How Do You Crash It? twoのレポート
12/11に、TM NETWORK配信ライブ第2弾「How Do You Crash It? two」が配信されました。
本記事をアップする前に、ふくりゅうさんがYahoo!ニュースにライブレポを公開したので、こちらを見ていただければだいたいの様子は分かると思いますが、私もせっかく書いたのでこのまま公開します、
「How Do You Crash It? two」の告知にあたり小室さんが述べたことによると、前回のテーマは「再会」「再起動」でした。
「再起動」によってファンのみんなに「再会」したということでしょう。
前回のストーリーは、少女の行動によってTMが再起動し、小室さんが少女に出会うというののでしたが、これは潜伏者(ファン)の期待に応えて活動を再開したTMが、潜伏者の前に現れたことを象徴的に表現したものとも言えます。
TMが動き出したことを伝えること自体が、一つのテーマでもありました。
一方12/4「Blue Ocean」で小室さんが語ったところによれば、「How Do You Crash It? one」のコンセプトは、「私から私たちへ」「I amからwe areへ」というものだったらしいです。
明らかに「I am」で始まった30thの活動の後という意識を持っていることが分かります。
問題意識が個人からコミュニティへと広がったというところでしょうか。
この説明を聞いて思ったのですが、前回のライブで2曲目に「I am」を演奏し、8曲目に「We love the EARTH」を演奏したのは、まさにこの「私から私たちへ」を表現していたのかもしれません。
このライブはTMが自分の意志を表明する「I am」の後、少女のメッセージを受け取って行動を起こすことを「Action」で宣言しますが、最終的には「”私たち”は地球を愛している」ことを再確認するわけです。
再起動の結果再会した潜伏者たちと一緒に地球のことを考えようというところで、前回は結論となりました。
これに対して今回の「How Do You Crash It? two」のコンセプトは、小室さんによれば「サーチ」であると言います。(「Blue Ocean」)
また「分断」というテーマも示されていました。
これがどういうことなのか、とりあえずライブの演出部分について見ていこうと思います。
まず「サーチ」とは、TM NETWORKによる地球の再調査だろうと考えられます。
最初の演出用映像で、TMのメンバー(小室さん)が宇宙船内と同じ服を着て、地球の様子を観察しているシーンがあります。
前回バトンで少女のメッセージを受け取ったTMは、前回の調査から6年後の地球の様子を調べているのでしょう。
そしてライブ中盤では、その調査結果を踏まえたメッセージが発せられます。
これは要するに、立場の異なる者・集団がお互いを理解しようとしないことで分断が生まれている現代社会のことを言っています。
これが今回のテーマである「分断」と考えられます。
しかしこの社会の分断は乗り越えるべきものであり、看過せずに打破すべきことが述べられます。
このメッセージは日本語の字幕とともに英語でも読み上げられるのですが、「我々はそれを打破しなければならない」の部分は「We have to crash it」と言われています。
その後に告げられる「How Do You Crash It?」は、この「We have to crash it」の「crash it」を受けていることが明らかです。
分断は打破しなければならないが、それはどうやって行なえばよいのかをTMは問うています。
これこそが新曲「How Crash?」のコンセプトであり、配信ライブ「How Do You Crash It?」のテーマということになるでしょう。
実際にこのメッセージが流れる間、画面には前回演奏された「How Crash?」の映像・音が流れました。
ちなみに今回は「How Crash?」の演奏はありませんでした。
その後曲を挟んで、小室さんが何かにスプレーを吹きかけるシーンがあります。
後で「How Do You Crash It? one」のセットリストが表示されたスマートフォンのディスプレイにスプレーが吹きかけられるシーンが出るので、もしかしたら小室さんがTMの活動の痕跡を、潜伏者以外には隠蔽しようとしているのかもしれません。
それは潜伏という任務のための行動でしょう。
続いて地球の遠景が映し出され、何かのプログラムが画面に現れます。
地球上の各都市間がネットワークでつながれ、情報がやりとりされます。
おそらく画面に現れたプログラムは、やりとりされている情報そのものです。
ところがその地球は、こなごなに砕けてしまいます。
ネット上で大量に情報がやりとりされる結果、人々の間で対立が深まり、分断が生まれるという状況を表現しているのでしょう。
多分ここらへんは、「How Crash?」の「遠くから喧騒が幻想とともに響いてる。文字情報と踊ってる。そしてアプリケーションと舞っている」という歌詞も絡むところです。
ここでまたメッセージが出ます(今回は字幕のみで声なし)。
「誰もが過ちを犯す(Everyone makes mistakes)」は、「How Crash?」の歌詞や「How Do You Crash It?」のテーマとしても用いられているフレーズです。
そしてその過ちが分断の原因となり、SNSや仮想空間の開発によってはそれを阻止することができないといいます。
過ちは不可避のもので、それを技術や法制度によって完全に防ぐことは不可能です。
そこでTMは時間を移動しながら、あらゆる時代の分断を打破すべく地球を監視しているとのことです(へー)。
先の分析と合わせれば、不可避の過ち→分断の発生→打破の必要という流れが、今回の一連のメッセージで述べられていることになります。
「Everyone makes mistakes, How do you crash it?」というテーマは、この中で「不可避の過ち」と「打破の必要」の部分を表現しているわけですが、なぜ打破しなければならないのかといえば、過ちが分断を生むからです。
このように見てきたことで、「How Do You Crash It?」の趣旨がだいたいわかってきました。
「Quit30」では「SNSの未来」とか語っていましたが、こうしたSNSへの楽観的な見方が相対化された印象があります。
「Log-on to 21st Century」「Incubation Period」のテーマである「テクノロジーへの警鐘」にもつながるところがありますが、今回は技術そのものへの警戒というよりは、技術の発展のみでが人間の過ちを防ぐことはできないという立場を示しているように見えます。
今回「過ち」として特に取り上げられたのは、「分断」という現代的な問題でした。
少々意外な方向でしたが、私としてはSNSをやたらと強調していた30thよりは良い印象を持っています。
次回「three」ではどんなまとめになるんでしょうか。
以上の他にも演出用の映像はあります。
こちらも確認してみましょう。
まず配信映像冒頭では、「TM NETWORK」の文字が映る眼球が大きく映し出されます。
これ、「How Do You Crash It? one」の10/1公開ティザー映像の最後に出てくるやつです。
この映像出なかったなあと前回思ったんですが、今回の映像だったんですね。
他に同じティザー映像の7秒のところに出る屋外の小室さんの映像も、今回使われました。
「How Do You Crash It? one」の配信告知の時点で、演出用の映像も含めた収録は「two」まで終わっていたようです。
ということは、次回の「How Do You Crash It? three」の映像も収録済で、すでに提示されている可能性があります。
たとえば同テイザー映像の4秒のところで出る道路の航空映像とか、10/2公開映像の下段の19秒のところの煙突とか。


今回の配信映像に話を戻しましょう。
映像にはアジアの都市と欧米の都市が何シーンか映し出されます。
欧米の都市は英語圏のようで、ピカデリーサーカスぽい風景もあるので、おそらくロンドンでしょう。
アジアの都市は、「Quit30」の時にロンドンとともに訪問し撮影したジャカルタでしょうか。
これをモニターで見ている人物がいます。
先ほど言及したように、宇宙船の小室さんです。
手にはTM NETWORKのバトンを持っていますが、おそらくここに入っている情報を再生しているのでしょう。
そのバトンの情報は、この6年間潜伏者たちが世界各地で集めたものに違いありません。
ここで映像が変わり、夕焼けのゴシック風の塔を背景に、「TM NETWORK How Do You Crash It? two」のタイトルが映し出されます。
以下はしばらく曲の演奏が続きますが、ここは後回しにします。
次の演出用映像では、どこかの港に泊まる船が映し出されます。
あからさまに観光用の船ですが、これどこでしょう?
風景は横須賀のような気がするんですが。
*本記事コメントにてCREDITON HILLさんから、この船はアニバーサリークルーズ号という貸切クルーズ船で、停泊地は川崎の大川橋ではないかとのご指摘を受けました。
また先に触れた煙突は日本ポリエチレン川崎工場に見えるとのご指摘もいただきました。
(12/16追記)
まあそれはともかく、その船の中には、前回登場した少女がいます。
タブレットで、先に小室さんが見ていた地球の様子を見ています。
冒頭に登場した眼球は少女のもので、タブレットで地球の様子を見ている場面なのでしょう。
配信映像の最後には、港に立つ小室さんと、河原にいる少女の映像が映ります。
少女は何かを考えているようです。
おそらく少女は小室さんから、潜伏者として地球各地の情報を与えられたのでしょう。
前回「How Do You Crash It? one」の最後で少女が小室さんに会った時に、タブレットを与えられたとも考えられます。
その結果少女が知ったのは、世界の分断の現状でした。
ここまで見て来たところでは、今回の物語は少女がTMから世界の分断を知らされるというものです。
だとすると、先に言及した「How Do You Crash It?」というTMのメッセージは、この少女に対して伝えられたものかと考えられます。
つまり少女は世界の分断を打破する方法をTMから問われたわけです。
だとすると次回は、少女が行動を起こす物語になるのかもしれません。
以上、ライブレポのはずが、全然曲に触れないという謎の記事になってしまいました。
そろそろ楽曲について触れていきましょう。
ティザー映像にあった通り、ステージは前回の「How Do You Crash It? one」と同じ宇宙船で、衣装も基本的に同じものでした。
1曲目は「Fool on the Planet」。
「How Do You Crash It?」以前の最後のライブ「30th Final」で最後の演奏となった曲です。
2012年の「Incubation Period」の1曲目でもあり、今回も1曲目になったのは感慨深いものがあります。
曲名から見て、TMから地球人に向けたメッセージのようなコンセプトで選ばれたものでしょうか。
この後は、「Human System」「Winter Comes Around」と続きました。
今回のライブは小室さんのソロ演奏を除いて8曲でしたが、冒頭3曲がバラードか準バラードで構成されており、特徴的な構成でした。
前回も9曲中4曲がバラード・準バラードでしたから、「How Do You Crash It?」は「one」「two」とも、通常よりバラード多めのセットリストになっていると言えます。
また今回は特に前半で、ウツの歌に強くエコーがかかっていました。
特に「Winter Comes Around」の演奏は私の念願だったのに、ちょっと気になってしまいました。
元の歌の調子に問題があったのでしょうか。
「Human System」は、分断の打破というライブのコンセプトを意識して、人のつながりをテーマにした曲を選んだものでしょう。
この曲では前回使われたドット・イメージが登場します。
木根さんは前曲からこの曲にかけてアコースティックギターを演奏しました。
最後は小室さんと木根さんでお互いに目配せしながら、演奏締めました。
3曲目「Winter Comes Around」は、今回最大のレア曲です。
「Tour TMN EXPO」のフォークパビリオンを除けば、これまでTMで演奏されたのは「CAROL Tour」の前中期(1989年6月以前)しかなく、知名度の割は聞く機会が少ない曲でした(木根ソロでは頻繁に演奏していますが)。
もちろんこれまでライブ音源・映像が商品化されたこともありません。
私はこの曲が始まった時、変な声が出てしまいました。
衣装は前の曲まで「the beginning of the end」のものでした(上着あり)が、この曲で白Yシャツに変わります。
木根さんは「CAROL Tour」と同様にキーボードを担当し、メインのパートを弾きました。
間奏ではオリジナルにないフレーズも加えていました。
4曲目の「Here, There & Everywhere」では、歌詞を踏まえてステージの天井や壁に星が映し出され、床には雪の結晶が照明で投影されました。
「Winter Comes Around」も含め、季節を意識した選曲と考えられます。
木根さんはアコースティックギターでした。
ただこの曲はウツソロも含めて、今世紀に入って演奏され過ぎな印象はあり、ここまで頻繁にやる必要はあるか?とは思いました。
冬なら「This Night」とか「Twinkle Night」とかも聞きたかったです。
またここまで4曲が1987~88年に集中しているのは偏り過ぎなところはあり、もう少しいろんな時期の曲を聞きたかったところはあります。
前回は逆にこの時期の曲の演奏が少なかったので、意図的にやっているのかもしれませんが。
ここまでじっくり歌を聞かせた後、「How Crash?」をBGMに、先に言及した「並行とは、私の正義とあなたの正義のようなもの」のメッセージが流れます。
ついで小室さんのシンセソロ。
演奏面では今回のハイライトはここでしょう。
さらにシンセソロが終わると、2回目のメッセージが流れます。
先月小室さんが配信ライブ用に作っていた音は、オープニングシーンとこの時のBGMかと思います。
シンセソロで小室さんは「the beginning of the end」の上着を脱ぎます。
これは冒頭で地球の様子を観察している時の姿でもあります。
おそらくこの衣装は、観察シーンとメッセージが連動していることを示しています。
つまりTMは、地球を観察した結果として、分断を打破すべしとのメッセージを少女に伝えたのです。
小室さんの演奏について、表現する語彙力が私にないのは悔やまれるのですが、照明に照らされながら7分近くスペーシーな演奏を続ける小室さんを見ると、TMに帰って来たんだなあ…と実感しました。
私としては30周年のソロ演奏よりも好きなパフォーマンスで、「Quit30 Huge Data」「30th Final」の間延びしたソロコーナーよりもまとまっていました。
なおティザー映像の「Time To Count Down」イントロの映像はこの部分でした。
この曲はイントロのみで、歌はありません。
演奏は終盤にかけて荒々しくなり、最後は吹き上がる炎の中で演奏を終えました。
2回目のメッセージを挟み、3人が10分ぶりに集結します。
曲は「Come on Let's Dance 2014」。
これをやるんだ!と、ティザー映像を見た時は嬉しかったです。
そうですよね。宇宙船シーンにはピッタリですよね。
「the beginning of the end」の時も、「Loud」の後にこの曲のイントロで、ワクワクしました。
今回のライブ初めてのアップテンポな曲となります。
木根さんはここからエレキギターです。
天井にはドット・イメージが浮かんでいます。
ウツの動きに合わせてパーツが下に降りてきて、謎の文字を表示します。
これは彼ら宇宙人の文字なのでしょうか。
前回は木根さんがドット・イメージを操作し、今回はウツが操作しました。
「three」では小室さんが操作するのかもしれません。
次の曲、イントロでは何の曲だかさっぱり分かりませんでした。
その後聞き覚えのあるフレーズを小室さんがシンセで弾きます。
「なんだっけこれ?」と考えていたところ、歌が始まりました。
「Loud」です。
前曲と合わせて2014年の「the beginning of the end」の1・2曲目として演奏された曲であり、そのことを意識した選曲でしょうか。
間奏にも独自のフレーズが入るなど、歌以外の部分はかなり変わりました。
オリジナルにあったイントロ・間奏のオーケストラヒットはなくなりました。
今回のイントロ・間奏は全体的にかわいらしく仕上がっており、TMでは珍しい作りだなと思いました。
なお曲最後の「Loud, Loud, Loud, Shout it loud」以下の部分はなくなりました。
次もイントロが大幅に変わった「Love Train」。
この曲、サビに入る前に小室さんのシンセソロが入るところがかっこいいです。
今回は2番がカットされ、1番とサビ繰り返しだけが演奏されました。
ここで演出用映像。船で地球の様子を見る少女の映像です。
そして最後の曲、「Beyond The Tiime」が始まります。
劇場版ガンダムの主題歌だったこともあり、スペーシーな空気を漂わせるこの曲は、宇宙船内を舞台とした3回の配信ライブのどこかで必ずやるだろうと推測できました。
宇宙船内という場面設定だった「the beginning of the end」でも、最後に演奏された曲でした。
3人はまた上着を着ています。
木根さんはアコースティックギターです。
ドット・イメージは謎の文字を映しながらふわふわ動きます。
ここでライブは終わります。
ステージが暗転する中、小室さんはペコリとお辞儀したように見えますが、これは撮影が終わるのを待ってからの方が良かったと思います。
小室さん、あいかわらず天然ですね!
最後の演出用映像。
港に立つ小室さんと少女の様子が映し出されます。
画面にはここで「to be continued」の文字。
前回と同じBGMが流れ、メンバー紹介とエンドロール。
最初はライブ中にドット・イメージに映し出された謎の文字で表示され、それが地球のアルファベットに置き換わります。
おそらくTMの母星の文字を地球の文字に翻訳してくれているのでしょう。
こうして「How Do You Crash It? two」は終わりました。
次回は2月(おそらく2月12日)となります。
どんな結末を迎えるのでしょうか。
ライブ配信前日の12/10には、TM NETWORK3人で東海ラジオの特番「SFロックステーション「How Crash?」」に出演しました。
こちらradikoで12/17までアーカイブ視聴することができます。
12/17には同番組がニコ生でも放送され、さらにプレミアム会員のみ3人のアフタートークを聞くことができます。
12/10の放送では大した話はありませんでしたが、復活の本当のきっかけは3人のLINEだったとのことです。
そのLINEがいつのことで、どんな内容だったのかはさっぱりわかりませんけど。
小室さんは、今回の復活に当たってはじっくりと考えさせてもらったという感覚だそうです。
デビュー以来こんなにじっくり考えて活動したのは初めてだとのことです。
12/16にも「SFロックステーション」が放送されます。
12/10は1時間でしたが、12/16は2時間です。
おそらくこれも、1週間後の12/23にはニコ生でアフタートーク付きで放送するんでしょうか。
12/14には「年忘れ!!歌酔曲vsフォーク 2021」が開催されます。
チケットの販売はもう終わりましたが、多分今回も去年と同様に配信されると思います。
12/18には「TM NETWORK ライブの軌跡 with FANKS!~TMライブ・コロシアム 2021~」がニコ生で放送されます。
12/4には本企画に先立ち、「ベスト・ライブ・パフォーマンス」投票の内容を踏まえて作成された動画がyoutubeにアップされました。
もちろん新出映像は一切ありませんが、1時間以上のボリュームなので、時間つぶしに再生するのはありかもしれません。
内容は以下のようになっています。
・「Self Control」(1994「TMN 4001 Days Groove」)
・「Crazy For You」(1992「EXPO Arena "Crazy 4 You"」)
・「Loud」(2015「Quit30 Huge Data」)
・「All-Right All-Night」(1991「Rhythm Red Tour」)
・「Children of the New Century」(2015「30th Final」)
・「Get Wild」(1987「Fanks Cry-Max」)
・「Electric Prophet」(1984「Elecric Prophet」)
・「Dive Into Your Body」(1989「Camp Fanks!! '89」)
・「I am」(2012「Incubation Period」)
・「Dragon The Festival」(1994「TMN 4001 Days Groove」)
他にもう一つ、情報があります。
「How Do You Crash It? two」の後に「特報」として宣伝がありました。
過去のライブ映像が順番に流れたので、「TMライブ・コロシアム 2021」の宣伝かなと思ったら、違いました。
以下に画面に映された文字情報を転載します。
どうやら過去のライブ音源を集めたCD2タイトルが2022/2/23にリリースされるようです。
去年の「Gift from Fanks」と同様に、SONY・avexの共同企画です。
先の「ベスト・ライブ・パフォーマンス」投票企画は、本作のリリースと関わるものだったことになります。
企画としてはかつての「TMN COLLOSEUM」と同様のものとなります。
「最強のセットリストによる夢のステージ」というのも、「COLLOSEUM」の「架空のライブステージ」というコンセプトにかぶります。
ニコ生の番組タイトルが「TMライブ・コロシアム 2021」なのも、そのためでしょう。
私としては、あまり歓迎できない企画です。
宣伝文句の中に「未発表ライブ音源」のような文言がまったく見えないからです。
「最新リマスター・サウンド」を強調しているということは、基本的に収録音源はライブBlu-rayなどで商品化済みの音源をリマスターしたものであることを暗示しているように感じられます。
おそらく本作は、「Gift from Fanks」と同様、ほぼすべて既発表音源で構成され、新出音源は2タイトル各1曲ずつという程度に留まる可能性が高いです。
ほぼすべての音源をBlu-ray化しているavexが関与していることを見ても、未発表音源を念頭に置いた企画ではないでしょう。
SONYなら未発表音源はいくらでもあるんですけどねえ…。むしろ未発表音源の方が多いくらいで。
以上がTMに関する情報ですが、ソロ活動についても見ておきましょう。
木根さんは12/4にMusic Birdの「あの頃青春グラフィティ」、小室さんは12/7にTOKYO FM「Blue Ocean」に出演しました。
「あの頃青春グラフィティ」はyoutubeに、放送中のスタジオの動画が3時間フルでアップされています。
木根さん、当初は1時間の出演予定だったのが、結局2時間出演して、パーソナリティと一緒にハガキを読んでいました。
「Blue Ocean」は12/14まで、audeeでカット分のトークも含めてアーカイブにアップされています。
この番組ではパーソナリティの住吉美紀さんがFANKSであることもあり、再起動に至る経緯も含めて色々な話が聞けました。
小室さんがさらりと言ったのは、来年生ライブをやりたいという発言です。
そうですよね! やっぱりそうですよね!
でも来年4/21の記念日ではまだ難しいとのことです。
わざわざこういうことを言ったのは、やはり4/21に何かしたかったからだろうと思います。
しかしコロナ禍の情勢があるので、確実にライブをやれるようになるまで様子を見るということなのでしょう。
んー、早く収まって欲しいなあ。
あと今回の無観客ライブ以前に1984年の「Electric Prophet」でも渋谷PARCOで無観客ライブを行なったことを語っていました(同様の趣旨の発言は12/10の「SFロックステーション」でも)。
たしかにあれは無観客ライブといえばそうですね、
このたび無観客ライブをやるに当たってあのライブを思い出したみたいです。
あまり語られることもないライブなので、この際色々しゃべって欲しいです。
11/28に販売された小室さんの「Hills Roppongi」のNFTデータについて、12/12に「Hills Roppongi #4」が落札者のしーまねさんとその友人によって公開されました。
このような形で公開してもらえると、購入できなかった者にとっても嬉しいですね。
小室さんは観月ありささんの「Too Shy Shy Boy!」の新アレンジを作ったそうです。
これは12/27から観月さん主演で放送される「奪い愛、高校教師」のテーマソングとして使われます。
イロモノドラマの枠ですが、まあまあ注目もされるシリーズなので、それなりに広く聞いてもらえるかもしれません。
12/10の小室さんの「TK Friday」は、私は見ることができませんでしたが、会員の方々と電話でお話というラジオ番組みたいな企画をやっていたそうです。
番組の最初と最後には、「Hit Factory」版の「Resistance」と「Dreams of Christmas」を歌ってくれたとのことです。
くそっ。聞きたかった。
12/11には小室さんが「シンセフェスタ」に出演して、トークセッションを行ないました。
配信も行なわれましたが、私はこちらはチェックしていません。
配信チケットを買えば、12/19まではアーカイブ動画を見ることができるようです。
ソロ活動については他にも話題がありますが、前回触れたものを改めて繰り返すのは煩雑なので省きます。
以上、「How Do You Crash It? two」のレポートと、近況のまとめでした。
多分今月中に、もう一回くらいは更新すると思います。
いろんなことがあって皆さんも混乱しているかもしれないので、今月のTMイベントを最後に整理しておきますね。
・12/3「How Do You Crash It? two」の配信告知
・12/4「TMライブ・コロシアム 2021」の事前コンテンツ配信
・12/4木根「あの頃青春グラフィティ」出演
・12/7小室「Blue Ocean」出演
・12/10「SFロックステーション」放送
・12/11小室「シンセフェスタ2021」出演
・12/11「How Do You Crash It? two」配信
・12/14「年忘れ!!歌酔曲vsフォーク 2021」開催
・12/16「SFロックステーション」放送
・12/17「SFロックステーション」(12/10)のアフタートーク付き放送
・12/18「TMライブ・コロシアム 2021」放送
・12/23?「SFロックステーション」(12/16)のアフタートーク付き放送
・12/31木根「ALT●REC」開催

TM NETWORK How Do You Crash It? two AFTER PAMPHLET (リットーミュージック)
本記事をアップする前に、ふくりゅうさんがYahoo!ニュースにライブレポを公開したので、こちらを見ていただければだいたいの様子は分かると思いますが、私もせっかく書いたのでこのまま公開します、
「How Do You Crash It? two」の告知にあたり小室さんが述べたことによると、前回のテーマは「再会」「再起動」でした。
「再起動」によってファンのみんなに「再会」したということでしょう。
前回のストーリーは、少女の行動によってTMが再起動し、小室さんが少女に出会うというののでしたが、これは潜伏者(ファン)の期待に応えて活動を再開したTMが、潜伏者の前に現れたことを象徴的に表現したものとも言えます。
TMが動き出したことを伝えること自体が、一つのテーマでもありました。
一方12/4「Blue Ocean」で小室さんが語ったところによれば、「How Do You Crash It? one」のコンセプトは、「私から私たちへ」「I amからwe areへ」というものだったらしいです。
明らかに「I am」で始まった30thの活動の後という意識を持っていることが分かります。
問題意識が個人からコミュニティへと広がったというところでしょうか。
この説明を聞いて思ったのですが、前回のライブで2曲目に「I am」を演奏し、8曲目に「We love the EARTH」を演奏したのは、まさにこの「私から私たちへ」を表現していたのかもしれません。
このライブはTMが自分の意志を表明する「I am」の後、少女のメッセージを受け取って行動を起こすことを「Action」で宣言しますが、最終的には「”私たち”は地球を愛している」ことを再確認するわけです。
再起動の結果再会した潜伏者たちと一緒に地球のことを考えようというところで、前回は結論となりました。
これに対して今回の「How Do You Crash It? two」のコンセプトは、小室さんによれば「サーチ」であると言います。(「Blue Ocean」)
また「分断」というテーマも示されていました。
これがどういうことなのか、とりあえずライブの演出部分について見ていこうと思います。
まず「サーチ」とは、TM NETWORKによる地球の再調査だろうと考えられます。
最初の演出用映像で、TMのメンバー(小室さん)が宇宙船内と同じ服を着て、地球の様子を観察しているシーンがあります。
前回バトンで少女のメッセージを受け取ったTMは、前回の調査から6年後の地球の様子を調べているのでしょう。
そしてライブ中盤では、その調査結果を踏まえたメッセージが発せられます。
並行(パラレル)とは、私の正義とあなたの正義のようなもの。
あるいは我々の時の流れと彼らの時の流れ。
だから分断が生まれる。
それを看過するのは最大の過ち。
我々はそれを打破しなければならない。
How Do You Crash It?
これは要するに、立場の異なる者・集団がお互いを理解しようとしないことで分断が生まれている現代社会のことを言っています。
これが今回のテーマである「分断」と考えられます。
しかしこの社会の分断は乗り越えるべきものであり、看過せずに打破すべきことが述べられます。
このメッセージは日本語の字幕とともに英語でも読み上げられるのですが、「我々はそれを打破しなければならない」の部分は「We have to crash it」と言われています。
その後に告げられる「How Do You Crash It?」は、この「We have to crash it」の「crash it」を受けていることが明らかです。
分断は打破しなければならないが、それはどうやって行なえばよいのかをTMは問うています。
これこそが新曲「How Crash?」のコンセプトであり、配信ライブ「How Do You Crash It?」のテーマということになるでしょう。
実際にこのメッセージが流れる間、画面には前回演奏された「How Crash?」の映像・音が流れました。
ちなみに今回は「How Crash?」の演奏はありませんでした。
その後曲を挟んで、小室さんが何かにスプレーを吹きかけるシーンがあります。
後で「How Do You Crash It? one」のセットリストが表示されたスマートフォンのディスプレイにスプレーが吹きかけられるシーンが出るので、もしかしたら小室さんがTMの活動の痕跡を、潜伏者以外には隠蔽しようとしているのかもしれません。
それは潜伏という任務のための行動でしょう。
続いて地球の遠景が映し出され、何かのプログラムが画面に現れます。
地球上の各都市間がネットワークでつながれ、情報がやりとりされます。
おそらく画面に現れたプログラムは、やりとりされている情報そのものです。
ところがその地球は、こなごなに砕けてしまいます。
ネット上で大量に情報がやりとりされる結果、人々の間で対立が深まり、分断が生まれるという状況を表現しているのでしょう。
多分ここらへんは、「How Crash?」の「遠くから喧騒が幻想とともに響いてる。文字情報と踊ってる。そしてアプリケーションと舞っている」という歌詞も絡むところです。
ここでまたメッセージが出ます(今回は字幕のみで声なし)。
誰もが過ちを犯す。過ちは分断を生む。
SNSもメタバースも止める事はできない。
故に我々は過去と未来を見張らねばならない。
「誰もが過ちを犯す(Everyone makes mistakes)」は、「How Crash?」の歌詞や「How Do You Crash It?」のテーマとしても用いられているフレーズです。
そしてその過ちが分断の原因となり、SNSや仮想空間の開発によってはそれを阻止することができないといいます。
過ちは不可避のもので、それを技術や法制度によって完全に防ぐことは不可能です。
そこでTMは時間を移動しながら、あらゆる時代の分断を打破すべく地球を監視しているとのことです(へー)。
先の分析と合わせれば、不可避の過ち→分断の発生→打破の必要という流れが、今回の一連のメッセージで述べられていることになります。
「Everyone makes mistakes, How do you crash it?」というテーマは、この中で「不可避の過ち」と「打破の必要」の部分を表現しているわけですが、なぜ打破しなければならないのかといえば、過ちが分断を生むからです。
このように見てきたことで、「How Do You Crash It?」の趣旨がだいたいわかってきました。
「Quit30」では「SNSの未来」とか語っていましたが、こうしたSNSへの楽観的な見方が相対化された印象があります。
「Log-on to 21st Century」「Incubation Period」のテーマである「テクノロジーへの警鐘」にもつながるところがありますが、今回は技術そのものへの警戒というよりは、技術の発展のみでが人間の過ちを防ぐことはできないという立場を示しているように見えます。
今回「過ち」として特に取り上げられたのは、「分断」という現代的な問題でした。
少々意外な方向でしたが、私としてはSNSをやたらと強調していた30thよりは良い印象を持っています。
次回「three」ではどんなまとめになるんでしょうか。
以上の他にも演出用の映像はあります。
こちらも確認してみましょう。
まず配信映像冒頭では、「TM NETWORK」の文字が映る眼球が大きく映し出されます。
これ、「How Do You Crash It? one」の10/1公開ティザー映像の最後に出てくるやつです。
この映像出なかったなあと前回思ったんですが、今回の映像だったんですね。
他に同じティザー映像の7秒のところに出る屋外の小室さんの映像も、今回使われました。
「How Do You Crash It? one」の配信告知の時点で、演出用の映像も含めた収録は「two」まで終わっていたようです。
ということは、次回の「How Do You Crash It? three」の映像も収録済で、すでに提示されている可能性があります。
たとえば同テイザー映像の4秒のところで出る道路の航空映像とか、10/2公開映像の下段の19秒のところの煙突とか。


今回の配信映像に話を戻しましょう。
映像にはアジアの都市と欧米の都市が何シーンか映し出されます。
欧米の都市は英語圏のようで、ピカデリーサーカスぽい風景もあるので、おそらくロンドンでしょう。
アジアの都市は、「Quit30」の時にロンドンとともに訪問し撮影したジャカルタでしょうか。
これをモニターで見ている人物がいます。
先ほど言及したように、宇宙船の小室さんです。
手にはTM NETWORKのバトンを持っていますが、おそらくここに入っている情報を再生しているのでしょう。
そのバトンの情報は、この6年間潜伏者たちが世界各地で集めたものに違いありません。
ここで映像が変わり、夕焼けのゴシック風の塔を背景に、「TM NETWORK How Do You Crash It? two」のタイトルが映し出されます。
以下はしばらく曲の演奏が続きますが、ここは後回しにします。
次の演出用映像では、どこかの港に泊まる船が映し出されます。
あからさまに観光用の船ですが、これどこでしょう?
風景は横須賀のような気がするんですが。
*本記事コメントにてCREDITON HILLさんから、この船はアニバーサリークルーズ号という貸切クルーズ船で、停泊地は川崎の大川橋ではないかとのご指摘を受けました。
また先に触れた煙突は日本ポリエチレン川崎工場に見えるとのご指摘もいただきました。
(12/16追記)
まあそれはともかく、その船の中には、前回登場した少女がいます。
タブレットで、先に小室さんが見ていた地球の様子を見ています。
冒頭に登場した眼球は少女のもので、タブレットで地球の様子を見ている場面なのでしょう。
配信映像の最後には、港に立つ小室さんと、河原にいる少女の映像が映ります。
少女は何かを考えているようです。
おそらく少女は小室さんから、潜伏者として地球各地の情報を与えられたのでしょう。
前回「How Do You Crash It? one」の最後で少女が小室さんに会った時に、タブレットを与えられたとも考えられます。
その結果少女が知ったのは、世界の分断の現状でした。
ここまで見て来たところでは、今回の物語は少女がTMから世界の分断を知らされるというものです。
だとすると、先に言及した「How Do You Crash It?」というTMのメッセージは、この少女に対して伝えられたものかと考えられます。
つまり少女は世界の分断を打破する方法をTMから問われたわけです。
だとすると次回は、少女が行動を起こす物語になるのかもしれません。
以上、ライブレポのはずが、全然曲に触れないという謎の記事になってしまいました。
そろそろ楽曲について触れていきましょう。
ティザー映像にあった通り、ステージは前回の「How Do You Crash It? one」と同じ宇宙船で、衣装も基本的に同じものでした。
1曲目は「Fool on the Planet」。
「How Do You Crash It?」以前の最後のライブ「30th Final」で最後の演奏となった曲です。
2012年の「Incubation Period」の1曲目でもあり、今回も1曲目になったのは感慨深いものがあります。
曲名から見て、TMから地球人に向けたメッセージのようなコンセプトで選ばれたものでしょうか。
この後は、「Human System」「Winter Comes Around」と続きました。
今回のライブは小室さんのソロ演奏を除いて8曲でしたが、冒頭3曲がバラードか準バラードで構成されており、特徴的な構成でした。
前回も9曲中4曲がバラード・準バラードでしたから、「How Do You Crash It?」は「one」「two」とも、通常よりバラード多めのセットリストになっていると言えます。
また今回は特に前半で、ウツの歌に強くエコーがかかっていました。
特に「Winter Comes Around」の演奏は私の念願だったのに、ちょっと気になってしまいました。
元の歌の調子に問題があったのでしょうか。
「Human System」は、分断の打破というライブのコンセプトを意識して、人のつながりをテーマにした曲を選んだものでしょう。
この曲では前回使われたドット・イメージが登場します。
木根さんは前曲からこの曲にかけてアコースティックギターを演奏しました。
最後は小室さんと木根さんでお互いに目配せしながら、演奏締めました。
3曲目「Winter Comes Around」は、今回最大のレア曲です。
「Tour TMN EXPO」のフォークパビリオンを除けば、これまでTMで演奏されたのは「CAROL Tour」の前中期(1989年6月以前)しかなく、知名度の割は聞く機会が少ない曲でした(木根ソロでは頻繁に演奏していますが)。
もちろんこれまでライブ音源・映像が商品化されたこともありません。
私はこの曲が始まった時、変な声が出てしまいました。
衣装は前の曲まで「the beginning of the end」のものでした(上着あり)が、この曲で白Yシャツに変わります。
木根さんは「CAROL Tour」と同様にキーボードを担当し、メインのパートを弾きました。
間奏ではオリジナルにないフレーズも加えていました。
4曲目の「Here, There & Everywhere」では、歌詞を踏まえてステージの天井や壁に星が映し出され、床には雪の結晶が照明で投影されました。
「Winter Comes Around」も含め、季節を意識した選曲と考えられます。
木根さんはアコースティックギターでした。
ただこの曲はウツソロも含めて、今世紀に入って演奏され過ぎな印象はあり、ここまで頻繁にやる必要はあるか?とは思いました。
冬なら「This Night」とか「Twinkle Night」とかも聞きたかったです。
またここまで4曲が1987~88年に集中しているのは偏り過ぎなところはあり、もう少しいろんな時期の曲を聞きたかったところはあります。
前回は逆にこの時期の曲の演奏が少なかったので、意図的にやっているのかもしれませんが。
ここまでじっくり歌を聞かせた後、「How Crash?」をBGMに、先に言及した「並行とは、私の正義とあなたの正義のようなもの」のメッセージが流れます。
ついで小室さんのシンセソロ。
演奏面では今回のハイライトはここでしょう。
さらにシンセソロが終わると、2回目のメッセージが流れます。
先月小室さんが配信ライブ用に作っていた音は、オープニングシーンとこの時のBGMかと思います。
シンセソロで小室さんは「the beginning of the end」の上着を脱ぎます。
これは冒頭で地球の様子を観察している時の姿でもあります。
おそらくこの衣装は、観察シーンとメッセージが連動していることを示しています。
つまりTMは、地球を観察した結果として、分断を打破すべしとのメッセージを少女に伝えたのです。
小室さんの演奏について、表現する語彙力が私にないのは悔やまれるのですが、照明に照らされながら7分近くスペーシーな演奏を続ける小室さんを見ると、TMに帰って来たんだなあ…と実感しました。
私としては30周年のソロ演奏よりも好きなパフォーマンスで、「Quit30 Huge Data」「30th Final」の間延びしたソロコーナーよりもまとまっていました。
なおティザー映像の「Time To Count Down」イントロの映像はこの部分でした。
この曲はイントロのみで、歌はありません。
演奏は終盤にかけて荒々しくなり、最後は吹き上がる炎の中で演奏を終えました。
2回目のメッセージを挟み、3人が10分ぶりに集結します。
曲は「Come on Let's Dance 2014」。
これをやるんだ!と、ティザー映像を見た時は嬉しかったです。
そうですよね。宇宙船シーンにはピッタリですよね。
「the beginning of the end」の時も、「Loud」の後にこの曲のイントロで、ワクワクしました。
今回のライブ初めてのアップテンポな曲となります。
木根さんはここからエレキギターです。
天井にはドット・イメージが浮かんでいます。
ウツの動きに合わせてパーツが下に降りてきて、謎の文字を表示します。
これは彼ら宇宙人の文字なのでしょうか。
前回は木根さんがドット・イメージを操作し、今回はウツが操作しました。
「three」では小室さんが操作するのかもしれません。
次の曲、イントロでは何の曲だかさっぱり分かりませんでした。
その後聞き覚えのあるフレーズを小室さんがシンセで弾きます。
「なんだっけこれ?」と考えていたところ、歌が始まりました。
「Loud」です。
前曲と合わせて2014年の「the beginning of the end」の1・2曲目として演奏された曲であり、そのことを意識した選曲でしょうか。
間奏にも独自のフレーズが入るなど、歌以外の部分はかなり変わりました。
オリジナルにあったイントロ・間奏のオーケストラヒットはなくなりました。
今回のイントロ・間奏は全体的にかわいらしく仕上がっており、TMでは珍しい作りだなと思いました。
なお曲最後の「Loud, Loud, Loud, Shout it loud」以下の部分はなくなりました。
次もイントロが大幅に変わった「Love Train」。
この曲、サビに入る前に小室さんのシンセソロが入るところがかっこいいです。
今回は2番がカットされ、1番とサビ繰り返しだけが演奏されました。
ここで演出用映像。船で地球の様子を見る少女の映像です。
そして最後の曲、「Beyond The Tiime」が始まります。
劇場版ガンダムの主題歌だったこともあり、スペーシーな空気を漂わせるこの曲は、宇宙船内を舞台とした3回の配信ライブのどこかで必ずやるだろうと推測できました。
宇宙船内という場面設定だった「the beginning of the end」でも、最後に演奏された曲でした。
3人はまた上着を着ています。
木根さんはアコースティックギターです。
ドット・イメージは謎の文字を映しながらふわふわ動きます。
ここでライブは終わります。
ステージが暗転する中、小室さんはペコリとお辞儀したように見えますが、これは撮影が終わるのを待ってからの方が良かったと思います。
小室さん、あいかわらず天然ですね!
最後の演出用映像。
港に立つ小室さんと少女の様子が映し出されます。
画面にはここで「to be continued」の文字。
前回と同じBGMが流れ、メンバー紹介とエンドロール。
最初はライブ中にドット・イメージに映し出された謎の文字で表示され、それが地球のアルファベットに置き換わります。
おそらくTMの母星の文字を地球の文字に翻訳してくれているのでしょう。
こうして「How Do You Crash It? two」は終わりました。
次回は2月(おそらく2月12日)となります。
どんな結末を迎えるのでしょうか。
ライブ配信前日の12/10には、TM NETWORK3人で東海ラジオの特番「SFロックステーション「How Crash?」」に出演しました。
こちらradikoで12/17までアーカイブ視聴することができます。
12/17には同番組がニコ生でも放送され、さらにプレミアム会員のみ3人のアフタートークを聞くことができます。
12/10の放送では大した話はありませんでしたが、復活の本当のきっかけは3人のLINEだったとのことです。
そのLINEがいつのことで、どんな内容だったのかはさっぱりわかりませんけど。
小室さんは、今回の復活に当たってはじっくりと考えさせてもらったという感覚だそうです。
デビュー以来こんなにじっくり考えて活動したのは初めてだとのことです。
12/16にも「SFロックステーション」が放送されます。
12/10は1時間でしたが、12/16は2時間です。
おそらくこれも、1週間後の12/23にはニコ生でアフタートーク付きで放送するんでしょうか。
12/14には「年忘れ!!歌酔曲vsフォーク 2021」が開催されます。
チケットの販売はもう終わりましたが、多分今回も去年と同様に配信されると思います。
12/18には「TM NETWORK ライブの軌跡 with FANKS!~TMライブ・コロシアム 2021~」がニコ生で放送されます。
12/4には本企画に先立ち、「ベスト・ライブ・パフォーマンス」投票の内容を踏まえて作成された動画がyoutubeにアップされました。
もちろん新出映像は一切ありませんが、1時間以上のボリュームなので、時間つぶしに再生するのはありかもしれません。
内容は以下のようになっています。
・「Self Control」(1994「TMN 4001 Days Groove」)
・「Crazy For You」(1992「EXPO Arena "Crazy 4 You"」)
・「Loud」(2015「Quit30 Huge Data」)
・「All-Right All-Night」(1991「Rhythm Red Tour」)
・「Children of the New Century」(2015「30th Final」)
・「Get Wild」(1987「Fanks Cry-Max」)
・「Electric Prophet」(1984「Elecric Prophet」)
・「Dive Into Your Body」(1989「Camp Fanks!! '89」)
・「I am」(2012「Incubation Period」)
・「Dragon The Festival」(1994「TMN 4001 Days Groove」)
他にもう一つ、情報があります。
「How Do You Crash It? two」の後に「特報」として宣伝がありました。
過去のライブ映像が順番に流れたので、「TMライブ・コロシアム 2021」の宣伝かなと思ったら、違いました。
以下に画面に映された文字情報を転載します。
TM NETWORK懐かしいライブの記録
数々の”金色の夢”の奇跡が
最新リマスター・サウンドで蘇る!
ソニーミュージック エイベックス 共同企画
TM NETWORK ライブ・サウンド・コレクションCD
2022年2月23日2タイトル同時リリース決定!
最強のセットリストによる夢のステージ
詳細は12月18日(土)ニコ生 TM特番にて発表!
乞うご期待!
どうやら過去のライブ音源を集めたCD2タイトルが2022/2/23にリリースされるようです。
去年の「Gift from Fanks」と同様に、SONY・avexの共同企画です。
先の「ベスト・ライブ・パフォーマンス」投票企画は、本作のリリースと関わるものだったことになります。
企画としてはかつての「TMN COLLOSEUM」と同様のものとなります。
「最強のセットリストによる夢のステージ」というのも、「COLLOSEUM」の「架空のライブステージ」というコンセプトにかぶります。
ニコ生の番組タイトルが「TMライブ・コロシアム 2021」なのも、そのためでしょう。
私としては、あまり歓迎できない企画です。
宣伝文句の中に「未発表ライブ音源」のような文言がまったく見えないからです。
「最新リマスター・サウンド」を強調しているということは、基本的に収録音源はライブBlu-rayなどで商品化済みの音源をリマスターしたものであることを暗示しているように感じられます。
おそらく本作は、「Gift from Fanks」と同様、ほぼすべて既発表音源で構成され、新出音源は2タイトル各1曲ずつという程度に留まる可能性が高いです。
ほぼすべての音源をBlu-ray化しているavexが関与していることを見ても、未発表音源を念頭に置いた企画ではないでしょう。
SONYなら未発表音源はいくらでもあるんですけどねえ…。むしろ未発表音源の方が多いくらいで。
以上がTMに関する情報ですが、ソロ活動についても見ておきましょう。
木根さんは12/4にMusic Birdの「あの頃青春グラフィティ」、小室さんは12/7にTOKYO FM「Blue Ocean」に出演しました。
「あの頃青春グラフィティ」はyoutubeに、放送中のスタジオの動画が3時間フルでアップされています。
木根さん、当初は1時間の出演予定だったのが、結局2時間出演して、パーソナリティと一緒にハガキを読んでいました。
「Blue Ocean」は12/14まで、audeeでカット分のトークも含めてアーカイブにアップされています。
この番組ではパーソナリティの住吉美紀さんがFANKSであることもあり、再起動に至る経緯も含めて色々な話が聞けました。
小室さんがさらりと言ったのは、来年生ライブをやりたいという発言です。
そうですよね! やっぱりそうですよね!
でも来年4/21の記念日ではまだ難しいとのことです。
わざわざこういうことを言ったのは、やはり4/21に何かしたかったからだろうと思います。
しかしコロナ禍の情勢があるので、確実にライブをやれるようになるまで様子を見るということなのでしょう。
んー、早く収まって欲しいなあ。
あと今回の無観客ライブ以前に1984年の「Electric Prophet」でも渋谷PARCOで無観客ライブを行なったことを語っていました(同様の趣旨の発言は12/10の「SFロックステーション」でも)。
たしかにあれは無観客ライブといえばそうですね、
このたび無観客ライブをやるに当たってあのライブを思い出したみたいです。
あまり語られることもないライブなので、この際色々しゃべって欲しいです。
11/28に販売された小室さんの「Hills Roppongi」のNFTデータについて、12/12に「Hills Roppongi #4」が落札者のしーまねさんとその友人によって公開されました。
このような形で公開してもらえると、購入できなかった者にとっても嬉しいですね。
小室さんは観月ありささんの「Too Shy Shy Boy!」の新アレンジを作ったそうです。
これは12/27から観月さん主演で放送される「奪い愛、高校教師」のテーマソングとして使われます。
イロモノドラマの枠ですが、まあまあ注目もされるシリーズなので、それなりに広く聞いてもらえるかもしれません。
12/10の小室さんの「TK Friday」は、私は見ることができませんでしたが、会員の方々と電話でお話というラジオ番組みたいな企画をやっていたそうです。
番組の最初と最後には、「Hit Factory」版の「Resistance」と「Dreams of Christmas」を歌ってくれたとのことです。
くそっ。聞きたかった。
12/11には小室さんが「シンセフェスタ」に出演して、トークセッションを行ないました。
配信も行なわれましたが、私はこちらはチェックしていません。
配信チケットを買えば、12/19まではアーカイブ動画を見ることができるようです。
ソロ活動については他にも話題がありますが、前回触れたものを改めて繰り返すのは煩雑なので省きます。
以上、「How Do You Crash It? two」のレポートと、近況のまとめでした。
多分今月中に、もう一回くらいは更新すると思います。
いろんなことがあって皆さんも混乱しているかもしれないので、今月のTMイベントを最後に整理しておきますね。
・12/3「How Do You Crash It? two」の配信告知
・12/4「TMライブ・コロシアム 2021」の事前コンテンツ配信
・12/4木根「あの頃青春グラフィティ」出演
・12/7小室「Blue Ocean」出演
・12/10「SFロックステーション」放送
・12/11小室「シンセフェスタ2021」出演
・12/11「How Do You Crash It? two」配信
・12/14「年忘れ!!歌酔曲vsフォーク 2021」開催
・12/16「SFロックステーション」放送
・12/17「SFロックステーション」(12/10)のアフタートーク付き放送
・12/18「TMライブ・コロシアム 2021」放送
・12/23?「SFロックステーション」(12/16)のアフタートーク付き放送
・12/31木根「ALT●REC」開催

TM NETWORK How Do You Crash It? two AFTER PAMPHLET (リットーミュージック)
この記事へのコメント
セトリは、ネット上では大歓迎されてますね。ブランクのあるFANKSや一般向けには、たまらない選曲だと思います。
ただ、今回はwinter~以外は、無難すぎるかな、と。宇宙、星、地球がテーマだと選曲が定まっちゃうのかな。kiss youとかパノラマジックを3に期待します。あと、時を越えたボクたちがキミを救う、という点でYOUR SONGを!
管理人さんもおっしゃるとおり、Here.thereは、楽器フェアでやって以来、かなり演奏するようになり、好きな曲なんですけど、ここも別曲にしてほしかったなあ、と。あ、でもライブとしては最高に幸せな時間をありがとうございます、なのです。これを楽しみに毎日、生きてますから。
30thの頃に演奏したものが多くてその辺もガッカリ
Winter Comes Aroundは大好きな曲なのでありがたい。
ぼくが生で聞いたのはUTSU & KINE EXPO フォーク・パビリオン-Revival-です。
特にアレンジも凝ってないけどlive映像になったらうれしい
クリスマスソングはコンセプトに合わないのでやらなかったのかな〜
今度の渋谷でやるかな〜
TK soloの前の演出とか、やっぱり高評価できる部分も多いとと思いました。
TK soloも管理人さんが言うように30thのときよりカッコいい曲な感じがします。
後半のスタートのCome on Let's Danceの始まり方ぼく好きなんですよね~。
LOUDとLove Trainのアレンジも聞いていたら好きになって来ました。
ぼくは、演出の映像が散りばめてある方が曲が少なくなるかも知れないが作品的に肯定派です。
増えても1曲くらいだと思うので
Beyond The Tiimeは、ぼくはそれほど押し曲じゃないんだけど30th関連ではよく演奏されるようになったと感じる。
みんな好きなんですかね~
ぼくは、ダンサンブルな曲が好みなので
加工が色々施されていることを差し引いても、TWOはよかったです。今のTMの一番いいところを凝縮して見せてもらった感じがします。3分の2終わってしまったー、と寂しい気持ちが先走ってます。
12/10のSF RockStationでPARCOライブについて話していましたが、VISION FESTIVALを数えきれないほど何回も見てる自分にとっては常識なことを、ご本人達はちっとも覚えていないことに驚きました。『』内がラジオ聞いてたときの私の心の声です!
「オペレーターの人はいた(小室氏)」
→『小泉さんも含め4人だからQuatroという曲を作ったんじゃあ…』
「ウツが赤っぽい服着てた(木根氏)」
→『私の中ではウツの真っ赤なスーツはPARCOライブの代名詞なのに、相方がうろ覚えなのか?』
「(小室の衣装が)青だったかな(ウツ)」
「僕は三つ編みだったかなあ(小室氏)」
→『衣装は白で緑のマニキュア!もうその時おさげは切っていただろうが!肩ぐらいまでのめっちゃ似合うかっこいい髪型だったのにそれを忘れているのか?』
無観客と言ってましたが、あの言い方だと無観客だけでやった(有観客でやってない)と勘違いされそう。PARCOの話題ではついつい感情的になってしまいました…
ウツ「広い場所だったね」
小室「35周年(30周年なのに間違えて発言)の時のゲネプロみたいな事をやった所なんですけどね」
木根「森とか電車とか」
このやり取りから2013年の「START Investigation」のゲネプロの場所であると判明できます。
そして木根さんの著書『進・電気じかけの予言者』によると
・(7月)15日からは舞台美術などの制作会社シミズオクトの千葉スタジオにステージを仮説し、スタッフの実地訓練のようなリハーサルがはじまった
・(7月)17日はキャストも全員参加のリハーサル
という記載があるので、配信ライブの会場は“シミズオクト千葉スタジオ“でほぼ確定ではないかと推測されます。確かにこういう場所であれば極秘裏に収録できそうですよね〜(゜▽゜)。
>次の演出用映像では、どこかの港に泊まる船が映し出されます。
この船は、アニバーサリークルーズ号という貸切クルーズ船(海賊船)らしいですが、川崎の大川橋(鶴見線の武蔵白石駅から大川駅の間にある)から見える場所に停泊しています。
googlemapのストリートビューにも映ってます。
ロケをしたのもここだと思います。
炎を出している煙突は日本ポリエチレン川崎工場のものに見えます。川崎市の千鳥町近辺から見えるようです。工場夜景で有名なスポットです。最後の映像の夜景も工場夜景っぽいかなと思ったのですがこれは自信がないです。あの辺りの運河は工場の夜景の見える橋がいくつかあるのでその辺りから撮影したのかなと推測しています。
今回も深く考察された記事を有難うございます。
前回も思いましたけどね、もう配信ライブではないですよね。もう映像作品ですよね。こうも頭を使わされる音楽映像とはな。音楽なければ、ほぼSFミステリーですよ。
青い惑星さんの記事、とても頼りにしています。ちょっと頭が追いつかない…。
私としては初めてリアルなTMを見てるわけですけど、一筋縄ではいかない深淵を見た気がします。
TM恐るべし!
それとここにコメントされる方たちの調査能力や分析能力もすごいですね。さすがFANKS!
演奏の頻度については、同じように思いました。
ただ自分の場合は、「Fool」はコンセプト上やむなしとしても、
「カモレ」については「またかー」とちょっと思ってしまいました。
レア曲ばかりやると、スピンオフ系が好きなファンを取りこぼすことになるし、メジャーなのばかりやると、熱心なファンクスからやいのやいの言われるし、、、小室さんも大変でしょうね。
「Here〜」の代わりに他の冬の歌を、は本気で思いました!
いい曲なんですけど、頻度が、、、
エンドクレジットの謎の文字をもとに、ウツさんが手でかざしたドットの文字を読み取ろうとしたんですが、解読できませんでした。
どなたか読めた方はいらっしゃるのでしょうか?
私も前半は、またこれかあと思いながら聞いていました。
まあHumanなんかは聞き飽きた感はありますが、テーマ的には外せなかったでしょうね。
私もKiss Youはいつやるんだろう?と思っています。
あの曲こそ新アレンジで聞いてみたい。
Your Songは聞きたいけど、ウツがまだ歌えるかどうか。
メッセージもthreeで来て欲しいですね。
How Crash?と同じテーマの曲ですし。
Loudはそんなに好きなアレンジじゃないんだけど、イントロだけじゃなく、Aメロなんかもかなり変わってて、面白かったです。
こんな感じでGet Wild以外の曲もいじってくれているのは嬉しい限りです。
>まかろんさん
私もWinter~はフォーパビで聞きました。
あの時のWinterはすばらしかったです(一緒にやったFightingも)。
同じ会場にいたんですね。
今回は中盤の演出映像と小室ソロ・カモレイントロの流れはとてもかっこよかったです。
2010年代以後のインストでは一番よかったんだじゃないかな。
Beyondはリマスターの時から特別扱いになった気がします。
それまではむしろ何で演奏しないの?ていう曲でした。
TMファン以外の間でも知名度がある曲ということで、今では存在感がある曲になりましたね。
SDカードに入れて宇宙にも行くらしいし。
>NutRockerさん
今回は配信ライブという形をTMらしくうまく活用してくれていると思います。
もともと演奏技術とかMCで盛り上げるグループでもないから、作り込んだ演奏映像を配信するという方針は、彼らに合っているんでしょう。
たしかに2/3は終わってしまいましたが、きっと全部終わった後はリアルのライブがあるはずです。
パルコについては、たしかに不正確な発言が多かったですが、古い話になると本人よりも熱心なファンの方がよく知っているということはよくあると思います(笑)。
小室さんの三つ編み発言は、多分6~7月のファーストライブと記憶が混じっているんじゃないでしょうか。
小室さんの衣装が青てのはドラフェスとの混同でしょうか。
無観客発言とか、この手の適当な発言が色々な誤情報の元になっちゃうんですよね。
かといって何も発言してくれないのは寂しいし、逐一検証するしかないですね。
>GAUZEさん
30周年発言は私も気になりましたが、調べるという発想はありませんでした。
そうか電気じかけを読めばよかったんですね!
千葉スタジオはネットにもありますね。
https://www.navitime.co.jp/poi?spot=00011-020757455
>CREDITON HILLさん
初めまして!
船や港の情報、ありがとうございます。
船には「ANNIVERSARY」と書いてあったので、ここから分からないかなあと思っていたのですが、諦めていました。
アニバーサリークルーズ号というのですね。
地図を確認して見ると、GAUZEさんが調べてくれた袖ヶ浦市の千葉スタジオと日本ポリエチレン工場は、アクアブリッジを使えばすぐに行けるみたいだし、日本ポリエチレン工場から大川橋も車ならそんな距離はないですね。
How Do~の撮影はだいたいこの辺りでやっていたということですね。
ちょっとブログに書き足しておきます。
ありがとうございました。
>みーこさん
小室さんなんかは映像作品という意識で作っているかもですね。
ビギエンの頃も映画みたいな意識でやってたそうなので、今回はなおさらでしょう。
ビギエンからQuitの頃は、会場で見たことを家に帰ってから思い出しながら検証してブログに書いて…と、大変でした(笑)
今回は私なんかでは気づかなかった情報も他の方々からいただけました。
本当に感謝です。
>ジルラココさん
レア曲・メジャー曲の比率はなかなか難しいですよね。
ライト層のためにゲワイ・ビヨンド・ラブトレなどは入れないといけないという判断なのかなと思いますが、ヒアゼアはライト層向けではないけどいつもやる曲という微妙な立ち位置です。
ウツソロのアンケートなどで評判が良いのかもしれません(dragon the carnivalでも好意的な意見が多いように見えました)。
一時期のtelephone lineもそんな感じでしたね。
謎文字はtwitterで解読している方がいました。
多分大した内容ではないと思いますが(笑)
それでも購入しようと思いSony Music Shopの商品ページを見たら、Disc2の11曲目に「17 to 19」が…。
https://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&ima=1343&cd=MHCL000030708
続けて収録される「TIME MACHINE」と合わせてこの2曲だけ楽しみにします。
まじでか!!??
貴重なタレコミ、ありがとうございます!!
以前バカ殿は久保こーじさんとコメントした者です。あんなどうでもいいネタまで丁寧に扱っていただき恐縮です。
Twitterもそっとフォローさせて頂いてます。今日のツイートの衝撃がまだ止みません!17to19ですか!ライブアルバムはあまり聴かないので買う予定はなかったんですが買うかも……!
あの曲、ウツにとっては「若いときのぼくが歌うべき歌」なのかなーと思ってました。ライブ盤として出るなんて!
SONYにはTMが実質活動できるであろう数年以内がリリースのラストチャンスだと決断してくれることを期待ですね。
17 to 19は、実は予想もしていたんですが、いざ実現するとなると嬉しいですね。
私もこうした特典音源商法には本当に腹が立っているのですが、これは買わざるを得ません。
くそう… こうしてGift from Fanksもグリニッジ目当てで買ったんですよ
SONYはまだ様子見していると思うので、この先の本丸に期待したいです。
>kuri566さん
17 to 19の予定、まさかひっこめたりしないことを切に願っております。
本来なら映像で欲しいところですけどね。
資料用映像も含めれば、絶対にあるはずなんですよ!