてtweetしたのが、何らかのお考えがあってのことである可能性はあると思います(それが何か考える材料はありませんが)。
ただそこで根拠のない陰謀論を展開するのは、かえってファンの不安や混乱を招くだけではないかと思います。
>ルルさん
前の離婚騒動記事と今回の件は、共通の背景がある可能性はあるかもしれません。
何が起こっているかは分からないですが、うまく収まってほしいと思います。
ただ松浦さんは6.5億円を踏み倒されそうになっているわけで、金があるんだからそれくらいいいだろうという憶測で非難するのはおかしいです。
一括返済の件はどういうことなんでしょうね。一括というか、23年までに返せばいいということだったのかもしれません。
まあ普通の発想なら計算して少しずつ返していくでしょうけど、そこらへんは小室さんらしいのかもしれないです。
あとこういうのは小室さん個人の問題だから、ウツ木根が介入する話でもないでしょう。
むしろTMの活動以外で運命共同体的なものにはなって欲しくないと、私は思います。
>missontogoさん
まあ引退したんだし、ポジティブな情報なんて出ようがないんですが、
引退後も小室さんに曲を作らせようという動きがあったことが分かったんですけどね…。
そりゃファンとしては作ってほしいですが、作れる状態じゃないていうことなんでしょう。
>zkkさん
すごいタイミングでTMに食いついてくれたんですね。
30年後に聞いても良いと思ってもらえたのはすごい嬉しいです。
Dragon The Carnival、私は楽に取れると思っていたんですが、
チケット超激戦になっていますね。
私もまさかこんなことになるとは…
前回の記事で、たぶん楽勝とか書いちゃってごめんなさい。
前後のアリーナのみがパッケージ化されていて、それで十分でしょっていう感じでしょうか。
TMの場合、通常ツアーとアリーナではステージ内容が大幅に異なるので、両方パッケージ化しないと、記録としては不十分なのですが……
そこまでしても売り上げが見込めないということなのでしょうか。
そういう意味では、QUIT30ツアーが初回限定版であれ、Blu-rayのみであれ特典としてパッケージ化されたのは、すごいありがたいことなんだなと、avexに感謝です。
TMの新ベスト、上位30曲をSONY、avex両方から出して、特典で色分けする、というせこい販売方法かと思いきや、まさかの上位70曲振り分けリリースに、驚いてしまいました。
アルバム「Self Control」なんか、全曲選ばれています。
これは一体どんな人をターゲットにしたベストなんだろう?
初心者向けとしては、代表曲が2つに分かれてしまっていて両方揃えないといけないけれど、それにしては曲が多すぎるように思います。
そもそも初心者向けベストは他にも山ほどあるし。
かと言ってコアなファンにとっては、未発表曲などない限り、今更ベストなんてという感じでしょう。
ヤフーに上がっていたニュースによると、ボーナストラックが検討されているそうです。
その他、rojam時代のシングルが全部収録という快挙(「IGNITION〜」はまさかアルバム版??)や、リミックスで重複する曲のチョイス方法に納得いかないところがあるなど、ベストを作る難しさをいろいろと考えさせられました。
そこら辺と比べたら、DDはまあ許容範囲かなとも思います。
ただ限定版で出してくれてたら買いましたけどね。
Quitのホールは、あのまま闇に葬られていたら、本当にavexを呪詛するレベルの内容でした。
ベストはセルコンの曲がBang The GongとFighting以外全部入りましたね。
でも人気投票にしたら、人気のある時期の曲が軒並み入るのは仕方ないと思います。
ベストの決定版を作ろうぜという時に、人気投票て一番ダメな方法と思うんですよ。
同じ傾向のばかり集まったりするから。
関係ないけどファン投票によるこち亀の傑作選やったら、同じような人情話ばかりになったりとかって現象と同じです。
ROJAMシングルは、ISSはアルバム版ですね。これはアルバムの方が好きな人が多かったからでしょう。
個人的には何度も書いていますが、Easy Listening収録曲のシングル音源はこの機会に必ず入れるべきだったと考えています。
ただ、限定品だったのはやっぱり納得できないです。
アルバムも含め、「Quit30」の組曲としての魅力やライブの素晴らしさを、FANKS以外の一般の音楽好きに広げたかったです。
『Self Control』は8曲でした、間違いをすいませんでした。
確かに人気投票は私も反対です! どうせ定番曲になるに決まっています。
今回は「FANKSから新しい世代へ」なのだから、その時代時代の曲を全部押さえるべきなのに、人気投票の結果『SPEEDWAY』が抜けてしまうのは十分予測できたはず。
ちなみに私も一応投票したのですが、
・rojamのシングルバージョン3曲
・「NETWORK TM」のシングルバージョン3曲
・「I am」「LOUD」シングルバージョン
・「GREEN DAYS」
などでした。
意図としては、管理人さんと同じく「アルバム未収録をなくしたい」です。
叶わず、とても残念です。
「YOUR SONG」「JUST ONE VICTORY」「BEYOND THE TIME」のような、過去のベストに収録済みのものが2曲ずつ収録されるくらいなら……
globeで、小室さんセレクトの、イメージ別ベストのようなものがありましたが、あんなのは無理だったのですかね?
TMで言えば、ご本人たちのセレクトではなかったにせよ、「BLACK/RED/BLUE」みたいな。
「過去のアルバム未収録」とか、「NETWORK時代/TMN時代/再始動以後の3枚組」とか。
長々すいませんでした。
だから私は満足度には期待していないんですが、
ただ今回のベストは、規模が大きすぎる気がします。
後追いの方がなんとなく手に取る内容でも値段でもないし、
私が最初に聞く作品についてアドバイスを求められたら、
セルコン・ヒューシス・キャロルあたりのオリジナル版を勧めます。
だって、なんとなく聴こうて人が6枚もいきなり聞きますかね。
まあ私はベストへの関心自体がなかったので、特に憤りなどはないですが。
(むしろボーナストラックでざわついています)