7-25 Double-Decadeの総括
本日3/18、「Gift from Fanks」がリリースされました。
待望の「グリニッジの光を離れて」を聞いてみました。
曲名だけ知られていた、デビューアルバム「Rainbow Rainbow」の没曲です。
なんとなくバラードだろうと思っていたんですが、ミディアムテンポの曲でした。
作曲は小室さん、作詞は麻生香太郎さんです。
聞いてみると、歌のキーが高すぎたというのは、たしかにそうだろうなと感じました。
なんかウツ、ギリギリですね。
同時期のライブで歌わなかったのも納得できます。
(同じ没曲でも「Open Your Heart」は演奏していましたから)
オケは木琴が前面に出ているという、TMでは他になかなかないものでした。
この時期にいろんな方向性を考えていたんだなと感じさせます。
全体として軽快で落ち着く曲調です、
その点では同じミディアム曲でも、重い雰囲気を感じさせる「クリストファー」とは逆の方向性です。
歌詞は街で日常を過ごしている若者の心情を歌ったものです。
曲調に合わせてこのような歌詞にしたのでしょう。
同時期の麻生さんの歌詞でも、「カリビアーナ・ハイ」「クリストファー」「パノラマジック」など、非日常性の強い歌詞とは異なり、むしろ翌年の「永遠のパスポート」(SEYMOUR名義)の方に近いです。
曲名「グリニッジの光を離れて」のフレーズは、歌詞には登場しません。
「グリニッジ」は世界の標準時の象徴的表現で、そこから離れるというのは、日々のせわしい時の流れに振り回されない日常を表現したものでしょうか。
麻生さんがご存命なら、お話を聞けたかもしれません。
本作がレコーディングされた1983年を先立つ1980年には、同名のルポルタージュが刊行されています。
おそらくこの作品も意識したタイトルだったんでしょう(刊行年は本記事かっとさんのコメントを踏まえて訂正)。
なおamazonの商品解説には、「若者たちが立ち上がった、あの黄金の時代、青年はニューヨークの谷間に漂着した。無限の自由と、魂の孤独を生き抜いた60年代の青春…」「ニューヨーク・マンハッタン、スラム街。無国籍者の群れ、娼婦、アル中、ホモ、LSD…貧困と頽廃の中に漂着した日本人青年の日々を描き、これまでにない青春文学の誕生を告げた著者の代表傑作」などとあり、マンハッタンのスラム街に入った若者の日々を書いたもののようです。
ただ内容は、歌詞と特に関わりはないそうです(本作kohさんコメント)。
おそらくこの曲の分析は、今後音楽に詳しい方がやって下さると思いますが、それはともかく、まさか今になって、37年前の曲を聴ける日が来るとは思っていませんでした。
商品の売り方については思うところもありますが、このような貴重な音源を保管して商品化してくれたことは、素直に嬉しく思います。
TMの未知の曲を聞くのも、2014/10/29の「Quit30」リリース以来5年半ぶりですよね。
今回のベスト盤リリースについては、メッセージカードとかデカジャケとか衣装展とか「Get Wild '89 (7inch Version)」とか、他にも話題はあるのですが、全部合わせても「グリニッジの光を離れて」の0.00001%くらいの意義しかないので割愛します。
ただ一点、触れておくべきことがあります。
ベスト盤特設サイトで3/18に公開されたwebラジオ「Gift from Fanks」です。
ふくりゅうさんをMCに、ウツがTMの歴史を振り返るというもので、今週は1983~94年、来週は99年以後が対象となります。
小室さんや木根さんではなくウツがTMを振り返るのはレアです。
ただウツは、案の定というか、昔のことはあまり覚えていませんでした。
ふくりゅうさんが質問しても、分からないと言って終わりという流れが相次ぎました。
まあウツが曲を作ったわけじゃないから仕方ないですね。
でも「Rainbow Rainbow」の頃に小泉洋さんの家に集まって曲を作っていたこととか、たまに面白い情報もありました。
あと今回の投票ランキングについて、「I am」は2位でも良いと思うとの発言もありました。
30周年の活動は、ウツの人生にも大きなものだったようです。
ウツは「Dragon The Carnival」のライブBlu-rayの通常盤リリース日が4/21に決まりました。
TMのデビュー記念日にしたんですね。
FC盤はおそらくこれより早く、「それゆけ!!歌酔曲」開始の4/6あたりに発送されるのでしょう。
気が付いたらもうすぐです。
それにしても、昨今のコロナウィルス騒ぎの中で、歌酔曲は無事開催できるのでしょうか?
木根さんは、4月から久々のラジオレギュラーが始まります。
番組名は「夜ドン! 夜は行け行け!ド~ンと歌謡曲」で、全国FM各局で放送されるとのことです(現時点で10~20局を予定)。
月2回、1回あたり30分の放送となります。
最後に、小室さんが3/12にInstagramに新しい写真をアップしたようです。
フォローしていないと写真を見ることはできないようですが、小室さんが自分から何かを発信するのって、2018年の引退以来初めてですよね(他人が写真や動画をアップしたことはありましたが)。
何かやりたいと思うようになっているならば嬉しいです。
ただし音楽活動でお願いしたいです。
では本題に入ります。
---------------------
TM NETWORKは2004/6/25「Double-Decade Tour Final」を以て、20周年の活動を終了させた。
すでにウツも木根も秋に向けての活動を発表しており、TMの活動が続かないことは明らかだった。
だがTMの活動がなくなった2001年にも、書籍・DVDなどの形で「Major Turn-Round」に関わるコンテンツがリリースされ続けたように、2004年7月以後もTM20周年に関わるメモリアル商品のリリースが相次いだ。
まずはライブDVDのリリースがある。
このリリースは、6月半ばに告知された。
さらに同月末の武道館公演会場ではこれと別に、DVD付きメモリアルブックのリリースも告知された。
前者は「TM NETWORK Double-Decade Tour “NETWORK”」と題され、9/1にR&Cよりリリースされた。
2004年度の吉本からの唯一の商品リリースである。
本作はDVDのみでのリリースであり、以後TMの映像作品はVHSでのリリースは行なわれなくなった。
(なお限定版では「Live in Naeba」もすでにDVDのみだった)
金額は税込み1万円で、それまでのTMの単品商品(BOX以外)では最高金額となった。
ただし本商品には、4/21「Double-Decade “NETWORK” in YOKOHAMA Arena」と、6/24「Double-Decade Tour Final in NIPPON BUDOKAN」がほぼ全編収録されており、ライブ1本5000円と考えれば、それまでのTMの映像作品よりもむしろ良心的な価格設定である。
たとえば2001年の「Tour Major Turn-Round」は、1本のライブが「Live Tour Major Turn-Round」の01・02の2商品に分けられ、それぞれが5000円弱の値段を付けられた(要するにライブ1本1万円弱)。
本作は1週で約6000本を売り、DVD総合チャートで週間14位、音楽DVDチャートで1位を獲得した。
かつての全盛期ほどの売り上げではないものの、なかなか良い成績だったと思う。
初回盤のケースは緑色の草原となっているが、これは武道館で演奏された新曲「Green Days」をイメージしたものだろう。
初回盤の内、一般販売されたものは、ディスクも緑色である(なお本記事kuri566さん・秀さんコメントによればFC盤はピクチャーレーベル)。
初回盤ではない商品も存在するらしいが、見たことがない。
なお本作をFCおよび武道館で予約すると、バックステージパスのレプリカステッカーが特典としてもらえた。
だがたいしてほしいとも思わない。
本作2枚目の武道館公演では、6/25ではなく6/24の映像が用いられている。
両日の内で貴重なのは、アンコールで松本孝弘がゲスト出演した6/25の方であり、ファンの間ではそちらの商品化を望む声もあったが、松本の出演映像を使うには相応の金銭的負担が要求されたものと思われる。
(1994年の「final live LAST GROOVE 5.19」でも同様の事情から、松本の映像は削除された)
だが関係者の尽力もあったと見られ、本作ではアンコールのみ6/25の映像が収録され、しかも松本の映像は削除されなかった。
6/25のアンコールで演奏された3曲の内、収録されたのは「Seven Days War」のみだったものの、記念すべき20周年ライブの貴重な記録が残されたことは、素直に喜びたいと思う
(6/25の「Human System」「Beyond The Time」は未収録)
またDISC1・2のボーナストラックとして、最後に横浜公演・武道館公演開演前のリハーサルや設営中の映像が収録された。
双方とも商品では「EXTRA FEATURE」と題され、それぞれ「come closer」「nuworld」がBGMとして使われている。
本作の意義として、20周年のライブバージョンのタイトルが公式に定められた点も指摘しておく。
具体的には横浜・武道館の「Just One Victory (Offensive Version)」、横浜公演の「Rhythm Red Beat Black (D.D. Tour Version)」、武道館公演の「Get Wild (D.D. Extended Version)」「Time To Count Down (D.D. Tour Final Version)」の4曲が挙げられる。
(「Rhythm Red Beat Black」にあえてバージョン名を与える必然性はあまり感じないが)
ライブDVDの他の商品としては、DVD付きメモリアルブックがあった。
これは「ETERNAL NETWORK Including TM NETWORK Double-Decade “NETWORK” Memorial DVD」として、9/30付けで発売された。
値段は税込み・送料込みで7500円である。
本書は9/5までの予約を必須とした注文生産品で、通販限定で販売されたため、実際に入手できた日は人によりまちまちだった。
ツアー後の注文生産・通販限定の書籍という点では、「Tour Major Turn-Round」の後にリリースされた「First Impression」「Second Impression」「Third Impression」と似た性格の商品といえる。
ただしかつて「Tour Major Turn-Round」関連書籍を扱ったROJAMは、すでに2004年5月に小室の手から離れていたため、「ETERNAL NETWORK」はソニーマガジンズが販売を請け負った。
本商品中の書籍には、武道館公演のリハーサルから本番に至るドキュメントと、3人のインタビューが収録されている。
横浜公演と全国ツアーについては、それぞれ全国ツアーと武道館公演のパンフレットで言及されたが、武道館公演については本書でフォローされることになった。
メンバーへのインタビューは、横浜アリーナから武道館に至るライブを中心に、20周年の活動を語ったものである。
3人ともかなりの長文である。
ただし今後のTMの活動への言及は奇妙なほどに皆無である。
下手な発言ができないほど微妙な状況だったのかと勘繰ってしまう。
ドキュメントDVDの内容は、横浜アリーナ公演・全国ツアー・武道館公演のリハーサル及び舞台裏・ライブ本番の様子と、3人のインタビューで構成されている。
収録時間は24分に過ぎず、お世辞にも充実しているとはいいがたいが、全国ツアー「Double-Decade Tour」の様子を、ごく断片的であるとは言え垣間見ることができるのは貴重である。
これは本ツアー関連の唯一の動画である。
ツアー映像は会場への移動や楽屋のシーンが中心で、横浜・武道館の映像と比べてリハーサルやライブ本番の映像は乏しい。
まとまったライブ関連映像は、各公演のオープニングの部分だけである。
むしろツアー映像を一番充実させてほしかったのだが…
ただこのオープニングの映像はなかなか良い。
公演開始の合図となるチャイム音後に「Time To Count Down」が流れる中、メンバーが楽屋からステージに向かって暗幕の裏でスタンバイし、歌に入る瞬間に幕が下ろされるところまで、全8会場の映像を順番に映すのである(2公演あった名古屋・大阪は初日公演の映像)。
ライブの緊迫感が伝わってくる良い編集だと思う。

他に6/3の夜に大阪のすかいらーくで行なわれた宴会の様子も収録されているが、注目されるのは5/24札幌公演の後にalife sapporoで行なわれた小室のクラブイベントの映像だろうか。
DVDには映っていないが、この時はKCOも出演し、TMの「Just One Victory」や小室ソロ曲の「I Want You Back」を歌っている。
これらカヴァー曲はKCOがスタジオでも収録しており、後者は後に商品化もしたが、これについては別章で取り上げたい。
DVDにはツアー中に収録されたインタビューもあるが、ウツ・木根のインタビューの多くは7/13に事務所で収録されたものである。
ウツと木根の収録場所は同じところだろうか(M-tres事務所?)
また小室のインタビューは、7/6に自宅で収録されている。
小室だけ別収録なのは、この後のTMの動きを考える上で示唆的である。
なおDVDのインタビューと本のインタビューは別の内容だが、ウツと木根については、服装を見る限り同日に行なわれたものと見られる。
一方小室の服装はDVDと本で異なっているので、別の機会に行なわれたものかもしれない。
DVDのインタビューは細切れに収録されていることもあり、大した内容にはなっていないが、20周年で新しいことを試みたことや、満足できる活動だったことなどが、メンバーの口から語られている。
20周年の音の新しさをもっとも強調しているのは木根で、たとえば5/26仙台へ向かう新幹線の中では、以下のように語っている。
木根は本来、TMで試みられたトランスを苦手としていたはずである。
それにもかかわらず全力でこれを称賛しているのは、そうしなければならないほど、TMの活動に不安を覚えていたこともあろう。
7/13のインタビューでは、「神様がいてくれてるのか知らないけど、風がまだ吹いてくれている」として、20周年の活動の実現が多分に幸運によるものだったことを吐露している。
その上で、「風」がなくなればTMが「多分終わるんだよね」と発言しているが、これは木根がこの頃のTMの危うさを自覚していたことを物語ってもいる。
実際にこの後TMは、実に3年もの間、何の活動も行なわなくなる。
以上見てきた2商品の他に、木根の「電気じかけの預言者たち」シリーズの刊行にも触れておこう。
「Double-Decade Tour」中の5/14に、シリーズ第3弾の「新・電気じかけの預言者たち―新世紀篇―」が発売されたことは、すでに触れたところである。
本書では2001年以後、2004年初頭の「Easy Listening」制作時の話までがまとめられた。
そして本書の発売と同時に、シリーズ第4弾「新・電気じかけの預言者たち―20周年篇―」の発売が告知された。
第3弾に「新世紀篇」というサブタイトルを付けていたのは、次の「篇」も当初から予定されていたからだろう。
これは後にタイトルを変え、「真・電気じかけの予言者たち―眺望篇―」として発売された
当初は秋刊行とされたが、最終的には12/4の発売となった。
副題「20周年篇」が「眺望篇」に変わっているが、実際に内容を見ても20周年に関わる情報はほとんどなく、その点では実情に素直な改題であるともいえる。
本書の内容は、大部分が仕事仲間へのインタビューと、それを踏まえた思い出話である。
一応「Double-Decade Tour」のエピソードはちりばめられているが、それは全体のごく一部にすぎない。
それまで同シリーズが時系列に沿ったモノローグ形式を採ったのとは大きく異なり、本書は対談を多く採り入れた形になっている。
だが読み物としてよく構成されているかというと、首をかしげる内容である。
当初の「20周年篇」のサブタイトルを見るに、本書は本来20周年ライブの経過を詳細に追った内容とするはずだったのだろう。
もっとも2カ月13本のライブで1冊の本になるとも思われず、おそらく今後の展望なども語られる予定だったと考えられる。
実際に刊行された内容がそうならなかったのは、その後の予定が不透明のままだったため、何も書けない状態になったためかもしれない。
20周年後のTMは2007年秋まで3年以上何の活動もなかった。
これはTMの活動履歴の中でも異例の長期の空白期である。
たとえば1994年の「終了」後でさえ、2年も経たない内に3人で活動の準備を始めていた。
20周年後の空白は、「終了」後の空白よりも長い活動の中断期だったのである。
最後におまけとして、リットーミュージックのムック本「TM NETWORK ARCHIVES~ベストソングブック」も挙げておこう。
本書は2005/5/17に発売された。
1987年以来のTMのインタビュー記事、TMの代表曲12曲のスコア集、歴代のライブレポートを収録している。
リットーミュージックは後に2013年に「Tetsuya Komuro Interviews」として、「Keyboard Magazine」収録の小室インタビュー記事をネット書籍で発売し、その後さらに増補して紙でも刊行している(「Complete Edition 2018」)。
インタビュー記事はこの「Tetsuya Komuro Interviews」でも読むことができるが、ライブレポートなどは「TM NETWORK ARCHIVES」でないと見ることができない。
(もちろん元の「Keyboard Magazine」を持っていれば不要だが)
特に1984年のファーストライブのレポートなどは貴重だろう。
![TM NETWORK DOUBLE-DECADE TOUR“NET WORK” [DVD] - TM NETWORK](https://blog.seesaa.jp/img/loading.svg)
TM NETWORK DOUBLE-DECADE TOUR“NET WORK” [DVD] - TM NETWORK
待望の「グリニッジの光を離れて」を聞いてみました。
曲名だけ知られていた、デビューアルバム「Rainbow Rainbow」の没曲です。
なんとなくバラードだろうと思っていたんですが、ミディアムテンポの曲でした。
作曲は小室さん、作詞は麻生香太郎さんです。
聞いてみると、歌のキーが高すぎたというのは、たしかにそうだろうなと感じました。
なんかウツ、ギリギリですね。
同時期のライブで歌わなかったのも納得できます。
(同じ没曲でも「Open Your Heart」は演奏していましたから)
オケは木琴が前面に出ているという、TMでは他になかなかないものでした。
この時期にいろんな方向性を考えていたんだなと感じさせます。
全体として軽快で落ち着く曲調です、
その点では同じミディアム曲でも、重い雰囲気を感じさせる「クリストファー」とは逆の方向性です。
歌詞は街で日常を過ごしている若者の心情を歌ったものです。
曲調に合わせてこのような歌詞にしたのでしょう。
同時期の麻生さんの歌詞でも、「カリビアーナ・ハイ」「クリストファー」「パノラマジック」など、非日常性の強い歌詞とは異なり、むしろ翌年の「永遠のパスポート」(SEYMOUR名義)の方に近いです。
曲名「グリニッジの光を離れて」のフレーズは、歌詞には登場しません。
「グリニッジ」は世界の標準時の象徴的表現で、そこから離れるというのは、日々のせわしい時の流れに振り回されない日常を表現したものでしょうか。
麻生さんがご存命なら、お話を聞けたかもしれません。
本作がレコーディングされた1983年を先立つ1980年には、同名のルポルタージュが刊行されています。
おそらくこの作品も意識したタイトルだったんでしょう(刊行年は本記事かっとさんのコメントを踏まえて訂正)。
なおamazonの商品解説には、「若者たちが立ち上がった、あの黄金の時代、青年はニューヨークの谷間に漂着した。無限の自由と、魂の孤独を生き抜いた60年代の青春…」「ニューヨーク・マンハッタン、スラム街。無国籍者の群れ、娼婦、アル中、ホモ、LSD…貧困と頽廃の中に漂着した日本人青年の日々を描き、これまでにない青春文学の誕生を告げた著者の代表傑作」などとあり、マンハッタンのスラム街に入った若者の日々を書いたもののようです。
ただ内容は、歌詞と特に関わりはないそうです(本作kohさんコメント)。
おそらくこの曲の分析は、今後音楽に詳しい方がやって下さると思いますが、それはともかく、まさか今になって、37年前の曲を聴ける日が来るとは思っていませんでした。
商品の売り方については思うところもありますが、このような貴重な音源を保管して商品化してくれたことは、素直に嬉しく思います。
TMの未知の曲を聞くのも、2014/10/29の「Quit30」リリース以来5年半ぶりですよね。
今回のベスト盤リリースについては、メッセージカードとかデカジャケとか衣装展とか「Get Wild '89 (7inch Version)」とか、他にも話題はあるのですが、全部合わせても「グリニッジの光を離れて」の0.00001%くらいの意義しかないので割愛します。
ただ一点、触れておくべきことがあります。
ベスト盤特設サイトで3/18に公開されたwebラジオ「Gift from Fanks」です。
ふくりゅうさんをMCに、ウツがTMの歴史を振り返るというもので、今週は1983~94年、来週は99年以後が対象となります。
小室さんや木根さんではなくウツがTMを振り返るのはレアです。
ただウツは、案の定というか、昔のことはあまり覚えていませんでした。
ふくりゅうさんが質問しても、分からないと言って終わりという流れが相次ぎました。
まあウツが曲を作ったわけじゃないから仕方ないですね。
でも「Rainbow Rainbow」の頃に小泉洋さんの家に集まって曲を作っていたこととか、たまに面白い情報もありました。
あと今回の投票ランキングについて、「I am」は2位でも良いと思うとの発言もありました。
30周年の活動は、ウツの人生にも大きなものだったようです。
ウツは「Dragon The Carnival」のライブBlu-rayの通常盤リリース日が4/21に決まりました。
TMのデビュー記念日にしたんですね。
FC盤はおそらくこれより早く、「それゆけ!!歌酔曲」開始の4/6あたりに発送されるのでしょう。
気が付いたらもうすぐです。
それにしても、昨今のコロナウィルス騒ぎの中で、歌酔曲は無事開催できるのでしょうか?
木根さんは、4月から久々のラジオレギュラーが始まります。
番組名は「夜ドン! 夜は行け行け!ド~ンと歌謡曲」で、全国FM各局で放送されるとのことです(現時点で10~20局を予定)。
月2回、1回あたり30分の放送となります。
最後に、小室さんが3/12にInstagramに新しい写真をアップしたようです。
フォローしていないと写真を見ることはできないようですが、小室さんが自分から何かを発信するのって、2018年の引退以来初めてですよね(他人が写真や動画をアップしたことはありましたが)。
何かやりたいと思うようになっているならば嬉しいです。
ただし音楽活動でお願いしたいです。
では本題に入ります。
---------------------
TM NETWORKは2004/6/25「Double-Decade Tour Final」を以て、20周年の活動を終了させた。
すでにウツも木根も秋に向けての活動を発表しており、TMの活動が続かないことは明らかだった。
だがTMの活動がなくなった2001年にも、書籍・DVDなどの形で「Major Turn-Round」に関わるコンテンツがリリースされ続けたように、2004年7月以後もTM20周年に関わるメモリアル商品のリリースが相次いだ。
まずはライブDVDのリリースがある。
このリリースは、6月半ばに告知された。
さらに同月末の武道館公演会場ではこれと別に、DVD付きメモリアルブックのリリースも告知された。
前者は「TM NETWORK Double-Decade Tour “NETWORK”」と題され、9/1にR&Cよりリリースされた。
2004年度の吉本からの唯一の商品リリースである。
本作はDVDのみでのリリースであり、以後TMの映像作品はVHSでのリリースは行なわれなくなった。
(なお限定版では「Live in Naeba」もすでにDVDのみだった)
金額は税込み1万円で、それまでのTMの単品商品(BOX以外)では最高金額となった。
ただし本商品には、4/21「Double-Decade “NETWORK” in YOKOHAMA Arena」と、6/24「Double-Decade Tour Final in NIPPON BUDOKAN」がほぼ全編収録されており、ライブ1本5000円と考えれば、それまでのTMの映像作品よりもむしろ良心的な価格設定である。
たとえば2001年の「Tour Major Turn-Round」は、1本のライブが「Live Tour Major Turn-Round」の01・02の2商品に分けられ、それぞれが5000円弱の値段を付けられた(要するにライブ1本1万円弱)。
本作は1週で約6000本を売り、DVD総合チャートで週間14位、音楽DVDチャートで1位を獲得した。
かつての全盛期ほどの売り上げではないものの、なかなか良い成績だったと思う。
初回盤のケースは緑色の草原となっているが、これは武道館で演奏された新曲「Green Days」をイメージしたものだろう。
初回盤の内、一般販売されたものは、ディスクも緑色である(なお本記事kuri566さん・秀さんコメントによればFC盤はピクチャーレーベル)。
初回盤ではない商品も存在するらしいが、見たことがない。
なお本作をFCおよび武道館で予約すると、バックステージパスのレプリカステッカーが特典としてもらえた。
だがたいしてほしいとも思わない。
本作2枚目の武道館公演では、6/25ではなく6/24の映像が用いられている。
両日の内で貴重なのは、アンコールで松本孝弘がゲスト出演した6/25の方であり、ファンの間ではそちらの商品化を望む声もあったが、松本の出演映像を使うには相応の金銭的負担が要求されたものと思われる。
(1994年の「final live LAST GROOVE 5.19」でも同様の事情から、松本の映像は削除された)
だが関係者の尽力もあったと見られ、本作ではアンコールのみ6/25の映像が収録され、しかも松本の映像は削除されなかった。
6/25のアンコールで演奏された3曲の内、収録されたのは「Seven Days War」のみだったものの、記念すべき20周年ライブの貴重な記録が残されたことは、素直に喜びたいと思う
(6/25の「Human System」「Beyond The Time」は未収録)
またDISC1・2のボーナストラックとして、最後に横浜公演・武道館公演開演前のリハーサルや設営中の映像が収録された。
双方とも商品では「EXTRA FEATURE」と題され、それぞれ「come closer」「nuworld」がBGMとして使われている。
本作の意義として、20周年のライブバージョンのタイトルが公式に定められた点も指摘しておく。
具体的には横浜・武道館の「Just One Victory (Offensive Version)」、横浜公演の「Rhythm Red Beat Black (D.D. Tour Version)」、武道館公演の「Get Wild (D.D. Extended Version)」「Time To Count Down (D.D. Tour Final Version)」の4曲が挙げられる。
(「Rhythm Red Beat Black」にあえてバージョン名を与える必然性はあまり感じないが)
ライブDVDの他の商品としては、DVD付きメモリアルブックがあった。
これは「ETERNAL NETWORK Including TM NETWORK Double-Decade “NETWORK” Memorial DVD」として、9/30付けで発売された。
値段は税込み・送料込みで7500円である。
本書は9/5までの予約を必須とした注文生産品で、通販限定で販売されたため、実際に入手できた日は人によりまちまちだった。
ツアー後の注文生産・通販限定の書籍という点では、「Tour Major Turn-Round」の後にリリースされた「First Impression」「Second Impression」「Third Impression」と似た性格の商品といえる。
ただしかつて「Tour Major Turn-Round」関連書籍を扱ったROJAMは、すでに2004年5月に小室の手から離れていたため、「ETERNAL NETWORK」はソニーマガジンズが販売を請け負った。
本商品中の書籍には、武道館公演のリハーサルから本番に至るドキュメントと、3人のインタビューが収録されている。
横浜公演と全国ツアーについては、それぞれ全国ツアーと武道館公演のパンフレットで言及されたが、武道館公演については本書でフォローされることになった。
メンバーへのインタビューは、横浜アリーナから武道館に至るライブを中心に、20周年の活動を語ったものである。
3人ともかなりの長文である。
ただし今後のTMの活動への言及は奇妙なほどに皆無である。
下手な発言ができないほど微妙な状況だったのかと勘繰ってしまう。
ドキュメントDVDの内容は、横浜アリーナ公演・全国ツアー・武道館公演のリハーサル及び舞台裏・ライブ本番の様子と、3人のインタビューで構成されている。
収録時間は24分に過ぎず、お世辞にも充実しているとはいいがたいが、全国ツアー「Double-Decade Tour」の様子を、ごく断片的であるとは言え垣間見ることができるのは貴重である。
これは本ツアー関連の唯一の動画である。
ツアー映像は会場への移動や楽屋のシーンが中心で、横浜・武道館の映像と比べてリハーサルやライブ本番の映像は乏しい。
まとまったライブ関連映像は、各公演のオープニングの部分だけである。
むしろツアー映像を一番充実させてほしかったのだが…
ただこのオープニングの映像はなかなか良い。
公演開始の合図となるチャイム音後に「Time To Count Down」が流れる中、メンバーが楽屋からステージに向かって暗幕の裏でスタンバイし、歌に入る瞬間に幕が下ろされるところまで、全8会場の映像を順番に映すのである(2公演あった名古屋・大阪は初日公演の映像)。
ライブの緊迫感が伝わってくる良い編集だと思う。

他に6/3の夜に大阪のすかいらーくで行なわれた宴会の様子も収録されているが、注目されるのは5/24札幌公演の後にalife sapporoで行なわれた小室のクラブイベントの映像だろうか。
DVDには映っていないが、この時はKCOも出演し、TMの「Just One Victory」や小室ソロ曲の「I Want You Back」を歌っている。
これらカヴァー曲はKCOがスタジオでも収録しており、後者は後に商品化もしたが、これについては別章で取り上げたい。
DVDにはツアー中に収録されたインタビューもあるが、ウツ・木根のインタビューの多くは7/13に事務所で収録されたものである。
ウツと木根の収録場所は同じところだろうか(M-tres事務所?)
また小室のインタビューは、7/6に自宅で収録されている。
小室だけ別収録なのは、この後のTMの動きを考える上で示唆的である。
なおDVDのインタビューと本のインタビューは別の内容だが、ウツと木根については、服装を見る限り同日に行なわれたものと見られる。
一方小室の服装はDVDと本で異なっているので、別の機会に行なわれたものかもしれない。
DVDのインタビューは細切れに収録されていることもあり、大した内容にはなっていないが、20周年で新しいことを試みたことや、満足できる活動だったことなどが、メンバーの口から語られている。
20周年の音の新しさをもっとも強調しているのは木根で、たとえば5/26仙台へ向かう新幹線の中では、以下のように語っている。
だからファンを裏切りたいんだよね。きっとファンがこう思ってたら、その逆を行きたいなっていうのがすごいあるんじゃないかな。読まれるのが一番嫌いだから。「やっぱり小室哲哉といえども、20周年はこんなもんか」。そんなこと言われたら自殺するよ。
木根は本来、TMで試みられたトランスを苦手としていたはずである。
それにもかかわらず全力でこれを称賛しているのは、そうしなければならないほど、TMの活動に不安を覚えていたこともあろう。
7/13のインタビューでは、「神様がいてくれてるのか知らないけど、風がまだ吹いてくれている」として、20周年の活動の実現が多分に幸運によるものだったことを吐露している。
その上で、「風」がなくなればTMが「多分終わるんだよね」と発言しているが、これは木根がこの頃のTMの危うさを自覚していたことを物語ってもいる。
実際にこの後TMは、実に3年もの間、何の活動も行なわなくなる。
以上見てきた2商品の他に、木根の「電気じかけの預言者たち」シリーズの刊行にも触れておこう。
「Double-Decade Tour」中の5/14に、シリーズ第3弾の「新・電気じかけの預言者たち―新世紀篇―」が発売されたことは、すでに触れたところである。
本書では2001年以後、2004年初頭の「Easy Listening」制作時の話までがまとめられた。
そして本書の発売と同時に、シリーズ第4弾「新・電気じかけの預言者たち―20周年篇―」の発売が告知された。
第3弾に「新世紀篇」というサブタイトルを付けていたのは、次の「篇」も当初から予定されていたからだろう。
これは後にタイトルを変え、「真・電気じかけの予言者たち―眺望篇―」として発売された
当初は秋刊行とされたが、最終的には12/4の発売となった。
副題「20周年篇」が「眺望篇」に変わっているが、実際に内容を見ても20周年に関わる情報はほとんどなく、その点では実情に素直な改題であるともいえる。
本書の内容は、大部分が仕事仲間へのインタビューと、それを踏まえた思い出話である。
一応「Double-Decade Tour」のエピソードはちりばめられているが、それは全体のごく一部にすぎない。
それまで同シリーズが時系列に沿ったモノローグ形式を採ったのとは大きく異なり、本書は対談を多く採り入れた形になっている。
だが読み物としてよく構成されているかというと、首をかしげる内容である。
当初の「20周年篇」のサブタイトルを見るに、本書は本来20周年ライブの経過を詳細に追った内容とするはずだったのだろう。
もっとも2カ月13本のライブで1冊の本になるとも思われず、おそらく今後の展望なども語られる予定だったと考えられる。
実際に刊行された内容がそうならなかったのは、その後の予定が不透明のままだったため、何も書けない状態になったためかもしれない。
20周年後のTMは2007年秋まで3年以上何の活動もなかった。
これはTMの活動履歴の中でも異例の長期の空白期である。
たとえば1994年の「終了」後でさえ、2年も経たない内に3人で活動の準備を始めていた。
20周年後の空白は、「終了」後の空白よりも長い活動の中断期だったのである。
最後におまけとして、リットーミュージックのムック本「TM NETWORK ARCHIVES~ベストソングブック」も挙げておこう。
本書は2005/5/17に発売された。
1987年以来のTMのインタビュー記事、TMの代表曲12曲のスコア集、歴代のライブレポートを収録している。
リットーミュージックは後に2013年に「Tetsuya Komuro Interviews」として、「Keyboard Magazine」収録の小室インタビュー記事をネット書籍で発売し、その後さらに増補して紙でも刊行している(「Complete Edition 2018」)。
インタビュー記事はこの「Tetsuya Komuro Interviews」でも読むことができるが、ライブレポートなどは「TM NETWORK ARCHIVES」でないと見ることができない。
(もちろん元の「Keyboard Magazine」を持っていれば不要だが)
特に1984年のファーストライブのレポートなどは貴重だろう。
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TM NETWORK DOUBLE-DECADE TOUR“NET WORK” [DVD] - TM NETWORK
この記事へのコメント
たしかに「仮タイトルというのはあるかもしれないですね。
誰か小説を読む人出ないかなあ(人任せ)
某オークションサイトではなぜかプレミアがついていました。
ご指摘の通り、宮内勝典さんというノンフィクション作家が書かれたルポルタージュです。時代は1960年代末期。ニューヨークのダウンタウンが舞台で時代背景としてベトナム戦争、アポロ11号の月面着陸などが登場します。
宮内さんが若い頃に体験したドラッグ、人種問題、移民問題など結構エグい描写が頻繁に出てきます。
ノンフィクションですが、宮内さんの文体のおかげで小説風でとても読みやすいです。
書籍の内容とTMの曲の歌詞とはほとんどリンクしないと思います。タイトルのみ拝借したのでは?
なお「幼年期の終わり」「永遠へのパスポート」など、本のタイトルからアルバム、曲のタイトルに転用したケースが多いですね。
Kuri566さんの仰るとおり、DOUBLE-DECADEのDVDはウツさんと木根さんのファンクラブ限定販売のピクチャーレーベル版が存在します。
ジャケットは一般販売版の初回版と同じデジパック仕様ですが、シュリンクにステッカーが貼られていません。
一般販売版は緑のレーベル面に初回版のみデジパック仕様です。ツアーファイナルの武道館で予約するとバックステージ・パス仕様のステッカーがもらえました。
おお、図書館にあったんですか!
小説というか、ルポなんですね。
本文直しておきます。ありがとうございます。
やっぱり特に内容は関係ないんですね。
幼年期の終わりも別に内容が関わるわけじゃないですしね。
>kuri566さん・秀さん
私が買ったのは一般で売っていたやつでした。
FC盤では違ったんですね。知りませんでした。
ブログで書くと、新しい知識をもらえてうれしいです。
このDVDの仕様の話なんて、ファンで会っても話題にでませんし(笑)
本文修正しておきます。
複数の音楽サイトで「TM NETWORKとしては映像作品の再リリースが準備されている」とのことでしたが、DDファイナル高画質でアンコール3曲ノーカットで観たいですね
可能ならget wildとthe point〜は6.25がよりかっちょよかった気がします
QUIT30ホールツアー自分は持ってますが普通に入手できるようになってほしい
昨晩公開のwebラジオ後編、今のご時世だからこそな感じもあり、すごい良かったです!
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakahisakatsu/20200328-00170059/
そうかぁ、TMNにリニューアルしたあと、なんとなく終了していくカウントダウンが始まった気がされていたんですね…。
おお、グリニッジの初版は1983年よりも早かったんですね。
調べが甘かったです。
文中、微調整しておきますね。
ありがとうございました。
映像再リリース、私はDVDのBlu-ray化のことで新規の映像はないと思っていますが、
もしも何かあったら嬉しいですね。
ROJAM・吉本期は厳しいかなとも思っていますが。
でも今回はないでしょうけど、SPEEDWAYツアーは結構穴場で行けるんじゃないかと思っています。
>haruさん
リニューアル後云々の話は、30周年の頃にも話していた気がします。
歯車が狂ってきていることを感じていたんでしょうね。
ところで「グリニッジの光を離れて」をようやく聴き込むことが出来ました。歌詞も音も、いかにもTMデビュー時の楽曲だなと感じました。ただ他の楽曲と並べた時「OPEN YOUR HEART」以上に違和感というか何か浮いてしまってるような感じがして、アルバム収録を見送られたのもわかる気がしました。
あと「Get Wild '89(7inch Version)」は以前ネットラジオで聴いていたし、また新たなバージョンが商品化された、とだけ思いました。
それでも今回ソニーで再び奇跡が起き(頻繁に起きたらそれはもはや奇跡では無いと思いますが)、音源を商品化して世に出した事は良かったと思います。デビューに向けて作られた数々の未発表曲も聴いてみたいです。
それからDDツアーのDVD、通常盤はさすがに買わなかったけれど売っているのは見たことあります。普通のトールケースでジャケットも全く同じでした。初回盤は縦長なので、他のDVDとは別の場所に収納しないといけないのが難点ですねぇ…。
http://www.110107.com/s/oto/page/TM35finale?ima=1934
そのHPの真ん中に「TM NETWORK 初のBlu-ray化となる映像作品発売を準備中」と記されていましたが“未発表”の文字は何処にも無いので、今は期待しないようにしておきます。
DDDVDの情報、ありがとうございます。やっぱりあったんですね。
ということは追加プレスがあったのでしょうか。
吉本としても予想していたより売れたということだったのかもしれません。
35周年フィナーレは、今しばらくお預けになりましたね。