How Do You Crash It? threeと配信ライブ3部作の決着
2022/2/12、TM NETWORKの配信ライブ「How Do You Crash It? three」の配信が行なわれました。
こちらは例によって、翌週日曜日2/20までアーカイブの閲覧が可能となっています。
今回はエンディングが長く、演奏は実質的に50分で、TM7曲+木根さんのソロ演奏という内容でした。
その内の4曲は先月の予想が的中しました。
一方で私が希望していた「Kiss You」「Ignition, Sequence, Start」などは演奏してもらえませんでした。
これは是非次回に、よろしくお願いします!(関係者向けに)
今回のライブについては、またもふくりゅうさんのレポートがすぐにアップされました。
内容についてはそちらを見ていただければよいのですが、とりあえずこちらでもライブの流れを冒頭から追っていきたいと思います。
これまで「How Do you Crash It? one」「How Do You Crash It? two」では、冒頭に演出映像が入り、その後で曲が始まりました。
ところが今回は、配信開始と同時にいきなり曲が始まります。
実は今回、ここが一番驚いたかもしれません。
三角形のドット・イメージは、銀河のように3人の周りに浮かんでいます。
最初の曲は「Time Machine」でした。
これまで1曲目は「Electric Prophet」「Fool On The Planet」など、TMの代表的なバラードで始まっていましたが、今回もその流れでした。
演奏は少しアレンジが加わっており、特に間奏で歌メロを再現するところはまったくなくなっています。
私はこのアレンジ、とても良かったと思います。
ウツはスツールに座り、マイクスタンドを持って歌いました。
ここで「How Do You Crash It? three」のオープニング映像が入ります。
映画のような始まり方ですね。
BGMは、「How Do You Crash It? three」のティザー映像の最後に流れた曲です。
映像は、工場地帯の某所で夕方にたたずむ少女と、夜に同じ場所をながめる小室さんの姿です。
この映像は、工場の映像以外は「How Do You Crash It? two」のエンディングでも使われたものです。
ステージに何本もの光線が差し込みます。
今回の30th枠「Alive」です。
ここで来ましたか!
イントロは2014年のツアー「Quit30」に準拠しています。
頭上で三角形の映像が動くあたりも、その時の演出を思わせます。
「絶えない対立の種 亀裂広がるこの世界」という歌詞など、今回の配信ライブにもぴったりの曲です。
30thの時は「Quit30」でしか演奏されず、もう一回演奏の機会があればなあと思っていたので、嬉しかったです。
次は今回のレア曲枠、「N43」です。
2007年に「TM NETWORK -REMASTER-」で演奏した時は、木根さんは電子ピアノを担当しましたが、今回はアコギです。
この曲をやることについては、前日の「TK Friday」でネタばらしがありました。
小室さんはこの曲が好きで、木根さんの曲の中でベスト3に入るとも言っています。
付け加えて、「(自分の)アレンジも良いのですが」とも言っていましたが(笑)。
なお季節が冬だからという理由も挙げていましたが、クリスマスの曲なんだから、やるべきなのは前回の「two」の時だったんじゃない?とも思いました。
木根曲の次は、小室さんがアピールしていた木根パフォーマンスコーナーです。
何か芸的なことをやってくれるのかと思っていたのですが、アコギによるソロ演奏の披露でした。
小室さんが竹馬以上のものをやるとかいうから、絶対新芸が出てくるかと思ったじゃないですか!
今回初披露された機材はルーパー(その場で演奏した音を録音し流す機材)です。
最初はアコギのボディを叩いてリズムセクションを作って録音し、これをループで流しながらギターを演奏し、さらにその上からハーモニカを重ねていました。
このパフォーマンスは、小室さんが提案したそうです。
ライブ中盤に空気を和ませる、素敵な時間でした。
続いて赤と青の照明が派手にステージが照らされる中、EDM的な派手な音が流れます。
聞き覚えあるなあ、なんだっけ?と思っていたら、思い出しました。
2013年「START investigation」の初日公演で演奏されたアレンジの「Resistance」です。
この曲は喜んだ方が多かったと思います。
正直、この曲をやることは全然予想していなかったです。
この音源、ちゃんと作っていたのに、これまでライブでの演奏は1回だけだったので、小室さんももう1回使いたかったのかもしれません。
演出映像が入ります。
アメリカの「BLACK LIVES MATTER」運動のデモ行進の様子、COVID-19のワクチン接種の様子、マスクをつけた人々が歩く渋谷の様子など、国内外の都市の映像が流れ、ついで山火事・台風・噴火などの自然災害の様子も映し出されます、
これらはおそらくTMが去った2015年以後の地球の出来事の映像であり、これらがバトンを通じてTMに伝えられたのでしょう。
前回の「two」で小室さんが見ていたものの一部と考えられます。
映像は再びステージへ。
小室さんの「Be Together Be Together」のコーラスで曲が始まります。
おなじみの「Be Together」です。
イントロですぐに気付きますが、いつものサビの定番フレーズが使われず、新しいフレーズになっています。
小室さんが「TK Friday」で語ったことによれば、サビのフレーズは飽きてしまったとのことです。
個人的にはいつものやつの方が好きですが、曲をいじりたいという意欲は嬉しいです。
なお小室さんが先日「Love Train」について、昔の曲が長く感じるとの発言をしていましたが、(TMの中では短めの)この曲についてもそれは同じようで、2番の後の間奏とサビ繰り返しの部分が簡単にまとめられてしまいました。
まあここはライブを盛り上げる時間として使われているので、配信ライブでは時間を持たせづらいというのもあるのでしょう。
配信ライブは単純に普段のライブを映像を流すだけでよい、というわけではないことを教えてくれます。
なおこの曲では、なぜか木根さんがエレキギターではなく電子ピアノでした。
生ライブではライブの盛り上げどころのこの曲で、木根さんも動きやすくしていたのでしょうが、そういう必要がないことで、違う演出にしてみたのかもしれません。
また2番冒頭では、ウツが木根さんの近くに来て、2人で並んで歌うというのがこの曲の定番ですが、今回もやはりウツは着座している木根さんの横に来て歌いました。
「Self Control 2014」。
ティザー映像を見た時はテンポが速いと思ったのですが、実はこのアレンジでは通常の速さのようです。
オリジナルの音が念頭にあったため、ドラムパターンが違う2014バージョンだと印象が違って聞こえたんでしょう。
「DRESS 2」の曲は大部分が「the beginning of the end」でしか演奏されませんでしたが、この曲だけは「Quit30」でも演奏されており、小室さんも気に入っているのかもしれません。
次は配信ライブの締め括りにして最重要タイム、新曲「How Crash?」のフル演奏です。
この曲はすでに「one」で1番のみ演奏されていましたが、今回ついに最後まで演奏されました。
ただ2番の後はサビ繰り返しもなく、あっさりと終わった印象です(ただアウトロは結構長いです)。
これも最近のヒット曲は短いという小室さんの分析が背景によるものでしょうか。
また初公開の2番は歌いづらそうな譜割りですが、ここらへんも最近の流行を意識しているのかもしれません。
歌詞の内容は、知人のGAUZEさんが翻刻を試みています。
分かりづらいところもありますが、世界を取り巻く問題の解決が困難であること、その解決のためには理解が大切であること、などが語られています。
これは「two」で取り上げられた「分断」の問題を意識したものでしょうか。
インターネットの普及に伴う世界の変化を取り上げた1番と合わせ、概して現代社会の問題を取り上げたものと言えそうです。
演出映像に移ります。
「two」で観覧船に乗った潜伏者の少女がタブレットで映像を見ているシーンです。
ここで英語の声がぼそぼそと流れ、その訳が字幕で示されます。
設定上では、タブレットにメッセージが表示されているのでしょう。
ここではウィルスの爆発的な感染に対する恐れがあり、その場合の準備は自分たちもできていないことを告白した上で、これをいかに打破するかが問われます。
そんなことこんな小さいな女の子に言われてもなあ…とは思いますが、これは視聴者に対して向けられた問いであり、少女は視聴者を具現化した存在として出演しているのでしょう。
気になるのは、このメッセージに「2015年の今」という表現があることで、ここから2015年に発せられたメッセージという設定であることが分かります。
ならばこのシーンは、TMが2015年に地球を去った頃のものなのでしょうか。
しかし「one」で少女がTMにバトンを渡したのは2021年です。
その時と変わらない少女の見た目を考えれば、タブレットを見る少女の様子が6年前のものとは考えがたいです。
このシーンはやはり2021年で、少女が見ているのは6年前に残された警告であると考えればよいでしょう。
ではこのメッセージは一体誰のものなのでしょうか。
それは明示されませんが、地球のオピニオンリーダーたちの意見を外から指摘している以上、地球外の存在であるTM NETWORKなのだと思います。
このメッセージは、彼らが2015年に地球を去る前に残していったものなのでしょう。
つまり地球の次の危機は感染症の拡大によってもたらされるという予言を残して、TMは去っていたのです。
少女がどうしてこのメッセージを持っているのかはよく分からないですが、少女はこの警告が的中してしまったことを踏まえ、2021年にTMにバトンを渡したわけです。
少女はメッセージを確認し終わると、タブレットを閉じて船室を出ます。
そして映像は再びステージへ。
ステージにいるのは小室さん一人です。
「one」で木根さん、「two」でウツが試みたように、小室さんが両手を前に開くと、宙に浮かぶ三角形が下に降りてきて情報を発します(表面に文字を表示)。
これは少女から送られたバトンの情報を受信しているシーンと考えられます。
左右からウツと木根さんが登場し、ステージに上がります。
すると、宙に浮いていた三角形が動いて、ドーム状の形になって3人を包みます。
さらに煙がステージを覆い、3人の姿を隠していきます。
この間のBGMは「Electric Prophet」ですが、アレンジは「Quit30 Huge Data」「30th Final」のエンディングで流れたものとまったく同じです。
その時も3人は煙に包まれて消えていきましたが、これは潜伏者が過去へワープする、あるいは地球を去ることを示す演出でした。
ということは、今回も3人は時間もしくは空間を移動したと考えられますが、その行先はおそらく現代の地球です。
配信映像では、エンドロールが終わった後に演出映像がまだ続きますが、そこでは地球にいると思しき3人の様子が映されます。
まずはウツです。
ウツは誰もいないとあるバーに入り、店員のスペースに入って、勝手にレコードをかけてウィスキーを飲みます。
そのレコードには「TM NETWORK How Do You Crash It?」と書かれており、A面の収録曲として「HOW CRASH?」の曲名も見えます。
なんだか小ネタを仕込んできましたが、これは将来「How Crash?」の音源をリリースする予定があることを示しているのでしょうか。

レコードが回り出すと同時にBGMが流れますが、それは「How Crash?」ではありません。
「one」「two」で少しだけ使われたエンディング曲の完全版です。
冒頭の部分を聞いても全然分かりませんでしたが、途中から聞き覚えのあるフレーズが出てきました。
この曲は配信ライブの映像でだけ使われるのでしょうか。
結構聞きごたえのある曲なので、何かに再利用してもらいたいと思います。
ついで木根さん。
とあるバーに来て、「CLOSED」と掲示されているにも関わらず入店して、レコードの棚を勝手に探ります。
するとその中にTM NETWORKのバトンが。
なおこのバーは立て看板より、「道玄坂ロック」という店と分かります。
木根さんはパソコンを開きます。
中にはバトンの映像およびデータが映し出されています。
バトンの情報を照合し入手しているのでしょうか。
なおこのシーンで映し出されるバトンの映像は、「three」のティザー映像第2弾で使われていたものと同じでした。
おそらくウツや木根さんが出入りしている店は潜伏者のアジトで、情報の受け渡しなどをここで行なっているのでしょう。
2人は地球に降り立って、潜伏者から地球の情報を受け取っていると考えられます。
そして最後は小室さん。
部屋にいて、配信ライブの映像をモニターで見ています。
モニターを見る小室さんは「two」の冒頭にも出ましたが、その時は宇宙船内の服を着ていました。
しかし今回の映像では地球人の服を着ており、すでに地球に下りて潜伏している模様です。
小室さんのモニターに最後に映し出されるのは、横浜中華街です。
中華街のあちこちを探し続けていると、TM NETWORKのバトンが見つかります。
小室さんはモニターを通じて、潜伏者のバトンを探していたようです。
なおその後、「NFTショップ」なる看板が架かっている通りの映像が出ます。
周囲の店などを参照するに、中華街の台南小路を西から入って真ん中あたりで撮影したもののようですが、そこには「NFTショップ」などという店はありません。(そもそもあったとしても、何を売るのか謎ですが)。
Googleのストリートビューを見てもこんな看板はないので(少なくとも2022年2月に公開されている写真が撮影された時点では)、おそらくお店に頼み込んで、撮影の時に一時的に架けさせてもらったのだと思います。


これは今NFTでの音源販売に熱心な小室さんが入れたものと思いますが、ライブのストーリーとは無関係ですし、興ざめなのでやめてほしいです。
配信映像はこの後、葛城哲哉さんとnishi-kenさんによる「Live Historia」の宣伝に移り、完全に終わりとなります。
「Live Historia」は2/23発売ですから、あと10日程度ですね(配信終了の3日後)。
つうか配信企画とタイアップで作られた企画ですから、そういう日程になるのは当然ですけど。
以上で3回3時間に及んだ配信ライブ「How Do You Crash It?」シリーズは完結しました。
TMが潜伏者から地球の現状を知らされて、6年ぶりに地球に降り立ったというのが、今回のストーリーでした。
彼らはライブタイトルの通り、今の問題をどのように打破していくかという問いかけを我々に対して発しました。
疑問文をライブタイトルにするという、このなかなか出てこない発想は、小室さんの良い意味での自由さのたまものと思います。
まだ発表されていませんが、次のライブでは、地球に降りた彼らが潜伏者たちの前に現れて、問題の打破について考えていく内容になると思われます。
いわば彼らの次の活動の準備が整う様子を示したのが、今回の配信ライブでした。
小室さんは最近たびたび有観客ライブを意識した発言を行なっているので、おそらく次はコロナ禍が落ち着く見込みが立った段階で、有観客ライブを行なうことになるのでしょう。
今回の3回の配信ライブの選曲を見るに、適度にレア曲を演奏し、また再始動後の曲もある程度演奏したところは評価できると思います。
レア曲枠も、「1/2の助走」「Winter Comes Around」「N43」と、初期・最盛期・再始動後の3期からバランスよく選ばれています。
特に今回の「three」において顕著ですが、30thを意識したアレンジの演奏が一定の割合で含まれていたことも注目されます。
「one」では「Action」「Get Wild」、「two」では「Come on Let's Dance 2014」、「three」では「Alive」「Resistance」「Self Control 2014」がこれに当たります。
「one」の「I am」「Green Days 2013」、「two」の「Loud」など、30thの時に発表された楽曲も目立ちます。
最新のTMの記憶が30thである以上、この時期の影響が濃くなるのは当然ではありますが、2014年の「the beginning of the end」の衣装を使ったり、2015年の「30th Final」の物語を意識していたりするのを見るに、30thのライブを意識した演奏内容になっているのは意図的なものと見てよさそうです。
これは30thから次の本格的活動への移行期間という位置づけ故なのでしょうか。
この点は、今後TMがどのような活動を行なうかによって、評価が変わってきそうです。
一方で初めてファンの耳に入った新アレンジも、いくつかありました。
「one」の「We love the EARTH」、「two」の「Loud」「Love Train」、「three」の「Be Together」がこれに当たります。
これらは小室さんの創作意欲がまだ盛んであることを示してもいます。
「Log-on to 21st Century」や「incubation Period」など、これまで再始動開始直後に開催されたライブでは、概してライブアレンジは控えめでしたが、今回は初動時からかなり積極的であるように感じます。
この点は今後も期待したいところです。
概して言えば、TM再起動第一弾は、及第点を与えても良いかなと思います。
もう一つ注目されるものに、エンドロールがあります。
小室さんがavexを抜けた今、どのような体制で作品が作られたのか分かるかもしれないと思って、じっくり見てみました。
正直なところ、見てもよく分からなかったのですが、前回のTMライブ「30th Final」(2015年リリース)や、ウツの属するM-tresからリリースされた「SPIN OFF T-Mue-needs」(2021年リリース)のライナーに見えるスタッフとは、重なるところがかなり多い(メインの部分はほぼ同じスタッフか法人)ことが分かりました。
avex時代のTMも含め、これらのライブの組み立てを手動したのは、一貫してM-tresだったということなのでしょう。
今回は音声やマーケティングのスタッフとしてpavilionsの方も数人見られますが、中心として動いたのはやはりM-tresだったと思われます。
出演者について、少女がRobin Lepretre Sato、ナレーターがSasha Boeckleという方であることが分かりました。
Robinさんは、Kenji Lepretre Satoという方の娘のようで、インスタグラムに「#ろびんぬ」というハッシュタグ付きで写真がアップされています。
どこかのプロダクションに所属しているのでしょう。
父のKenjiさんは日本人とフランス人のハーフのようなので、娘も異国風に見えるのでしょうね。
Sashaさんは日本人とドイツ人のハーフで、ラジオのDJなどを務めている方です。
以上がTMの配信ライブのお話でした。
現状ではこの後のプランは何も分かっておりません。
有観客ライブの開催が可能になるタイミングを見極めてから、そのライブを盛り上げるべく「How Crash?」のスタジオ音源や、今回の配信ライブのBlu-rayを発売するという手はずになるのでしょうか。
その日は突然来るかもしれませんし、ずっと先かもしれませんが、きっといつかは来るはずですので、それまでじっくり待っていようと思います。
以下、ソロ活動についての整理をします。
まずウツについては、特に新しい話題はありません。
木根さんは2/14にNHKラジオ第1の「らぼトーク」に生出演します。
小室さんは、「How Do You Crash It? three」配信前日の2/11に、「TK Friday」の配信がありました。
番組内では、小室さんが冒頭に(自分だけ)「three」の映像を見て「ひとりぼっち先行試写会」なるものをしながら、ネタバレを含むコメントをしていました。
番組の最後には、「Dawn Valley」を演奏しました。
最後にお知らせがあります。
2006年以来長らくご愛顧いただいた本ブログですが、思わぬ事情で今年1年後に消滅することになりました。
発表から1ヶ月ほど気付かなかったのですが、私が利用しているウェブリブログより、以下のようなお知らせがありました。
以上にあるように、ウェブリブログは、あと1年足らずで消滅します。
このお知らせは、事務局が運営するお知らせブログにあったのですが、特にメールなどで知らされたわけではなく、私が偶然運営ブログを見に行った時に知りました。
これだとブログを放置している方とか、まったく気づかないと思います。
まあ後ほど個別に連絡があるんだと信じたいですが。
少し前にブログの仕様が(管理しづらく)改悪されて、なんか余計なことしているなあと思っていましたが、うまくいっていなかったんですかね。
ブログをやる人も減って、広告収入が見合わなくなってきたのかもしれません。
ただ運営も完全放置というわけではなく、希望者はseesaaブログに移転ができるとのことです。
私もこれまで書いた記事がここで消えるのも残念なので、移転手続きはしようと思います。
とはいえ、本当に何もかもそのままの環境で使えるのかは未知数です。
たとえば記事中で、他の記事にリンクを貼っているところがちらほらあるんですが、リンク先のURLも変更になってしまうため、こういうのは逐一直すか、または放置することになるんでしょうかね。
エクスポートができるようになるのは4月からとのことなので、できるだけ早く移転して、皆様にはその旨を通知しようと思います。
まだ1年間は大丈夫ですが、皆様におかれましては、移転後にブックマークなど付け替えていただければ幸いです。
それではまた次回の更新で。

TM NETWORK How Do You Crash It? three AFTER PAMPHLET (リットーミュージック)
こちらは例によって、翌週日曜日2/20までアーカイブの閲覧が可能となっています。
今回はエンディングが長く、演奏は実質的に50分で、TM7曲+木根さんのソロ演奏という内容でした。
その内の4曲は先月の予想が的中しました。
一方で私が希望していた「Kiss You」「Ignition, Sequence, Start」などは演奏してもらえませんでした。
これは是非次回に、よろしくお願いします!(関係者向けに)
今回のライブについては、またもふくりゅうさんのレポートがすぐにアップされました。
内容についてはそちらを見ていただければよいのですが、とりあえずこちらでもライブの流れを冒頭から追っていきたいと思います。
これまで「How Do you Crash It? one」「How Do You Crash It? two」では、冒頭に演出映像が入り、その後で曲が始まりました。
ところが今回は、配信開始と同時にいきなり曲が始まります。
実は今回、ここが一番驚いたかもしれません。
三角形のドット・イメージは、銀河のように3人の周りに浮かんでいます。
最初の曲は「Time Machine」でした。
これまで1曲目は「Electric Prophet」「Fool On The Planet」など、TMの代表的なバラードで始まっていましたが、今回もその流れでした。
演奏は少しアレンジが加わっており、特に間奏で歌メロを再現するところはまったくなくなっています。
私はこのアレンジ、とても良かったと思います。
ウツはスツールに座り、マイクスタンドを持って歌いました。
ここで「How Do You Crash It? three」のオープニング映像が入ります。
映画のような始まり方ですね。
BGMは、「How Do You Crash It? three」のティザー映像の最後に流れた曲です。
映像は、工場地帯の某所で夕方にたたずむ少女と、夜に同じ場所をながめる小室さんの姿です。
この映像は、工場の映像以外は「How Do You Crash It? two」のエンディングでも使われたものです。
ステージに何本もの光線が差し込みます。
今回の30th枠「Alive」です。
ここで来ましたか!
イントロは2014年のツアー「Quit30」に準拠しています。
頭上で三角形の映像が動くあたりも、その時の演出を思わせます。
「絶えない対立の種 亀裂広がるこの世界」という歌詞など、今回の配信ライブにもぴったりの曲です。
30thの時は「Quit30」でしか演奏されず、もう一回演奏の機会があればなあと思っていたので、嬉しかったです。
次は今回のレア曲枠、「N43」です。
2007年に「TM NETWORK -REMASTER-」で演奏した時は、木根さんは電子ピアノを担当しましたが、今回はアコギです。
この曲をやることについては、前日の「TK Friday」でネタばらしがありました。
小室さんはこの曲が好きで、木根さんの曲の中でベスト3に入るとも言っています。
付け加えて、「(自分の)アレンジも良いのですが」とも言っていましたが(笑)。
なお季節が冬だからという理由も挙げていましたが、クリスマスの曲なんだから、やるべきなのは前回の「two」の時だったんじゃない?とも思いました。
木根曲の次は、小室さんがアピールしていた木根パフォーマンスコーナーです。
何か芸的なことをやってくれるのかと思っていたのですが、アコギによるソロ演奏の披露でした。
小室さんが竹馬以上のものをやるとかいうから、絶対新芸が出てくるかと思ったじゃないですか!
今回初披露された機材はルーパー(その場で演奏した音を録音し流す機材)です。
最初はアコギのボディを叩いてリズムセクションを作って録音し、これをループで流しながらギターを演奏し、さらにその上からハーモニカを重ねていました。
このパフォーマンスは、小室さんが提案したそうです。
ライブ中盤に空気を和ませる、素敵な時間でした。
続いて赤と青の照明が派手にステージが照らされる中、EDM的な派手な音が流れます。
聞き覚えあるなあ、なんだっけ?と思っていたら、思い出しました。
2013年「START investigation」の初日公演で演奏されたアレンジの「Resistance」です。
この曲は喜んだ方が多かったと思います。
正直、この曲をやることは全然予想していなかったです。
この音源、ちゃんと作っていたのに、これまでライブでの演奏は1回だけだったので、小室さんももう1回使いたかったのかもしれません。
演出映像が入ります。
アメリカの「BLACK LIVES MATTER」運動のデモ行進の様子、COVID-19のワクチン接種の様子、マスクをつけた人々が歩く渋谷の様子など、国内外の都市の映像が流れ、ついで山火事・台風・噴火などの自然災害の様子も映し出されます、
これらはおそらくTMが去った2015年以後の地球の出来事の映像であり、これらがバトンを通じてTMに伝えられたのでしょう。
前回の「two」で小室さんが見ていたものの一部と考えられます。
映像は再びステージへ。
小室さんの「Be Together Be Together」のコーラスで曲が始まります。
おなじみの「Be Together」です。
イントロですぐに気付きますが、いつものサビの定番フレーズが使われず、新しいフレーズになっています。
小室さんが「TK Friday」で語ったことによれば、サビのフレーズは飽きてしまったとのことです。
個人的にはいつものやつの方が好きですが、曲をいじりたいという意欲は嬉しいです。
なお小室さんが先日「Love Train」について、昔の曲が長く感じるとの発言をしていましたが、(TMの中では短めの)この曲についてもそれは同じようで、2番の後の間奏とサビ繰り返しの部分が簡単にまとめられてしまいました。
まあここはライブを盛り上げる時間として使われているので、配信ライブでは時間を持たせづらいというのもあるのでしょう。
配信ライブは単純に普段のライブを映像を流すだけでよい、というわけではないことを教えてくれます。
なおこの曲では、なぜか木根さんがエレキギターではなく電子ピアノでした。
生ライブではライブの盛り上げどころのこの曲で、木根さんも動きやすくしていたのでしょうが、そういう必要がないことで、違う演出にしてみたのかもしれません。
また2番冒頭では、ウツが木根さんの近くに来て、2人で並んで歌うというのがこの曲の定番ですが、今回もやはりウツは着座している木根さんの横に来て歌いました。
「Self Control 2014」。
ティザー映像を見た時はテンポが速いと思ったのですが、実はこのアレンジでは通常の速さのようです。
オリジナルの音が念頭にあったため、ドラムパターンが違う2014バージョンだと印象が違って聞こえたんでしょう。
「DRESS 2」の曲は大部分が「the beginning of the end」でしか演奏されませんでしたが、この曲だけは「Quit30」でも演奏されており、小室さんも気に入っているのかもしれません。
次は配信ライブの締め括りにして最重要タイム、新曲「How Crash?」のフル演奏です。
この曲はすでに「one」で1番のみ演奏されていましたが、今回ついに最後まで演奏されました。
ただ2番の後はサビ繰り返しもなく、あっさりと終わった印象です(ただアウトロは結構長いです)。
これも最近のヒット曲は短いという小室さんの分析が背景によるものでしょうか。
また初公開の2番は歌いづらそうな譜割りですが、ここらへんも最近の流行を意識しているのかもしれません。
歌詞の内容は、知人のGAUZEさんが翻刻を試みています。
分かりづらいところもありますが、世界を取り巻く問題の解決が困難であること、その解決のためには理解が大切であること、などが語られています。
これは「two」で取り上げられた「分断」の問題を意識したものでしょうか。
インターネットの普及に伴う世界の変化を取り上げた1番と合わせ、概して現代社会の問題を取り上げたものと言えそうです。
演出映像に移ります。
「two」で観覧船に乗った潜伏者の少女がタブレットで映像を見ているシーンです。
ここで英語の声がぼそぼそと流れ、その訳が字幕で示されます。
設定上では、タブレットにメッセージが表示されているのでしょう。
20世紀末、我々がもっとも恐れていたのは核戦争でした。
しかし、2015年の今、世界的なオピニオンリーダーも予言しています。
もしも世界で何千万人の命が失われる危機が訪れるのなら、
それは第三次世界大戦ではなく、感染性のウィルスによるものであると。
次の疫病大流行が訪れたとき、我々の準備はできていません。
これは不見識なミステイクです。
How Do You Crash It?
ここではウィルスの爆発的な感染に対する恐れがあり、その場合の準備は自分たちもできていないことを告白した上で、これをいかに打破するかが問われます。
そんなことこんな小さいな女の子に言われてもなあ…とは思いますが、これは視聴者に対して向けられた問いであり、少女は視聴者を具現化した存在として出演しているのでしょう。
気になるのは、このメッセージに「2015年の今」という表現があることで、ここから2015年に発せられたメッセージという設定であることが分かります。
ならばこのシーンは、TMが2015年に地球を去った頃のものなのでしょうか。
しかし「one」で少女がTMにバトンを渡したのは2021年です。
その時と変わらない少女の見た目を考えれば、タブレットを見る少女の様子が6年前のものとは考えがたいです。
このシーンはやはり2021年で、少女が見ているのは6年前に残された警告であると考えればよいでしょう。
ではこのメッセージは一体誰のものなのでしょうか。
それは明示されませんが、地球のオピニオンリーダーたちの意見を外から指摘している以上、地球外の存在であるTM NETWORKなのだと思います。
このメッセージは、彼らが2015年に地球を去る前に残していったものなのでしょう。
つまり地球の次の危機は感染症の拡大によってもたらされるという予言を残して、TMは去っていたのです。
少女がどうしてこのメッセージを持っているのかはよく分からないですが、少女はこの警告が的中してしまったことを踏まえ、2021年にTMにバトンを渡したわけです。
少女はメッセージを確認し終わると、タブレットを閉じて船室を出ます。
そして映像は再びステージへ。
ステージにいるのは小室さん一人です。
「one」で木根さん、「two」でウツが試みたように、小室さんが両手を前に開くと、宙に浮かぶ三角形が下に降りてきて情報を発します(表面に文字を表示)。
これは少女から送られたバトンの情報を受信しているシーンと考えられます。
左右からウツと木根さんが登場し、ステージに上がります。
すると、宙に浮いていた三角形が動いて、ドーム状の形になって3人を包みます。
さらに煙がステージを覆い、3人の姿を隠していきます。
この間のBGMは「Electric Prophet」ですが、アレンジは「Quit30 Huge Data」「30th Final」のエンディングで流れたものとまったく同じです。
その時も3人は煙に包まれて消えていきましたが、これは潜伏者が過去へワープする、あるいは地球を去ることを示す演出でした。
ということは、今回も3人は時間もしくは空間を移動したと考えられますが、その行先はおそらく現代の地球です。
配信映像では、エンドロールが終わった後に演出映像がまだ続きますが、そこでは地球にいると思しき3人の様子が映されます。
まずはウツです。
ウツは誰もいないとあるバーに入り、店員のスペースに入って、勝手にレコードをかけてウィスキーを飲みます。
そのレコードには「TM NETWORK How Do You Crash It?」と書かれており、A面の収録曲として「HOW CRASH?」の曲名も見えます。
なんだか小ネタを仕込んできましたが、これは将来「How Crash?」の音源をリリースする予定があることを示しているのでしょうか。

レコードが回り出すと同時にBGMが流れますが、それは「How Crash?」ではありません。
「one」「two」で少しだけ使われたエンディング曲の完全版です。
冒頭の部分を聞いても全然分かりませんでしたが、途中から聞き覚えのあるフレーズが出てきました。
この曲は配信ライブの映像でだけ使われるのでしょうか。
結構聞きごたえのある曲なので、何かに再利用してもらいたいと思います。
ついで木根さん。
とあるバーに来て、「CLOSED」と掲示されているにも関わらず入店して、レコードの棚を勝手に探ります。
するとその中にTM NETWORKのバトンが。
なおこのバーは立て看板より、「道玄坂ロック」という店と分かります。
木根さんはパソコンを開きます。
中にはバトンの映像およびデータが映し出されています。
バトンの情報を照合し入手しているのでしょうか。
なおこのシーンで映し出されるバトンの映像は、「three」のティザー映像第2弾で使われていたものと同じでした。
おそらくウツや木根さんが出入りしている店は潜伏者のアジトで、情報の受け渡しなどをここで行なっているのでしょう。
2人は地球に降り立って、潜伏者から地球の情報を受け取っていると考えられます。
そして最後は小室さん。
部屋にいて、配信ライブの映像をモニターで見ています。
モニターを見る小室さんは「two」の冒頭にも出ましたが、その時は宇宙船内の服を着ていました。
しかし今回の映像では地球人の服を着ており、すでに地球に下りて潜伏している模様です。
小室さんのモニターに最後に映し出されるのは、横浜中華街です。
中華街のあちこちを探し続けていると、TM NETWORKのバトンが見つかります。
小室さんはモニターを通じて、潜伏者のバトンを探していたようです。
なおその後、「NFTショップ」なる看板が架かっている通りの映像が出ます。
周囲の店などを参照するに、中華街の台南小路を西から入って真ん中あたりで撮影したもののようですが、そこには「NFTショップ」などという店はありません。(そもそもあったとしても、何を売るのか謎ですが)。
Googleのストリートビューを見てもこんな看板はないので(少なくとも2022年2月に公開されている写真が撮影された時点では)、おそらくお店に頼み込んで、撮影の時に一時的に架けさせてもらったのだと思います。


これは今NFTでの音源販売に熱心な小室さんが入れたものと思いますが、ライブのストーリーとは無関係ですし、興ざめなのでやめてほしいです。
配信映像はこの後、葛城哲哉さんとnishi-kenさんによる「Live Historia」の宣伝に移り、完全に終わりとなります。
「Live Historia」は2/23発売ですから、あと10日程度ですね(配信終了の3日後)。
つうか配信企画とタイアップで作られた企画ですから、そういう日程になるのは当然ですけど。
以上で3回3時間に及んだ配信ライブ「How Do You Crash It?」シリーズは完結しました。
TMが潜伏者から地球の現状を知らされて、6年ぶりに地球に降り立ったというのが、今回のストーリーでした。
彼らはライブタイトルの通り、今の問題をどのように打破していくかという問いかけを我々に対して発しました。
疑問文をライブタイトルにするという、このなかなか出てこない発想は、小室さんの良い意味での自由さのたまものと思います。
まだ発表されていませんが、次のライブでは、地球に降りた彼らが潜伏者たちの前に現れて、問題の打破について考えていく内容になると思われます。
いわば彼らの次の活動の準備が整う様子を示したのが、今回の配信ライブでした。
小室さんは最近たびたび有観客ライブを意識した発言を行なっているので、おそらく次はコロナ禍が落ち着く見込みが立った段階で、有観客ライブを行なうことになるのでしょう。
今回の3回の配信ライブの選曲を見るに、適度にレア曲を演奏し、また再始動後の曲もある程度演奏したところは評価できると思います。
レア曲枠も、「1/2の助走」「Winter Comes Around」「N43」と、初期・最盛期・再始動後の3期からバランスよく選ばれています。
特に今回の「three」において顕著ですが、30thを意識したアレンジの演奏が一定の割合で含まれていたことも注目されます。
「one」では「Action」「Get Wild」、「two」では「Come on Let's Dance 2014」、「three」では「Alive」「Resistance」「Self Control 2014」がこれに当たります。
「one」の「I am」「Green Days 2013」、「two」の「Loud」など、30thの時に発表された楽曲も目立ちます。
最新のTMの記憶が30thである以上、この時期の影響が濃くなるのは当然ではありますが、2014年の「the beginning of the end」の衣装を使ったり、2015年の「30th Final」の物語を意識していたりするのを見るに、30thのライブを意識した演奏内容になっているのは意図的なものと見てよさそうです。
これは30thから次の本格的活動への移行期間という位置づけ故なのでしょうか。
この点は、今後TMがどのような活動を行なうかによって、評価が変わってきそうです。
一方で初めてファンの耳に入った新アレンジも、いくつかありました。
「one」の「We love the EARTH」、「two」の「Loud」「Love Train」、「three」の「Be Together」がこれに当たります。
これらは小室さんの創作意欲がまだ盛んであることを示してもいます。
「Log-on to 21st Century」や「incubation Period」など、これまで再始動開始直後に開催されたライブでは、概してライブアレンジは控えめでしたが、今回は初動時からかなり積極的であるように感じます。
この点は今後も期待したいところです。
概して言えば、TM再起動第一弾は、及第点を与えても良いかなと思います。
もう一つ注目されるものに、エンドロールがあります。
小室さんがavexを抜けた今、どのような体制で作品が作られたのか分かるかもしれないと思って、じっくり見てみました。
正直なところ、見てもよく分からなかったのですが、前回のTMライブ「30th Final」(2015年リリース)や、ウツの属するM-tresからリリースされた「SPIN OFF T-Mue-needs」(2021年リリース)のライナーに見えるスタッフとは、重なるところがかなり多い(メインの部分はほぼ同じスタッフか法人)ことが分かりました。
avex時代のTMも含め、これらのライブの組み立てを手動したのは、一貫してM-tresだったということなのでしょう。
今回は音声やマーケティングのスタッフとしてpavilionsの方も数人見られますが、中心として動いたのはやはりM-tresだったと思われます。
出演者について、少女がRobin Lepretre Sato、ナレーターがSasha Boeckleという方であることが分かりました。
Robinさんは、Kenji Lepretre Satoという方の娘のようで、インスタグラムに「#ろびんぬ」というハッシュタグ付きで写真がアップされています。
どこかのプロダクションに所属しているのでしょう。
父のKenjiさんは日本人とフランス人のハーフのようなので、娘も異国風に見えるのでしょうね。
Sashaさんは日本人とドイツ人のハーフで、ラジオのDJなどを務めている方です。
以上がTMの配信ライブのお話でした。
現状ではこの後のプランは何も分かっておりません。
有観客ライブの開催が可能になるタイミングを見極めてから、そのライブを盛り上げるべく「How Crash?」のスタジオ音源や、今回の配信ライブのBlu-rayを発売するという手はずになるのでしょうか。
その日は突然来るかもしれませんし、ずっと先かもしれませんが、きっといつかは来るはずですので、それまでじっくり待っていようと思います。
以下、ソロ活動についての整理をします。
まずウツについては、特に新しい話題はありません。
木根さんは2/14にNHKラジオ第1の「らぼトーク」に生出演します。
小室さんは、「How Do You Crash It? three」配信前日の2/11に、「TK Friday」の配信がありました。
番組内では、小室さんが冒頭に(自分だけ)「three」の映像を見て「ひとりぼっち先行試写会」なるものをしながら、ネタバレを含むコメントをしていました。
番組の最後には、「Dawn Valley」を演奏しました。
最後にお知らせがあります。
2006年以来長らくご愛顧いただいた本ブログですが、思わぬ事情で今年1年後に消滅することになりました。
発表から1ヶ月ほど気付かなかったのですが、私が利用しているウェブリブログより、以下のようなお知らせがありました。
2022年01月18日
ウェブリブログサービス終了(2023/1)のお知らせ
ウェブリブログは、2023年1月31日をもちましてサービスを終了いたします。(以下略)
以上にあるように、ウェブリブログは、あと1年足らずで消滅します。
このお知らせは、事務局が運営するお知らせブログにあったのですが、特にメールなどで知らされたわけではなく、私が偶然運営ブログを見に行った時に知りました。
これだとブログを放置している方とか、まったく気づかないと思います。
まあ後ほど個別に連絡があるんだと信じたいですが。
少し前にブログの仕様が(管理しづらく)改悪されて、なんか余計なことしているなあと思っていましたが、うまくいっていなかったんですかね。
ブログをやる人も減って、広告収入が見合わなくなってきたのかもしれません。
ただ運営も完全放置というわけではなく、希望者はseesaaブログに移転ができるとのことです。
私もこれまで書いた記事がここで消えるのも残念なので、移転手続きはしようと思います。
とはいえ、本当に何もかもそのままの環境で使えるのかは未知数です。
たとえば記事中で、他の記事にリンクを貼っているところがちらほらあるんですが、リンク先のURLも変更になってしまうため、こういうのは逐一直すか、または放置することになるんでしょうかね。
エクスポートができるようになるのは4月からとのことなので、できるだけ早く移転して、皆様にはその旨を通知しようと思います。
まだ1年間は大丈夫ですが、皆様におかれましては、移転後にブックマークなど付け替えていただければ幸いです。
それではまた次回の更新で。

TM NETWORK How Do You Crash It? three AFTER PAMPHLET (リットーミュージック)
この記事へのコメント
さて、ラストのNFTショップという看板は確かに違和感がありましたね。
NFTについてはまだ日本国内の法的な面が追いついていないように思い、どうしても権利関係のこととなるとつい、もやもやした不安を感じがちです…。
2022年1月26日にTHE WHY HOW DO COMPANY 株式会社と業務提携されたとのことで、.mura以降、どれくらいマーケットが見えているのかは分かりませんが、先方への気遣い(というには目立ってましたが)もあるのかな、と。
小室哲哉氏との業務提携に関するお知らせ
https://b2b-ch.infomart.co.jp/news/detail.page?IMNEWS1=3048221
three配信、最高でした〜。1曲目から2曲目の流れは個人的に大好きな曲なのでめっちゃテンション上がりましたよ!。
最新曲「How Crash?」もサビから始まりAメロ→Bメロと構成自体はシンプルながら、畳み掛けるような歌メロとアウトロの盛り上がりとかカッコ良かったですよね。自分が聴き起こした歌詞も記事内にリンクを貼って頂きましてありがとうございましたm(_△_)m。因みに2箇所ほどミスがありまして、1番の“分からなくなって“の「て」と“誰より何よりも“の「も」は要らなかったです…(´∀`;)。
one,two,threeを一通り観た上で感じたことなのですが、何となく曲順をシャッフルして配信用に3回分に分けたのかなと思ってしまいました。本来はちゃんとした1回分のセトリで、衣装がコロコロ変わったのはそのセトリに合わせてたからと考えると腑に落ちるんですよね…。後に発売されるであろう円盤化の際には正式なセトリとして収録されるとか…。もちろんトンデモな考察なので、そんな事は無いと思いますが…(゜▽゜;)。
one~threeをすべて視聴し終え、
ライブアレンジ、ライブ演出、映像等々、
TMの再始動が本気なのが伝わって嬉しかったです。
特にAliveはかっこよかったですね。
ただ、出だしの「埃の被った地球儀~」で、
ウツの声が若干上ずっていたような気がしたのは気のせいかな?
ウツも少し苦笑いしてたような。
NFTに関しては恥ずかしながら無知でして、
そういう意味だったのかと記事を読んで知った次第です。
なるほど、新しモノが好きな哲ちゃんらしくもあり、
また変なビジネスにハマらなきゃいいけど、と心配もしたりして。
木根パフォは意外でした。
私もてっきり空でも飛ぶのかと思ってたのですが、
本気のソロ演奏でした(笑)。
一瞬、「ACTION」が始まるのかなとも思いました。
でも、oneで演奏済でしたね。
N43は私も前回やればいいのにと思いました。
もしかして歌詞にクリスマスが入っていること、
哲ちゃん忘れてたりして?
別の方もおっしゃってましたが、
円盤化するとしたら曲順が変わるかもしれませんね。
配信ごとにエンディングが入ってますし、構成も含めて。
新曲も含め、今年は色々動きがありそうですが、
まずはパンデミックが落ち着いて欲しいものです。
長文失礼しました。
2015年の、世界的なオピニオンリーダーの予言というのはビルゲイツのTEDのことですかね。TED公開もTMが地球を去った日(横アリ公演)も2015年3月で…
また、今後そうした問題の打破についてどういうメッセージを提示するつもりなのか(難しすぎるので)気になります。
まさかウェブリブログが終了するなんて驚きです。この素晴らしいブログが無事移転されますことを祈っております。
そして、メンバーが三角形と対峙するシーンですが、小室先生のTL Fridayで一度だけあった先生の生解説の際、当該シーンで
「いま木根さんが時を戻してますね」
と言っていたのが頭から離れません。
ストーリーの壮大なヒントだと思ってます。
ともすると文章が「テッカン」ぽくなりがちなふくりゅうさんよりも、管理人さんの文章の方が素直に伝わってくるのでありがたいです。
この3部作は、①完全リプロダクションの曲、②2012〜2015のアレンジに新しさをかぶせた感じの曲、③オリジナルと大きく変わらない曲、の3つに分かれているように思いました。
そういう点では、勝手な感想ですが「CLASSIX」に似ているなあと思いながら見ていました。
あれも、完全リプロダクションのもとの、オーバーダビングが主のものと、原曲のまんまのものが集まっていたので。
NFTの件ですが、この3部作にはあまり関係なかったんですね。
ぼくはてっきり、レコード会社と契約せずにNFTで新曲をリリースするってことなのかなと勘違いし、ちょっと残念に思っていたところでした。
ラストのインスト曲も、演奏部分とボーカル部分をバラ売りしたりとか、、、。
rojamのときも「バラ売り」という点では近いことをしていたので、よくわからないまま妄想していました。
少しでも早く「How Crash?」をリリースしてほしいですね。
鮮度が落ちてくるとリリースされないままになりそうで。
そしてラストのインストは、展開とかアコギとか、いかにも歌ものという感じですが、どうなるんでしょうか。
私の周りでは「How Crash?」より評判がいいような感じなんですが、、、!
Time Machineは、1曲目かな~っと思っていたら当たった。
アレンジは、いつもと違って重々しくないカジュアルな感じだな~
今回は、N43とBe Togetherと最後のインストがお気に入りです。
How Crash?は、レコードで発売するんですかね~?
ぼくは、レコードを聞く環境を作ったのでレコードが出たらうれしいな~
何かしらの発表があると思っていたんだけど、3月は小室さんのLIVEだし、やっぱり4月ですかね。
今回も鋭い推察に感服しています。
私は早々に解読放棄してしまいました^^;
前日にTK FRIDAYを見てしまったのもあり、もう全部ひっくるめてスタンバイいいやって。
キネソロには驚きました。SFロックステーションでウツが木根さんに話を振っていましたが、その通りとなっていましたので。まさかあのまんまするとは思ってもいませんでした。曲は全然エド・シーランとは違うけど、かっこ良かったですよね。
threeは曲数が少なく感じたのですがこんなもんでしたっけ?エンディングあるからカットされたのかな。
最後にブログの移行、無事出来ること願っています。
音楽をどのように収入源にできるかという問題は、小室さんが復帰当初から意識していたとは思うんです(音楽が水より安くなってしまったとか、しばしば発言していました)。
その点でNFTは一つの可能性とは思いますし、追及してくれて結構なのですが、それをTMの配信ライブで出す意味があったとは思えないんですよね。
どうせ出すならもう少しスマートに潜ませておいて欲しいところですが、今回のはあまりにも露骨過ぎますしね。
>GAUZEさん
How Crash?の歌詞ではお世話になりました。
How Crash?は、私はサビのメロディが好きです。
あとおっしゃる通り、アウトロですね。
サビ頭で始まり1番サビまで一気に曲を展開させるのは、サブスク時代にリスナーを引き付けるための方法なのでしょうけど、最後までついてきた人には小室節をじっくり聞かせてくれる、そんな作りなのかなあと思います。
収録した曲をone,two,threeでシャッフルした説は面白いですね。
後から考えて分けたのかどうかは一考の余地がありますが、少なくとも撮影は衣装ごとに行なった可能性は十分にあると思います。
>椎名さん
Aliveの歌、私も気になりました。
ただ私がそこでむしろ思ったのは、「失敗しても直さないんだ!」ということです。
小室さんも一発撮りと言っていましたけど、確かに今回は一発撮りで、しかも後から音を補ったりして修正することはしていないと見て良いかもしれません。
だとすると、他の部分の歌の安定ぶりはすごいなあと思います。
Blu-ray化した場合、編成も変わるという発想は面白いですね。
ただその場合、ライブの進行と絡めて展開するストーリーも組み直さないといけないので、商品化の際にも変えることはないのではないかと、現時点では予想しています。
>NutRockerさん
オピニオンリーダーはおっしゃる通りビル・ゲイツのことで間違いないです。
TMが地球を去ったのと同じ月だったんですね。なんかすごい奇遇です。
今回はコロナ危機に直接言及することになりましたが、多分今後も対策などを提言するというよりは、音楽の力で乗り越えよう(または乗り越えることができた)とかのメッセージを出すという方向になるんじゃないかなあと推測はしています。
まあ、当人たちもまだ考えていないと思いますけどね(笑)。
そうなんですよ。ブログが消えるそうで…。
ブログというメディア自体が停滞していますから、可能性は想定できましたが、いざ現実になると、面倒だなあと思います。
>kuri566さん
レジスタンス、待機していたんですね。
私は全然想定していなかったので、あれ?あれれ?て感じでおろおろしてしまいました。
エレプロはoneとのループですかね。
または30周年の時に時間の接続をセットリストで表現していたことを考えると、次回のオープニングもエレプロなのかもしれません。
次回を待ちましょう!
>?さん
木根さんが時を戻したというのは、oneの時ですよね。
この時は30周年の時の映像が逆回転で再生されますが、これは地球を去った後のTMが30周年の時まで時を遡ったことを意味しているようです。
その前に届いたバトンで地球に大変なことが起こっていることを知ったTMが、前回の地球訪問時まで戻って情報を確認しているのでしょうか。
色々と想像でいますね。
なおこの時に表示された「11613」の数値が、TMが地球を去った2015.3.22に当たることを、かっとさんが指摘しています。
https://twitter.com/katasite/status/1470477882359431168
>ジルラココさん
今回のライブアレンジはおっしゃる通りの3パターンですね。
再始動後のライブは活動が飛び飛びになりがちだったこともあり、①③のパターンがほとんどでしたが、FANKS時代は②も多かったと思います。
そんな中で30thでは、Get Wildが②パターンで、ライブごとにどんどん進化していったという印象です。
How Crash?のリリースは待ち遠しいですね。
案外早く告知される気がしていますけど。
>まかろんさん
Time Machineは聞いた印象が変わっていましたね。
N43はなかなか聞く機会がないけど、良い曲だなと思いました。
How Crash?の発売告知は、three配信終了時か、次のライブが決定した時だと思っています。
小室さんのライブは追加公演ですし、あまり意識しなくてよいのではないかと思います。
>みーこさん
SFロックステーションの時点ではライブをすでに収録済みだったから、ウツの発言も収録内容を踏まえたものだったんでしょうね。
REMASTERの時もウツから言われていましたけど、数分のパフォーマンスをこなすのはうまいですね。
ルーパーを使った演奏は小室さんから振られたとのことですが、この年になっても新しいことにチャレンジするのはかっこいいと思います。
今回は曲数だけでなく、ライブの演奏時間も短かったです。
エンドロールとエンディングで10分くらい使っていたので、その分がしわ寄せされた形ですね。
ブログの移行、私も無事を願っています!(他人事)
配信をスルーした私は、コメントを差し控えていましたが、ブログを拝見して、だいたいの雰囲気が分かったので良かったです。あとは、発売を待つのみですwww
ところで、2月21日に「重大発表」があるという告知が出ましたね。
Twitterでも書いてみたのですが、私の「予言」を書いておきたいと思います。
① Magnetica 発展的解消 ⇒ Time Machine Cafe に改組
② シングル「How Crash」、アルバム「Crash」発売
③ 配信ライブ「How Crash」発売
そして、、、
④ 終了前ライブ音源、または映像BOX発売
さぁ、どうなるでしょうか?
2月 21日、キミは目撃者になる!!
管理人さんがスタッフリストに注目されていましたが、私は岩佐俊秀さんの名前がないことに気づき、今回のプロジェクトに関わっていられないと初めて知りました。
代わり?に村上彰久さんの名前がクレジットされています。
どうでもいいことですが、気になったので書かせていただきました。
2月21日の重大発表について書かれている方がいらっしゃいますが、ファンクラブからの情報か何かでしょうか?
公式Twitterなどでは見当たらなかったので、ぜひお聞きしたいです。
おひさひぶりです。
Time Machine Cafeの復活は可能性が高いような気がしているんですよね。
友人ライブは、先が見通せないことと、会場が取れないようなので、もう少し先なのかなと思っています。もちろん、開催されると嬉しいのですが、絶対に週末開催でお願いしたいです。
ジルラココ様
会報の一部がネットに上がっておりまして、、、
その後、私のところにも会報が届きました。
ご返答ありがとうございました。
そうだったんですね。
そう言っているうちにもう明日になりました、楽しみが増えてうれしいです!
村上彰久さんではなく、溝口和彦さんのまちがいでした。
解説ありがとうございます。
ブログ移行が上手くいくことを祈ってます。
今、有人ライブされても地方組なので厳しいので、落ち着いてからやってほしいと思ってます。ただ、ウツがいつまで歌えるかなぁ?
ジルラココさん
はじめまして。
岩佐さんは今は小室さんとお仕事されてないみたいですね。
溝口さんは、TK Song Mafia・久保こーじさんのところの人のはず。今は金曜日の配信されてるんじゃないかなー?
つまり、今回はMトレス含め、身内ばかりでやったんじゃないなと推察してます。配信だからこそ出来たのかもですね。
どうやらソニーから出るようです。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A6%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89
今回の正解はblu-rayでしたね。
アルバムは、私はQuit30で終わりと思っています。
1年前には、あと一回ライブやればいいやくらいで思っていたので、まだ新曲作ってくれるんだ!と、驚いたくらいだったので。
ただ最近の感じを見ると、もしかしたらあと1枚くらい作ってくれるかもしれないとか、高望みもしたくなってきました。
統一FCは、個人的にはもう難しいのではないかと思っています。
30年続けてきたソロFCを解消する動機がウツ側にあるかどうか。
仮にTMのFCに組み替えることがあったら、TMの活動終了とともに引退する覚悟ができたということだと思います。
まあTMのFCができれば私も入りますけどね。
>Kuri566さん
次回ライブ決定は正解でしたね!
Live Historiaの音は素晴らしいです。私も驚きました。
こういう商品はあまり褒めたくないのですが、最新記事では褒めてしまいました。
>ジルラココさん
智紗さんがおっしゃっている通り、岩佐さんはすでに2017年初め頃に小室さんの下から去りました。多分JOBS#1が最後の仕事じゃないでしょうか。
今はそのお仕事を、久保さんや溝口さん(TK SONG MAFIA)が引き継いで小室さんのサポートに当たっている状態ではないかと思われます。
小室さんの不調と引退の遠因も、岩佐さんとの別れが関わっているのかもしれないとは思うのですが、そこらへんの裏事情は永遠に不明のままでしょうね。
>智紗さん
ブログ移行は、何か事故があって消えてしまったら、手を合わせて供養でもしていただければと思います。
今度の有人ライブは、多分配信も同時にやるので、多くの方はそこで見ることになるかもしれません。
将来地方を回る全国ツアーもあれば良いですね。
メンバーの体力次第ではありますが、ウツはまだ大丈夫ぽいですし。
>jyan0213さん
商品の契約に関して厳密なことはよく分からないのですが、今回のblu-rayの版元はSONYではなく、M-tresのインディーズ版と思います。型番が「MTRES-B2204」ですし。
販売元は「SMM Itaku」となっていますが、これは「Itaku(委託)」とある通り、SONYの流通部門に委託して販売網を利用させてもらう契約を結んだもので、その意味で一応SONYから出るとは言えますが、SMMはSONYから流通部門のみを独立させたSony Music Distributionを元にした会社で、現在も制作などには関与していないはずです。
なおウツ木根のSPIN OFF T-Mue-needsもSMM Itakuより販売されています。