Stand 3 Final完結!

FANKS intelligence Days~Stand 3 Final~
Tachikawa Stage Garden
Day33:2024.03.07 / Day34:2024.03.08

Opening(Words)
01. Nights of the Knife
02. Devotion
03. Diving
04. 君がいてよかった
05. Good Morning Mr. Roadie(木根+小室)
06. Green Days
07. N43
08. 木根ピアノソロ~You Can Dance
interlude(Past 1984)
09. Electric Prophet
10. Human System
11. Come Back To Asia
12. 小室ピアノソロ
 Day33:Nights of the Knife~Winners~Seven Days War~Angie
 Day34:All-Right All-Night~Winners~Girlfriend~Seven Days War~Angie
13. Love Train
14. Nervous
15. アクシデント
16. I am
End Roll(Intelligence Days)



2021年以来続いてきた3人だけのステージシリーズの最後となる「Stand 3 Final」が、3/8立川公演を以て終わりを迎えました。
上記は立川公演のセットリストになります。
なおSEの「Words」「Past 1984」の曲名は、3/9の「TK Friday」で明かされたものです。
以下で特に注意書きなく「小室さんによれば」などとあるものは、「TK Friday」に基づきます。


今回は小規模な会場で7都市9公演のみの開催という、参加者の限られたツアーでした。
私は初日の三郷公演(Day26)・名古屋初日公演(Day28)・神戸公演(Day31)・立川公演両日(Day33・34)の5公演に参加しました。
半分以上見てきたことになります。

DSC_0766.JPG


スケジュール的にはかなり無理をして参加したのですが、意味はあったと思っています。
個人的には、40周年関連ではもっとも楽しいライブでした。
すでに初日公演の後、ネタバレにならない範囲でふわっとしたレポートは書いていますが、今回はネタバレ前提で具体的な内容を書いていこうと思います。


今回のツアーが小規模になったのは、4~5月に控えているアリーナツアー「FANKS intelligence Days~YONMARU~」への動員を見据えたものと考えられます。
今回参加できず悔やむファンを、大規模ライブに動員しようという構想でしょう。
30thの時は2014年秋・冬に全国ツアー「Quit30」を大々的に行なった後、2015年に締めくくりのアリーナライブを6本開催しましたが、チケットは完売できませんでした。
その反省も踏まえ、今回は直前のツアーを控えめにしたのかもしれません。


冒頭に上げたセットリストを見れば分かりますが、30thの頃までの定番曲「Self Control」「Get Wild」「Be Together」や、一般に認知度の高い「Beyond The Time」「Seven Days War」「Still Love Her」などは、どれも入っていません。
ライブ定番曲としては最後の「I am」があり、認知度の高い「Love Train」も演奏されましたが、他はこれは?という曲ばかりになっています。


小室さんは、去年の「FANKS intelligence Days~DEVOTION~」から曲を総とっかえすると言っていましたが、実際に歌付きの曲では「Devotion」以外全部交替という徹底ぶりでした。
一昨年の「FANKS intelligence Days」と比べても、「I am」しかかぶっていません
「FANKS intelligence Days」「FANKS intelligence Days~DEVOTION~」「Stand 3 Final」の3つに通っていれば、実に40曲近くの曲を聞けたことになります。
30thのライブでも結構曲の入れ替わりは多かったのですが、それをはるかに上回って曲を入れ替えています。
これは全ツアーに行っている方にとってうれしいことだろうと思います(私もうれしいです)。


今回の観客はシリアル付き限定版CDの購入者か、ウツ・小室FCの有料会員がかなり多くの部分を占めていたと予想されます。
ライト層はあまり参加できなかったはずで、ヘビーなファンが中心だったでしょう。
おそらくこの状況を踏まえ(またはあえてそのような状況にして)、ヒット曲をほとんど入れないファンサービス的なライブを実現したのだと思われます。


たとえば「Get Wild」がセットリストに入っていないフルライブは、「Get Wild」リリース後では他に1991~92年の「Tour TMN EXPO」しかありません。
ずいぶんと思い切ったものだと思います。
小室さんによれば、前ツアーで「Get Wild」は過食気味になっていたとのことですが、小規模のツアーを組んだことで可能になったということもあるのでしょう。


これまでのライブでは、どうしても1987~91年の最盛期の曲が中心に演奏されてきましたが、今回は前半を中心に21世紀の曲(2・3・4・6・7・16)が演奏され、後半では1986年以前の初期曲(8・9・14・15)が多く演奏されました。
最盛期の曲でも「Come Back To Asia」など、リリース直後にしか演奏されていない曲が選ばれたり、TMの歴史上大事な曲でありながら「終了」の象徴としてなかなかセットリストに選ばれなかった「Nights of the Knife」が選ばれたのは、なかなか驚きです。
つうか最初が「Nights of the Knife」なんて、予想できないでしょ!
正直にいえば、私が一番聞きたがっている曲たちはまたもきれいに外されたのですが、それでも自分の中ではまあまあ聞きたかった曲がいくつも聞けて、かなりうれしいツアーでした。


去年のツアーに引き続き、過去の曲に魅力的なライブアレンジが施されたことも注目されます。
もっとも大きく変わったのは「君がいてよかった」「アクシデント」でしたが、他の曲もそれぞれに良かったです。


40周年全体で見た場合、今回は幕開けとなった「How Do You Crash It?」以来の、3人体制でのライブの総括としての位置づけになります。
ただ小室さんは、ウツと木根さんが飽きてしまうかと思っていたけど、もっと3人でできたかもなどと言っていました。
うん、またやってくださって大いに結構ですよ、小室さん?


3人の配置は2014年以来、観客から見て右が木根さん、左が小室さんだったのが、今回は入れ替わりました。
そして木根さんの立ち位置には大きなグランドピアノが置かれました。
一昨年・去年は木根さんのエレキギターが強調されましたが、今回の木根さんはこのピアノを中心に演奏しました。
去年の木根さんのピアノ弾き語りソロツアー「ウィンナートーンの風に吹かれて」が影響しているのかもしれません。


実は木根さん、去年のツアー中、小室さんに次のツアーではピアノを弾きたいと相談したそうです。
一方の小室さんはオルガンが弾きたいと思っており、そこで今回のツアーではピアノとオルガンが生きる曲を選んだということです。
いうなれば今回のツアーは、木根さんのお願いを受けて成立したツアーだったということでしょうか。


小室さんは、今回様々なパートをシンセで弾いていました。
エレキギターの他、「Come Back To Asia」では弦楽器やパーカッション音色の演奏もしていました。
ここらへんは、3人でどこまでできるかの限界にチャレンジしたものと言っても良いかもしれません。
小室さんは「個人的には今回のツアーはとてもミュージシャンのバンドだなと思える内容で、演奏や歌唱が回を重ねるたびに、完成度が高くなりました」と述べており、パフォーマンスの面でも充実感のあるツアーだったようです。


他にも総評として述べるべきことはたくさんあるのですが、そうしたまとめは以前の簡易レポを見てください。
正直ライブ本編の興奮の流れを早く書きたいので、さっさと始めたいと思います。


会場の照明が暗くなり、SEが流れ始めると、ステージのモニターに3つの四角形が表示されます。
この四角形、この後も時々登場します。
30th以来3人の象徴として正三角形が用いられることが多かったですが、今回は四角形がイメージ図形のようです。
小室さんによれば、着想元はinstagramのアイコンだとのことです。
その意味については、後述します。


ブロックが集まるCG。
このブロックは「TM NETWORK」の文字列になりますが、これが完成するまでの間、小室さん・木根さん・ウツの映像が挟まります。
3人は本の中や看板、パズルのパーツの中から、「TM NETWORK」の9文字を見つけていきます。
3人は日常的な場所に潜んでいるTMに関わるものを探しているようです。
これはおそらく3人による「intelligence」(情報)の収集活動を象徴するものです。


小室さんによれば、今回はモニターに文字を出したいと思ったとか。
ここ数年よく見るリリックビデオがイメージとしてあったようです。
そこで3人が文字を探す映像の背景で流れるSEを、「Words」と名づけました。
今回は、各曲で曲名がモニターに表示されましたが、これも文字へのこだわりによるものです。


なお今回のツアーでは、以後中盤とエンディングを除き、ストーリーに関わる映像や演出はほとんど出てきません。
また一昨日・去年のツアーでは、趣向を凝らしたCGが多用されましたが、今回は文字へのこだわりからか、CGの演出は控えめでした。
(ただし終盤の「Love Train」「Nervous」などでは、ツアー後期にCG演出が追加されました)


モニターに「STAND 3 FINAL」のタイトルが示されると、小さな円盤形のものが9つ浮上して、ステージに柱状の光を浮かび上がらせます。
一見すると円盤から地上に向けて光が降り注いでいるように見えますが、実際には下から円盤に向けて照明を当てたものです。
この照明はSharpyという機材で「TK Friday」では小室さんが自慢げに語っていました。
照明を受け止めていたのはdot mirrorという機材で、これまでも「TM NETWORK play SPEEDWAY and TK Hits!!」「How Do You Crash It?」で用いられたdot Imageの新型機です。


パンフレットにdot image担当のスタッフが名を連ねていたので、dot imageは登場すると思っていましたが、今回は合わせ技で来ました。
さらにアリーナでは、Sharpy+dot mirrorによる照明がさらにパワーアップするそうです。
今回のツアーはアリーナの準備という側面もあったということでしょうか。


dot mirrorはその円盤状の形態から見て、ツアーにおいては宇宙船をイメージしていると見られます。
去年の「FANKS intelligence Days~DEVOTION~」は、3人が宇宙船に向かって去っていくシーンで終わりましたが、3人はその後もこの船で各地を移動しているのでしょう。
この後もdot mirrorはライブの節目節目で登場します。


なお新宿の街を表現した去年のツアーと異なり、今回のステージはモニターと照明・楽器しか設けないと言うシンプルなものでした。
今回はセットではなく照明に力を入れたということでしょうか。
全般的に演奏を中心に据えたライブだったと言えると思います。


宇宙船の下に3人が登場します。
今回の3人はスーツ姿で、小室さんとウツは白、木根さんはグレーです。
ウツだけは首に黒いストール風のものを巻いていました。


1曲目はなんだ?と思ってドキドキしていると、ゆったりとした聞き覚えのあるポコポコポコ…の効果音。
まさかこれって…? おおっ!
「Nights of the Knife」
2014年の「Quit30」で初日だけ演奏してひっこめられて以来、いつかやってもらえないかと思っていましたが、まさかの1曲目ですか!


かなり意外な始まりでしたが、おそらくこれ、吉本の「40th Anniversary Box」に入っている2003年のライブ映像「Live in Naeba」を意識したんだと思います。
20周年を目前にしたこのライブも「Nights of the Knife」で始まりました。


イントロではウツが観客にぺこりとお辞儀。
背後のモニターにはコラージュ文字で「TM NETWORK」と表示されます。
また曲の最後には、やはりコラージュ文字で「NIGHTS OF THE KNIFE」の曲名が表示されました。
以後字体などはまちまちですが、曲が変わるたびに曲名がモニターに表示されました。


アレンジはオリジナルに準じていましたが、面白いのは楽器の編成です。
鍵盤のパートは木根さんのピアノが中心で、小室さんは冒頭は何もせず立っているだけでした。
途中からは演奏に参加しましたが、その中でも特に目立ったのが間奏。
間奏のメインともいうべきギターパートを小室さんがシンセで弾いていたのです。
前ツアーの「The Point of Lovers' Night」もそうでしたが、木根鍵盤+小室ギターという昔ならあり得なかったパート分けが今回も見られました。


2曲目はイントロが少し長くなった「Devotion」
モニター映像は、去年のツアーの同曲用のCGをグレードアップしたものでした。
去年に続いての演奏ということで、観客も去年より多く手を振っていました。
木根さんはエレキを担当し、恒例のギターの見せ場も引き受けました。
なお小室さんによれば、最近また新たな戦争が始まり(イスラエルのガザ侵攻の件でしょう)、一般市民は献身(devotion)しかできないという状況を見て、そこまで献身しなくてもいいのにという思いを込めて選曲したということです。


次からは吉本時代の曲を中心に、予想外の曲が続きます(ライブの最後まで)。
まずは「SPEEDWAY」から「Diving」
TMでは「SPEEDWAY and TK Hits!!」以来16年ぶりの演奏となります。


ウツも木根さんもアコギを持ち、小室さんはオルガン音色のシンセを演奏。
間奏ではウツと木根さんが小室さんの近くに来て、3人で楽しそうに合奏します。
3人だけで作った「SPEEDWAY」の曲に合った演出だったと思います。


サビに登場する色に合わせて照明の色も変わる演出は、16年前と同じです。
冒頭の歌詞「モノクロームから」を踏まえ、モニターには3人の演奏する映像が白黒で映されます。
ただしサビではCG(3人の演奏映像とは別)の色が、歌詞に合わせて変化しました。
色の名前もモニターに表示されましたが、これも文字にこだわった今回の演出の一環です。


歌が終わると小室さんのオルガンソロ。
ここはなかなかかっこよかったです。
そしてそこから直接つながる形で、「君がいてよかった」へ。
テンポを前曲と合わせたこともありますが、リズムが四つ打ちになっており、原曲から大きく印象が変わりました。
今回アレンジがもっとも変わったのはこの曲だと思います。


木根さんはこの曲でピアノに復帰します。
またウツの提案で、名古屋初日公演以後ファンサービスが加わりました。
小室さんがサビ繰り返しのところで会場の地名を叫んで、観客を煽るようになったのです。
さらに最後の立川公演では、「みんながいて」も加わりました。
この曲の原歌詞は、

(コーラス)君がいて  (ウツ)よかった
(コーラス)また会えて (ウツ)よかった
(コーラス)高い (ウツ)青空を 見上げてれば大丈夫

というものですが、ここが以下のように改変されたことになります。
(コーラス)立川で  (ウツ)よかった
(コーラス)また会えて (ウツ)よかった
(コーラス)みんながいて (ウツ)青空を 見上げてれば大丈夫


ここまでの3曲は、すべてファンとの出会いを喜ぶ歌詞、またはそのように読むことができる歌詞です。
ここのTMは一貫して、集まってくれたファンに感謝を伝えているのでしょう。


曲が終わるとウツが退場。
小室さんがピアノを弾き、木根さんから歌い始めます。
小室さんもシンセブースに残っており、去年のツアーに引き続き、今回も2人のコーナーが設けられたことが分かります。
なお小室さん、今回はボイストレーナーを雇ってツアーに臨んだ模様です。


モニターには「Good Morning Mr. Roadie」の曲名が表示。
前回の「Show my music beat」は観客に向けた感謝の歌でしたが、今回はスタッフへの感謝の歌でした。
小室さんによれば、木根さんの提案でJackson Browne「STAY」をイメージして作ったそうです。
歌詞は不確かな部分もありますが、私案を以下に乗せておきます。

(木根)
Good Morning Mr. Roadie
君はいつの時も手を休め
変わらず笑顔でSay Hello
そしてそっとギターのそばに
コーヒーとピックをスタンバイ
ヒットソング奏でるために

いつもふとした役に立つコメントを添えて
置いてくれる君はRoadie
いつかきっと君たちを歌にしたくて
何台もトレーラーを横切って

(合唱)
Show must go on 簡単に言うけど
Show must need you 君たちがいなければ
Life goes on 簡単に話すけれど
Live goes on 君たちが動かなきゃ

(小室)
Good Morning Mr. Roadie 今日もこの街で
いつも変わらないツアーTシャツ
今度こそ曲を作ろう そんなことを思いながら
サウンドチェック ドレスルーム
オーディエンス ドアがオープン
ヒットソングが始まる

(合唱)
Show must go on 簡単に言うけど
Show must need you 君たちがいなければ
Life goes on 簡単に話すけれど
Live goes on 君たちが動かなきゃ

Show must go on 簡単に言うけど
Show must need you 君たちがいなければ
Life goes on 簡単に話すけれど
Live goes on 君たちが動かなきゃ

(小室)
Good Morning Mr. Roadie
明日はあの街で
月日は冬から春へと変わる
そしていつかツアーは終わる
集合写真くらいポストしないと

(木根)
いつもふとした役に立つコメントを添えて
置いてくれる君はRoadie
いつかきっと君たちを歌にしたくて
何台ものトレーラーを横切って

(小室)今日も僕らは会場を去る
(木根)今日も僕らはホールから消える
(小室)今日も僕らは次の街へ


Day31神戸公演以後(もっと前からあったかもしれませんが)、間奏ではツアートラックが道を走る様子や、スタッフが会場を設営する様子がモニターに映されました。
Day32は分からないですが、Day33立川初日では札幌でのツアートラックの映像およびスタッフの集合写真が映されました。
さらにDay34立川2日目では間奏の映像が立川のツアートラックおよび荷物搬出の映像に変わりました。
集合写真良かったのにカットされたのかと思っていたら、小室さんが「集合写真くらいポストしないと」を歌うところで写真が出ました。
日々少しずつアップデートしていく感じ、良かったです。




なお小室さんによると、木根さんはこの曲を覚えるのに苦労したそうです。
そこでDay26三郷公演の後、小室さんと相談して最初に小室さんのシンセ演奏を入れてもらい、それで音を取って歌うようにしたとのことです。


2人の歌が終わると、ウツが上着を脱いで再登場し、2人に拍手をします。
そして次の曲「Green Days」へ。
2004年の曲では割とよくやっている印象ですが、全国ツアーでは初めての演奏となります。
「Green Days 2013」に基づきながら、一部パートを削って2004年バージョンにも近づいた演奏となりました。


モニターには曲名を意識した芝生の映像が映し出されます。
これ、実写と思っていたのですが、End Rollを見たら「Green Days」のみ「AI Generation」のスタッフがいたことが書かれていました。
ちゃんと確認できなかったのですが、日経の人のようです。
小室さんはここ2年くらい日本経済新聞社の日経イノベーション・ラボと組んで仕事をしていますが、その人脈を生かしたものと考えられます。


この曲では、木根さんはアコギを務めます。
小室さんの見せ場となる間奏のシンセソロは、毎回かなり自由に演奏しており、公演ごとに違いました。
またアウトロは当初シンプルに終わりましたが、神戸公演以後は新たなフレーズが加わって、少し長くなりました。
「I’m proud」のサビに似たフレーズでした。
立川両公演では、さらに女性のコーラスが間奏やアウトロに加わりました。


次は「N43」
冬の曲ということでの選曲でしょうか。
前曲とともに「How Do You Crash It?」でも演奏された曲です。


札幌のバーN43を舞台にした曲ですが、札幌で演奏されたのは今回のツアーが初めてでした。
小室さんも3/1の「TK Friday」で、ツアー日程に札幌が入っていたからセットリストに加えたと言っていました。


モニターには雪の結晶をイメージしたCGが映されました。
木根さんはこの曲ではピアノを担当しましたが、アウトロで立ち上がって一端袖に隠れ、ギターを装着して再登場してウツにタンバリンを渡しました。
最後は小室さんのシンセ、木根さんのギター、ウツのタンバリンで、軽やかな演奏を見せてくれました。


ウツと小室さんが一瞬退場。
木根さんがピアノに座りポップなピアノソロを奏でます。
この曲は小室さんが作ったもので、木根さんはリハーサルでは弾きこなすのに苦労したそうですが、会場ではうまく弾けていました。


ウツと小室さんが再登場。
ウツは装飾過多気味のサングラスをかけてピアノの方に向かい、木根さんにシルクハットをかぶせます。
小室さんはサングラスをかけ、Mind Controlを持っています。
まさかの全員サングラスとなりました(どうでもいいけど)。


聞き覚えのあるフレーズが流れてきます。
実に久しぶりの、1994年以来となる「You Can Dance」です!
2013年「START investigation」で一瞬イントロだけ聞かされ期待だけさせられた「You Can Dance」です!


このイントロを聞いた時、「え、まじ?」て思いました。
なんかもう、全然このあたりの曲聞ける気がしていなかったので。
会場、大盛り上がり。みんなものすごい勢いで手を振っていました。
こんなに盛り上がれるんだから、この前後の時代の曲もっとやってよ!
ちなみにDay34の立川2日目、私は2階の右の席で、ステージ袖のスタッフの様子も見えたのですが、この曲の時はスタッフもみんなで手を振っていました。


そして2/10のDay29名古屋2日目、この曲でサービスが追加されました。
小室さんはこの日Mind Controlを持ってステージ上を左右に動き回った上で、端っこから観客席に降りて、左から右へと通路を横断したのです。
前回も触れましたが、この時の様子は小室さんのThreadsにアップされています。


曲の最後には小室さんとウツが木根さんのピアノの周りに集まり、木根さんのピアノで締め括りました
ライブはここで前半終了となります。
まさに前半の締めとなる1曲でした。


ウツと木根さんが退場し、dot mirrorの宇宙船が舞う中、SEが流れます。
ここは「Past 1984」という曲名であることが、「TK Friday」で明かされました。
オープニングと同様、モニターにはコラージュ文字で「INTELLIGENCE DAYS」の文字が順番に表示されます。
小室さんによれば、スライドのイメージの演出だそうです。


さらにモニターには木根さんが現れ、掲示板に数字ブロックで「1984001」「14930」のナンバーを並べます。
「1984001」はTMデビュー年の1984と終了日の4001を合わせたもの。
「14930」は終了日1994.5.19を4001とした場合、「YONMARU」初日公演の2024.04.20を意味する数値です。
これが何なのか、ヒントは示されないまま映像は終わりました。


小室さんが登場して演奏。
さらにウツと木根さんも登場します。
曲は「Electric Prophet」
木根さんはピアノを担当します。


これも私が長く生で聞きたくて仕方ない曲でした。
しかも今回のシンプルでかつ重々しい空気のアレンジが、私にはとても刺さりました。
生で聞いた中では一番好きな演奏です。
木根ピアノ+小室シンセの編成がはまったのかもしれません。
なおこの曲でも「Nights of the Knife」と同様、ギターパートは小室さんが担当しました。


今回演奏されたのは、2番とサビ繰り返しの部分だけでした。
この曲、フルで演奏されたのは2000~01年「Tour Major Turn-Round」が最後で、2012年「incubation Period」では3番+サビ繰り返し、2021年「How Do You Crash It?」では1番だけが歌われました。
今回のツアーで、12年越しで全パートが歌われたことになりますが、なぜこんな長期にわたって細切れに演奏するのかは謎です。
なおモニターにはステージの生映像と「incubation Period」「How Do You Crash It?」の時の映像が3つ並んで映されました。


この曲について、もしや全パートコンプリートが達成された状態で、次回「YONMARU」では待望のフル演奏をしてくれるのでは?という期待もしていたのですが、「TK Friday」でも小室さんが、やはりそのようなことを匂わせる発言をしていました。
これは期待していますよ!!
ただ気になるのは、小室さんが「Electric Prophet」でまだやっていないところがあるとも言っていたこと。
え、それどこ?


「Human System」
準定番曲のイメージがある曲ですが、実は全国ツアーでの演奏は1992年「EXPO Arena “Crazy 4 you”」以来となります。
2012年以来の、「CLASSIX 1」「cafe de paris mix」のフレーズを入れたアレンジです。


モニターには、町の人通りと外国人の顔のコラージュ写真が映し出されますが、曲名の「Human System」を意識したものでしょう。
またコラージュ写真は、今回頻出するコラージュ文字と関わるものでもあるのでしょう。
アウトロは木根アコギ+小室シンセで締めますが、小室さんによればここがなかなか合わないため、立川公演では小室さんから「1,2,3」の掛け声を出して木根さんとタイミングを合わせて締めるようにしたそうです。


小室さんのオリエンタルな弦楽器風のシンセで始まったのが、今回一番のレア曲「Come Back To Asia」でした。
小室さんによれば、世界情勢がアジアに戻ってきていると感じての選曲だそうです(?)。
モニターには収録アルバムである「humansytem」のジャケットの人形が回転する映像が映し出されました。
木根さんはギターを担当します。


イントロの弦楽器風の音は、原曲以上に東洋風の雰囲気を出していました。
シンセの音色が豊富になった今だからこそ、やる意味があった曲かもしれません。
小室さんによればMONTAGEのsakuraという音色とのことです。
小室さんは、ギターフレーズやパーカッションもシンセで忙しそうに弾いていました。


神戸以後はイントロが長くなり、アウトロのフレーズも追加されました。
さらに間奏ではブルガリアン・ボイスを加えて神秘的な雰囲気を出すようになりました(東洋風の雰囲気ではなくなりましたが)。
ただし立川公演ではブルガリアン・ボイスがなくなり、代わって曲の最後に小さな打楽器をチリーンと鳴らすようになりました。
小室さんによればティンシャという楽器で、Day32札幌公演から使ったとのこと。
次のピアノソロコーナーに入る前に空気をリセットしたかったとか。
全体としてツアー中に一番アレンジがいじられた曲と思います。


ウツと木根さんが退場。
小室さん、ステージの右端から、左のピアノまで歩いて移動。
この時間はなんか微笑ましいと言うか微妙というか。
ただ遅くても立川初日公演では、移動する小室さんに照明が当てられるようになり、次のコーナーに移る雰囲気作りをしていました。
*見落としていましたが、照明演出は神戸の時点であったとのことです(本記事よよよさんコメント)


小室さんによるピアノソロコーナー。
最初の2日(Day26三郷・Day27山口)では「CAROL」「Angie」のメドレーが披露されましたが、Day28名古屋初日には「CAROL」「Beyond The Time」+即興演奏に変更されました。
小室さんはこの日のライブ前にtwitterで、「ガンダムSEED FREEDOM」のヒットを受けて「今夜だけ僕もほんの一瞬シンクロしようと画策しています」と発言しており、ガンダム絡みで選曲を変えたようです。


しかし翌日Day29名古屋2日目には「Beyond The Time」「Dawn Valley」「Vampire Hunter “D”」に変更されました。
締めの「Angie」は終始固定でしたが、その前の曲は以後公演ごとに変更されました。


Day30新潟公演は「Seven Days War」「Dawn Valley」でした。
「Seven Days War」では、小室さんが指揮者のように片手を振って、観客に歌を要請しました。
観客はこれに応えて「ラーラー」のコーラスを合唱。
結構うまくいったようで、以後の公演ではしばしば「Seven Days War」を演奏し、観客に歌わせました。


Day31神戸公演は「Girlfriend」を演奏し、その後少し即興演奏もありました。
木根曲ということで意外な選曲ではありましたが、Day30の「Seven Days War」とともに「ぼくらの七日間戦争」絡みの曲であり、セットの選曲と見てよいでしょう。
なお小室さんは、「TMN 4001 Days Groove」のシンセソロで演奏したことを思い出したと言っていました。


Day32札幌公演の最初は「N43」でしたが、これは明らかに札幌向けに意識した選曲です。
その後の演奏曲は、私が聞いた範囲でも諸説ありましたが、全公演をご覧になったというSimonさんの報告によれば、「Winners」「Girlfriend」「Seven Days War」だったようです。
「Winners」「ぼくらの七日間戦争」のサウンドトラックに収録される曲であり、ここでは「ぼくらの七日間戦争」絡みの曲を並べてきたことになります。


札幌では最初にその日だけの特別曲「N43」が演奏されました。
明らかに札幌向けのサービス曲ですよね。
この日以後のDay32~34の3公演(札幌・立川両日)は、日替わり曲+「ぼくらの七日間戦争」関係曲+「Angie」という構成が確立しました。


立川での日替わり枠は、Day33は「Nights of the Knife」、Day34は「All-Right All-Night」でした。
どちらもピアノで演奏されること自体が珍しい曲で、良い機会だったと思います。
なお「All-Right All-Night」は、歌詞のメッセージ(反戦?)から選んだとのことです。
これに続く「ぼくらの七日間戦争」枠は、Day33は「Winners」「Seven Days War」、Day34は「Winners」「Girlfriend」「Seven Days War」でした。


ピアノソロ最後の「Angie」は、基本的にピアノで淡々と弾く形でしたが、Day31神戸公演以後は荒々しい演奏になりました。
個人的にはこの後期バージョンが好みなので、これでblu-rayに収録されるのはうれしいです。
なおピアノソロの間、モニターには小室さんの演奏シーンが映りますが、神戸公演以後「Angie」の時には、小室さんの周りに光の粒子が舞う映像エフェクトが加えられるようになりました。


小室さんはピアノ演奏を終えると、自分のブースに戻ってシンセを演奏します。
全然聞いたことのないフレーズの中に、少し知っているフレーズ。
「Love Train」です。
ウツと木根さん登場。
ウツは中盤で脱いでいた上着をまた着ています。
木根さんはエレキギターを持っています。


以後3曲は、いずれもイントロが大幅に変更され、演奏が始まってもしばらくは何の曲か分かりませんでした。
いいですね、こういうの!
アリーナツアーでも期待しています!


「Love Train」は、オケが全般的に新しくなっていました。
モニターにはCGの他、「Love Train」のPVが映されます。
考えてみたらこの曲、今回のツアーで演奏された唯一のヒット曲でした。
(あえて言えばもう一曲「Nights of the Knife」も)


曲が終わると、小室さんのシンセ演奏。
ここは「TK Friday」で提示されたセットリストでは「inter MISSION」と書かれていました。


モニターには近年のデモや戦争・疫病検査などの映像が映し出されます。
そして「We pray For Peaceful days Ahead.」(僕たちはこれから平和な日々を願っています)のメッセージ(大文字はコラージュ文字)。
混乱を極めた世界情勢の中で平和を願う3人の気持ちが表明されます。


なおここのメッセージ、私が見た初日の三郷公演では、同様の趣旨ながら違う文章でした。
たぶんいろいろと推敲が重ねられているんでしょう。
2014年の「Quit30」の時も、キャロルのメッセージの日本語訳が変更されたりしていましたし。


小室さんのシンセパフォーマンス。
今回用意したインスト音源が時々途切れ、「Nervous」イントロのフレーズが流れます。
「Nervous」か? 「Nervous」が来るのか?と会場が期待すると、すぐにそのフレーズを引っ込めます。
しかししばらくするとまた「Nervous」


こんなことを何度も繰り返され焦らされた挙句、ついに本当の「Nervous」のイントロが流れます。
客席からは嬉しい悲鳴。
この曲、一昨年の「FANKS intelligence Days」でも演奏予定曲とされており、ライブ用音源も作っていたことが知られていますが、あれを再利用したのでしょうか。
ならば無駄にならず良かったです。


ウツは手のひらを前で合わせてひじをグルグル回す舞を披露。
昔の攻撃的な「Nervous」ダンスの亜流みたいな動きをしていました。
歌が始まると、観客の盛り上がりがすごかったです。
ウツのダンスをまねている人もちらほら。
せっかくなので最終日には私もやりました。


次の曲は、まさかの「アクシデント」!!
イントロはサビ直後のシンセを元にしたフレーズの連打で始まります。
そういや2022/4/22の「TK Friday」ではこの曲ライブでやりたいとか言っていましたが、まさかこんなライブ終盤の盛り上げどころでやるなんて!!
この曲、1994年「TMN 4001 Days Grrove」でも2014年「the beginning of the end」でも序盤や中盤で演奏されましたが、終盤でやってくれるとは、この曲のファンとしてはうれしい限りです。


原曲から大きくアレンジされ、シンセの迫力が増した2024年バージョン、大いに盛り上がりました。
モニターには、舗道(ペイブメント)に溜まった水の中から「栗色の長い髪」など歌詞の一節が浮かび上がる映像が映されました。
今回小室さんが目指した文字へのこだわりがもっとも強く出た映像でした。


最後の曲は「I am」でした。
今回は珍しく「Get Wild」を演奏しませんでしたが、これに代わるニュー・スタンダードという位置付けでしょう。


この曲の時に客席に向けて銀テープが発射され、ライブの終幕を演出します。
このタイミングは公演ごとに違ったようで、いろいろ試行錯誤していたようです。
そういえば銀テープ演出、2020年代に入ってからは初めてですね。


イントロではモニターに、ツアー衣装で外を歩く3人の映像が映されます。
ウツのmagnetica会報によれば、初日三郷公演2日前(1月16日)のゲネプロの時に撮影したものとのことで、冬空は寒かったそうです。
3人は2台のツアートラックの間に設置された四角形のゲートに向かっていきます。


そしてTMから、「TM NETWORK is still searching for FINAL imperial command.」のメッセージ(「FINAL」のみコラージュ文字)。
まだ最後の大事な使命を探している最中とのこと。
これは4月から始まるアリーナツアー「YONMARU」に他ならないでしょう。


この四角形は、小室さんによれば「予言の窓」なのだとか。
全然感じませんでしたが、「Stand 3 Final」のコンセプトは「予言」だったそうです。
予言の窓を通ると、予言が当たっていたかどうかが分かるとのことですが、予言て外れちゃダメじゃ?
色々と納得いかないところもありますが、詳細は4月の「YONMARU」で明らかになるそうです。


ずっとイントロの話ばかりしていますが、「I am」本体も大盛り上がりでした。
神戸公演以後は曲の終わりの方で音が途切れ、観客にサビを歌わせる場面も設けられました。
去年のツアーでも観客に歌わせる時間がありましたが、それを今回のツアーでも取り入れた形です。
ウツの提案だったとのこと。
曲の終わりでは、盛り上がる観客の様子がリアルタイムでモニターに映されました。


なお小室さんはこの曲で、今日2度目のMind Control装着をしました。
ライブの最後を盛り上げるべく、会場を左右に動き回ります。
しかしDay26三郷公演ではマイクスタンドにぶつかって倒してしまい。ガタンと言うマイクの音が大きく会場に鳴り響くトラブルもありました。


演奏が終わると、いつものように3人はステージ前方に集まり、dot mirrorの宇宙船に囲まれた中で、観客に手を振って退場します。
会場にはエンディングテーマ「Intelligence Days」が流れ、モニターには海岸の様子を撮影したドローン映像をバックにエンドロールが流れます。
やがて映像は、上空から海岸を映した映像に変わりますが、これは3人が宇宙船の中から地上を見る視線を表現したものでしょう。


モニターに、「Past 1984」の時に登場した掲示板が現れます。
ウツが現れ、掲示されている「1984001」「14930」の数字から「198」「01」を取り外し、去っていきます。
掲示板には「40」「14930」が残りました。
次は40周年最後のツアー「YONMARU」の初日公演(14930)で会いましょう、というメッセージです。


モニターには40周年のロゴマーク、ついで次回の会場が表示され、火薬特効が入るとともに「Intelligence Days」は終わります。
ステージからは会場に向けて、TMからファンへのメッセージを象徴する恒例の赤い光線が放たれ、公演は終わりました。


一昨年・去年のツアーでは凝った演出で次回会場を表示しましたが、今回は「240127Yamaguchi」みたいな字が出るだけで、ずいぶんとシンプルでした。
ビジュアル映えする演出は「YONMARU」に回そうということなのかもしれません。


なお私が行かなかった3/2のDay32札幌公演には、いろんな人が来たようです。
その中でも驚いたのは松任谷由実さんで、小室さんと松任谷さんがそれぞれ記念写真をアップしています。
松任谷さん、札幌で何か仕事があったんでしょうか。


その後はツアーの打ち上げが行なわれたようです。
小室さんはfaniconでこの時の様子を20分ほど臨時で生中継しました。
木根さんや、(一瞬)ウツも映り込むなど、お宝配信でした。
音楽プロデューサーの本間昭光さん、本間さんに呼び出されたいきものがかりの水野良樹さん、ウツのソロツアーに参加したヴァイオリニストNAOTOさんなども登場し、その時の記念写真は小室さんのinstagramにアップされています。


この後は4/12頃、「Stand 3 Final」のアフターパンフレットが発売されます。
ウツのオフィシャルサイトなどでは以前から予約が受け付けられていましたが、3/5頃からamazonなどでも予約ができるようになりました。
前回の「FANKS intelligence Days~DEVOTION~」のアフターパンフレットはかなり情報が詰まっており、同じ編集方針ならば期待できると思います。


こうして「Stand 3 Final」は終わり、2021年から始まったTMの活動は「YONMARU」の6公演を残すのみとなりました。
正直私の中でライブ内容への期待では、今回の「Stand 3 Final」が本命だったのですが、それでも締めくくりのライブとして「YONMARU」も楽しみにしています。


すでに記念BOXシリアル優先、FC優先、プレイガイド優先が終わりましたが、3/9からはローチケとe+で大阪城公演の二次先行予約受付が行なわれています。
この後は3/24から東京公演と大阪公演が、4/21から横浜公演が一般販売される予定です。


また「Stand 3 Final」の最終公演が終わった1時間後に、HMVで「YONMARU」オフィシャルグッズ販売が始まりました。
「FANKS intelligence Days~DEVOTION~」のイメージカラーは赤、「Stand 3 Final」のイメージカラーは黄でしたが、「YONMARU」はツアートラックなどから予想されていた通り青でした。
予約した方には4/15から順次お届けとのことです。


「YONMARU」で注目されるのは、久々のサポートメンバーは誰になるのかという点です。
2022年「FANKS intelligence Days」追加公演に参加した阿部薫さんと小野かほりさんは今回も来るのか、ギター・ベースの参加はあるのかなど、気になるところです。
おそらくこの点は、ライブ当日まで明かされることはないでしょうから、色々と妄想していようと思います。


「YONMARU」の演奏曲は「Stand 3 Final」の逆方向で、ヒット曲中心になると思われます。
特に「FANKS intelligence Days~DEVOTION~」「Stand 3 Final」で演奏しなかった「Self Control」「Be Together」「Beyond The Time」「Seven Days War」あたりは、「YONMARU」のために取ってあるんじゃないかとも思います。
またすでに書いた通り、「Electric Prophet」はやりそうな気がしています。


また2021年以後のTMは、「How Do You Crash It ?」「Winter Comes Around」「FANKS intelligence Days」「it’s gonna be alright」「FANKS intelligence Days~DEVOTION~」「Mission To Go」「Stand 3 Final」「Come Back To Asia」など、予想外な曲を少しずつぶっこんできているので、次回も1曲くらいは珍しい曲をやってくれるんじゃないかと期待はしています。


小室さんは、「YONMARU」に参加するに当たり「CAROL」を聞いておくようにと言っています。
「Beyond The Time」とか「Just One Victory」ならまあいいんですが、「CAROL」組曲をやられると数曲分取られてしまうので、それは勘弁してほしいなあ。
正直30周年の「Quit30 Huge Data」が2時間もあったのに満足感が薄かったのは、やはり「CAROL」組曲のせいだと思うんですよね(それと30分かけたシンセソロ+「Get Wild」)。


また40周年に当たり発表した新曲が、「Stand 3 Final」では「Devotion」しか演奏されませんでした。
やはり40thの締めとして、「How Crash ?」「Whatever Comes」あたりは演奏してもよいだろうと思います。


ちなみに「FANKS intelligence Days~DEVOTION~」「Stand 3 Final」では、半分余興の「Show my music beat」「Good Morning Mr. Roadie」を除き、歌入りの曲を14曲演奏しました。
「YONMARU」の演奏曲数も同じなら、必ずやりそうな「Get Wild」「Self Control」「Be Together」「Beyond The Time」「Seven Days War」「Electric Prophet」と、「How Crash?」「Whatever Comes」だけで8曲ですから、あとは6枠です。
この内の5曲が「CAROL」組曲で埋まったりしたら泣くに泣けないなあ…。


こんなセットリストの予想も、たいていあまり意味がなかったりするのですが、やってる方が楽しいですよね。
あと1ヶ月半、楽しんでいようと思います。


他の話題として、大阪のFMCOCOLOで始まった「THE MUSIC OF NOTE」があります(3/29まで5回)。
現時点では3/1と3/8の分が放送されています。
前半「Begin It」では過去の作品を振り返り、後半「Timemachine Playlist」では時代ごとにメンバーが思い入れのある曲を選んでもらうという流れになっています。


後半はどうでもいいので前半について整理すると、第1回は80~90年代、第2回は00年代のアルバムから2枚ずつ取り上げました。
半分以上の作品が発表された80~90年代を1回で済ませるとはなかなかチャレンジングですが、その第1回でも代表作「CAROL」などをあえて外して「Rainbow Rainbow」「EXPO」を取り上げたあたり、なかなか驚きました。
「EXPO」でも「Love Train」「We love the EARTH」ではなく、「月の河」「I Hate Folk」「Think of Earth」から取り上げるという攻めっぷり。
ヒット作は何度も取り上げられているので、あえてあまり取り上げられない作品を中心に、ということなのでしょうか。


個人的にこの姿勢は大いに歓迎するのですが(もう「CAROL」の話とか今さら…)、残念ながら質問の内容について3人ともよく覚えていなかったりして、あまり実のある内容にはなりませんでした。
ただ小室さんが「Rainbow Rainbow」のレコーディングでは怒られていた印象が強いとか、学校に入った感覚だったとか言っていたのは、興味深かったです


第1回は8枚のアルバムから2枚を選んで取り上げましたが、第2回は3枚から2枚を取り上げると言う高密度ぶりでした。
取り上げられたのは「Major Turn-Round」「Easy Listening」です。
この辺りの話は私も詳しく知りたいのですが、特に小室さんは「Easy Listening」について真正面から聞かれるのはつらいようで、「この頃は空っぽだった」と言った挙句、「(この後で)名アルバムって出てくるんですかね?」「誇ってしゃべれるアルバム、ピックアップしてもらえていないのかな」とか言い出しました。
やっぱり評価された作品の話をしたいんでしょうね。


10年代は「Quit30」、20年代は「Devotion」しかないので、これをまとめて第3回でやるのでしょうか。
そうなると第4回と第5回は何を取り上げるのか気になります。
ああそういえば「40+」とかありましたが、こんなのも取り上げるんでしょうか(そういや「40+」の情報が全然出ませんね)。
小室さんによれば、最初の方はしょぼい話ばかりで、たぶん4・5回目に盛り上がるとの話でした。


ソロの話題も整理しておきます。
小室さんは3/16に大分で「ジゴロック2024」に出演予定です。
また3/7立川公演のライブ会場で、ソロツアー「billboard classics ELECTRO」の開催が告知されました。
6/29~9/3に6公演が予定されています。
去年の「HISTORIA」に続くオーケストラコンサートで、引き続きオーケストラアレンジは藤原いくろうさんが担当し、ゲストボーカルも来るそうです。
ただしオーケストラは「少数精鋭」で、コンセプトは「ELECTRONIC+ORCHESTRA」とのことで、去年よりも小室さんの電子音が強調されている感があります。


このツアーは、Tetsuya Komuro Studio会員限定で3/10から先行予約が始まり、その後は順次プレイガイド等で先行予約が行なわれます。
ローチケ先行は3/23、一般販売は4/20開始です。
一般販売は「YONMARU」開始に合わせてきましたね。


「TK Friday」は、3/1には翌日に札幌公演を控えていたため、30分程度の収録音声の配信になりました。
翌週は本来3/8配信のはずでしたが、「Stand 3 Final」最終日とかぶったため翌日3/9に変更され、ツアーのネタバレが語られました。


3/5に刊行された「StereoSound」230号に、小室さんのインタビューが掲載されました。
私は見ていませんが、SACD版「Gift for Fanks」「CAROL」の件が中心なのだろうと思います。


木根さんは今月でラジオレギュラー「夜ドン!」が終わりますが、4/5からはFMたちかわで「木根尚登の~立川の空から~」が始まります。
また私は聞いていませんが、3/7にはFMたちかわの「鵜飼社長のBrand New Day」に出演しました。


以上、ライブレポと、少々の近況整理でした。
次回は「YONMARU」開催前に更新に来ます。


で、こんなに長くなってさらに書くのも申し訳ないのですが、最後にさらに告知があります。
*以下、過去の告知事項を書き替えました(2024/3/12)

先日こちらの記事に、5/18のKアリーナ横浜公演終了後に飲み会をやるから、希望する方は連絡して下さいという告知を載せました。
しかし記事をアップした翌日の3/11に、ふじさんから「老婆心ながら、Kアリーナから終演後に横浜駅方面に移動するのは、想定以上に時間かかりますので、ご注意を……」というコメントをいただきました。
そういえばこの会場、駅に帰るのにやたらと時間がかかると騒がれていたなあ…と、昔のニュースを思い出し、ちょっと調べてみたところ(のんき)、結構まずい気がしてきました。


この会場、退場用の経路として予定していた橋がまだできていないこともあり、現状の狭い退路で万レベルの観客が一度に帰ろうとすると大渋滞になってしまうようです。
問題が発覚してから道路の拡張が行なわれ、多少改善はされたようですが、現状でも終演後横浜駅に着くまでは1時間くらいかかる可能性があります。
混雑するのはもっぱら横浜駅方面で、もう一つのみなとみらい方面の退路を使えば結構スイスイ行くようなのですが、参加者が大勢になった場合、退路を間違える方が現れないとも限りません。
またKアリーナでは終演後に規制退場が行なわれるため、最初と最後では会場を出る時間が数十分変わってくることもあるようです。
参加者全員がそろってから飲み会を始めるとなると、最初に来た方には数十分お待ちいただくことになる恐れがあります。


他にもいろんなトラブルの可能性が想定され、大規模な飲み会は現実的ではないと思い直しました。
このたびの飲み会企画は中止いたします。
幸いまだ募集から1日半しか経っていないため、早い段階で告知した方がよかろうと思い、このたび急ぎお知らせする次第です。
お騒がせして申し訳ございませんでした。


ただせっかくなので知り合いを中心に、終演後にみなとみらい駅あたりの店で席を取って、到着した人からめいめい飲み始めるくらいのゆるい集まりはしようと思っています。
そんなのでも顔を出したいと言う方がいらっしゃったら、メールかtwitter(X)のDMでご連絡下さい(大人数にはできないので、ある程度参加希望者が来たら締め切ります)。


以上、よろしくお願いします。

(2024/3/10執筆、3/12加筆)
TM NETWORK 40th FANKS intelligence Days~STAND 3 FINAL~AFTER PAMPHLET (特別付録「ツアーロゴ アイロン転写シート」付き) (リットーミュージック) - リットーミュージック
TM NETWORK 40th FANKS intelligence Days~STAND 3 FINAL~AFTER PAMPHLET (特別付録「ツアーロゴ アイロン転写シート」付き) (リットーミュージック) - リットーミュージック

この記事へのコメント

やまびこ
2024年03月10日 16:31
更新を有難うございます。
ライブの内容が生き生きと甦ってくるようでした。

まずは、先生のピアノソロの「WINNERS」案をご採用頂き、有難うございますwww
私にとってはとても重要なことでしてw

アリーナツアーについてですが、私も色んな想像をしています。
まず、「CAROL」の予習について真っ先に思いついたのは「You are the Best」です。記憶の限り、演奏されたことがなくて、「Mission to Go」並のレア度のような気がします。重篤なCAROLファンの私でも、この曲はスキップすることが多かったのですが、今聴いてみると、割といい曲じゃないかと感じてしまいました。CAROL組曲だけは、私も勘弁してもらいたいです。

あとは、各会場とも初日と二日目でセットリストを変えるのではないかということ(Incubation Periodのように)。

中央花道の延長にセンターステージを作るのではないかということ。

5月の最後の曲は、「金曜日のライオン」あるいは、「1974」ではないかということ。あるいは「QUATRO」かもしれませんが、、、

などです。

私が切望している曲は、いつもの通り、、、Fair la Vise、Reasonless、World's End ですが、実現のハードルは高いことと思います。

それでは、次回も楽しみにしています。
nob
2024年03月10日 16:51
ブログ更新 お疲れ様です
今回のS3Fは FANKSにとっては有意義な内容だったと思います
それにもまして 3人が楽しくできたことが1番だったと思います
追加の情報を入れます
Good Morning Mr. Roadie の歌詞は
てっち衣装部のnoteにも掲載されてます
https://note.com/tk_costume/n/n407388c8aa41?sub_rt=share_b
Tシャツ違いですね
私もTシャツに聞こえましたが…

tkソロ前の照明は札幌でもやってました

アリーナツアーは全通し しめくくりたいと思います
かっと
2024年03月10日 16:57
記事ありがとうございます!
色々と思い起こして感動が甦ります。
自分が目が届ききれなかったり深読みしすぎだったりすることが整理されてありがたいです。

新曲間奏のツアトラの映像はDay30新潟公演ではあったかと思います、少し泣いたのでw

新潟のSEVEN DAYS WARはいつかTMがアカペラの鳴りの良いホール公演をされる時にこういうことがあると良いなと長年思っていたことでしたのでそれこそ感涙して聴いていました。
2024年03月10日 18:07
ライブレポお疲れ様でした。

ピアノソロの楽曲ですが、WINNERSでいいと思います。
私も最初FUN FACTORYと思いましたが、WINNERSが初めて入った札幌での演奏の雰囲気やSEVEN DAYS WARへの流れを見ると、WINNERSで正しいと思います。

ちなみにピアノソロの各公演の演奏楽曲一覧をXにポストしておきましたのでご参考まで。
https://x.com/tmnetworkmuseum/status/1766715926144221489?s=20
青い惑星の愚か者
2024年03月10日 19:39
>やまびこさん
コメント早! 一番乗りですね。
Winners案につき、私頭の中に浮かんでいたのはまさにWinnersだったんですが、なぜか曲名をIn The Factoryと思い込んでおり、更新直前に知人から指摘されました。危なかった!
You Are The Best、私も聞いてみたいですよ! 案外Mission To Goをやる昨今の情勢を鑑みるに、まったくないわけではないかもしれません。
組曲はもういいですよね…。

各会場日替わりの可能性、そんなことしてくれたら本当に大喜びですが、Huge Data、30th Final、FID追加公演などを見るに、ちょっとそこまでのサービスは期待できないかなあと思っています。むしろ東京・大阪と横浜で数曲変えてくる可能性はあるんじゃないかと思っていますが。

最後の締めは、私はエレプロじゃないかと思っています。
30thの時のように頭と終わりがくっつくなら、今回はHow Do~の最初のエレプロで終わるんじゃないかと。

あと2ヶ月、いろんな妄想で楽しみましょう!


>nobさん
今回はセットリストだけにとどまらず、良いライブでしたね。
札幌の照明情報もありがたいです。本文に加筆しておきます。


Good Morning~の歌詞案、教えて下さってありがとうございます。
こちら全然知りませんでした。
幸いほぼ同じようですが、「シャツ」は私も「Tシャツ」だった気がします。
あとサビの「Life goes on」は、2回目は「Live goes on」と歌っていた気がするんですよね。どっちが正解なのかな。


>かっとさん
今回は書くことが多すぎて、私も整理できていない感があるんですが、作業が終わらないのでこの状態で出しちゃいました。
YONMARUのレポはどうなっちゃうのかな…(ぶるる)。
Seven Daysの演出は、ラスグルのアンコールの再現ですよね。
ラスグルの東京ドームよりも良い音響下で合唱出来て、気持ち良かったです!


>Simonさん
ピアノソロについて、とっても有益な整理をありがとうございます!
もしかしてこれ、全公演通われたんですか…?

幸い札幌以外は、本ブログの記述で問題はないようですね。
諸説あり定まらない札幌のセトリについて、N43とAngieの間はWinners、Girlfriend、Sevenとのこと。
曲の流れや立川2日目との共通性を考えても、多分これがもっとも自然と思います。
記事内にも少し加筆しておきます。
kuri566
2024年03月10日 20:13
愛あるレポートありがとうございます。楽しみにしていました。立川の2日目にビデオシューティングが行われたようで安心しました。このツアーこそ、映像でしっかりと残してほしかったからです。
私もCarol組曲は30周年でお釣りがくるぐらい堪能したので、もう用は足りてます。Beyond、Sevendaysが正規枠で、穴は、やまびこさんと同様にYou are the Bestを期待しています。かつて、お三方のラジオでもマイナーな曲として取り上げられた不遇の曲ですから。いい曲なんで、生で聞きたいところですが、毎回願っては玉砕し続ける、もっと聞きたいレア曲があるので。

全会場2公演なので、1日目と2日目を数曲だけでも入れ替えて、できるだけたくさんやってほしいです。Start Investigationの一途な恋みたいに、ワンコーラスのメドレーでもいいので。1974、金ライ、エレプロは周年行事なので、入ってくるかな、と思います。Resistance、パノラマジック、ドラフェス、YOUR SONGで昇天させてほしいです。

ちなみに新潟公演でも、ツアートラックが会場を出発して道路を走り去る映像は確かにありました。

飲み会、出たかったですが、東京2Daysのみの参戦なので残念です。いつかまた。
ふじ
2024年03月10日 21:01
初めまして、毎回面白く(興味深く)拝見しています。
今回のツアー、意外な選曲が多くて本当に楽しめました。
YONMARUも楽しみですが、CAROLは、30thFINALの時ですら、
「またか……」と思ったので(そして小室さんのCAROLのストーリーが実際面白くない)、もういいかなと私も思います(笑)。

2024年03月10日 21:13
>青い惑星の愚か者さん

はい、全公演通いました。
(ちなみにQUIT30 HUGE DATA以降は全公演行ってますし、その前もREMASTER以降はほぼほぼ皆勤ではあるんですが……)

毎公演、小さいメモ帳を胸ポケットに入れて、ペン先が赤く光るボールペンでちょこちょこといろんなメモをしてました。

ピアノソロ曲も自分で取ったオリジナルのメモから書いてますよ~。
札幌含め、ソロの曲名はメモしながら聞いていたので正確に取れてるはずです。

演出変更や歌詞ミス、演奏ミスなど気づいたところもメモっているので、デジタルに起こしてnoteか何かで発表しようとは思っているのですが、溜まった仕事がヤバいのでいつになることやら……(笑)
fe
2024年03月10日 21:44
こんばんは。

途中経過のレポート・総括をみる限り、1つのツアーに何回も参加したからこそ味わえる醍醐味が伝わってきて、何ともうらやましい限りです。わずかだけど、確かな差分・その場限りのメンバーの挙動を思い浮かべる度に、「そこでしか聞けなかった」「そこでしか見れなかった」という「舞台は生もの」特有の味が伝わってきました。

去年の「DEVOTION」から木根さん・小室先生のコンビが主導させたナンバーは一見「REMEMBER ME?」を彷彿とさせましたが、やっぱり違う。あれほど牧歌的な志向じゃない。「永遠のスピード」は後の「If you can」の民族音楽の志向を思わせるアレンジだし…。ハモンドとギターをぶつけ合うアレンジ・荒々しく声を掛け合うボーカルから段々と寧ろ「もし『RHYTHM RED』を『DEVOTION』の下地でやったら?」のifを見せつけられた様に思いました。

ラジオで「Easy Listening」を敢えて改めて取り上げるのは相当の決断ですね。三郷での公演でも「Nervous」での重い伴奏と明るいボーカルを聞いた時には、同作を予習して良かったと思いました。「発表しなければよかった作品なんて、1作もない。どれもがその後の仕事に結びついた」とある映画監督が仰っていて、小室先生もそれに近いニュアンスの発言を過去にしていましたが、重く簡単に笑い話にしにくい過去が孕んでいる作品に真正面から向き合うのは並大抵の覚悟ではないでしょう。「なかったことにはしない」という精神が息づいている様に感じました。

「40+」のセットリストの妄想としては予習で「CAROL」を指定したとするなら、今までのライブアレンジを包括する意味で「JUST ONE VICTORY」(を「OFFENSIVE VERSION」準拠で、「Stand 3 Final」の志向で)、「DEVOTION」のアレンジの集大成として、「Tomorrow Made New」を聞いてみたいものです。

もし私が20年遅く生まれていたら、知識不足故の衝撃のあまりここまで書けなかったでしょう。例えるなら「CAROL」→「RHYTHM RED」をリアルタイムで味わったかのような感じでした。

「40+」行けれるかどうかはわかりませんが、何とか動いてみようと思えました。集会には参加できない可能性が限りなく高いです。残念です。せっかくの機会なのに、申し訳ありません。

失礼しました。
艦長
2024年03月10日 22:31
惑星さん、今回も情報整理ありがとうございます。
札幌民の私は、運良く札幌公演の7列目に参加できて大満足しました。本当に素晴らしいライブでした。

最近のTMは良い意味でいろんな変化が見られますね。
前回のmusic beatに続いて今回のMr. roadieなど、ファンやスタッフにストレートに感謝する曲や、開催地の地名を歌詞に入れるなど、うれしい演出が増えました。昔のTMにはなかったことだと思います。

また、you can danceではウツがコミカルなサングラスをしておどけたり。
コンセプチュアル&シアトリカルでクールなTMもいいですけど、今回は3人ともとにかく楽しそうにパフォーマンスしていたのが印象的でしたし、ファンとコミュニケーションしようとする様子に感動しました。

YONMARUは参加できませんが、大成功することを祈っています。
よよよ
2024年03月10日 23:12
小室さんソロ前にシンセブースからピアノに移動する際に照明が追いかける演出、神戸もありましたよ
ジルラココ
2024年03月10日 23:24
一つ前の記事のコメントへの返信をありがとうございました。
また変わらず詳細なレポートも、楽しく拝見しました。
今回のツアーに参加できなかったので、ブルーレイがとても楽しみになりました。

YONMARUツアーではレア曲がほぼないんでしょうが、私もYou're The Bestを期待したいです。
それ以外にも聞いてみたい曲があります。
1974、DRAGON〜、Passenger、SAD EMOTION、Don't Let Me Cry、Time Passed Me By、This Night、Happiness×3、IGNITION〜、If you can……
にゃろ
2024年03月11日 12:20
立川初日に参加したので、やっと前々回から3本の記事読みました。セトリ見ないように避けつつのSNS、長かった~ナイツは、匂わせコメント見ちゃって、たぶんやるんだろうなと思っていましたが、それ以外は驚きの連続で、たしかにレア曲満載でした♪

ナイツは今のウツの声で聴いてみたいと思っていたので、その念願叶った感じです。一番の驚きは、ASIAかなぁ。ウツとか忘れてたんじゃ!?って思っちゃったし。ゲワイ無しのライブもやってほしいと密かに思っていたので、ここも満足。他にも良い曲盛り上がる曲沢山あるんだよーと勝手にヤキモキしたりしてたこともありましたし。

さぁ次は40で、お祭りライブになるのかな。それはそれで楽しめると思うので、楽しみに待ちたいと思います。こないだのFMCOCOLOできねさんが好きだと言ってかけてくれたMESSaGEやってほしい!!
BEN
2024年03月11日 16:52
更新お疲れ様でした!
いや~シングル曲率少なめで上級者向けの(笑)良いツアーでしたね。

ポジション入れ替わりましたが、
ピアノ鍵盤の向きの都合上小室さんと入れ替わったのかななんて思ってました。
(蓋開けてないのでなんとでもなるけれど)

Mr.Roadieの歌詞私もLife goes onの2回目が変わってるような気がしていて、
文法とかはともかく脳内ではLive goes openとして聞いていました〜。

小室さん声や指さばきをどんどん取り戻されてる感があるので、
アリーナツアーもますます楽しみですね(⁠^-⁠^⁠)
ふじ
2024年03月11日 20:43
老婆心ながら、Kアリーナから終演後に横浜駅方面に移動するのは、想定以上に時間かかりますので、ご注意を……。
青い惑星の愚か者
2024年03月12日 01:11
>kuri566さん
ツアーの映像化、うれしいですね(まだ発表されていないけど)。
聞きたい曲、一々私も同意せざるを得ないラインナップです。本当にそこらへんなんですよ! あとは私的にはMaria Clubです。
YONMARUは最後のライブになるので、日替わりにしてできるだけ色んな曲を聞かせて欲しいですよね。
でも準備に一ヶ月しかないし、厳しいかなとも思いますが。

新潟公演情報どうもありがとうございました。助かります。加筆しておきますね!


>Simonさん
すごい。40thだけでも40本参加になるんですね!
むしろライブレポをSimonさんに書いて欲しいです。
札幌の部分も、Simon説に取り換えてしまおうと思います。
ありがとうございました。


>feさん
feさんは三郷に行っていたから、将来出るblu-rayを見れば違いが結構感じられると思います。楽しみにしていてください。
ラジオでEasy Listeningを取り上げたのは、私はナイスチョイスと思ったんですよね。メンバー主導だと毎回同じ話になるから、本人たちがあまり語らない時代を聞くと言うのはありだと思うんです。結果は残念でしたけど…。
この感じだと、今後もここら辺の話はあまり口を開いてくれないのかなと思います。
でも30周年のことは話したがっている感があったから、そこは期待したいです。


>艦長さん
7列目、すごいですね! メンバーの表情までよく見えたことと思います。
You Can Danceは80年代もステージでメンバーが遊ぶ時間だったので、その思い出も踏まえての演出だったんだろうと思います(2020年のSpin offでもそんな時間でした)。
ああいう時間の3人に無理している感がなくて、生き生きして、なんなら余計なことまでやってくれるあたり、メンバーも楽しいんじゃないかなと思いたいです。小室さんもTK Fridayで、この曲は「めっけもんだった」とか言っていました。


>よよよさん
おお、照明の演出について、情報ありがとうございます。
新潟と札幌は見ていないので、何があったのか分かると本当に助かります!


>ジルラココさん
YONMARU、私はドラフェス聞きたいです! ここまで来ちゃったら無理かなあ…。
意外とYou're The Bestを推す声が多いですね。もしもやってくれるなら、木根さんの(小室さんいわく)合いの手みたいなコーラスもお願いしたいです!


>にゃろさん
ファイナルまでネタバレを避けるとは、すごい精神力ですね!
今回のセトリ、驚いたでしょ!?
Come Back To Asiaは、ウツは覚えていると思うんですが(最近もソロでFallin' Angelとかやったし)、小室さんが忘れているんだろうと思っていたので、小室さんから提案したというのが意外でした。

そうそう、そうなんですよ。やっていない曲で盛り上がる曲いっぱいあるんですよ!
どんどんそういうのやって欲しいですよ!
あとMessageは私も熱望しています!


>BENさん
上級者向け(笑)。たしかにそうでしたね。
小室木根の位置交替は、たしかにピアノの配置によるものでしょうね。
絵面的に、木根+ピアノ―ウツ―小室+シンセの配置は新鮮でした。

Roadieのサビ歌詞、2回目はやはりlive~でしたよね。
Queenの曲名を踏まえたShow must go onの次に、少し表現を変えたShow must need youが来ているから、多分次もよく使うフレーズ+少し変えたフレーズになっていると思うんですよね。


>ふじさん
CAROL物語は30thで完結と言うことにしてほしいですね。
CAROL関連映像+ジャスワンくらいならいいけど。
Stand3ほどではなくても、多少とも近い発想でやって欲しいです。

そしてKアリーナ問題、注意喚起をありがとうございます。
ご指摘を受け、そういえばオープン当初から騒がれていたなあと思い、改めて検討しました。
本文に加筆しておきますが、結論として飲み会の募集は中止することにします!
どうもありがとうございました!
2024年03月12日 06:57
採用ありがとうございます!
札幌のソロ曲、多分間違ってないと思うんですけどね……(笑)

ちなみにGOOD MORNING MR. ROADIEについては、ツアー中に微妙な歌詞の変遷があります。(歌い間違いも含まれてるかもですがw)

三郷版の歌詞については書き起こしが済んでいるんですが、不明な部分がいくつかあったので公開してないです。確か名古屋あたりで少し歌詞の変更があった気がします。(後で確認してみます)

また、演出面の変更についてはいつから変わったかが確実ではないのですが(気付いたときにメモしたため)、これも順次まとめてレポしたいなと思っています。

小室さんのピアノソロについては、本来は一旦舞台上からハケてから出てくる予定だったのが、小室さんの段取り忘れで初日に舞台前を通る形になってしまい、その後それが正式になったという噂を耳にしました。(DOTMIRRORの照明がついていく形になったのも名古屋あたりからだったかと……確認します)

N43のイントロの5小節目「ダッダッダッダッダッダーラーラー」のところでウツは毎回足踏みのようなステップを踏んでるんですが、(記憶の限りでは)札幌でだけ、この後半の「ダッダーラーラー(ドラムが入ってくるところ)」で、ドラムに合わせてクロスのバックステップをしてます。

その他Past 1984の照明パターンがDOTMIRRORに白い光線を当てながらキュッキュッと動くようになったのが(確か)札幌だったりとか、MR. ROADIEのBGVにツアトラが出てくるようになったのは新潟からのはずとか、ツアー中の変更点は色々あるはずなんですが、一連で書き起こしてみないと「いつから」がはっきりしない(記憶力不足でしてw)ので、また整理できたらお知らせしますね。

ライブレポはできるだけ早く書きたいと思ってるんですが、ツアーのおかげで未着手のでかい事務(決算とも言う)が3月中にありまして、いつまとまった時間が取れるか……w

アップできたらMoTM(Museum of TM NETWORK)アカウントの方でお知らせすると思うので、気づいたら拾ってやってください(笑)

ではでは。
2024年03月12日 22:16
S3Fおつかれさまでした!
今回立川初日のみの確保でしたので、ほぼほぼの情報を1.5ヶ月シャットアウトし、本ブログも1月2月の更新分は敢えてツアー終了までスルーしていました。
小室さんのインスタでのお漏らしにはやられてしまいましたがw

MARIA CLUBは僕も聴いてみたいのですが、さすがにアリーナではやらないですよね。。
今回はNIGHTS~が聴けただけでも大満足です。一生生では聴けないと思っていたので。
YONMARUではとにかくエレプロの完全版を、ラスグルくらいのエモいやつで聞きたいです!


40+については、ディスク1はGET WILD 2024(もしかしてネフリのやつに採用)とかなのではないかと思っています。
ゴールドディスク仕様という点についても、Get Wildの累計セールス(アナログ+CD+ダウンロード)がミリオンとかに達したとかなのではないかなと予想していますが。


youcanfind
2024年03月12日 22:29
横浜の会にお邪魔できればとご連絡しようと思ったのですがよくよく見たら5.18ですね、自分は19のみでした。。
残り6本全通とは大変羨ましいですが、なんとかメモリアルデイの4.21と最後の5.19だけはと調整しています
GAUZE
2024年03月13日 01:02
個人的にいろいろありまして惑星さんにご迷惑をおかけしてしまった今回のツアー、結局2回だけしか観に行けなかったですがそれでも本当に内容の濃い素晴らしいライブでした。もう方々で皆様の素敵な感想を拝見してはもっと観たかったなぁ…と後悔しておりますorz。
とはいえ散々愚痴りまくったQUIT 30ツアーのNights of the Knife案件、DOUBLE DECADEツアー以来やっと生で聴けたことで少しは雪辱が晴らせたかな…(^_^;)。あと、アクシデントが盛り上げ曲として華々しく取り上げられたのが印象的でした。beginning of the Endの時は……でしたので、小室さん的にもリベンジができたのではないかなと思っております。

アリーナツアーではどんな曲をやるのかですが、個人的にはやはりドラフェスとYour Songは外せないですねー。Your Songは自分が始めて聴いたTM曲ですし、ドラフェスは今年が辰年なのと実家の最寄駅に龍のオブジェがあるので、実家から歩いて行ける有明ガーデンで是非ともやって欲しいです(^^)。
ジルラココ
2024年04月07日 08:14
今回も詳細なレポートをありがとうございます。
私にとってはDEVOTIONツアー同様STAND 3 FINALツアーも選曲が好みだったので、今回もぜひ映像ソフト化をお願いしたいです。
最悪の場合、QUIT 30 HUGE DATAの時と同じように、YONMARUの初回特典としてでもいいので。

4月21日が近づくにつれて、いろんな情報が出てきていますね。
「Get Wild Continual」ですが、YONMARUラジオで聞きましたが、とても良かったです。
30周年以後の「Get Wild」というと、イントロ・アウトロが長大化するという変化はあるものの、本編自体はあまり変化がないという感じだったように思うのですが、今回の「Continual」はイントロの変化に頼らない、本気のリプロダクションだったように思いました。
しかしそれにしても「シングル化できないんだな」と残念に思います。
「Whatever comes」のセールスに問題があったのか、ネットフリックスの主題歌だと売れないと判断されたのか、高額な『40+』に入れることで「少数の高齢ファンから巻き上げる」手段に出たのか。
西川さんのガンダムの主題歌いいセールスを出しているなら、TMのシティハンターも可能性があるように思うのですが。

トリビュートアルバムは、参加ミュージシャンが思っていた以上に豪華でびっくりしました。
一番はやはりB'zですね(B'zって、LAST GROOVE問題があるから、自分の作品以外には参加しないものだと思っていました)。
そして松本さん以外の「TMがらみの人」があまり参加しなかったのも、ある意味良かったと思います(accessとかYOSHIKIとか小室ファミリーとか)。
逆に、EPIC関係の人は参加しないのか、とちょっと寂しい気もします(大江千里、渡辺美里、岡村靖幸など)。
私としてはくるりが一番びっくりでした。私はくるりファンでもあるのですが、くるりの岸田さんは以前Twitterで「80年代のTMがいたから今の自分がある」とか、小室さん引退にあたっては「1974とNervousとThis Nightが好き」と言っていたりしましたが、それ以上の言及はなかったと思うので、今回の参加は本当にうれしいです。
kuri566
2024年04月07日 23:35
トリビュートは、参加アーティスト次第かなあ。松本隆 作詞生活50周年トリビュートでB'zがセクシャルバイオレットをカバーしてたので、なんかやってくれないかなあ、と期待してましたが、まさかのGet Wild。あと、満島ひかりのエレプロが超楽しみです。

ヨンマルが近づいてきたので、恒例の予想&期待をこめて希望セトリを。毎回、フラれまくってますが。
DRAGON THE FESTIVAL
MESSaGE
パノラマジック
YOUR SONG
I WANT TV
STORY
クリストファー
大地の物語
一途な恋

予想セトリ
金曜日のライオン
1974
SELF CONTROL
RESISTANCE
GET WILD
BE TOGETHER
ELECTRIC PROPHET
BEYOND THE TIME
ALIVE
SEVEN DAYS WAR
JUST ONE VICTORY
DIVE INTO YOUR BODY
Rhythm red beat black
ヒット曲中心となると、このあたりなのかなあ。レア曲をメドレーでもいいからお願いいたします。
青い惑星の愚か者
2024年04月15日 19:30
>Simonさん
Good Morning~の歌詞は、聞き取りづらいところがどうなっているかを毎回注意して聞いていたので、変遷は気づいていませんでした。
ただおっしゃる通り、ただの間違いもありそうですね。

ピアノソロの微妙な徒歩移動、段取りミス説は面白いですね。しかも結構ありそう(笑)。

他にもいろんな変遷は貴重な情報です。
大抵はファイナルの演出が決定版として記録されレポートされますが、それ以前の公演が忘却されてしまうのはもったいないと思います。
コメント欄に書き留めてくれただけでもありがたいです。
さらに整理できたら、また教えてください。
Museum構想の方も、期待してします、


>youcanfindさん
YONMARUでのエレプロ完全版披露、期待したいですね。
なんでこんなに長期にわたってひっぱられているんだ?という印象がホントに強くて。

40+の収録内容についてはご名答でした!
私はまさかこんなにしょぼい内容とは思っておらず…。

4/21と5/19を狙う人は多いみたいですね。
調整はできましたでしょうか。楽しみましょうね。



>GAUZEさん
念願のNights、よかったですね。
アクシデントは盛り上がった! 個人的に今回のハイライトだなと思っていましたが、パンフとかを見ると、本人たちもそう思っていたみたいですね。
まさかアクシデントがこんな位置に来る日がくるなんて…。
Your Songとドラフェス、私も心の中でこっそり待望しています。


>ジルラココさん
blu-rayは必ず出るでしょう。心配しなくても良いと思います。
Get Wild Continualは良かったですね。本体がグレードアップした感があります。
でもWhatever Comesみたいな新曲ならばともかく、過去曲のリミックスで単独のシングルリリースは無理だと思います。よほど人気がある旬の人じゃない限りできないんじゃないですか。せいぜい会場限定販売か配信リリースくらいかと。
トリビュートは私は興味ないのですが、ラインナップはよいなと思いました。くるりは、本人たちもうれしかったんじゃないでしょうか(笑)。


>kuri566さん
なんで満島ひかり?と思ったら、そういえば昔FOLDER5でしたよね。今も歌うことあるんでしょうか。私的には意外な人選でした。
私の場合、もしも個別ダウンロードできるなら、capsuleのセルコンは聞いてみたいかなあというくらいです。

希望セトリは、私も聞きたいのそこらへんですね。
ドラフェス・メッセージ・Your Songはホント聞きたいです。
STORYは、もしかしてファルセットをステージで再現するのが難しいのかな?と最近思っています。好きなんだけど。
大地の物語て、リリース当初は押されていたのに、なぜかその後全然顧みられませんよね。あとFightingも。なんでこうなったんでしょうね。